魔術師組合
[解説]
冒険者組合の一部門。冒険者や組合員に対する魔法の教育や特殊な治療その他の魔法的サービス、考古学部門や兵器開発局(鍛冶師組合)に対する魔法的技術による協力など、その行動は多岐にわたる。ただし基本的には学究肌の魔導士たちの集団らしく、常日頃から新たな魔法の研究開発などに明け暮れている。
彼らは中央都市アマルーナの冒険者組合本部のうち1棟を丸々占有しており、その建物からは爆発音なり何か実験台の生物? の叫び声などが、ひっきりなしに聞こえて来る。ただし実験動物の逃走などの事故はこれまで起こった事は無く、もし起こっていても内部できちんと処理されている模様。
彼らは中央都市アマルーナの冒険者組合本部のうち1棟を丸々占有しており、その建物からは爆発音なり何か実験台の生物? の叫び声などが、ひっきりなしに聞こえて来る。ただし実験動物の逃走などの事故はこれまで起こった事は無く、もし起こっていても内部できちんと処理されている模様。
また魔術師組合は魔導士の集団であるのだが、彼らは例外的に錬金術も修めており、同時に錬金術師でもある者たちも多く含まれているらしい。魔術師組合の錬金術師でもある魔導士たちはその大半が、単に錬金術を行使できるだけの存在では無く、錬金学会が定めた資格試験に合格している、歴とした正規の錬金術師である模様。まあ錬金学会に縛られるのを嫌い、そちらに所属していない者も居る事は居るらしいのだが。
この様な事から魔術師組合は魔法的サービスばかりではなく、冒険者に対してポーション販売など錬金術系列のサービスも行っている。自由都市同盟の錬金学会との関係性も、良好であるらしい。
この様な事から魔術師組合は魔法的サービスばかりではなく、冒険者に対してポーション販売など錬金術系列のサービスも行っている。自由都市同盟の錬金学会との関係性も、良好であるらしい。
[裏話]
冒険者組合の魔術師組合は、実は聖華暦392年に帝国を捨てて自由都市アマルーナを建設したデューカリオン・コーバックと共に南の地にやって来た、魔術師組織輝ける至極の表の顔である。地上ではあくまで冒険者組合の一部門としての体裁を崩していないが、実のところ彼らは中央都市アマルーナの地下深くに巨大な地下迷宮を構え、そこを本拠地としているのだ。
この輝ける至極の本体とでもいうべき裏の組織は、組織の構成員たる魔導士の育成や様々な『裏』の仕事の他、自由都市同盟の最高評議会に対する監視役としても動いている。彼らにとって、故デューカリオン・コーバックの遺志は何よりも重く、その理想に反する動きはこれまで丁寧に潰して来たのだ。その手法自体が、デューカリオンの志に適っているかはさておいて。
この輝ける至極の本体とでもいうべき裏の組織は、組織の構成員たる魔導士の育成や様々な『裏』の仕事の他、自由都市同盟の最高評議会に対する監視役としても動いている。彼らにとって、故デューカリオン・コーバックの遺志は何よりも重く、その理想に反する動きはこれまで丁寧に潰して来たのだ。その手法自体が、デューカリオンの志に適っているかはさておいて。
ちなみに自由都市同盟の錬金学会はデューカリオン・コーバックに従って南の地に移り住んだ錬金術師たちの一派が元になっている。この事から理解できると思うが、輝ける至極と自由都市同盟錬金学会は当時よりの同志たちであり、言葉は悪いが互いにズブズブの関係性である。