記憶の聖剣 エル・ヴァース

[解説]
この剣は所有者の戦闘技術、経験、人格を記憶するという能力を持っており、この剣の所有者となった者は今迄にこの剣を使用した者の経験がそのまま引き継がれる。
元々は勇者アレフ・ローランが志半ばで倒れた際の保険として作られた。
この剣を用いる事で勇者アレフが死亡した際に、勇者の能力を継承する事できるようになり、文字通り勇者の複製品を作ることが出来る。
元々は勇者アレフ・ローランが志半ばで倒れた際の保険として作られた。
この剣を用いる事で勇者アレフが死亡した際に、勇者の能力を継承する事できるようになり、文字通り勇者の複製品を作ることが出来る。
三聖剣同様に聖剣エル・ヴァースにも機兵用と人間用の剣が一本ずつ存在する。
機兵用の剣は普段は異空間に格納されており、人間用の聖剣の持ち主が「現出せよ、エル・ヴァース」と詠唱する事で現実世界へと召喚される。
人間用の剣は機兵用の剣を呼び出す為の端末の役割も担っている。
機兵用の剣は普段は異空間に格納されており、人間用の聖剣の持ち主が「現出せよ、エル・ヴァース」と詠唱する事で現実世界へと召喚される。
人間用の剣は機兵用の剣を呼び出す為の端末の役割も担っている。
聖剣エル・ヴァースは明確に意思を持っており、自らの意思で所有者を選ぶ。
前述した”スペアとして生まれた”経緯を持つせいか非常に気難しく捻くれた性格をしている。
男性を決して所有者とは認めず、心の清らかな女性のみが代々所有者に選ばれてきた。
前述した”スペアとして生まれた”経緯を持つせいか非常に気難しく捻くれた性格をしている。
男性を決して所有者とは認めず、心の清らかな女性のみが代々所有者に選ばれてきた。
なお、聖剣エル・ヴァースは勇者アレフを決して認めようとはせず、自らに触れようものなら瞬時に重さ500キロの鉄塊へと変じたそうだ。
聖女とクルセイダー
一向に言う事を聞かないエル・ヴァースに困り果てていた勇者だったが、彼に同行していた聖女ユグドラ・フェレスティアが剣に触れた際、聖剣は眩い光を放ち、彼女の手の中に納まった。
全長2mを超える聖剣をまるで羽毛のような軽さで扱う彼女を見て、勇者は聖剣が所有者を選んだことを確信した。
「聖剣が選んだ以上、そこには必ず意味があるはずだ。この剣は君に託す」
そう言い残し、勇者一行は魔界へと進軍していった。
全長2mを超える聖剣をまるで羽毛のような軽さで扱う彼女を見て、勇者は聖剣が所有者を選んだことを確信した。
「聖剣が選んだ以上、そこには必ず意味があるはずだ。この剣は君に託す」
そう言い残し、勇者一行は魔界へと進軍していった。
勇者一行と分かれたユグドラは聖王国軍と合流し、聖剣エル・ヴァースと共に魔族の軍勢と戦った。
そして人魔大戦の最終決戦となった魔界征伐戦で致命傷を負い還らぬ人となる。
しかし、ユグドラを看取った彼女の従者セライナ・クレセリオが聖剣エル・ヴァースを継承し、ユグドラと寸分違わぬ剣術と技の冴えを見せた。
聖女の死に嘆き絶望していた聖王国軍は、その姿に聖女の面影を見たという。
「聖剣ある限り聖女は不滅」セライナのその言葉に励まされ、聖王国軍は士気を回復し戦線を立て直した。
そして人魔大戦の最終決戦となった魔界征伐戦で致命傷を負い還らぬ人となる。
しかし、ユグドラを看取った彼女の従者セライナ・クレセリオが聖剣エル・ヴァースを継承し、ユグドラと寸分違わぬ剣術と技の冴えを見せた。
聖女の死に嘆き絶望していた聖王国軍は、その姿に聖女の面影を見たという。
「聖剣ある限り聖女は不滅」セライナのその言葉に励まされ、聖王国軍は士気を回復し戦線を立て直した。
その後、勇者アレフ・ローランと六聖者によって魔神デウスーラは滅ぼされ人魔大戦は終結した。
セライナは最終決戦における功績大とみなされ、聖剣の継承者という後押しもありアウトクルセイダーに昇進した。
師団長となった彼女はヴァース・アンセムを結成し、聖女ユグドラ・フェレスティアが願った恒久平和を実現すべく、魔族軍の残党殲滅や長期化した戦争で乱れてしまった秩序の回復に尽力した。
セライナは最終決戦における功績大とみなされ、聖剣の継承者という後押しもありアウトクルセイダーに昇進した。
師団長となった彼女はヴァース・アンセムを結成し、聖女ユグドラ・フェレスティアが願った恒久平和を実現すべく、魔族軍の残党殲滅や長期化した戦争で乱れてしまった秩序の回復に尽力した。
聖剣の継承
前述したように聖剣は自らの意思を持って所有者を選ぶ。
そして、その継承のタイミングは必ずしも継承者の死と同じタイミングとは限らない。
それゆえ、聖剣の継承者が長らく現れないという事も多々ある。
そして、その継承のタイミングは必ずしも継承者の死と同じタイミングとは限らない。
それゆえ、聖剣の継承者が長らく現れないという事も多々ある。
なお、聖剣による戦闘技術の継承についてだが、基礎となる体術や剣技は継承されるが聖剣技や光魔法といったクルセイダーの技は段階的に継承される。
具体的には夜寝ている時など意識がない時に聖剣エル・ヴァースの記憶領域『剣心』と言う空間に意識だけが呼ばれる。
そこでかつての継承者達と対峙する事でクルセイダーの技を会得する。
技の伝授方法は様々だが、基本的に決闘と言う形を取る場合が多い。
具体的には夜寝ている時など意識がない時に聖剣エル・ヴァースの記憶領域『剣心』と言う空間に意識だけが呼ばれる。
そこでかつての継承者達と対峙する事でクルセイダーの技を会得する。
技の伝授方法は様々だが、基本的に決闘と言う形を取る場合が多い。
800年代、現在までに聖剣の継承者となったのは7名。
その聖剣の担い手を下記に記す。
その聖剣の担い手を下記に記す。
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