精霊 カーラーン

[解説]
遥か太古の時代、虚空戦争と呼ばれる大戦において、異界からの侵略者、虚空(ヴォイド)と戦った、この地球に住まう高次元存在の一体。
俗にいう天使と呼ばれる存在である。
虚空戦争の折に致命的な負傷を負い瀕死となるが、その際に異界から流れ着いた強い力を持つ霊木の枝を依代とすることで生き長らえた。
その後は長い時間を霊木の枝の中で眠り、力の回復に努めた。
俗にいう天使と呼ばれる存在である。
虚空戦争の折に致命的な負傷を負い瀕死となるが、その際に異界から流れ着いた強い力を持つ霊木の枝を依代とすることで生き長らえた。
その後は長い時間を霊木の枝の中で眠り、力の回復に努めた。
次にカーラーンが目を覚ました時には既に千年以上の時間が流れ聖華暦と呼ばれる時代になっていた。
そこでは人と魔族による激しい戦が始まっていた。人魔大戦である。
カーラーンが目覚めた場所は常闇の森と呼ばれる魔女たちの集落であった。
いつしかカーラーンは魔杖カドゥケウスなどと呼ばれる魔女達の神具の一つとなっていた。
なんでも歴代の魔女たちはカドゥケウスを用いて様々な戦で活躍したという。
(どうやら杖から漏れ出ているカーラーンの力を使われていたようだ)
このまま、ここに居ては戦に利用されるばかり、何とかして脱出せねばと思案を巡らせるが、まだ現界できるほどの力も戻っておらずどうしたものかと悩むカーラーン。
そこでは人と魔族による激しい戦が始まっていた。人魔大戦である。
カーラーンが目覚めた場所は常闇の森と呼ばれる魔女たちの集落であった。
いつしかカーラーンは魔杖カドゥケウスなどと呼ばれる魔女達の神具の一つとなっていた。
なんでも歴代の魔女たちはカドゥケウスを用いて様々な戦で活躍したという。
(どうやら杖から漏れ出ているカーラーンの力を使われていたようだ)
このまま、ここに居ては戦に利用されるばかり、何とかして脱出せねばと思案を巡らせるが、まだ現界できるほどの力も戻っておらずどうしたものかと悩むカーラーン。
しかし、カーラーンの思索は全て無駄に終わった。
ある日、神殿を襲った一人の若き魔女によってカドゥケウスは奪われてしまったのだ。
ある日、神殿を襲った一人の若き魔女によってカドゥケウスは奪われてしまったのだ。
杖を奪った魔女はどうやら杖の中に宿っているカーラーンの存在を感じ取っていたらしい。
余りにも困り果てているので、見てられなくて助けてやったのだと言う。
余りにも困り果てているので、見てられなくて助けてやったのだと言う。
その後
魔女アルビーが寿命でなくなる前に形見分けの品として、弟子の一人であるアルターに魔杖カドゥケゥスは託されたのだが、アルターはその力を利用することを良しとはせず、カーラーン本人の希望もあり宝物庫の中に封印する事となった。
それから300年近く、カーラーンはマギステア三賢者となったアルター・マギステアの家の蔵の中で眠っている。
いつしか、主との再会を夢見ながら。
いつしか、主との再会を夢見ながら。
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