デル アンバサダー

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デル アンバサダー - (2021/08/23 (月) 14:03:05) の編集履歴(バックアップ)


初めに

Dell社のアンバサダー、モニタープログラムに登録しているんだけど、これがなかなか高確率でノートパソコンのモニターに当選している。
  • 一番最初が XPS 15 ノートパソコンが当たり、 DAZN の動画配信サービス一か月モニターも同梱で楽しませてもらった。
  • 二番目は Alienware x17 ゲーミングノートパソコンが当たり、 FINAL FANTASY XIV 一か月モニターも同梱だったが、ほとんど遊ぶことなく返却w
  • そして今回、 Alienware m15 R4 、またもやゲーミングノート!ちょうど自前のPCが老朽化でまともにゲームも動かん、3Dアプリも挙動が怪しい、ということで願ったり叶ったりで今度こそ使い倒そうとこのページも開設しました。



Alienware m15 R4スペック表

CPU 第10世代 インテル® Core™ i9-10980HK (8-コア, 16MB キャッシュ, 最大 5.3GHz まで可能Max Turbo Frequency)
OS Windows 10 Home 64-ビット 日本語
Memory 32GB DDR4 2933MHz
SSD 256GB PCIe M.2 SSD
GPU NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 8GB GDDR6
Display 15.6インチ FHD (1920 x 1080) 300Hz 3ms 300-nits 100% sRGB色域 + NVIDIA G-SYNC & Advanced Optimus(ライト)
標準価格 445,478円


到着から開封まで

本職休日の午前中指定でヤマト運輸から届いた段ボール箱を開けると白く輝くDELLゲーミングマシンの箱が鎮座しています!

本体のケースを開けると、ルナライト(シルバーホワイト)の耐久性クリアコーティング仕上げのボディがお目見えした。このエイリアンマークが不気味で良い。

梱包物は、本体と弁当箱のようにでっかい電源ケーブル、それと3ピンコンセントを2ピンにする変換コネクタ。以前モニターに当選した時からマウスも付けてくれるとありがたいと言ってるんだけど要望叶わず。

クリアファイルには製品送付書と同梱物チェック表、体験モニターの注意事項、返却時の初期化手順書、それと返却時の宛先、送り主の印字された送り状が入っています。あとモニター当選時に送られてきたメールに添付されていた『スチームパンク2077』の無料体験コード。これは用紙では用意されていないので当選メールを消さないように注意してください。

とりあえず起動。クリーンインストール状態なのでこれからセットアップ作業。作業中は見る事の出来ない本体裏側は、排気口とエイリアンマークが光り、無駄に電源コードのコネクタまで光ってます!


『エーペックスレジェンズ』

今一番人気の(自分はやっていない、息子2人がやってみたいというので入れた)オンライン対人戦が楽しめるというものだが、スペックはさほどいらないんだけど容量が半端ない。初期インストールは22GB前後だが、起動するとアップデートがかかり一気に100GB以上を占拠する。ゲーミングモニターを謳う本機標準のSSDがが256GBではまったく足りない。購入時は最低でもこの倍、いろいろ切り替えて遊びたいんだって人は1TBは必須だ。
手持ちのゲームをいくつか入れて、SSDの容量を表示した。ついでにCPU-Zで第10世代(自PCは第4世代)Comet Lake1の仕様を確認。また通常時の本機温度を表示した。これはAlienwareが謳う廃熱機能がどれほどのものなのかを確認してみようという試みだ。
エーペックスレジェンズを起動してゲーム待機画面の時点での温度ですでにオールレッドゾーン。この時の室温は26度。部屋にエアコンは無い!キーボード上部の排気孔はすでに触れるレベルでなく、本体後ろの廃熱口からも相当な熱風が排出されている。もちろん底面もチンチンなので、この時はキーボード&マウスマットを敷いた上で起動したが、次からは猫用に買ったが見向きもしてくれなかったひんやりアルミプレートを敷いてプレーする事にした。

RTX3080を積んでるだけあって、グラフィック設定はオール最高にしてもまったくカクツキもなく、描画も言葉通りヌルヌルだ。遠くまではっきり見えるのでライフルによるエイムも楽勝と言いたいところだが、本体が熱を帯びるということは、キーボード上も当然熱くなり、キーボード操作を要求するゲームでは長時間プレイは無理。ランクドも1回回したらしばらく休憩をとることになる。これはこれで頭を冷やす意味でもありなのかもしれないが...
ゲームに入ってみようかなと思ったが、キーデバイングを設定しなおす面倒さと、いかんせん薄型キーボードの不満さが早くも噴出し始めたので、射撃訓練だけで終了することにした。アンインストールでおよそ80GBの空き容量が確保できた。ゲーミングノートパソコンとはなんぞや?本気でノートでゲームをしてる人はいるのかな?少なくとも3Dごりごりの対人ゲームは熱と操作性で断念せざるを得ない、というのが感想だ。


3DMarkベンチマーク

Time Spy

このテストでは、非同期演算、明示的マルチアダプター、マルチスレッドなどの新しいAPIをネイティブでサポートするDirectX 12ベンチマークです。Time Spyのグラフィックステストは、2560 × 1440の解像度でレンダリングされます。

CPUプロファイル

このテストでは、CPU ベンチマーキングに新しいアプローチを導入します。3DMark CPUプロファイルでは、単一の数値を表示するのではなく、使用するコア数やスレッド数に応じてCPU性能がどのように変化するかを示します。3DMark CPUプロファイルには6つのテストがあり、さまざまなシナリオでCPU性能をベンチマークして比較することができます。

Fire Strike Extreme

このテストでは、は、複数のGPU(1.5 GB以上のグラフィックカードメモリが必要)を搭載するパソコンのテスト用に設計されています。このテストでは、1920 × 1080から2560 × 1440にレンダリング解像度が上がって表示品質が向上しています。


Diablo3

移動操作がマウスのクリックだけなので比較的ノートパソコンでも出来そうなゲーム。スキルのショートカットは数時キー、ウインド表示やマップ表示などのキー操作もさほど忙しくないので快適にゲームプレイが出来た。
このゲームで、モニターマシンの発揮できた機能の1つが300Hzのハイリフレッシュレート液晶ディスプレイだ。Diablo3のオプション画面でこんな設定初めて!
ゲーム中のズームも移動も大量のMobの中に突っ込んでもまったくガクツキがない。これはパブリックでも体感してみたい。また次回やってみようっと。


Art of Rally

ローポリゴンのグラフィックスで描かれたコースが美しい、見下ろし型のラリーレースゲーム。
ローポリながらも本格的な物理エンジンを搭載しているので適当なステアリングやアクセルワークだとすぐにコースアウトしちゃうからなかなかやりごたえがある。フリー走行では景色を楽しみながら撮影スポットなどを探すという要素もあり時間つぶしにはもってこいだ。
ちなみに自分のPCでは走行描写の時点でカクツキを起こすほど結構負荷のあるゲームだが、モニターマシンでは一切そんな症状は出ず、もちろんグラフィック設定は常に最高レベルだ。これまでテストしてきたゲームとは違い、ファンの音や爆熱になることもなく、ほんのすこしキーボード上部がホットな程度なので、これならスタバでも問題なく回りに騒音をまき散らすことなくプレイ出来そうだ。


BlueStacks 5

luestack Systemsが開発したAndroid エミュレータであり、Windowsマシン上でAndroidのアプリを起動することができる。当然ゲームも動くわけだが、エミュレータは負荷がかかるため高いマシン性能が求められる。
パズル&サバイバル
ちょくちょくアプリのCMに紹介されるゾンビゲームでパズドラのようにジェムを並び替えることで攻撃したり脱出経路を見出したりするゲーム。アクション性も弱くなんなく起動。15インチノートパソコンのディスプレイ領域に不満であったが、こういうエミュレーションとなるとスマホやタブレットより画面が大きく満足感も高い。
オンラインRPGとなったYs6のスマホ版。操作のハンドリングがちょっと面倒なもののカクツキもなく普通に遊べてしまうのが怖い。このほか最近の三国志やウマ娘なども入れてみたが設定が悪いのかすぐに落ちてしまう。高スペックの設定にも拘わらず起動が不可なのは、このマシンに限ってなのかは不明。


League of Legends

言わずもがなもMOBAの金字塔であるが、最近は理不尽なシステムの見直しが一向にされないことでユーザー離れの激しいオンライン対戦ゲームだ。キーボード操作はQWERとワード、ピング、マップ操作と若干忙しいまでも入力ミスは比較的少なめでプレイできる。
そもそものグラフィックにあまり負荷がかかっていないゲームなので本体の発熱も抑えており1ゲーム約40分の対戦は難なく行える。対人しながらスクリーンショットを撮るにはFn+PRT SCRNキーの組み合わせはかなり残念。もちろん怖くてできないからAI戦で試している。デスクトップ機なら簡単にPRT SCRNキーだけで行けるのでDELLのこの仕様にはうんざりだ。


「ディアブロ II リザレクテッド」ベータ

うまいタイミングでDiablo2のオープンベータの日程に当たったので早速インストールしてやってみた。Diablo3でも快適なプレーが出てきてたので問題はないだろう。
サクッとバーバリアンをつくったものの、魔法エフェクトとかを試すならソーサリアンにしとけばよかったかな?
刷新されたグラフィックは綺麗になったものの、システムはそのまんまなので、ドラゴンクエスト1をグラフィックだけリメイクしてシステムはそのままにした感じで(話すときに東西南北を選択しなきゃならんようなたとえ)時代遅れ感がマックスでストレスが溜まる。Diablo3をやった後でこの2は爽快感が全くない。
忘れてはならないのがこのデスドロだ。死ぬと装備を落とす。なので予備装備は常に確保しておかないと死んだ地点まで無装備で行くことになりデスドロを繰り返すことになる。
案の定やっちまった。代わりの装備で行くもさらに死亡してまた装備品を落としてしまう。しかもゴールドを失うペナルティもあるからどんどん貧乏になっていく。これが醍醐味!Diablo1はもっと酷かったけどな。
旧グラフィックに切り替えてプレーすることも出来るが、こちらは日本語化されておらず、あくまでこの場所がどんなふうに変わったのかを懐かしく思いながら見比べる程度の機能だと思う。
これも常時キーボード上に左手を置いての操作になるのでRPGとしては長時間プレーは暑くて快適には出来ない。ファンの音が常時静かだったことだけが幸いだ。


R-Type Final 2

往年のシューティングゲームとして中学生時代、PCエンジンでプレイしたのが始まりで、X68000、Wiiでもお世話になったゲーム。3Dグラフィックとして再登場し、なるほど自PCでは一部グニャっと描画が遅くなる場面もあった。
モニターマシンはFPS値を最大の360に設定してもカクツキもなく、スピードを1~4の設定変更にも滑らかに動いた。このゲームでは発熱量もなくファンからの排熱も少なめであった。プレイに当たってはゲームパッドをUSB接続で行ったのでキーボードの熱にも悩まされずに済んだ。
このFinal2ではプレイだけでなく機体をどんどん開発していくことも楽しみの一つでプレイを重ねることで入手できる素材で新しい機種を開発してプレイするのが楽しい。
モニターマシンの15インチサイズは持ち運んで友人の家でゲーム大会とかするにも本体重量2.11kgはバックパックに入れても問題のない重さだ。


LOST ARK(MMO)

よくYahooのページの広告に紹介された一昔前のMMORPG。最近のMMOはグラフィックがよくなった分マシンスペックの要求度も高まりもはや自PCでは動かそうとも思わなかったけど、モニターマシンを手に入れたので昔を思い出しつつちょっとやってみた(自分の全盛期はシルクロードオンラインだったけど、今は昔だな)。
被写界深度の綺麗なグラフィックでキャラクターをアップにすると近景にピントを合わせるため奥行きがぼやけて綺麗な静止画が楽しめるのはああ、令和のゲームだなって感心する。
ポートレートは静止画だけでなく戦闘中のアクション中もそのままで遠近感あふれる画角が楽しめるも、ズームが近景、遠景の2種類しかないのがもったいない。ズームを無段階にできればもっとよかったのにと思う。
遠景は見下ろし型のよくあるハクスラゲームと一緒で、ひたすらQWERを連打してれば適当に倒せるので初心者にもやさしい戦闘システムだ。深くはいろいろあるんだろうけど、年取るとそこまで探求心もない上、15インチではガイドの文字も小さくて見にくいため読もうという気が起こらない。テキスト情報量の多いゲームではノートサイズはちょっとしんどい。
もう少し他プレーヤーがごちゃごちゃいるところで負荷を試してみたかったが初心者地点はすでに過疎っておりその効果を試すことができなかったが、とにかく派手なエフェクトでもヌルヌルなので十二分に性能は発揮されているのだろう。
排熱も結構凄いが、APEXほどではなかったな。
ノートパソコンの機能をよく知らないんだけど、ちょっと場所を移動させようと電源ケーブルを抜くと途端にゲーム画面がカクツいた。おそらく主電源が切られたためRTX3080が機能しなくなりCPU内グラフィックがそれを補ったのか、電源が弱くてGPU自身が性能を落としたのかどちらなんだろう。昔は内臓グラフィック機能でもMMOは動くってのが売りだったが、今ではしっかりグラボは載せておこうねってことなんだなぁ。


サムライスピリッツ

格闘ゲームといえばカプコン!いや、NEOGEOだろ!そう、でっかい弁当箱みたいなカセットを差し込んでやった思い出がリメイクして登場とか胸熱すぎるだろ。当然覇王丸を選ぶもなかなか武器破壊技が出ない。そもそも技を出した瞬間スクリーンショットなんて神業レベルで無理!
ゲームパッドを使用してのプレーなのでキーボードの発熱とかまったく無問題。というかこのゲームあまり排熱音しないし、熱くもならない。ストリートファイターの方が負荷でかいのかな?
当時にやっていたころに比べてキャラクターが増えすぎで、ついつい選ぶのは標準キャラ。
派手なエフェクトが綺麗なのもモニターマシンのディスプレイ性能のお陰か。300Hzパネルは、sRGB 100%の色域、1,000:1のコントラスト比、300nitsの輝度、および3msの応答時間なのでちらつき一切なし。ブルーライト軽減機能も備えているので長時間プレーにも目に優しい。ただし、本体を置いている机やパッドは熱で痛むの必至なので必ず冷却台などを敷くのをお勧めする。
サムスピの最新バージョンでは天草四郎時貞まで収録している。ぜひ黒子も追加してほしいがどうなんでしょう?


Minecraft

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昔々にはまっていたがとんとやらなくなったマイクラ。windows10版がストアから出たがこちらはjava版。windows with RTXなるものが出てレイトレーシング機能がエンジンに組み込めるそうだが、こちらもModで同じように出来る。当然処理速度に負荷がかかりゲームプレイも不安なところだけど、モニターマシンの性能を信じて最高設定で起動してみた。
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (mc_02.jpg)


3DCG

優秀なCPUに、RTX3080という高額なGPUまで搭載しているマシンだ。当然CGアプリケーションでも有用だろうといろいろ試してみることに。

Terragen 4

3Dランドスケープを制作することの出来るアプリケーションだが、現在GPUによるレンダリングは未対応である。公式からベンチマーク用シーンが用意されているので早速試してみた。
AMD Ryzen 7 3700Xと同等のスコアで、ランクだけで判断すると安価なAMDマシンの方が導入しやすいかなと思える。まぁ、あくまでも一つのベンチマークに過ぎない。

Blender

3DCGの統合環境アプリケーションでありながら、オープンソースのフリーウェアなため、世界的にも多くのユーザーが利用している。GPUレンダラーにも対応しているので強力なGPUを積んだモニターマシンではその性能を発揮してくれるものだろう。が、実際触ってみるとマシン性能は優れているにも関わらず、ディスプレーサイズがフルHDの15インチでは複数のウィンドウを切り替えて使うアプリケーションでは処狭しで全体像が捉えにくい。この辺りは大型ディスプレイと比較するのは酷な話だ。
実際のマシンの性能としての3DCGの扱いについてはどうかと、Blenderのベンチマークを使って検証した。
Benchmark-launcher は負荷が高いことでも有名で、完走させるだけでも大したものという評価が出るくらいマシンの性能を極限まで使ってくれるようなので、CPU内臓グラフィックエンジン、GPUのCUDAと2つのテストを行った。
まずは、Core™ i9-10980HKでベンチマークを走らせる。途中フリーズした?と思うくらいファンの爆音を放ったまま画面が固まったかのように思えたがしっかり完走をさせてくれた。上記リンク先で目的のCPUを検索すると、そのランクを確認することができます。
続いて、GeForce RTX™ 3080のCUDAで行った。流石GPUレンダリングと感心した。ちょっと離れて昼食を作っている間に終わっていた。ランクも当然上位に入っており、さすが上位カードと納得する。3DCGの制作においてCUDA対応は必須の機能と言えるだろう。