ネメシスの基本的な攻め方を大まかに分けると、以下のようになる。
1.特殊技の各種触手を使って相手を捕捉・拘束する。
2.アシストを展開、ネメシス本体は引き続き各種触手で相手の動きを制限するか、ダッシュで距離を詰める。
3.相手を追い詰め、

弱やT/C(コマ投げ)各種などで相手を崩す。
このように、ネメシスの攻めの起点となる技は各種触手である。
まずはこれの射程圏内(中距離)へ入り、長く維持するように心がけよう。
触手の中では、回転率が良く攻撃を当てやすいT/H03A(J

強)が最も使いやすい。
それに加えて、通常ジャンプを多用する相手にはT/H06(

強)を、スーパージャンプを多用する相手にはT/H06A(J

強)を振っていこう。
この際に注意する点は、相手のダッシュによる潜り込みや、ワープ(裏周りや上空への移動)からの差し込み。
これらに対しては、全身に強い攻撃判定のあるJ強が非常に有効。
空振りになってもあまりリスクはないので、適度に振ることで相手の行動を事前に抑制していくといい。
次にアシストを使い、さらに攻めの密度を高めていく。(※)
一度アシストを展開してしまえば相手は守勢に回らざるを得ず、こちら側の崩しのチャンスは多くなるだろう。
この際、「相手がどのように攻撃を凌いでいるか」を観察しておこう。
バックジャンプを多用するなら中版コマ投げ、あまり動きが無いなら弱版コマ投げといった具合に、狙い目を絞っておくといい。
なお、ここで観察が不十分と感じたときは無理に崩しにいく必要はない。
得意な中距離で現状を維持し、じっくり攻めていこう。
そして最後に、相手に接近して相手を崩す。
先の観察により成功率は高まっているはずだが、この距離ではやはりリスクが付き纏う。
慣れない内は、比較的反撃を受けにくい打撃を絡めた択を多用していくといいだろう。
このように一度攻めると流れを維持しやすいネメシスだが、守りに関しては欠点も多い。
まずは、触手の届かない距離(遠距離)まで離れてしまった場合。
唯一抗える手段はW/R01A(空ロケラン)をはじめとした各種砲撃なのだが、弾強度が低く回転率も悪い。
射撃アシストを絡めた弾幕を展開される前にロケランを当て、急いで距離を詰めていこう。
場合によってはネメシスが盾となり、こちら側のアシストの展開をサポートして応戦してもいい。
仮に妨害が間に合わず、弾幕を展開されてしまった場合は、スーパージャンプで高空へ逃げるといいだろう。
相手が着地際を狙ってくるようであれば、大抵の場合はここでもJ強が有効だ。
次に、高空を主体とした立ち回り・奇襲をされてしまう場合。
あまり動かず設置や射撃などを繰り返すキャラであれば、こちらもスーパージャンプからT/H06A(J

強)などを振って消耗戦に持ち込むといい。
リスクはあるが、相手のスーパージャンプを見てから足元へ入り、強版コマ投げで強引に崩すという手もある。
しかし、ハイスピードで動き回られてしまう場合は非常に厳しくなってしまう。
J中が上方向への高い牽制能力を発揮するものの、攻め手不足なのは否めない。
アシストによる手助けでも補えないと判断した場合、思い切ってメンバー交代してしまうのも一つの手だ。
なお、接近戦を仕掛けてくるインファイターが相手の場合、守る手段は豊富である。
下がりながらの各種触手はここでも強力で、それを嫌って上から被せようとする相手には、優秀なアーマー技の立ち強が非常に有効。
迎撃に成功した後は、機を見てアシストを展開しつつターンを奪い返そう。
唯一、地上からの接近を許してしまった場合、上記の技は機能しにくくなってしまう。
そして相手キャラの持つ崩し技に加え、大型キャラ共通の弱点である「昇り中段」が脅威となる。
一先ずアドバンシングガードで距離を取り、可能であればタイミングよくSなどで反撃を狙っていくといいだろう。
(※)なお、下段判定のアシストを起用している場合は、この時点でガード困難な中下段同時攻撃による崩しを狙うことが可能。
無敵技による割り込みなどに注意しつつ、積極的に崩していこう。