アスピーダ級陸上戦艦三番艦アスメニャ・アスピーダ
[解説]
聖華暦804年に就役し、聖華暦821年に艦隊旗艦として大規模改装を受けて、クルセイダー第三師団デァ・グロース・シルドの新たな旗艦として配備された陸上戦艦。通常のアスピーダ級よりも装甲が厚く、代わりに巡航速度がわずかに落ちる。高いダメージコントロール能力はそのままなので、装甲が厚くなった事により戦場で長時間耐え、長時間指揮を継続できる。
武装などはまったく標準型のアスピーダ級と変更点は無く、機兵運用能力に於いても同じく変更は無い。
武装などはまったく標準型のアスピーダ級と変更点は無く、機兵運用能力に於いても同じく変更は無い。
第三師団デァ・グロース・シルドがエスペランサ級陸上戦艦を艦隊旗艦として使用しなかったのは、第三師団の特質として師団長直卒の部隊が高速で先行したり、単独行動をしたりする事は全く考えられなかったためである。あまりに速度が速く、単艦行動に適したエスペランサ級は、第三師団には向かなかったのだ。それよりもこの師団では、艦隊の他の艦艇と足並みをそろえて進軍する事が前提となっている。そのためにカーライル王朝・聖王国の標準戦艦であるアスピーダ級をベースにして、装甲を増設したこの艦が、旗艦として選ばれたのだ。