Choosing Interactive Renderer (3D Preview) Settings

モデリングルームやテクスチャールームにいる際、右側のプロパティトレイ下部にプレビューウインドウが表示されています。シーン全体の3Dプレビューがそこに表示されます。
(訳者注:真っ暗で何も表示されない場合は、メニューバーの「File>Preferences」の「general scene settings」の「interactve renderer」を「software」にするときちんと表示される場合があります。)

3Dプレビューウインドウは「Interactive Renderer」としても知られています。プレビューウインドウでの表示は自由にカスタマイズできます。再描画速度や描画品質を調整できます。例えば、シーンを組み立てたり、オブジェクトを配置する初期の作業では、再描画速度の早いバウンディングボックス表示にしてみたり。

プレビューの品質をマシンの性能にあわせてカスタマイズしたいと思う事もあるでしょう。プレビュー品質の設定項目は、carraraのレンダラーのように色々設定できます。

プレビュー設定ダイアログを開くには…
 ・(アセンブルルームでは)三面図の右上にプレビュー品質を制御するアイコン群が並んでいますが、一番左の「↑に丸」のボタンをクリックします。

 ・あるいは、プロパティトレイのプレビューウインドウの方にも同じアイコンがありますので、それをクリック

すると以下のウインドウが開きます

いくつかの項目が並んでるのが確認できるでしょう。
 ・Rendering Mode: プレビューの表示モード(三面図や透視図での表示方法)の時と同じように、「バウンディングボックス表示」や「ワイヤーフレーム表示」「グーロシェーディング表示」「テクスチャー付表示」他…のいろいろな項目から選択できます。
(訳者注:左から三つめの「Lit wire」は、ワイヤーフレーム表示にさらにライトの明るさを足したもの? 一番右の「sketch」はトゥーンシェーディングっぽい表示になります。)

 ・Lighting Mode: プレビューのライティング方法を選択します。「light map」を選択した場合はシーンに配置してるライトは無視して、下記の「light map」で選択したいずれかの照らし方でオブジェクトを陰影づけます。「scene lights」を選択した場合は、シーンに配置してるライトがオブジェクトを照らします。
 「Light Map and Scene Lights」を選択すると両方を併用してオブジェクトを照らします。(訳者注:openGLモードで描画してる時のみ「Light Map and Scene Lights」が選択可能。softwareの場合はこの項目はダイアログに表示されません。)
 ・Display options: 「transparency」のON・OFFで透明度があるオブジェクトを透明で表示するか不透明で表示するか切替。「Reflection」は反射を設定してるオブジェクトについて反射の表示・非表示の切替。「show Backdrop」は、シーンにBackdrop(背景)を設定してる場合にそれをプレビューに表示するかどうかの切替。「Outline Polys」はポリゴンモデルの輪郭の表示切替。「Antialias」は、線がギザギザではなくより滑らかになるようにアンチエイリアスをかけるかどうかの切替。「Draw Hidden」は非表示にしてるオブジェクトもプレビューでは表示するかどうかの切替

 ・Shilhouette: プレビューウインドウの三平面へオブジェクトの影(projection)がどのように投影されるかを選択。「Boxes Only」は影が長方形のみで表示され、「Active Wall Only」は一部の平面にのみ影を表示?「All Walls」は三平面全てに影を表示です。 「Fixed Color」はその影を固定の色で表示。「Object color」はオブジェクトに設定してるのと同じ色で影を表示。
 ・Degration Mode: プレビューウインドウでの描画速度が設定した書き換え速度(fps・・・一秒間に何枚書き換えできるか)より遅くなった場合、ここで設定した表示方法に変えて描画速度を一時的に上げれます。(注:上で選択したのより軽い表示方法を選んでください。)
  *Active Pane: アクティブになってる図面やプレビューウインドウでのDegration設定。描画速度が「FPS」の項目に設定した速度以下になるとこの設定にしたがって表示方法が一時的に変わります。
  *Inactive Pane: アクティブになってない図面やプレビューウインドウでのDegration設定。「アクティブになってない」とは、例えば四面図(上面図、正面図、側面図、透視図)のうち透視図を操作してる時は、透視図以外がこのInactive Paneに該当します。 
  *Level of Detail:サブディビジョンサーフェイスをかけたポリゴンモデルやスプラインモデルの表示を、DegrationがONになった時に一時的に簡略化する際、その簡略度合いをここで設定。(訳者注:ここは意訳です。)  

 ・Show Normals: Normals(モデルの法線)の表示に関する項目。「None」は法線は表示しない。「Per Facet」は面ごとの法線表示、「Per Vertex」は頂点ごとの法線表示で、Sizeはその法線の長さを設定します。

 ・Apply To: ここで設定した項目をアクティブになってる部分(現在操作している図面)にのみ適応(Active view)するか、全ての図面(ALL Panes in window)に適応するか選択します。
 (例えば四面図で透視図を操作した後にこのダイアログウインドウを開いた場合は、「Active view」を選択すると透視図にのみ変更が適用され、その他の上面図や正面図、側面図には変更は適用されません。)

最後の「OK」を押すと設定項目が適用されます。

(訳者注釈)
ダイアログウインドウの右上に「software」や「opengl」と表示されてる箇所がありますが、ここをクリックすると、プレビューをsoftwareで表示するかopengl(ビデオカードのアクセラレーション)を使って表示するか切替できます。(openglは表示がおかしくなる場合あり)
その右にあるフロッピーやフォルダのアイコンは、設定項目をファイルに保存したり読み込んだりするためのものです。

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最終更新:2009年08月31日 12:30
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