日本代表(キャプテン翼)

「日本代表(キャプテン翼)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

日本代表(キャプテン翼) - (2020/08/15 (土) 17:21:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/23(土) 02:06:52
更新日:2024/04/16 Tue 23:27:02
所要時間:約 15 分で読めます




キャプテン翼の世界では中学生のときから同年代の代表選手がほぼ変わらない
スタメン選手とベンチ組の実力差があまりにも大きすぎて、ベンチ組を外して他の選手を招集しても試合に出ることすらかなわないためである。
そのため「なんでこんなのが選ばれ続けてるんだよ」という選手がベンチの常連になっているが、
そんな連中を押しのけて上がってくる奴が全くいない。お前の事だ中西



【一軍】

[FW]

日向

日本の誇るエースストライカー。
コンクリートの壁を打ち砕く必殺タイガーショットをはじめ、ネオタイガーショット、ワイルドタイガーショット、雷獣シュートなど数々の必殺シュートや
激しいドリブルやタックルでも容赦なく相手を吹っ飛ばす
しかしさらに強力な相手にやられてしまう事も多く、失踪・特訓の末に新必殺技を編み出してくる。
「いつまでも調子にのってんじゃねぇ!」「来るなら来い!何人来ても同じだ!食らえタイガーショット!」「どけシュナイダー、俺の前に立ちふさがる者は全て吹き飛ばす!」
翼を除けば最も得点力があるはずなのだが、ユベントスに入団してからは身体のバランスの悪さをトレーナーのマッツに酷評されてしまう。
特に持ち味の雷獣シュートを世界各国のプレイヤーに真似され、しかもその得点力が高くない事が痛い。
そろそろ新技開発のため失踪すべきでは。

ただしレッジアーナに移籍後は成長を見せ、身体のバランスの悪さは改善された模様。*1

新田

日本の誇るキング・オブ・ゴールポスト。1点確実の大チャンスを外す能力にかけてはフランスのボッシ*2に匹敵する。
史上最長の技名「ノートラップランニング隼ボレーシュート」で有名だが、最近やたらと長い技名が頻出しており、その座を脅かされつつある。
中学生の頃から100m11秒台の俊足を誇るが、ドリブルによる速攻を繰り広げるシーンは少ない。
プロ入りしてから若島津の実家の空手道場に入門。秘伝の「隼蹴り」を会得してパワーアップする。
……が、やっぱりミューラーには通用しないのだった。

[MF]

ご存知シリーズの主人公。
中盤で試合を組み立て、得点も取れて、おまけに守備にも参加して敵の攻撃を阻む万能選手。
コイツを見て中田もジダンもMFになった。ジダンも。そのせいでFW不足になってしまったんだとか。
得意技はオーバーヘッドキックやドライブシュート。
プロ入り後はスカイウイングシュート、スカイダイブシュート、ハイスピードトルネードスカイアルファと、どんどん超人化の一途を辿っていく。
必殺技だけでなく基本性能自体がどんどん跳ね上がっているため、かつては互角に近かった日本の選手たちとも歴然とした差が生まれている。

メインヒロイン。公式でも「永遠のアイドル」とか言われている。
フィールドのアーティストと呼ばれるテクニックの持ち主。
……だったが単独ではこれといって特筆する技が無く、ワールドユースでは賀茂監督に「翼がいないと何もできないのか」と言われてチームを追放される。
それから自分探しに世界を放浪してかえって自分を見失ったり、結局また本来のスタイルに戻ったりとキャラ崩壊が著しい。
最終的に「翼と組んでいれば世界最強の攻撃力になる」というポジションに収まった。
この時だけなぜか雷獣シュートやジャンピングトルネードアローシュートを使えるようになる。
つまり賀茂監督の指摘は当たっているようで大外れであり、彼が無能だとされる根拠のひとつである。

ワールドユース編から登場。翼の一年後輩。
登場当時は非常に優遇されており、そのせいで出番を失ったり活躍させてもらえなかった多数の選手のファンから絶大な恨みを買う。
ワールドユースの後はそこそこの役割に落ち着いたが、かえって何の個性も無くなったと言われることも。
スタミナ、運動量には定評がある。

三杉

ガラスのエース、フィールドの貴公子。
翼をも超える能力を持つ最強の選手であるが、心臓病により長時間戦えないというハンデを背負った悲劇の選手。
……だったが 心臓病は治ったが実力が凡人になった というあんまりな措置を受け、
さすがにそれは無いという事になったか 実力は戻ったが心臓病も再発し 、結局元のキャラクター性に戻った。
オリンピックでのドイツ戦、吉良監督の策が裏目に出てGKが森崎という大ピンチに陥り、シュナイダーのシュートを止めるためその身を投げ出す。
そしてファイヤーショットが心臓に直撃、心肺停止状態に陥ってしまう。三杉の魂を天国に迎え入れようと集まってきた天使たちをスペインのミカエルが撃退し、現世に復活。

立花兄弟

世界に名だたるスカイラブハリケーンなど、様々な空中サッカーの使い手。
タイやメキシコに同類が存在し、空中サッカーはいまやキャブ翼ワールドでは標準装備となった。
……が、さすがにそれは非現実的すぎるためか、たびたび怪我で離脱させられる。
大人になって体格が大きくなってきたためスカイラブハリケーンは使えないという事にされ、
さらにそれでも怪我を覚悟で最後のスカイラブを敢行、そのまま病院に直行した。再起不能の可能性も……。

[DF]

松山

天才肌の選手が多い中、「才能のないヤツは練習するしかない」という信念の努力人。
中学3年の時でも小学生時代の食堂での借りを忘れない執念の持ち主で、たびたびそれをネタにされるが
WY編でついに日向への逆襲に成功。 長きに渡った怨念に決着を付けた。
また、必殺技のネーミングセンスが絶望的だったと言う事も発覚。イーグルタックルじゃいかんかったんだろうか……。

石崎

「凡人でも頑張れば報われるように」と作者が優遇を明言している、
そのため「どんなに頑張っても作者に愛されなければ報われることは無い」という非情な現実を他キャラクターに突きつける男。
主な役割は自殺点と顔面ブロック。どれほど下手でもスタメンから外れることは滅多に無い。

次藤

日向をも上回る突進力、強烈なロングシュート、バックスピンパスという高等技術を兼ね備えた超強豪……だったのは初回だけで、
仲間になってからは見る影もなくなってしまった。
主に立花兄弟を発射するカタパルトとして活躍する。
作者はスカイラブを作中から抹消するつもりらしく、立花兄弟を葬り去っただけではなく、次藤までも怪我で離脱させる。
立花を消しただけではまだ次藤が翼や石崎を発射することができるためである。

早田

登場当時は「エース殺し」の異名を取り、相手エースへの徹底マークを信条としていたが、全日本では全くそんな動きは見られない。
相手エースとの対決は翼がやる場面だからである。こいつが突っ込んでもあっさり抜かれて「なにィ」が関の山。
気性も荒く、ナポレオンと乱闘騒ぎを起こして退場を命じられたこともある。
長らくただいるだけの存在だったが、オリンピックでは久しぶりに出番をもらえた……が、カミソリシュートはミューラーに止められ、
カミソリタックルを成功させたかと思ったらボールはシュナイダーの足下に転がっていくという自殺点に等しいミスを犯す。
マイナス面しか書く事が無い……。

[GK]

若林

ペナルティエリアの外からはゴールを決めさせない、グレート・スーパー・ゴールキーパー*3
この伝説を打ち破った選手は2019年時点で、シュナイダー、肖俊光、ナトゥレーザの3人しかいない。
世界最強のGKであり、彼がいる限り日本が負けることは無い。
他に強豪とされるGKも大勢いたのだが、そいつらは全員大量失点キャラになってしまっており、
まともにシュートを止めてくれる世界で唯一の選手になってしまった。
そのため作品展開の都合で度々負傷させられるが、決勝戦には必ず戻ってきて一番いいとこをかっさらう。

若島津

空手の経験を活かした「三角飛び」などの必殺技でゴールを守る。
若林とは年々差が広く一方で、出場しても大量失点を喫する試合が多い。
自分と若林を競争すらさせず、若林の方が上だと勝手に決めつける見上監督に激怒してチームを飛び出したり、
GKとFWの二刀流になったりと毀誉褒貶が多いが、
結局のところ、どちらのポジションでも役に立っているとは言い難い。
ゴールを守るのは若林であり、点を取るのは翼だからである。


【一軍半】

[FW]

反町

イケメンが幸いしてたまに出る。
選手たちが一斉に必殺シュートを披露する中、1人だけ技が無いのでダイビングヘッドという可哀想な姿を晒す事に……。
「俺は吉良監督に守りも出来るFWをアピールするぜ!!」と公言したのだが、そのせいで吉良監督からDFへのコンバートを示唆される。
「全日本のDFは他のポジションであぶれた脱落組の掃きだめ」という悪癖は相変わらずである。

[MF]

佐野

次藤のお供。
松山に匹敵するボールキープ力、次藤とのコンビプレイ、オーバーヘッドキックまで使う身の軽さで活躍……は最初だけで、
全日本ではほぼ「いるだけ」の存在まで転落する。
賀茂の無茶な特訓のため疲労困憊のまま試合に出場させられ、観客から「佐野くんには悪いけど、やっぱり岬くんと比べたら……」などと言われてしまった事があったが、
確かに岬との実力差はあるとは言え、佐野だってベストコンディションでは無いまま試合に出されていたのである。悪いのは全部賀茂だ。

沢田

日向のお供。
翼たちから見て2年後輩で、そちらの世代では中心選手として活躍しているようだ。新田や佐野も下の年齢の方に出たら大活躍だと思う。
「Road to 2002」ではとんでもないヘアスタイルになって登場。大不評となりあっという間に元に戻った。

[DF]

井沢

修哲トリオで唯一まともな戦力になる。
井沢より能力は高いはずだがまるで働かない次藤・早田よりも、ヘディングを活かして敵の攻撃を阻む場面が多い。

浦辺

元・大友カルテットの1人で石崎のライバル。実家は豆腐屋。大友中学では新田にパスを送り続け、南葛を良く苦しめた。新田からは今も「心のキャプテン」と慕われる。
RJ7で実力を上げ、ワールドユースの決勝戦で石崎が負傷退場すると代わって出場。日本優勝の瞬間まで守り抜いた。

[GK]

森崎

日本が誇るグレート・スーパー・ザルキーパー……もといスーパーがんばりゴールキーパー若林は心の底からこいつをバカにしているんだな
その守備力の無さは絶望的であり、代表に招集しておきながら試合に出す監督が絶望するほど。だったら他の奴を選べ。
たびたび負傷などで戦線離脱することが多い若林や若島津に比べて「安定して試合に出す事ができる」という点で評価される事もあるが、
試合に出て抑えてくれるかどうかはまた別問題。アジア予選あたりではまだなんとかなるが、世界大会の決勝近くなってくると無能ぶりに拍車がかかってくる。
オリンピックのドイツ戦でGKがいなくなって出場させられると、あっという間に2点リードを逆転された。
「なんだ、貴様!ゴールに突っ立ってるだけでゴールキーパーをやろうってか!ポストの方がまだマシだぜ!!」
だがシュナイダーのシュートを一度防ぐという奇跡の活躍を見せた。
翼の結婚式で代表が全員揃うイラストでは森崎だけいないという異例の待遇を受ける。
よほど翼はこいつを恨んでいたのか。もしくは「写真を撮ったのが森崎だった」という説もある。



【ベンチ要員】

来生

修哲小学校時代は「点取り屋」と呼ばれていたが、南葛中学ではすでにその他大勢、全日本では毎回招集されるが試合には出ない永遠のベンチ要員。
もうちょっとマシな奴はいないのか……と考えても、 いないのだ。本当に。
来生よりはマシじゃないだろうか、というぐらいの選手はいても、そいつが新田や立花兄弟を押しのけてスタメンに出るかと言うとそんな事はなく、
結局来生と同じようにただベンチにいるだけでしかない。

来生と同様。
ライン際のドリブルという個性はあるが、世界でそれが通用するかと言うと……。

高杉

来生と同様。
来生・滝・井沢の「修哲トリオ」から一人だけ名を外され、「俺だって修哲なのになァ」と嘆くあたりが悲しい。後に修哲カルテットという名でひとまとめにしてもらえた。
オリンピックではとうとうベンチからも外され、二軍落ちに。
貴重な専門DFであるのだが、全日本ではDFというのはポジション争いに敗れたMFが降格されてくる場所なので(例.松山、三杉、井沢)
はるかに実力が上の選手と比較されてしまうのである……。


【二軍】

小田

松山のチームメイト。
現実世界で松山と一緒にコンサドーレ札幌に所属することになったため、無理矢理オリンピック代表に入ってしまう。
当然、何もしない。

中西

デブ巨漢GK。小学生時代には強豪として描かれており、「森崎を出すならこいつの方がいいだろ」とたびたびファンの話題に上る。
が、実際には一度崩されると修哲トリオにすらシュートを入れられまくるという脆い面もあり、
オリンピックの代表選抜合宿には参加しただけで驚かれ、結局代表入りはできなかった。
つまりこの時点で森崎以下が確定。テクモ版「V」にも登場するが能力値は森崎以下。

本間

三杉のチームメイト。
ワールドユース編では日本代表に選ばれる。……何かしたっけ?

石田

翼とは対戦経験が無く、松山に負けた選手。
ジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。
そりゃ翼も読者も「あんた誰だっけ」であろう。

赤井

ワールドユース編から登場。
「恐怖のレッドストッパー」の異名を取るDF。
たったの1試合しか出ていないうえに、彼を登場させるため松山の出番を奪ったため、やはりファンからの恨みを買う。

佐々木

誰こいつ? ワールドユース編で初登場したGK。
日本代表に選ばれるもののRJ7との変則テストマッチで大量失点を喫してしまい、それ以降出番無し。
……やっぱり誰こいつ?



【首脳陣】

[監督]

見上

ジュニアユース編の監督。元日本代表のGKで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
個人コーチとして若林を幼少期から育てあげ、かつての夢を託す。
若島津が負傷した決勝戦では若林を抜擢するなど、常識的な頭脳の持ち主。他の監督がマイナス面しか無いため、彼が最高の代表監督と言える。

ただし前述の通りワールドユース編では、若林の実力が若島津よりも上だと勝手に決めつけ、
この2人を競争すらさせずに若島津を一方的に控えGKにした事で、若島津の怒りを買ってしまっている。
これまでの2人の戦歴を考えれば妥当な発想であり、実際その評価は正しかったわけだが、
選手にそれを納得させる事を怠ったという点では指導者として良くなかった。

賀茂

ワールドユース編の監督。元日本代表のDFで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
主力選手に難癖をつけてチームから追放するも、その指摘はほとんど的外れで、
個人特訓をしてきた選手たちもその成果はほとんど試合で活かされることは無かった。
せいぜい日向のポストプレイがブラジル戦で活かされた位。
しかも残った選手たちに過酷な特訓をやらせ過ぎて潰してしまい、
翼以外の全員がベストコンディションには程遠いボロボロの状態で試合をさせられる羽目に。
その結果、片桐曰く「本来の日本なら2ケタ得点で楽勝出来る相手」のはずのグァムとチャイニーズタイペイ(台湾)にさえも、
あわや敗北かという所まで追い詰められる程の大苦戦をさせられる事に。
そうして数々の選手を潰し所属チームを悉く解雇された前科があり、「超危険人物」との悪評まで立てられてしまう程。

おまけにアジアのレベルを舐めていたため、主力抜きで勝てると思い込んでタイ戦で敗北寸前まで追い込まれ絶望する。
片桐に主力を呼び戻せと説得されても「今それをやったら、あいつらを追放した意味が無い」と頑なにそれを固辞し、策が破れたら挽回することが出来ず思考停止。
そして「全ての戦術を翼中心にする」と言い出して「ジャパニーズゾーンプレス」を編み出すも、ブラジルのロベルト監督に完全攻略されまた絶望する。
上記の様にやる事成す事全て裏目に出て、状況を悪化させることしかしていない最悪の無能。
ワールドユース編が大不評の末に打ち切りになった戦犯の1人であるのは間違いない。

吉良

オリンピックでの監督。
日向を鍛えた小学校時代の恩師で、中学時代では沖縄に 学校側に無断で 呼び出して*4必殺タイガーショットを開発させる。
ドライブシュート、スカイラブハリケーンと並ぶキャプ翼三大必殺技のひとつ、明和特攻スライディング部隊の発案者。
特攻スライディング部隊は後にライジングサンでドイツに真似された。
極度の酒好きだが、日本代表の監督に就任してからは禁酒している。2018年のアニメではお茶好きに改変された。
ドイツ戦で若島津をFWとして先発出場させた挙句に負傷させた事で、 森崎を出すしか無くなった という大失策をやらかす。

[コーチ]

マリオ

ワールドユース編に登場。ブラジルでサンパウロのフィジカルコーチを務めていた人物で、本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。

ハンス

ワールドユース編に登場。ドイツで若林を長年指導していた人物で、彼も本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。
若林からの信頼も厚い。

「若島津、森崎、ハンス先生の指導なら間違いは無いぞ!!」

…佐々木はどうした。


[関係者]

片桐

日本サッカー協会の偉い人。元日本代表のFWで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
試合中に右目を怪我して隻眼になってしまった事で現役を引退。
翼たちが子供の頃から成長を見守り続け、自分たちの世代が果たせなかったワールドカップ優勝の夢を託す。




さなえ「きょうのパスワードよ
ついき しゆうせい

がんばってね」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/