シロード・クロード
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【解説】
二足直立歩行するパンダ兎のような、兎耳族の原種の男性。
冒険者の一団である「ブール・ド・シュイフ」に所属している。
生まれは聖王国。
年齢24歳。
貴重な男性の兎耳族ではあるが、もともと顔が不細工なうえに、肥満体質であった。
おまけに体力がなく、運動神経がどんくさく、お家芸である弓矢もまともに扱えない。
いつも虐められていた彼は、戯れに「弓ができないのだったらエルフのように魔法を使って見せろ」と言われてしまう。
村人から話を聞いたエルフたちが面白がり、魔力の低い亜人である彼には使えまいとたわむれに呪文を教えてみたところ……
シロードは見事に呪文を使って見せた。
彼は体力や運動神経がない代わりに魔力高く生まれついていたのだ。
こうしていくつかの魔法を修めたシロードだったが、村での扱いは悪いままだった。
エルフたちも意地悪をして、直接村の暮らしに有用な魔法はほとんど教えてくれなかったのだ。
成人しても嫁の来手もなく、村の必需品である塩の製造係として奴隷も同然のブラック労働の日々に嫌気がさしたシロードは、20歳になったある日に村を逐電する。
その際に行きがけの駄賃とばかりに禁足地の祠におさめられていた、小さいメイスのような妙な形のワンドを盗んでいった。
森を出た彼だったが、盗んできたワンドが悪名高い伝説の「モルフィンロッド」であったため、麻薬を扱う犯罪組織に目をつけられてしまう。
結局一つ所に落ち着くこともできず放浪の旅を続けることになり、習い覚えた魔法で必死に逃げ隠れし、追っ手を撒きながら逃げ回っていたが、犯罪組織の支配下にある街でとうとう追い詰められてしまう。
シロードを救ったニルスたちは、一団に欠けている魔法戦力として一緒に旅をしてくれるよう求める。
一も二もなく申し出を受諾したシロードは、仲間と共に戦いながら旅を続けるのであった。
【呪文】
初級魔法
クリエイト・ウォーター(村には豊富な水源があったため実質死に呪文だった)
アクア・ミラー(火を吐く魔獣は近所に住んでいなかったので死に呪文だった)
フィジカルブーストS(過酷な生活の中、逃げ回るために習得したが、本人の運動神経がお察しなので死に呪文だった)
セラピア(ボコボコにされる日々の必需品。ないよりはましの精神)
クリエイト・ソルト(村にいたころはこれでずっと食塩を作らされていた)
フィジカルブーストD(ボコボコにされる日々のお守り。飢餓か怪我かのトレードオフ)
中級魔法
イリュージョン(過酷な生活の中、逃げ回るために習得)
【所持品】
ローブ
もともと体形やボロ衣服を隠すためにマントのように布をまとう癖があり、犯罪組織に狙われるようになってからはさらにフードをかぶって顔を隠すようになった。
現在は冒険者の一団に加わったため、魔導士としての立ち位置を明確にする意図もあって、魔導士用の黒いローブをまとっている。
現在は冒険者の一団に加わったため、魔導士としての立ち位置を明確にする意図もあって、魔導士用の黒いローブをまとっている。
【戦闘スタイル】
完全な後衛タイプの魔導士。
戦闘に使われる初級~中級の呪文を多く覚えているが、魔法への適性が高いため成長と共により高度な呪文や戦闘以外に有用な呪文を学ぶことが期待される。