三つの匣の外側に プレイログ:A卓 ボス戦

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事前交流会:ソル・シエール組
事前交流会:メタ・ファルス組
導入~Lv1開始 虚の試練 Lv1終了~Lv2開始 命の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング
前半
後半
個別・全体ED
水の試練 心の試練
金の試練 闇の試練



文字色説明

GM GM発言・描写など 雑談など
PL/PC アイラ: PC発言・PL発言・雑談など
ゼロ: PC発言・PL発言・雑談など




  session: DS-A-15 2023/07/05



BGM: Ash
  from 穢翼のユースティア(葉月(オーガスト), 2011)
  Composed by スミイ酸


ヤグシャ:「それじゃ、一通りやることもやったし。そろそろ出発する?」
アイラ:「そうですわね」
ゼロ:「……そうだな。流石に燥ぎ過ぎた気がしなくもない」
ヤグシャ:「ちょっと雪が被ってる気もしなくもないけど……まあ大丈夫か。じゃあまたお願いね」
  中央の昇降機の部分にある箱状の突起に座ります
アイラ:アイラも座ります
ゼロ:「操作するぞ」 台座のパネルに映っている三角に触れます

ボタンを押すと、柵が閉まり、昇降機は地上に向かってゆっくりと上昇を始めた……









ヤグシャ:「さて、いよいよ終わりみたいね。二人は楽しかった?」
アイラ:「ええ、楽しかったですわ」
ゼロ:「まぁ……悪くは無かったな」
ヤグシャ:「それならよかった。特にゼロは……一番最初のとき、露骨に警戒してたくらいだったし。
  アイラは心配する必要もないくらい楽しんでたわね」
アイラ:「そういえばそんなこともありましたわねえ」
ゼロ:「この手のものは慣れて無かったんだ、職業病と言うやつかもしれん」
ヤグシャ:「もうちょっと殺伐としたゲームのほうが良かったのかしらね?」
アイラ:「あら、ひょっとして闇の試練よりも殺伐としたゲームがありますの?」
ゼロ:「そう言えば、仲間内で誰が嘘つきかを当てる遊戯に興じていた奴らがいたな……」 多分恐らく人狼ゲーム的な
  「闇の試練の屋敷でそれらしいことが出来そうではあるな」
アイラ:「まあ。世の中には色々な遊戯がありますのね」
ヤグシャ:「嘘つきを当てるゲームか……それはそれで面白そうではあるけど。
  一歩間違えると友情も破壊しそうね」
ゼロ:「そうならないようにルールを決めてやってるらしい。その人物の癖で推理してはいけない、等な。
  意外と面白そうだとは思う」
アイラ:「ほうほう」
ヤグシャ:「今やっているようなバイナリ野を使ったゲームでも、そのうちいろいろな種類が出てくるのかしらね。
  ひとまず、今日は一緒に遊べて楽し……」



突然、昇降機が停止した。同時に照明が落ちて真っ暗になる。
BGM: March of infringement
  from シークレットゲーム -KILLER QUEEN- DEPTH EDITION(FLAT, 2009)



アイラ:「な、何ですの!?」
ゼロ:「……止まった?」
ヤグシャ:「さて、どうしようかな」

ヤグシャはなぜか不敵な笑みを浮かべている。

間もなく、周囲の様子が変化し始めた。
足元にハニカム模様の光の筋が広がっていく。その範囲は元の昇降機のサイズを明らかに逸脱している。
次いで、六角形の1つ1つに地面が現れ、短い草が生えていく。
最後に空が明るくなって、広い草原が姿を現した。

そして、目前の空中に光の塊が出現し、その光がある形を作っていく。
やがて光が収まったとき、三つ首の黒い竜がそこに残された。
竜はすでにこちらを認識しているようだ。



ゼロ:「……妙だな……いや、深く考えるより、向こうに戦意があるなら……」
  ぶつぶつと言いながら構えを取る。向こうが動いたら迎撃するつもり
アイラ:「あ、あれはいわゆる竜、と呼ばれるものですの!? 首がたくさんありますわ!!」
ヤグシャ:「3つ頭があるからケルベロスというところかしらね?」
ゼロ:「ケルベロスと言うより、ヒドラかそこらじゃないか?
  いや、そんなことは今はどうでもいいな……アイラ、戦えるか? 戦えないなら後ろにいろ」
ヤグシャ:「とにかく、あれをどうにかするわよ」

> くっ、ここにお皿があれば……!
> お皿の破片で攻撃するのか()





+ ルール:ボス戦
ルール:ボス戦

◆勝利条件
ケルベロスを倒すこと

◆敗北条件
攻撃を防ぐのに3回失敗すること

◆基本的な進行
進行はターン制だがアルトネリコTRPGの通常の戦闘とは異なる

各ターンの最初に敵の予備動作が示される
そこから繋がる敵の攻撃として3つの選択肢が現れる 正解は1つで、予備動作ごとに決められている
どれが正しいかを予測し、緑魔法(場合によってはその他の手段でもよい)で防ぐ手段を考え、実行すること

防ぐのに成功した場合、直後に(誰か1名が)1回だけ攻撃できる 攻撃の手段は任意(緑魔法を含む)
累計で3回攻撃すると敵の動きが止まるので、次のターンにフィニッシュムーブを決めて倒すことができる

失敗した場合はダメージを受ける(回数制なので処理的には最大値の1/3(端数切り上げ)のダメージになる)
また、種類によっては何らかの追加効果もありえる

◆ヤグシャの詠唱の効果
ヤグシャはこの戦闘中、特殊な詩魔法を詠唱する 効果は「魔法の効果を実体化する」
攻撃した回数(≒経過時間)に応じて以下のように効果が現れる(効果範囲はいずれも自陣全員)

0回:効果なし
1回:[緑魔法:物]以外でも難易度上昇なしで触れる物質を生成できる 生成できるものは属性による
2回:[緑魔法拡大]を取得している場合、拡大に伴うMP消費を無視し、射程を[射程:視界]にする
3回:緑魔法自体のMP消費を0にし、行使判定を無条件で成功させる

効果が出るタイミングはそれぞれ「攻撃の処理を行った後」となる

◆フィニッシュムーブ
実質的にはイベント展開なので任意に 1人ずつやってもいいし2人で合体攻撃でもいい

◆抵抗
直接敵をターゲットとする緑魔法は判定無しで抵抗され、全て無効化される
直接の対象でなければ問題ない

◆移動
移動は、魔法の詠唱や行使があるかどうかに関わらず、行動前に1回可能
加えて、攻撃をする人は攻撃前と後に追加で1回ずつ移動可能
1回の移動可能距離は【移動力】マスまでとする
なお、1マス=1mとする

◆射程
敵の攻撃の射程は攻撃の種類ごとに異なる
緑魔法の射程はルールに準ずる それ以外の攻撃の射程は特になにもなければ1とする

◆かばう
攻撃を防ぐのに失敗し、かつヤグシャが攻撃の対象に含まれる場合、強制でかばうことになる
二人のうちどちらがかばうかは任意、距離も考慮しない
ダメージの処理は本体ルールと同じ かばう先が受けるはずだった攻撃のみを受ける

ヤグシャが攻撃の対象に含まれない場合は、残りの二人の間でかばうこともできる 処理は同様






> えーと、緑魔法での攻撃はできない、防御か例えば武器の生成での攻撃になるってことですかね
> 直接の攻撃はできません 例えば「緑魔法:水でケルベロスを氷結させる」ことはできない
> でもケルベロスを直接の対象としなければOK 例えば「ケルベロスの頭上に氷の塊を生成して落として攻撃する」ことはできる
> なるほど
> もちろん防御や武器の生成に使ってもいい
> 例えば土でお皿の形を作って火で焼いてお皿を作ってもいい(超悠長)
> 草
> 三手かかることを提案するんじゃーーーない((((
> こうしてアイラさんの武器はチャクラムという名の皿に決まったのであった

> えーーーと。普通に武器攻撃(筋力判定)は可能?
> 武器があればできます 判定が筋力になるかどうかはものによるとしか言いようがない
> 石を土魔法で生成して殴る、とかなら筋力になりそう
> あーーーんーーー、これ、持ち込み武器はシナリオで想定されてないから素手扱いかな?
> 別に使ってもいいですよ(闇の試練で使った通り)
> まあいずれにせよ、攻撃のほうは半ばイベント進行になるのでシナリオとしての課題は敵の攻撃を防ぐ側になる
> なので攻撃のほうはあまり心配しなくていいです(実際判定を入れずに進行した卓もある)
> ヤグシャは基本的には防御や攻撃の行動には参加しません(詠唱中なので)
> なんだけど どうしてもという時は参加してもいい その場合、詩魔法-1Dでの判定になります
> 同じ理由で、あまり複雑な指示はこなせないので 基本的には2人で3人をどうにか守ってください

ヤグシャ:「幸い、こっちにもいい方法がある。しばらく守ってくれると嬉しいわ」
アイラ:「わ、分かりましたわ! くっ、こんな時にお皿があれば……!」
ヤグシャ:「なぜ皿……?」
アイラ:「もちろん、投げつけるためですわ!!」
ヤグシャ:「皿って投げるためのものだったっけ」
> かわらけ投げか
ゼロ:「攻撃は俺が引き付ける、アイラは少しでも有用になりそうなことを試してくれ」
アイラ:「分かりましたわ!」
> 皿は有用なほうに入るのだろうか
> 一応アイラに武器を持たせるとしたら銃にしようと思ってたんだけどなあw
> 皿を打ち出す銃にすれば万事解決?
> 特殊武器すぎい!
アイラ:(緑魔法でどこまで太刀打ちできるか……!?)
ヤグシャ:「この手の大きい敵はそのぶん予備動作も大きいのが常。
  だから、敵をよく観察して、うまく対処する方法を考えてちょうだい。
  首尾よく回避できたら攻撃のチャンスが来る」
アイラ:「準備はできましたわよ!」
ゼロ:「随分厄介なことになったが……どんな形であれ、任務を全うする事には変わらない。
  オペレーション・スタート。行くぞ」

ケルベロス:3つの首を大きく上に伸ばし、大きく唸り声を上げる!
ヤグシャ:謳い始めます――






BGM: 重黒の足音
  from BALDR SKY(エンターグラム(戯画), 2009)
  Composed by Barbarian On The Groove
◆1ターン

1D2000 → 534
ケルベロスの纏う炎が妖しい紫に染まっていく……

>瘴気で視界を奪う
>爪で攻撃
>冷気のブレスを吐く

ヤグシャ:「紫…… 紫色はなんだっけ?」 謳いながらの声なのでビブラートがかかってる

> 敵の行動はいま示した3つの中のどれかです どれになるか予測して、対処法を考え、実行しましょう
> 瘴気で敵の視界を奪う、かなあ
> 同じく。爪攻撃と悩んだけど怪しい色に染まるなら瘴気……かなー
> 意見についてはすぐ一致した じゃあそれにどう対応する?
> 風で吹き飛ばすくらいかな
> とりあえず風は効きますね 達成値次第ではあるけど
> 虚同士で相殺かなー
> 虚同士で相殺でもいいけど たぶん風より難易度高い
> 水に溶ける可能性をワンチャン考えてゼロさんとシンクロナイザーで嵐っぽいことを起こすのもありか……?
> 溶け……ないかもですね
> デスヨネー
> まあ水で風を強化するくらいはいいかもしれない
> 冷気とか?
> 雨そのものが風を起こすことはある(例:ダウンバースト) まあ冷気でも原理は同じになるけど
> 他に思いつく良さそうなのが無いですしこれでいきます?
> ですね

ゼロ:「この世界だと……虚? 瘴気か?」
アイラ:「そう言われると確かに……」

アイラ:「ゼロさん、私が上空に冷気の塊を作りますので、
  それを地面に叩きつけるように風魔法を扱ってはくれませんか?」
ゼロ:「了解。やってみる」

アイラ:ケルベロスの上の空気を水魔法で冷やします
ゼロ:緑魔法:金で冷やした空気をケルベロスに打ち下ろします
アイラさん 【詩魔法】難易度6
ゼロさん 【詩魔法】難易度14-(アイラさんの達成値-難易度)
アイラ:3+3D 詩魔法:水 → 3+10[3,3,4] → 13
ゼロ:2+2D 詩魔法 → 2+7[5,2] → 9
アイラ MP:60 → 55
ゼロ MP:50 → 45

ケルベロスの纏う炎がどす黒い塊に変化し、アイラめがけて飛んでいく!
しかし、一定距離にまで近づいたところで急に方向を変え、誰もいないほうに飛んでいった。

ケルベロス:瘴気を放った後で脱力しているようだ……

ヤグシャ:「最初はうまくいったみたいね」
アイラ:「ええ、なんとか……」

> ということで回避成功、攻撃ターンに移ります どちらか一人、任意の方法で攻撃してください
> ゼロさんに任せるか



ゼロ:「よし、これなら……」 何時の間にかスナイパーライフルに変形させた『相棒』を構え射撃します
【技巧】難易度8/[投擲]適用可でどうぞ
ゼロ:5+2D 技巧 → 5+7[4,3] → 12
成功 描写もあればどうぞ
ゼロ:「――見えた」 引き金を引き、轟音が鳴り響く
ケルベロス:「グアァ……」 ダメージを受けている様子だ

ヤグシャ:「……やっぱり、普通に強いわね、それ」
ゼロ:「向こうが去るか倒れるまでだ。気を抜くなよ」



◆2ターン

1D2000 → 81
ケルベロスはやや斜め方向を向いて構えを取った。纏う炎は白く輝いている。

>毒のブレスを吐く
>瞬足の体当たり
>閃光で目くらまし

> 白は金……風かな?
> ってことは瞬足の体当たりかな
> 向かい風を起こすか、何か障害物を作って勢いを削ぐか
> 風だとかなり強くする必要がありますね
> 氷の壁を作るか
> アイラさんは拡大持っているので壁は作れますね
> 氷の床は……敵をアシストする流れだな!!
> ええw
> 素直に壁にしときましょ
> 壁と床作って激突エネルギー加速??????()
> まぁそんなことせずに普通に壁作っていこうか()
> w

アイラ:「白は金属性……ということは……」
ゼロ:「ヤグシャが使っていた時は風を起こしていたな……」
アイラ:「構えからするに、風を使って勢いをつけて突進をしてくるのかしら……」

アイラ:「私が氷で壁を作って防ぎますわ!」 詩魔法:水で氷の壁を作ります
ゼロ:シンクロナイザーから緑魔法:水で壁の強度を強くしたいです
アイラさん側は直径2倍拡大必須 範囲数拡大で設置する数を最大3マスぶんまで増やせます
ゼロさん側で難易度を落とす処理を行います
どこに壁を設置しますか?
> マップに書いてある座標で答えてくれると嬉しい
> 4-7, 5-7, 6-7 かなあ
> ですねー 移動して射線通すならその位置の方がいいかもしれないです
アイラ:範囲数拡大で4-7、5-7、6-7に壁を設置します
【詩魔法】2人の合計で難易度15でどうぞ
アイラ:3+3D 詩魔法:水 → 3+7[2,1,4] → 10
ゼロ:2+2D 詩魔法 → 2+8[4,4] → 10
アイラ MP:55 → 30
ゼロ MP:45 → 40
> 1+1D違うのに同じ達成値という
> シンクロナイザー提案してよかった

ケルベロスは軽く体を捻ると、一瞬で全速まで加速し突っ込んでくる!
そこに氷の壁が間に合い、激しく衝突! 壁は粉砕されたが勢いを殺すことに成功した。

ヤグシャ:「うわっ」 壁の破片がばらばら振ってきたのを見て
ケルベロス:激突して痛がっている……
アイラ:「勢いを殺すことはできたようですわね」
> それにしても本当に拡大が大活躍ですわ 持っててよかった拡大



BGM: 葬斂への律動
  from BALDR SKY(エンターグラム(戯画), 2009)
  Composed by SHIM
ゼロ:「よし」 再び構え前ターンと同じく射撃します
【技巧】ファンブルチェックでどうぞ
ゼロ:5+2D 技巧 → 5+8[6,2] → 13

ゼロ:「……次はそこか」 目に照準を合わせて射撃

ケルベロスは一度大きく吠え、首の一つが力なくだらりと垂れ下がった。

ヤグシャ:「……えっぐいわねえ」
アイラ:「あんな小さい目に当てられるなんて凄いですわ!」



◆3ターン

1D2000 → 1717
ケルベロスの纏う炎が妖しい紫に染まっていく……

>炎のブレスを吐く
>毒のブレスを吐く
>周囲を瘴気で包む




  session: DS-A-16 2023/07/09




> さて三回目の奴の行動ですけど 瘴気な予感がするんですよねぇ
> 自分も瘴気だと思うので1ターン目と同じ行動をとろうかなーと
> では1ターン目と同じ行動でやってみましょか

アイラ:「……あの色は! ゼロさん! 最初の攻撃と同じ方法を試してみますわよ!」
ゼロ:「了解、そっちに合わせる」

アイラ:詩魔法:水で敵の上空に冷気を作ります
ゼロ:緑魔法:金で冷やした空気をケルベロスに打ち下ろします
アイラさん 【詩魔法】難易度6
ゼロさん 【詩魔法】難易度14-(アイラさんの達成値-難易度)
アイラ:3+3D 詩魔法:水 → 3+9[3,1,5] → 12
ゼロ:2+2d 詩魔法 → 2+9[3,6] → 11
アイラ MP:30 → 25
ゼロ MP:40 → 35

ケルベロスは大きく唸り声を上げた。それに呼応するように、纏う炎が瘴気として広がっていく……
瘴気は二人の作った風で拡散され、周囲に薄く漂った。
> よかった、これでまさかの毒だったらどうしようかとw
> ブレスだったら予備動作で呼吸すると思うから違うかな?と思いましたね()

ヤグシャ:「……ちょっと、こっちに来てる」
アイラ:「あ、あら!? 申し訳ありません!」
> ということで今回は引き分け扱いになります 敵との距離が詰まってるのが前回との違い
ゼロ:「……アプローチを間違えたか? いや、それでも直撃するよりかは……二人は大丈夫か?」
ヤグシャ:「一瞬集中が途切れた。いい感じになるまでもうちょっとだけ粘ってくれると助かるわ」
アイラ:「わかりましたわ!」
ゼロ:「了解」



◆4ターン

1D2000 → 1548
ケルベロスは唸りを上げる。毒々しいまでの赤い炎が身体にまとわりついている……

>炎のブレスを吐く
>瞬足の体当たり
>じっと動かず回復

> これは炎のブレスかな?
> 炎のブレスか回復……っぽそうなんだよなぁ
> じっと動かず回復の場合でも、とりあえず水を撃っておけば良さそうな気も
> じゃあブレス対策に水の壁を作ればいいのかな
> そしたら回復咎める用に牽制射撃……うーんどっちか一つしか咎められないなら意味ないか
> 水の壁を作っちゃうと牽制射撃はできなくなっちゃいますね 壁を作る前に撃つ場合は牽制の意味がなくなる
> あー
> まあでも どっちかに絞るなら答えは明確な気もする どっちがこっちにとって危険かという話なので
> 敵の上に拡大でどでかい水球を作ってからのナイアガラの滝状態ならなんとかなるんだろうか
> 滝でも何でも水の壁が作れるならブレスは効果的に防げる
> んー、局所的に吹雪を起こしてみる?(水+金)
> 吹雪だと達成値高くないとブレスの場合に押し返せないかも 高けりゃ問題ないが
> 因みに具体的にどれくらい必要です?
> シンクロ前提ですよね? 20程度
> 二人合計の期待値は5+5D=22.5だから悪い賭けじゃないんだけど失敗する可能性はある
> 1個ずつ奇跡足します?
> 念のため奇跡切って1D増やしますか
> 此処まで抱え続けてますからね、1くらいは使っちゃいましょうか

アイラ:「明らかに炎系ですわね……ゼロさん、どうしますか?」
ゼロ:「……吹雪を吹かせてみるか? ブレスが来ても、次の手の為に力を蓄えるとしても、対策範囲は広い方がいい。
  ……いけるか?」
アイラ:「ええ、いけますわ。今なら範囲の広い魔法を気兼ねなく撃てる気がしますの」
ゼロ:「奇遇だな。俺も少し、同じ力でも別のことができることに面白さを感じてきてな」
アイラ:「ではありったけの雪を作りますわ!」

ゼロ:という訳で、[シンクロナイザー]→[緑魔法:金]でアイラさんと一緒にケルベロスに向けて吹雪をぶっ放します
アイラ:ということで敵を覆い尽くせるほどの雪を詩魔法:水で作ります
【詩魔法】2人合計の難易度20でどうぞ 奇跡は相方が振った結果を見てから宣言して構いません
> じゃあ先にゼロさんに振ってもらってこっちの奇跡を決めるか
ゼロ:奇跡1点で+1Dも追加で
ゼロ:2+2D+1D 詩魔法(+奇跡による+1D) → 2+3[1,2]+2[2] → 7
ゼロ 奇跡:5 → 4
> 出目が 低い!!
> やべい
ゼロ:奇跡1点で振り直し
ゼロ:2+2D+1D 振り直し → 2+8[5,3]+4[4] → 14
ゼロ MP:35 → 30 奇跡:4 → 3
> 今度は高くなった
> まぁ奇跡1個分以上の成果は得たからヨシ
> w
> じゃあこっちも全力ってことで普通に奇跡1切るか
アイラ:3+3D+1D 詩魔法:水+奇跡 → 3+14[6,3,5]+6[6] → 23
アイラ MP:25 → 20 奇跡:5 → 4
> しれっとクリティカル出してるwwww
> 一人で達成したんですけどお!?
> どうしようかなこれw
> 普通に成功した場合は直後の攻撃ターンどっちか片方行動不能になってもらう予定だったけど それを外すか
> (相手が近いので火が目の前まで来る)
> てことは?

ケルベロスは首の一つを地面すれすれまで下ろし、その体勢から炎を吐き出した!
しかし、その低い位置からの火炎も自らの熱気と猛烈な向かい風で軌道を急速に上に変える。

> 回避成功です 3回目の攻撃ターンどうぞ



アイラ:「ゼロさん! 任せましたわ!」
ゼロ:「任された。……さぁて」 今度はスナイパーライフルが巨大な機械弓に形を変え
  「暴れるとするか」 弓矢で速射(アローレイン)しまくります
> 変形までw
> ロマンが詰まってる武器だなあw
【技巧】ファンブルチェックだけどうぞ
ゼロ:5+2d 技巧 → 5+6[5,1] → 11

一本、二本、次々と幾つもの矢が放たれ、獣に降り注ぐ。
ケルベロスは叫び声すら上げず、力なくその場にうずくまった。纏っていた炎が消える。

ゼロ:「こっちは前座。……本命がそろそろ開演する頃だな」
アイラ:「え!? あれが前座ですの!?」
ヤグシャ:「ええ。機は熟した」
ゼロ:「頼んだぞ、ヤグシャ」
> というわけで次がフィニッシュムーブとなります 何やりますかね
> 決まったらターン切り替えて進行するので、先に何するのか決めてほしい
> なんかゼロさんとヤグシャさんが「機は熟したぜ……!」な中空気が読めてない感じになってしまった、アイラw
> www
ヤグシャ:「何言ってるの。決めるのも二人の役目。
  私の力は、空想を現実に変える力。ただの“魔法”に力を与える力。
  その主たる行動はそっちでやってちょうだい」
アイラ:「あ、あー前座ってそういう……」 KYムーブである
ゼロ:「それなら――仰せのままに。……最も、少し荒っぽくなるのは勘弁してくれよ」
> ここで緑魔法を使う場合、属性さえ合っている限り、どんな無理筋の効果でも発揮できます
> (直接敵をターゲットにできない制限はそのままだけど)
> フィニッシュムーブでは判定は行わないので描写は全部そちらにやってもらいます
> アイラはツララ落としでもしようかな
> 敵の上空にツララというか氷の刃を沢山作って落とすのをやりたいっすね
> アイラさんが氷柱落としまくって氷塊作った上でゼロが虚を纏わせた武器でクラッシュとかいう演出が思い浮かんだ()
> 虚の矢の嵐を降り注げさせれば連携してるっぽくなりそう
> 別に連携させるのは必須ではないので そこは自由に
> まあトドメは武器のあるゼロさんが良さそうですね
> じゃあまずツララ→ゼロさんフィニッシュの流れでいいですかね?
> いいですよ~
アイラ:「ゼロさんの弓技が凄すぎてトドメを刺せていないっていうことを忘れていましたわね……」
ゼロ:「アイラはどうする? 面白い演出は思いついたか?」
アイラ:「そうですわね、無数の氷の刃を降らせて敵をその場に縫い止めようかと。
  トドメはゼロさんにお任せしますわ」
ゼロ:「そうか、なら俺は……」 少し考え
  「此処はやはり、最初に選んだものを使うか」 『相棒』を先程のスナイパーライフルに戻す
ヤグシャ:「それじゃ、あとは任せたわよ!」



◆5ターン:フィニッシュムーブ

ヤグシャ:「Rrha vartha ra exec MOON=DYER願いを実現する力を!」

ヤグシャが高らかに一節を叫ぶと、地面に今までより大きな魔法陣のような模様が描き出された。
この魔法陣は、ここまでゲームを通じて特徴的だった六角形のデザインとは明らかに異なる。
詠唱の雰囲気も、それまでとは大きく変わっていく……



BGM: ツキソメ
  from 月染の枷鎖 -the end of scarlet luna-(トゥインクルクリエイト(ひよこソフト), 2010)
  Vocal/Chorus by Rita
  Composed by Blasterhead
  Lyrics by 飛燕

  was au wa re tassol yos feyta re yinsya tou wenfink oz mea maun
  wee migliss wa manafeeze en zi irs her lof ro arecsest li zelun oz cupla

アイラ:「出でよ、無数の氷の刃」

アイラがそう言うと空気中の水分が氷結していき、敵の上空に無数の氷の刃が形成されていく。

  rre lusye weak da edjude ween nuih ciel wis li senellock tou li skit at yor
  enw re rest art yos warma mahin, wee epo wa onvit som sienar folten

アイラ:「降り注げ、彼の者へ。刃よ、楔となれ!!」

  was au wa li fintos oz hierle ryusse wis barriss oz cest an discest farest
  was au ga yuu yanyaue yuu tiariss crudea aiph loss sor, den upusuu da osa rriulia n ftt iem

氷の刃は無慈悲な楔となり敵を地面に縫いとめた。

  fou weatella wa van nowl mea tiesye, zatt vit rangyent yorr raklya shenwey
  rre li shen irs how neia, nanosyanna merr how stasla, rre mea wharn nnazatt fontie sor orreidy

アイラ:「今ですわ、ゼロさん!!」
ゼロ:「……やれやれ。アイラは本当に術師に向いているんじゃないか?」

  rre lusye da ilcyein tou zaarn criepar wis som kierreus meleisen pitod yor
  enw na knawa rre lusye gurr rai nozess, wee eiwe ga onvit som tim folten

銃口を、静かに『獣』に向け、引鉄に指をかける。

  was eiwe ga li cyurio oz pridier riss oca conkrodin mea sphilar enrer
  fou jyel ga esas yor teyys fink mea queliasha, den na wart re reparl tou mea iem

ゼロ:「俺に『願い』というモノは無い。だが、考える事が出来た。今はそれで充分」

  was au wa re tassol yos feyta re yinsya tou wenfink oz mea maun
  wee migliss wa manafeeze en zi irs her lof ro arecsest li zelun oz cupla

銃口から、黒い靄が浮かび、少しずつ銃を、ゼロを覆う。

  fou weatella wa van nowl mea tiesye, zatt vit rangyent yorr raklya shenwey
  rre li lusye irs how neia, nanosyanna merr how stasla, rre mea wharn nnazatt fontie sor orreidy

ゼロ:「まぼろしよ、まぼろしに還れ」

  was au wa re tassol yos feyta re yinsya tou wenfink oz mea maun
  wee migliss wa manafeeze en zi irs her lof ro arecsest li zelun oz cupla

引鉄は引かれた。弾丸は放たれた。ただ、望んだモノを撃ち抜くだけ。

ケルベロス:「グアアァァ……」

ケルベロスの身体が一瞬浮き、断末魔の叫びを上げ、大きな音と共に横倒しに倒れた。
まもなく、ケルベロスはぼやけるように消えていった。

戦闘終了!






BGM: 切なさと愛おしさと
  from サツコイ~悠久なる恋の歌~(クローバーソフトウェア(ALcotハニカム), 2014)
  Composed by トライノート

ヤグシャ:「やったわね。お疲れさま」
アイラ:「は、はああぁぁ……。安心したら腰が抜けてしまいましたわ。なにぶんこういった荒事は初めてでしたので……」
ゼロ:「……こうなること……分かっていただろ、ヤグシャ」
ヤグシャ:「物語の最後には盛り上がりとカタルシスが必要。そうでしょ?」
ゼロ:「成る程、最後の最後まで、やはり掌の上だった、と。まぁ、そうならない訳がないだろうがな」
ヤグシャ:「アイラも、初めての割にはよく頑張ったと思うわよ」
アイラ:「まあ、土壇場に陥った時の胆力があることは自負していますわ……」
> まあそりゃそう いままでの所業からして
> いままでの所業って何だ、ギャグ的な意味か、シリアス的な意味か!?
> と思ったけどシリアスをあまりやった覚えがないな!!!!!!!!!
> でもシリアス的なほうのやつ
ゼロ:「いや……あそこで冷静にリカバリーできる点でも、その素質は稀有だと感じる。……まだまだ粗さは目立つがな」
アイラ:「ふふ、ありがとうございます」



ヤグシャ:「さて、残念だけど、こっちはもうお暇しなきゃならなくなった。
  最後の最後で思いっきり発散できたし、私としても最高に楽しかったわ。
  ……あ、そうだ。もしシキミに会う機会があったらよろしく伝えといてね」
ゼロ:「……やはり、ヤグシャは開発者陣のレーヴァテイルか」
アイラ:「シキミさん、ですか」 事前交流会で話したことはあるけど名前は聞いてないからねー
ゼロ:「シキミと言うと、会見に出ていた樒というレーヴァテイルだろう?
  そうそう会えるとも思えないが。人違いの可能性もある」
アイラ:「あら? そういえば飲食店でアルバイトをしていた時、ゲームを開発したという方にあった覚えがありますわ」

ヤグシャ:「アイラ……せっかくだから最後に一つだけ言っておきたいことがある。
  もしソル・シエールで本気で政治に関わりたいなら、シュレリアをどうにかしなさい。
  あれを塔の管理者の本来の権限を超えた状態で放置するのは、間違いなく悪い結果を招くわ」
アイラ:「ふむ、シュレリア様、ですか。
  私は直接は話したことはありませんが、あの方の動きがヤグシャさんから見て不穏なところがあるのでしょうか?
  ……私たちプラティナの民にとってはシュレリア様が存在することが当たり前でしたから、
  気付けていないところがあるのかもしれませんね」
ゼロ:「権力が一つの存在に集中し過ぎていることが問題だということじゃないか?」
ヤグシャ:アイラの質問には答えずに
  「それじゃ、ね。もし幸運にもまた会う機会があったなら、その日まで。
  ……願わくば敵として相目見えないことを」

ヤグシャは姿を消し、同時に、二人の周りの風景は元の昇降機の中に戻った。

> なんだ今の消え方!? (※編注:ヤグシャの立ち絵が消えるアニメーションを表示した)
> apng使ってみました マップに魔法陣を展開したときと同じ

BGM: No sound melody
  from シークレットゲーム -KILLER QUEEN- DEPTH EDITION(FLAT, 2009)


昇降機は相変わらず停止したままだ。照明は点灯している。
ただし、先ほどとは全く変わって、空中に浮かんだウィンドウに大量のエラーメッセージが表示されている。
一番手前側のウィンドウの下部に「ゲーム再開の準備ができました」という文と「OK」のボタンがある。
ここだけ操作できそうだ。


ゼロ:「……」 ヤグシャの消失を静かに見送り
アイラ:「行ってしまわれましたね」
ゼロ:「……やれやれ、どうやら更なる面倒事が待っていそうだ」 辺りの光景を眺め
アイラ:「……あら、こんなにたくさんのエラーメッセージが」
ゼロ:「盛大にハッキングでもしているんだろう。……なんとなく犯人の想像はつくが」
アイラ:「ふむ、先程の戦闘はイレギュラーな事態だったと、そういうことでしょうか?」
ゼロ:「イレギュラー……まぁ、そうかもしれないな
  本来ならこの遊戯は謎解きと探索がメインだろう? 戦闘は殆ど想定していない。
  しかし、あんな巨大生物が現れ襲い掛かってきた。本来ならクリティカルダウンしていてもおかしくはない」
アイラ:「それに『ゲームの再開の準備ができました』という文章を読む限り、
  ここでヤグシャさんが退場したのもイレギュラーな予感がしますわね」
  なおクリティカルダウンのことは分からないためスルーした模様
ゼロ:「この世界を構築している存在が、更に『物語の続き』を考えていたのなら、今までのことに辻褄が合いそうだ」
> まあ実際はダイブじゃないのでクリティカルダウン関係ないけどね
> でもただの一般人メンタルだとまぁ……その……パニック起こして大惨事だよなーって
> 少なくともゼロは一般人がパニックに陥る可能性も見えてる
> ちなみにスマホ脱出ゲームでもラストに戦闘みたいなのが入るやつは稀にある
> ダイブしたことのない人間はクリティカルダウンも分からないんじゃないかなというアレ
> そりゃそうですね
> ゼロはあれだな。トランスポーター仲間にダイブしたことある人がいるから又聞きとかで知ってる可能性が高い
ゼロ:「……少なくとも、先へ進むことをこの世界の主は望んでいる。後は俺たちが退くか進むか、ってところか」
アイラ:「……まあこの場で考え続けても仕方がありませんわね。そろそろ進みましょうか?」
ゼロ:「そうするか。どの道退路は用意されて無さそうだからな」
アイラ:というわけで昇降機の椅子に座ります
ゼロ:OKのボタン押します

ウィンドウは消え、昇降機は何事もなかったかのように上昇を始めた。




まもなく地上に到着し、小さな部屋にたどり着いた。
例によって六角形をした部屋だが、出口は1か所のみで、他の面は窓になっている。
この部屋を出るとゲーム終了だと出口の横に注意書きがある。


> ということで ここが「ゲーム内で」二人が会話できる最後のタイミングです
> なお魔法はもう使えません

アイラ:「ふむ。何故ここに出口があるのにあそこでヤグシャさんは退場したのかしら?
  というより何故退場『できた』のかしら」
ゼロ:「ゲームマスター……だからじゃないか?」
アイラ:「ゲームマスター……?」
ゼロ:「要はこの世界と遊戯のルールを構築した存在……そして、進行役。
  恐らくこの世界での制限が多少軽くなっているからこそ、彼女はある程度自由に行動できていたのだろう。
  水の試練で最初の違和感に気付いた。何故何も無い所から毛皮のコートを取り出せた?
  仮に俺達が使えるような魔法では複雑過ぎて維持すら難しいだろう」
アイラ:「そう言われると確かに。水の試練のあの服のことはずっと疑問に思っていましたわ」
ゼロ:「あとは……やけにアイラの話に対して過剰な反応を示していたな。
  ヤグシャとの会話の中でも感じていたが……特に気になることはさっきの台詞だ。
  彼女はシュレリアに対して強く牽制するような言い方をしていたな。
  先にも言っていたが、ソルシエールの最重要人物なのだろう?」
アイラ:「ええ、そうですわね。彼女が長い時……そうですわね、数百年はプラティナを導いてきたとされる方ですわ」
ゼロ:「……仕事がてら、少し調べてみるか……かなり根深い何かが見えそうではあるが」
アイラ:「『願わくば敵として相目見えないことを』……ですか。
  外に出ても何かしら会うことがあるのかもしれませんね……ひょっとしたら最悪の形で」

ゼロ:「……さて、此処からどうする? ただ遊戯が終わった、とも言い切れない状況だが。考えることはあるんだろう?」
アイラ:「そうですわね……」
  (外に出たら無職の現実が待っていますし……) 遠い目で
> w
> 現実は非情である
> 無職の現実。
アイラ:「念の為、ゼロさんとは連絡先を交換しておいた方がいいのかしら。
  ヤグシャさんが最後に言った言葉も気になりますし…… まあ何もなかったら連絡先は放置してくれて構いませんので」
ゼロ:「……折角だからな。本業とは別の仕事の匂いがしなくもないし、いいだろう」 という訳で連絡先交換します
アイラ:「ありがとうございます」
個人情報が自動でマスクされたりはしません 交換できます
> やっぱりセキュリティ面はガバい
> 通信ゲーム最初の例だからまだ追いついてない感じ(E卓で同じことがもう出てた)
> アイラはこの辺疎いから「あ、連絡先普通に交換できるんだー」的な感想は出ない
> ゼロは「なんとなく悪用されそうだな」とか思ってる()
アイラ:「ではそろそろ出ましょうか
  ゼロさん、本当に楽しかったですわ! ありがとうございました!」 そう言って出口へと足を進める
ゼロ:「俺も、有意義な時間だった。感謝する」 軽く一礼して、出口へ向かう







> さて ここからの流れなんですが
> ダイブ屋で目が覚めたところでちょっとイベントがあります
> 既に二人は別々の場所にいるわけなんですが、イベントの内容は同一なので、どちらか代表者1人だけで進める形になります
> (もう1人についてもだいたい同じことがあったと思ってください)
> ということで どちらがやります?
> じゃぁさっき美味しいところ持ってったのでアイラさんに譲ります
> choice神に任せます?
> Choice神に任せるでもよきよ
> あ、はいじゃあ
> choice[ゼロ, アイラ] → アイラ
> はい
> アイラいっきまーす
> 結果としてアイラさん以外の全員がアイラさんを指した





BGM: Dive Dock
  from BALDR SKY(エンターグラム(戯画), 2009)
  Composed by Barbarian On The Groove

――ゲーム終了。
アイラはソル・シエールで目を覚ました。


アイラ:「う、うーん…… はっ! 戻ってきましたのね」
> 無職の現実に
> w
アイラ:(ええと、確か受付に行くのでしたっけ) というわけで受付に向かいます

ダイブ屋:「あっ」 手元に持っているカードとアイラを見比べて
  「アイラさんですよね? ご無事でしたか?」
アイラ:「はて、ご無事……とは? 何か不具合でも起きたのでしょうか?」
  (とはいえ心当たりはあるのですけど。やはりあれはイレギュラーな事態でしたのね)
ダイブ屋:「はい。実は……先ほど、こちらのコンソールに異常な反応が現れて、
  しばらくこちらからの操作を全く受け付けなくなってしまって……
  そうしたらまた突然平常状態に戻って。こちらとしても経験がない症状だったので、なにがどうだったのか全く……」
アイラ:「ふむ、なるほど……
  ところでこのトライボックスというゲームには戦闘モードは搭載されているのでしょうか?
  もし異常な反応があったとすればそこだったと私は思いますわ」
ダイブ屋:「あー……実は私自身はゲームの内容については詳しくは知らないのですよ。
  ゲーム内の様子も、もともとこちらからは全く見えませんし……」
アイラ:「ふむ、そういうものなのですか」
ダイブ屋:「はい。ですが、その戦闘でなにか異常があったのでしょうか?」
アイラ:「その戦闘が終わった後のことなのですけれど。
  戦闘が始まる前に乗っていた昇降機に、戦闘後にたくさんのエラーメッセージが出ていましたの」
ダイブ屋:「エラーメッセージですか。……こちらには何も出ていなかったのにおかしいなあ」 首をかしげている
  「そうだ。ちょっと天覇のほうに連絡を取ってもいいでしょうか?」
アイラ:「ええ、構いませんわ」
ダイブ屋:「少々お待ちください」 事務室のほうに入っていきます

アイラ:「やはりあれはイレギュラーな出来事でしたの……でも何故あんなことを起こしたのでしょうか……」

> さて、この後の展開なのですが
> 天覇の代表者とオンライン会議形式で詳しく話してもらいたいと思ってます
> (つまり、もし二人とも参加するなら、ここで「外の」相手に会うことになる)
> これはシナリオの答え合わせを兼ねています
> ということで先にゼロさんのほうに聞きます ゼロさんは天覇からの聞き取りに参加しますか?
> あ、参加しますします
> 知りたいことは多少ありますし、虎穴に入らずんば虎子を得ずとは言いますし()

ダイブ屋:さほど時間はかからず戻ってきます

ダイブ屋:「えー、お客様……」 やや言いにくそうに
  「どうも天覇のほうでも全く心当たりがない状態のようでして、
  もしよろしければ、後日改めてちゃんと時間を取って詳しくお話を聞きたい、ということだそうです。
  もちろん、それに参加していただけるかどうかに関わらず、今回の料金については全額返金させていただきます。
  ということなのですが……どうでしょうか?」
アイラ:「ええ、私も気になることですし、天覇の方でお話しさせていただきますわ」
> それじゃアイラさんも参加ですね
> ここで参加しなきゃ男がすたるってもんだぜ 女ですけど
ダイブ屋:「ありがとうございます。
  ……連絡先については、最初に書いていただいたこちらで間違いないでしょうか?」
  最初に受付をした時のものを見せる
アイラ:「ええ、そちらで間違いございませんわ」
ダイブ屋:「それでは、後ほどこちらから天覇に返答しておきますね。
  後日、天覇のほうから連絡さしあげることになると思います」
アイラ:「了解しました。それでは手続きをお願いいたします」
ダイブ屋:「ご協力、本当に感謝いたします」 頭を下げて
アイラ:「いえいえ」

ダイブ屋:「それと、こちらは、トライボックス参加者に差し上げる景品となっております」
  最初に持っていたカードを差し出す
  「これは、このゲームのどの試練をプレイしたかの証明を兼ねています。もしよろしければぜひお受け取りください」
アイラ:「あら、景品が出るんですの」 びっくりしつつも受け取ります
ダイブ屋:「それでは、ご利用ありがとうございました。あと、いろいろご迷惑をかけてしまって申し訳ないです」
アイラ:「いえ、トラブルはあったようですけれど楽しめましたし、そんなにお気になさらないでくださいませ」

> 一応確認ですが、そのカードに刻印された試練の突破記録って12種類分あるんです? 刻印のスペース
> ありますよ あとで見せます(今はできない)
> さて ちょっとだけ時間がありますが
> ダイブ屋を出たシーンとか、もしくは一人でなんか感想とかのシーンやりたい人とかいます?
> (いつもやってる個別エンディングみたいな感じのやつ なお本当の個別エンディングのタイミングはまたちゃんと用意します)
> 時系列としては天覇からの聞き取りより前ということでおねがいします
> はい先生! ねりねりする時間が欲しいです!
> それじゃ時間的にアイラさん先にしないとまずいので
> ゼロさんがやるかどうかに関わらず、アイラさんのシーンからどうぞ
> ゼロさんのほうは何かやります?
> 最初の時のフラグ(?)回収はしときたいなーと
> 天覇からお呼びかかるの数日後ですっけ?
> 具体的には決めていませんがそのくらいですね まあ日程調整とかあるから1週間前後になりそう
> ちなみに これはあとで分かることですが
> 今回の“トラブル”が起きたのは初日だけです その関係もあって特に報道されたりはしてない






BGM: 小さな冒険
  from エルクローネのアトリエ(アイディアファクトリー(オトメイト), 2012)
  Composed by ZIZZ STUDIO

アイラ:(それにしても料金を全額返金って……私、無料で入ったのですけれど。
  まあそのお金はあの人に返すのが筋というものですわね。
  あの人も天覇の方ですし、今回のことをある程度は話した方がいいのかしら……
  まあトラブルがあったので返金されました、くらいは言わないと、お金を返す口実がありませんものね。
  いや、重要なのはお金のことではなくて、いや重要と言えば重要なのですけれども!)

アイラ:(何故あのイレギュラーな事態が起きたのか、ですわね。ヤグシャさんとも関わりがありそうですし……)

アイラ:(あの人が私にした注意は的確なものだった。彼女の理想にも共感できるところがたくさんあった。
  ……そしてあのような考えの彼女が悪い人とは私には到底思えない)

アイラ:「彼女のいう通り、対立することがないことを願うばかりですわね……」






BGM: ヴェントのテーマ
  from アンリミテッド:サガ(スクウェア, 2002)
  Composed by 浜渦正志

『トライボックス』の件から3日後。この日もゼロは普段通りの仕事をこなし、次の日の予定を立てていた。

TP仲間A:「たっだいま~! いや~向こうはめっちゃ景色良くて楽しかったわ~。
  あ、ゼロー、この前のアレ、どうだった?」
TP仲間B:「その前に仕事報告だろー」
TP仲間A:「報告書はもう送ってあるもんねー」
ゼロ:「ん? 嗚呼……謎解きとしては、中々面白かったぞ」
TP仲間C:「え゛っ、あのゼロが『面白かった』って……!?」
TP仲間D:「一体どんな鬼畜ゲーを乗り越えたんだ……?」
TP仲間E:「いや流石にウォーフレームじゃないんだし普通の謎解きなんじゃないの?」

etc...トランスポーター仲間内でがやがや騒いでる。

TP仲間A:「へー、朴念仁のゼロがねぇ……あ、んで、なんか可愛い子とかいなかった? 寧ろそっちがメイン!」
TP仲間B:「お前それで何回レーヴァテイルに振られてるよ」
> 仕事仲間のゼロさんへの評価よ……w
> それだけゼロが「仕事にしか興味ない機械みたいな奴」という認識が強いのである……()
> w
> 仕事仲間A、ゼロさんが両手に花(?)だったと知ったら発狂しそう()
ゼロ:「そうだな……少なくとも、ただ色恋しか頭に無い奴が理解しようとしても
  理解できない次元の女たちがそこには居たな」
TP仲間A以外:「「「「ぶっふ」」」」
TP仲間A:「おいそこ笑うなぁぁぁぁぁ!!」
> なんか言われてるw
> 理解できない次元の女……ことあるごとに「くっ、ここにお皿さえあれば……!」とか言ってた奴のことかな?

ゼロ:「後、トライボックスの件で天覇から聞き取り調査に呼ばれてるから数日後は留守にする」

TP仲間E:「え、何かあったの? レビューにしてはなんか大事の予感するけど」
TP仲間C:「どーせあれだろ。ゼロが大暴れしたことでゲームにならなかったとかじゃないのか?」
TP仲間B:「それなら天覇が出禁にするんじゃねーの? そうなってないなら違うんじゃね?」
ゼロ:「……今何もなければ、それでいいんだがな」 席を立とうとして
  「……そうだ、お前に一つアドバイスがある」 TP仲間Aの方を見て
TP仲間A:「え、もしかしてまさかゼロからの恋愛アドバイス!?」
TP仲間A以外:「「「「いや絶対に無いから」」」」
ゼロ:「……美しい花にはなんとやら、とは言うが。
  棘すら生易しい毒を持っていたら手に負えないから気をつけろよ」

TP仲間E:「……どんな人に会ったんだろう、ゼロ」
TP仲間D:「ゼロすら怖いと感じた人なら一度でいいから見てみたいかも」
TP仲間A:「いやゼロだぞ? 恐怖心感じると思うか?」
TP仲間B:「いつものマスター忘れたか? いっつも奥さんの尻に敷かれてるだろ、そういうタイプなんじゃないか?」
TP仲間C:「ダメだ、謎が謎を呼んでくる……」

そうやって賑やかになっていく場をゼロは構いなく後にする。

ゼロ:(理想を現実にする魔法、か。
  あれから考えたが、そんなものは何処にも無い。あったとしても、それが生み出す影響は計り知れない)

ゼロ:(…… 『三つの匣トライボックス』、か。
  中身を知らなければ幾らでも空想することはできるが、中身までは分からない。
  ……匣の中身、少し興味が湧いてきたな)

遠くで朧月が見える。思考する時間はまだたくさんある、そう思いながらカードを見つめる。
……いずれ、全部埋める時。自分は何を考えるだろうか。
天覇の、トライボックスの秘密を暴いた時、何を感じるのだろうか。
今はまだ、関係のないことかもしれない、と首を横に振りながらいつもの寝床に向かうのだった。

ふと、背中に背負う機械が軽い振動と共にランプを明滅させる。

ゼロ:「……分かってるよ。無理させて暫く大掛かりなメンテもしてなかったからな……悪かったよ、『猟牙』。
  ……リクエスト? 何をご所望で? 全く、パーツ探すのも大変なんだからな」

機械の箱を弄りながら、今日も夜は更けていくのだろう。その表情は、何処か楽しげであった。



> ぱちぱちぱち
> ひとまずの終わりにふさわしいいい余韻だった
> ゼロ目線ではアイラもヤグシャも、「強い女」という認識
  決して「弱い女」ではない。確固たる意志(意思)で行動しているから
> ところで仕事仲間の評価から言ってゼロさんも破壊神仲間ということであってます?
> ええw
> でもゼロさんは仕事に関わるものは壊さないでしょ
> ど正論を言われてしまったでござる
> たまに、どうしようも無い時は……多分。バーンとォ!!やっちゃうと思いますよ?()
> w







> だいたいこんな感じのやつだった(台詞とかはさすがに書いてないけど)




> PL目線の考察
> ・ヤグシャの正体
  →結論:樒と思われる
  →まず消去法で、ソルクラスタ以外の存在がトライボックスでマッチングするとは非常に考えにくいため、
   此処でOPに登場した関係者である亜耶乃・フリッツ・ジャクリの可能性は消え、クラスタニア技師の樒だけが残る(PL目線)
  →ソルクラスタからアクセスすることによってソルクラスタ以外の存在が干渉する可能性も考えられるものの、
   ヤグシャの言動はレーヴァテイルだからこそ可能な行為であることは明確であり、
   またハッキング好きなジャクリとはいえ明確なメリットや行動原理を持たなければやることはないと思われる
  →自身を「革命家」と評する点。これはPL目線、ファンタスマゴリアで平穏を祈ったばかりのソルシエール民や
   メタファリカで大陸を生み出す奇跡を成就したばかりのメタファルス民ではほぼ出て来ない言葉である
   (ゼロは無関心の為革命を起こすような性質ではない)
> ・GMについて
  →あくまでGMがシナリオライターとは同一人物とは限らないものと考える
  →PL目線ではOPムービーでのジャクリの台詞「そんなシナリオ、私は書いてないわよ」から、
   シナリオライターの大枠はジャクリが担っていると思われる
  →……が、共通目線の認識ではラストのケルベロス戦は間違いなくトライボックスの『イレギュラー』であり、
   本来存在するものではなかったという印象が強い
  →また、「NPCがプレイヤーではないとは言っていない」。PL目線ではゲームサーバインテグレーター……
   ゲームの機能が正しく機能するように完成させる役割を担う樒がPC(=ヤグシャ)として
   プレイ並びに他PL(PCたち)の進行サポートをしていても不思議ではないし、
   演出でNPCからPLAYER 3に変化した演出は意味在るものだと考えている
  →PCには恐らく不可能であることを行っている。水の試練での毛皮のコートを出せるのは基本の緑魔法では
   理論上可能クラスの超高難易度になる。DPもないPCが何も無い所から複雑な物質構造を持つ物体を出すのは不可能だし、
   それが可能ということはGMとしての権限から無理のない範囲で自由が利いていると思われる

> 結局のところPC目線よりPL目線でしか推理できないのでほぼPL目線での回答になってしまってますねこれ()
> とはいえこっちが知りたいのはわりとそっちなので大丈夫

> あ、そーだ。ヤグシャの正体についての考察、もう一つ浮かんだので上げますね
> ヤグシャ=樒の先祖説
> ・レーヴァテイルが仮に肉体的に死亡したとしても、データとしてバイナリ野等を介して生存することが可能ということは
   ジャクリやインフェルの前例で立証されている
   (現実世界で活動する肉体の有無は問わない、バイナリ野に存在できることが重要)
> ・ヤグシャはPC達はおろか、今生きている人間やレーヴァテイルの大半が知らないような歴史を知っている
   (命の試練辺りから強く言及されている)
> ・樒の心の護……とはいかずとも、樒の中の記憶と感情とバイナリ野に存在する残留思念が
   共鳴して形を得た可能性も捨てきれない
> ・ただそういうのは大体エラーが出る。つまり「ヤグシャがプレイヤーとして成立する手段」が必要
> ・ソルクラスタ側のプレイヤーは一体?
  →マッチングの際にソルクラスタ側とのマッチングが成立しなかった……
   そのギリギリで割り込みが出来れば成立できてもおかしくはなさそうである
> ・ではヤグシャがトライボックスに干渉した理由が無ければ干渉する意味はないが……
  →樒がバイナリ野のゲームマスターを務めるにはかなりの負担がかかる筈。多分それを心配しているし、
   もしそれが出来たのだとしたら、樒が成長する一歩になるかもしれない。後顧の憂いを断つ切っ掛けが必要になる。
   でもそのためには協力者がいないと難しい。だからこそトライボックスを利用する必要があった?

> という訳で。ヤグシャ=樒の先祖説も置いときます、こっちも推理がガバい。
> いずれにしても樒が直接的間接的関わらず関与してるだろうなーとは思いますし、
  バイナリ野というか塔では不思議なことが起こってもおかしく無さそうとは思う、というのと。
  樒が成長して自分らしく物事に立ち向かって生きて欲しいという先祖並びに親の願いが
  バイナリ野で形になってたらエモいなーと感じたが故の願望半分な推理です

> 自分はそんなに考察してないや でも何となくの自分の考えを挙げるなら
> ヤグシャはウイルス説 くらいかなあ
> そう思う理由はどんなところだろ
> いや本当になんとなくなので……
> ウイルス説もなんとなく分かるんですよね、バイナリ野に存在してる状態に似た感じと考えれば納得できますし
> アルトネリコ作中だとダイブだけでも割と(主人公キャラたち以外は)一大事感があるのに、
  更にバイナリ野に手慣れてる感があるというとまあそんな感想を抱くというか……
> クラスタニアではバイナリ野遊びが当たり前の文化とか言われたら吹き飛ぶ説なんですけどね、HAHAHA





事前交流会:ソル・シエール組
事前交流会:メタ・ファルス組
導入~Lv1開始 虚の試練 Lv1終了~Lv2開始 命の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング
前半
後半
個別・全体ED
水の試練 心の試練
金の試練 闇の試練
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