アセンブル・ルームには、シーンを構成するための大きなドキュメント・ウィンドウがあります。シーンの作成に要するオブジェクトの組み立て、光源とカメラの配置、特殊効果の設定などをここで行います。あらかじめ定義されたシェーダー設定をオブジェクトに適応することも、アセンブルルームで行います。
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オブジェクトやカメラ、光源などをシーン内にアレンジする場所です。モデリング・ウィンドウ同様、アセンブル・ルームは大きく4つの独立したパネルを持ち、それぞれがシーンを独自の見方で保持しています。見え方などはView layout(ヴュー・レイアウト)で変更できます。
アセンブル・ルームの3Dワーク・スペースのことを別名ユニバースと呼びます。ユニバースではすべてのオブジェクトが表示、構成、操作されます。Carraraでは直交座標系の考え方でユニバース内での位置関係を参照します。三つの軸(X,Y,Z)上の値を指定することで、ユニバース内での3次元的な位置を表します。
アセンブル・ルーム内のツールは、オブジェクトなどを捜査し、カメラを位置決めして表示させ、また別の視点からレンダリングさせるといったことができます。Carraraの起動時にはデフォルトで並行光源ひとつとカメラ(訳注:コニカル・カメラと並行透視カメラがありますが、デフォルトで現れるのは普通のカメラ同様のコニカル・カメラです)があります。
ここではさらに、シーンに基本図形をドロップして組み立てるといったモデリング作業も可能です。そのあとテクスチャ・ルームでシェーダーを練り上げたらまたアセンブル・ルームに戻ってきて、動きや光源を必要に応じて調整します。カメラの位置を合わせたり、必要に応じて数も増やし、ディレクターズ・カメラの視線から全体を見渡すのもいいでしょう。
最終更新:2008年07月07日 16:07