FBXリファレンス

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*概要 このリファレンスでは、Autodesk®のFBX®ファイルのインポートとエクスポートについて解説します。 *FBXファイルのインポート FBXファイルのインポートする2つの方法があります。 +【File(ファイル)】メニューから"Import FBX Scene..."を選択する事で、アニメーションを含むカメラ、照明、マーカー、ヌルをインポートする事が出来ます。 +特定のカメラを『Camera』ノードの[Import]タブを使って、FBXファイルからインポートする事が出来ます。 *FBXファイルのエクスポート FBXファイルのエクスポートするのいくつかの方法があります。 +【File(ファイル)】メニューから"Export FBX scene..."を選択する事で、アニメーションを含むカメラ、照明、ヌルをエクスポートする事が出来ます。 +特定のカメラを『Camera』ノードの[Export]タブを使って、FBXファイルにエクスポートする事が出来ます。 +メッシュにレンダリングされたジオメトリを『&bold(){Micro Exporter}』を使ってエクスポートする事が出来ます。通常通り『Micro Exporter』を作成しますが、出力ファイルに".fbx"拡張子を使って下さい。 *FBXの互換性 [[こちら>https://www65.atwiki.jp/terragen/pages/93.html]]で、どのTGノードとパラメータがインポート/エクスポート出来るのかを含めた、TGにおけるFBXエレメントのインポートとエクスポートについてを解説しています。 *インポート/エクスポートウインドウ 以下にFBXのインポート/エクスポートを通して使われる様々なウインドウを解説します。 *FBX Export: Scene このダイアログにはFBXのシーンをエクスポートする設定を備えています。【File】メニューの"Export FBX Scene…"を選択する事で開きます。 &image(Fbx_export_scene.jpg,width=300,height=390) **説明と目的: :&bold(){FBX Export: Scene}ダイアログは、Terragenからシーンのエクスポートをコントロールする事が出来ます。これは地形ジオメトリを含まない事に注意して下さい。地形ジオメトリは別途『Micro Exporter』を使ってエクスポートする必要があります。 エクスポートできるシーンのエレメントは以下の通り: -Cameras -Lights (『Light source』と『Sunligh』ノード) -Nulls 各種ノードがどのようにエクスポートされるかの詳細は、[[FBXの互換性]]のページを参照して下さい。 アニメーション・モジュール対応版のみ、アニメーションをエクスポートする事が出来ます。 **設定: -Export cameras(カメラをエクスポート):チェックでカメラをエクスポートします。 -Export lights(照明をエクスポート):チェックで照明をエクスポートします。 -Export nulls(Nullsをエクスポート):チェックでNullsをエクスポートします。 -Convert metres to(メートルを変換):このポップアップは、寸法をメートルから他の単位に変更する多くのオプションを持っています。FBXファイルのデフォルト単位はセンチメートルです。 -Scale factor(倍率):これはエクスポートされた寸法に適用される倍率を決めます。大きな数値ほどエクスポートサイズを増大させます。例えば元サイズの2倍にする場合は倍率を2に設定して使用します。倍率を0.5にした場合、エクスポートされた寸法は元サイズの半分となります。 -Export animation(アニメーションをエクスポート):チェックする事で、アニメーションデータはすべてのアニメーション化されたノードによってエクスポートされるでしょう。 -Bake animation(アニメーションをベイク):チェックでアニメーションをベイクします。これはアニメーションを通してすべてのフレームにキーが挿入されます。これにより、意図しない動きを回避し、回避される補間の違いを確実にするために役立つ事が出来ます。 -Frame rate(フレームレート):このポップアップは、アニメーション用に予め設定された多くのフレームレートを持っています。カスタムフレームレートを使う場合は、"Custom"オプションを選択し、「Custom FPS」のテキストフィールドにお望みのフレームレートを入力して下さい。 -Custom FPS:このテキストフィールドにアニメーション用のカスタムフレームレートを入力します。上記ポップアップで"Custom"を選択する事で有効になります。 -Format(フォーマット):このポップアップは、エクスポートするFBXファイルバージョンの選択が出来ます。古いソフトウェアには古いファイルバージョンで動かす必要がある場合があります。 -Use ASCII(テキストを使用):チェックする事でFBXファイルはバイナリではなくASCII(テキスト)でエクスポートします。これは主にFBXエクスポートをデバッグする事に有用です。 -Export File... button(エクスポートファイルボタン):クリックでFBXエクスポートを続行し、ファイルの保存場所を決めます。 -Cancel button(取消しボタン):クリックでFBXエクスポートを取り消します。 *FBX Import: Animation これは「FBX Import:Scene」ダイアログを使ってFBXインポートをする時にアニメーションをインポートするかを決めるために開きます。 &image(Fbx_import_animation.jpg,width=300,height=190) **説明と目的: このダイアログはアニメーション・モジュール対応版のみ開きます。 **設定: -Animation stack to import(インポートするアニメーションスタック):このリストは、FBXファイルに含まれるすべて-Set project start/end frames on import(インポート時にプロジェクトの開始/終了フレームを設定):チェックする事で、プロジェクトの開始/終了フレームがインポートされたアニメーションのものと一致するよう設定します。 -OK button:ボタンをクリックでFBXインポートを続行します。 -Cancel button:ボタンをクリックですべてのFBXインポート処理を取消します。 *FBX Import: Camera このダイアログで、FBXファイルからcameraをインポートする設定をします。『Camera』ノードからFBXファイルをインポートする時に開きます。 &image(Fbx_import_camera.jpg,width=300,height=305) 説明と目的: FBXファイルから特定のカメラを決めてインポートする事が出来ます。 『Camera』ノードがどのようにインポートされるかの詳細は、[[FBXの互換性]]のページを参照して下さい。 アニメーション・モジュール対応版のみ、アニメーションをインポートする事が出来ます。 設定: -Camera to import(インポートするカメラ):この一覧にFBXファイル内のすべてのカメラを表示します。この一覧からイ-Animation stack to use(アニメーションスタックを使用):この一覧にFBXファイル内のすべてのアニメーションスタック/タスクを表示します。どのアニメーションもインポートしない場合は、"Don't import animation(アニメーションをインポートしない)"を選択して下さい。 -Set project start/end frames on import(インポート時にプロジェクトの開始/終了フレームを設定):チェックする事で、プロジェクトの開始/終了フレームがインポートされたアニメーションのものと一致するよう設定します。 -Cancel button:クリックでカメラのインポートを取消します。 -OK button:このボタンをクリックで、カメラをインポートします。 *FBX Import: Scene このダイアログにはFBXファイルからシーンをインポートする設定を備えています。【File】メニューの"Import FBX Scene…"を選択する事で開きます。 &image(Fbx_import_scene.jpg,width=265,height=230) 説明と目的: &bold(){FBX Import: Scene}ダイアログは、FBXファイルのインポートをコントロールする設定を備えています。 異なるFBXエレメントがどのようにインポートされるかの詳細は、[[FBXの互換性]]のページを参照して下さい。 アニメーション・モジュール対応版のみ、アニメーションをインポートする事が出来ます。 設定: -Import cameras(カメラをインポート):チェックする事でカメラをインポートします。 -Import lights(照明をインポート):チェックする事で照明をインポートします。下のチェックボックスは、どんな照明がインポートされるかをコントロールします。 -Only import supported light types(サポートされた照明タイプだけをインポート):チェックすると、TGが直接サポートする照明だけをインポートします。直接サポートされたタイプは、ポイント照明と指向性照明で、それぞれ『Light Source』、『Sunlight』ノードとしてインポートします。未チェックにしておいた場合は、デフォルトとしてすべての照明がインポートします。スポットライトなど直接サポートされていないような照明タイプは、『Light source』ノードとしてインポートします。 -Import markers and nulls(マーカーとNullのインポート):チェックする事で、マーカーとNullをファイルからインポートします。すべてのタイプのマーカーはIKマーカー含めてインポートされます。 -Import animation(アニメーションをインポート):チェックする事でアニメーションがインポートされます。FBXファイルを選択後、「&bold(){FBX Import: Animation}」ダイアログが開き、アニメーション設定を決めます。 -Convert to metres(メートルの変換):チェックする事でFBXファイルのメートル単位を変換します。 -Scale factor(倍率):これはFBXファイルから寸法に適用される倍率を決めます。大きい数値ほどインポートサイズを増大させます。例えば元サイズの2倍にする場合は倍率を2に設定して使用します。倍率を0.5にした場合、インポートされた寸法は元サイズの半分となります。 -Cancel button:このボタンをクリックで、FBXインポートを取消します。 -Choose File... button(ファイル選択):このボタンをクリックで、インポートするFBXファイルを決めます。
*概要 このリファレンスでは、Autodesk®のFBX®ファイルのインポートとエクスポートについて解説します。 *FBXファイルのインポート FBXファイルのインポートする2つの方法があります。 +【File(ファイル)】メニューから"Import FBX Scene..."を選択する事で、アニメーションを含むカメラ、照明、マーカー、ヌルをインポートする事が出来ます。 +特定のカメラを『Camera』ノードの[Import]タブを使って、FBXファイルからインポートする事が出来ます。 *FBXファイルのエクスポート FBXファイルのエクスポートするのいくつかの方法があります。 +【File(ファイル)】メニューから"Export FBX scene..."を選択する事で、アニメーションを含むカメラ、照明、ヌルをエクスポートする事が出来ます。 +特定のカメラを『Camera』ノードの[Export]タブを使って、FBXファイルにエクスポートする事が出来ます。 +メッシュにレンダリングされたジオメトリを『&bold(){Micro Exporter}』を使ってエクスポートする事が出来ます。通常通り『Micro Exporter』を作成しますが、出力ファイルに".fbx"拡張子を使って下さい。 *FBXの互換性 [[こちら>https://www65.atwiki.jp/terragen/pages/93.html]]で、どのTGノードとパラメータがインポート/エクスポート出来るのかを含めた、TGにおけるFBXエレメントのインポートとエクスポートについてを解説しています。 *インポート/エクスポートウインドウ 以下にFBXのインポート/エクスポートを通して使われる様々なウインドウを解説します。 *FBX Export: Scene このダイアログにはFBXのシーンをエクスポートする設定を備えています。【File】メニューの"Export FBX Scene…"を選択する事で開きます。 &image(Fbx_export_scene.jpg,width=300,height=390) **説明と目的: :&bold(){FBX Export: Scene}ダイアログは、Terragenからシーンのエクスポートをコントロールする事が出来ます。これは地形ジオメトリを含まない事に注意して下さい。地形ジオメトリは別途『Micro Exporter』を使ってエクスポートする必要があります。 エクスポートできるシーンのエレメントは以下の通り: -Cameras -Lights (『Light source』と『Sunligh』ノード) -Nulls 各種ノードがどのようにエクスポートされるかの詳細は、[[FBXの互換性]]のページを参照して下さい。 アニメーション・モジュール対応版のみ、アニメーションをエクスポートする事が出来ます。 **設定: -Export cameras(カメラをエクスポート):チェックでカメラをエクスポートします。 -Export lights(照明をエクスポート):チェックで照明をエクスポートします。 -Export nulls(Nullsをエクスポート):チェックでNullsをエクスポートします。 -Convert metres to(メートルを変換):このポップアップは、寸法をメートルから他の単位に変更する多くのオプションを持っています。FBXファイルのデフォルト単位はセンチメートルです。 -Scale factor(倍率):これはエクスポートされた寸法に適用される倍率を決めます。大きな数値ほどエクスポートサイズを増大させます。例えば元サイズの2倍にする場合は倍率を2に設定して使用します。倍率を0.5にした場合、エクスポートされた寸法は元サイズの半分となります。 -Export animation(アニメーションをエクスポート):チェックする事で、アニメーションデータはすべてのアニメーション化されたノードによってエクスポートされるでしょう。 -Bake animation(アニメーションをベイク):チェックでアニメーションをベイクします。これはアニメーションを通してすべてのフレームにキーが挿入されます。これにより、意図しない動きを回避し、回避される補間の違いを確実にするために役立つ事が出来ます。 -Frame rate(フレームレート):このポップアップは、アニメーション用に予め設定された多くのフレームレートを持っています。カスタムフレームレートを使う場合は、"Custom"オプションを選択し、「Custom FPS」のテキストフィールドにお望みのフレームレートを入力して下さい。 -Custom FPS:このテキストフィールドにアニメーション用のカスタムフレームレートを入力します。上記ポップアップで"Custom"を選択する事で有効になります。 -Format(フォーマット):このポップアップは、エクスポートするFBXファイルバージョンの選択が出来ます。古いソフトウェアには古いファイルバージョンで動かす必要がある場合があります。 -Use ASCII(テキストを使用):チェックする事でFBXファイルはバイナリではなくASCII(テキスト)でエクスポートします。これは主にFBXエクスポートをデバッグする事に有用です。 -Export File... button(エクスポートファイルボタン):クリックでFBXエクスポートを続行し、ファイルの保存場所を決めます。 -Cancel button(取消しボタン):クリックでFBXエクスポートを取り消します。 *FBX Import: Animation これは「FBX Import:Scene」ダイアログを使ってFBXインポートをする時にアニメーションをインポートするかを決めるために開きます。 &image(Fbx_import_animation.jpg,width=300,height=190) **説明と目的: このダイアログはアニメーション・モジュール対応版のみ開きます。 **設定: -Animation stack to import(インポートするアニメーションスタック):このリストは、FBXファイルに含まれるすべて-Set project start/end frames on import(インポート時にプロジェクトの開始/終了フレームを設定):チェックする事で、プロジェクトの開始/終了フレームがインポートされたアニメーションのものと一致するよう設定します。 -OK button:ボタンをクリックでFBXインポートを続行します。 -Cancel button:ボタンをクリックですべてのFBXインポート処理を取消します。 *FBX Import: Camera このダイアログで、FBXファイルからcameraをインポートする設定をします。『Camera』ノードからFBXファイルをインポートする時に開きます。 &image(Fbx_import_camera.jpg,width=300,height=305) 説明と目的: FBXファイルから特定のカメラを決めてインポートする事が出来ます。 『Camera』ノードがどのようにインポートされるかの詳細は、[[FBXの互換性]]のページを参照して下さい。 アニメーション・モジュール対応版のみ、アニメーションをインポートする事が出来ます。 設定: -Camera to import(インポートするカメラ):この一覧にFBXファイル内のすべてのカメラを表示します。この一覧からイ-Animation stack to use(アニメーションスタックを使用):この一覧にFBXファイル内のすべてのアニメーションスタック/タスクを表示します。どのアニメーションもインポートしない場合は、"Don't import animation(アニメーションをインポートしない)"を選択して下さい。 -Set project start/end frames on import(インポート時にプロジェクトの開始/終了フレームを設定):チェックする事で、プロジェクトの開始/終了フレームがインポートされたアニメーションのものと一致するよう設定します。 -Cancel button:クリックでカメラのインポートを取消します。 -OK button:このボタンをクリックで、カメラをインポートします。 *FBX Import: Scene このダイアログにはFBXファイルからシーンをインポートする設定を備えています。【File】メニューの"Import FBX Scene…"を選択する事で開きます。 &image(Fbx_import_scene.jpg,width=265,height=230) 説明と目的: &bold(){FBX Import: Scene}ダイアログは、FBXファイルのインポートをコントロールする設定を備えています。 異なるFBXエレメントがどのようにインポートされるかの詳細は、[[FBXの互換性]]のページを参照して下さい。 アニメーション・モジュール対応版のみ、アニメーションをインポートする事が出来ます。 設定: -Import cameras(カメラをインポート):チェックする事でカメラをインポートします。 -Import lights(照明をインポート):チェックする事で照明をインポートします。下のチェックボックスは、どんな照明がインポートされるかをコントロールします。 -Only import supported light types(サポートされた照明タイプだけをインポート):チェックすると、TGが直接サポートする照明だけをインポートします。直接サポートされたタイプは、ポイント照明と指向性照明で、それぞれ『Light Source』、『Sunlight』ノードとしてインポートします。未チェックにしておいた場合は、デフォルトとしてすべての照明がインポートします。スポットライトなど直接サポートされていないような照明タイプは、『Light source』ノードとしてインポートします。 -Import markers and nulls(マーカーとNullのインポート):チェックする事で、マーカーとNullをファイルからインポートします。すべてのタイプのマーカーはIKマーカー含めてインポートされます。 -Import animation(アニメーションをインポート):チェックする事でアニメーションがインポートされます。FBXファイルを選択後、「&bold(){FBX Import: Animation}」ダイアログが開き、アニメーション設定を決めます。 -Convert to metres(メートルの変換):チェックする事でFBXファイルのメートル単位を変換します。 -Scale factor(倍率):これはFBXファイルから寸法に適用される倍率を決めます。大きい数値ほどインポートサイズを増大させます。例えば元サイズの2倍にする場合は倍率を2に設定して使用します。倍率を0.5にした場合、インポートされた寸法は元サイズの半分となります。 -Cancel button:このボタンをクリックで、FBXインポートを取消します。 -Choose File... button(ファイル選択):このボタンをクリックで、インポートするFBXファイルを決めます。 簡単なカメラを4フレーム分移動させた[[サンプルFBXファイル>https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/terragen/attach/92/1190/FBX_export_sample.fbx]]

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