石崎了(キャプテン翼)

登録日:2009/05/28 Thu 19:02:58
更新日:2024/11/05 Tue 02:15:41
所要時間:約 2 分で読めます





概要

石崎了は『キャプテン翼』に登場するキャラクター。
通称はファンキーガッツマン。

国籍:日本
生年月日:4月1日
出身地:南葛市
身長:176cm(プロ入り以降)
体重:67kg (プロ入り以降)
ポジション:FW→DF
利き足:右
声優:
丸山裕子(初代)
佐藤智恵(J少年期)
山口勝平(J青年期)
高乃麗(2001年度版)
田村睦心(2018年版)

所属
南葛小サッカー部→南葛SC→南葛中→南葛高校→ジュビロ磐田


略歴

小学生編

が南葛市に引っ越して初めてできた友達でありチームメイト。
愛くるしい顔でチームやユースのムードメーカー。
元は読み切り版キャプテン翼から若林と共に出ている最古参。
名前も石崎と若林はそのままである。
読み切り版では若林を「デブ」と呼ぶなど口が悪いが、連載版でもサッカー場の使用権を争うなど仲は悪い。
初登場がサッカー場の使用権を賭けて若林が率いる修哲小サッカー部を試合を行い、0-30で敗戦し、
結果に納得いかない石崎が南葛中学の先輩たちを呼んで再度サッカー場の使用権を賭けて戦う処から本編の話は始まる。
若林に抑え込まれた中学生を見て
「ア~ア、まったくたよりにならない先輩だなあ…」
と漏らしているが、終わった事を蒸し返すあたり、よく言えば諦めが悪い、悪く言えば往生際が悪い。
しかし、この諦めの悪さが若林を引き合わせるのだから、禍福は糾える縄の如しである。
このやり取りを一部始終見ていたロベルト本郷からサッカー部の指導をさせてほしいと頼まれ、
認めたが顧問の先生をどう説得したのだろうか?
ロベルトの指導で南葛小サッカー部は敵方の若林をして、
「数週間*1であのザコどもがうまくなっているとは」
と言わせるほど、レベルアップしてる。
修哲との対抗戦で石崎は
「なにがここまでやっただ。
ここまでやったのは、おれたちじゃねぇ!
ここまでやってきたのは翼だけじゃねぇか!」
と翼頼みの自分たちを振り返り、自らを奮い立たせ修哲のとりかごを打ち破る。
その際、接触プレーで負傷、転校即入部したと交代した。
この時、のプレーを見たロベルトが
「うん、こうなるんだったら、もっと早く石崎に怪我してもらうんだったな」
と畜生なコメントを受けている。

南葛SC選抜試験ではチームメイトの手助けもあり、合格を果たす。

南葛SC時代は花輪戦で西尾の負傷退場に伴う途中出場から決勝までフルタイムで出場している。
若林からは
「よく失敗もするが、イザというときは、きっとやってくれる男なんだよな、石崎は!」
と評されている。

決勝の明和FC戦の後半若林が負傷した際、
「おい、みんな!
こうなったら、ここはおれたちががんばるしかねえぞ!!
今まで、若林にたよっていた分、
今度は、おれたちが主力になってがんばってこのピンチをきりぬけるんだ!!」
と檄を飛ばし、チームの士気を盛り上げている。

延長戦でも積極的に攻撃参加するなど、運動量を活かしたプレーが目立つ。

中学生編

中学生編では、や中沢早苗らと同じクラスでサッカー雑誌を持ち込んでと授業中にサッカー談義をして先生に指導されるなど、のクラスメイトとしての立ち位置を見せる。
サッカーの実力では覚醒した翼の実力には及ばないが、心が折れそうになったり孤立しそうな翼をそのプレーや発言で度々支えている。
卒業後のブラジル進出を見据えて中学時代に結果を出したい翼が、東邦学園など強豪からのスカウトを蹴ってまで南葛に残った大きな理由の一つがこの石崎の存在ゆえである。チームメイトとして、友人として、それだけの信頼を受けていたのだ。

全国大会三回戦、対花輪中学で立花兄弟のトライアングルシュートをポストを蹴ることで防いだり、試合終盤で石崎が
「くそったれ!!ここで点をとられたらおしまいじゃねえか!!」
と顔面防御でかき出してゴールを死守、石崎は勢い余ってゴールポストに激突する。
翼が石崎を心配すると
「オレさまは平気よ!それより早く攻めろ翼!今 相手は攻めてきてる!!守りはうすいぞ!!」
と翼にカウンターを促し、翼も
「キャプテンのおれが石崎くんのファイトに負けてたまるかァ!!」
と応えて決勝ゴールを決める。

ふらのとの準決勝終了後、石崎が松山のハチマキを見つけて届けたが、この場面が無かったら松山のあのシーンはなかった。
隠れたナイスアシストである。

東邦との決勝戦、日向のタイガーショットを止めた場面、とのコンビプレイを黄金と石ころと自虐的に話していたが、チームメイトからは南葛凸凹コンビだなと訂正された。
この頃のプレースタイルは守備が大会ベストイレブンに選ばれる程に上達していた。
ブロックやパスカットは成功する描写が描かれる反面、大友カルテットにボールを奪われたり、佐野のドリブルに手を焼く描写があるので、コースを読んで動くのは得意だが、足元の技術や敏捷性は人並みという感じ。
また、運動量を活かして攻撃参加を行うこともあり、得点シーンこそ無かったものの、若島津を唸らせるほどのシュートを打つなどの見せ場を作ることがあった。

かと思えば、南葛SC時代のチームメイトで大友中サッカー部キャプテンの浦辺と全国大会出場と得失点差を争い負けた方が言う事を聞くという賭けを行う。

当然結果は決まっていて南葛中の勝利となり、石崎は
「全国大会に来て応援してくれ」
と浦辺に告げ、浦辺達は南葛中の全試合を応援する事になる。

若林の時といい、浦辺の時といい石崎はチームの勝ち負けを賭けのネタにするのが好きらしい。

Jrユース編

Jrユース編では高校生との強化試合でパスカットで好守を見せチームメイトから「意外性の男」と呼ばれたり、アルゼンチン戦では、スカイラブの応用で次藤に飛ばしてもらって顔面防御でかき出してゴールを死守した。
決勝の西ドイツ戦では、シュナイダーのファイヤーショットを顔面に受け気を失い、途中退場。

ワールドユース編

ワールドユース編ではチームメイトの投票により南葛高校サッカー部のキャプテンに選ばれ、チームを率いて、高校三年のインターハイ優勝、高校選手権準優勝の結果を残す。
日本ユース代表に選出され、オランダユースとの強化試合に出場。
1,2戦目は見せ場もなく大敗、第3戦も深追いし過ぎて同点ゴールのきっかけを作る。
しかし、失地回復とばかりオーバーラップ、巧みなフェイントで相手選手を外してクロスをあげ、勝ち越しゴールのお膳立てを果たす。
アジア一次予選のチャイニーズ•タイペイユース戦では同点ゴールを演出。
タイユース戦ではとともにセパタクローブロックを繰り出して活躍、その後のアジア二次予選でも先発出場を果たす。
プロの選手として第一線で戦うに対し、高校の部活出身の石崎たちは体力不足が露わになる。
ワールドユース本大会、予選ブロックの第一戦対メキシコユース、第二戦対ウルグアイユース、第三戦対イタリアユース、決勝トーナメント第一戦対スウェーデンユース、準決勝対オランダユースと全てに先発でフルタイム出場を果たす。
決勝の対ブラジルユースも先発出場するが、後半終了直前ブラジル代表サンターナのスカイウイングシュートを顔面に受けて負傷退場した後、試合そっちのけで彼女である西本ゆかりといちゃついて若林を困らせていた。

プロ編

ワールドユース大会終了後は、ジュビロ磐田に入団。
プロデビュー戦では後半ロスタイムに決勝ダイビングヘッドを決めた。モンキーダッシュで。*2

オリンピック編

オリンピック編に入るとアジア2次予選のU−22代表に選出。
チームのムードメーカーと評される。
しかし、アジア最終予選第一戦の対U−22サウジアラビアで久し振りにオウンゴールを発動、痛恨の引き分けにしてしまい、マスコミから
「また やっちまった 石崎」
と酷評される。
それでも他の全試合に先発出場、最終戦の対U−22オーストラリアでは得意の顔面ディフェンスで得点を阻み、勝利へのフラグを建てる。

マドリッド五輪•サッカー競技予選ブロックでは3試合全てに先発出場。
決勝トーナメント1回戦の対U−22ドイツはベンチスタート。
後半負傷した曽我の代わりに出場、オーバーラップからヒールリフトを決めてクロスを上げて、のハイスピードトルネードスカイアルファを演出した。

基本的に運動量を活かしたオーバーラップでチャンスを作り、献身的に身体を張るディフェンスで
多数のストライカーからゴールを護る守護神に成長した。

その割に重要な試合でのオウンゴールが目立つ悪癖があるが。

ミランのイタリア代表MFガットゥーゾはキャプ翼の中でも石崎がお気に入りで、彼のプレースタイルは石崎が原点かもしれない。高橋陽一パネェ。

ゲームにて

唯一無二の必殺技「顔面ブロック」は消費ガッツは400
ゲームでは念願叶ってヤマザルバスターという必殺シュートを手に入れる。
消費ガッツは400とかそんなところ。

しかし調子に乗って使いすぎると、いざ顔面ブロックが必要な時に

『 ガ ッ ツ が た り な い ! 』


なことになるので、多用は禁物。

キャプテン翼4ではDルート(サンパウロ残留ルート)にてヤマザルタックルを習得する。
サンパウロの選手では必殺ディフェンス持ちがないのでとても頼りになる。

RONCの石崎は敵に回ると、スピードがあり、ブロック持ちのタックルが鋭いと厄介な選手になっている。

追記、修正ヨロ。


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最終更新:2024年11月05日 02:15

*1 作中の経過では対抗戦まであと2週間とある。翼は小6進級前の春休みに南葛市に引っ越して、石崎と若林の争いに巻き込まれた。

*2 体力面で限界が来て最前線へのダッシュ中に脚を攣らせて転びかけた所を根性で手を突いて体勢立て直しつつ突進したプレースタイル通りの根性の代物である