帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)

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帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック) - (2017/05/28 (日) 12:54:03) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/07/16(木) 12:49:45
更新日:2024/02/21 Wed 00:44:57
所要時間:約 7 分で読めます






円谷プロ制作の特撮作品『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする、ウルトラシリーズに登場するキャラクター。

●概要

宇宙警備隊の隊員にして、エリート集団「ウルトラ兄弟」の四男に位置する。

地球では「郷秀樹」という人間と一体化して活動する。
ちなみに「郷ひろみ」も「西城秀樹」も関係ない。むしろこっちが先。

変身にはアイテムを用いず、郷と彼に宿るウルトラマンの精神が一つになった時に変身が可能となる。
企画案では特定の変身ポーズをとるものや変身アイテムを用いる案も存在していた他、
郷が変身ポーズをとって変身してから巨大化するというパターンも撮影されたがNGとなっている。

初代ウルトラマンによく似た姿をしていおり、実際マスク自体は初代のCタイプから原型を取り、開米プロダクションとヒルマモデルクラフトが制作した。
最初のスーツは初代にラインを入れたもので初代と大差ない姿だったが営業から駄目だしが入り、既に撮影されていた第1話が取り直しになり現在の姿となる。
NGスーツは現在ではスチールが書籍で確認できるのみになっている。

基本的に初代に準じた形状だが、身体の赤い模様を二重線で縁取っており、首から胸元*1と腰から膝*2までの模様が異なるのが大きな特徴である。
また、銀色の質感も本放送当時の初代のそれとは若干異なるものであった。

郷とは完全に同化しており、ナックル星人の計略で坂田兄妹が(外の人の都合で)殺害された際、
悲しみから全力で戦うことができず敗北した事もあった。

最終話で二代目ゼットンを倒し、バット星人による光の国襲撃を阻止するため、坂田次郎に「ウルトラ5つの誓い」を言い残して地球を去った。

ちなみにベムラーを追って偶然地球に来た初代や元々は観測のために派遣されたセブンとは違い、
初めて地球を守る目的でやって来たウルトラマンである。


●名称問題


企画当初は初代ウルトラマンが30年後に帰ってくる続編だったため「ウルトラマン○○」といった名称を持っておらず、
本編では単にウルトラマンと呼ばれており、38話のハヤタ/ウルトラマン本人からもそう呼ばれている。*3

「続ウルトラマン」企画書.第3話までは初代の完全な続編となっていたが、
商品化展開を踏まえると別人にすべきというスポンサーの都合でこの設定は没となり、最終的に別人となった。
※後の同じウルトラマンを主人公とする『ウルトラマンギンガ』の続編である『ギンガS』では、
サブウルトラマンを登場させたり、主人公ウルトラマンに新しい姿を与えるなどをしており、この問題を解消している。

しかし、ナックル星人戦で初代ウルトラマンが客演して以降は別人であることが確定したために呼び分けが難しくなり、
「帰マン」「帰りマン」「新マン」「ウルトラマン二世」等、様々なニックネームが付けられた。
おかげで、初代ウルトラマンが当時の児童誌で、対比のためとはいえ前のウルトラマンだの古いウルトラマンだの言われる羽目に……


円谷プロも初代との差別化を図るために、1984年の映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』から、
公式に「ウルトラマンジャック」という名を与えるが、昭和世代(特にリアルタイム世代)には受け入れにくいらしい。
因みに郷秀樹を演じた団次郎もジャックの名称について後から付けられてもピンとこないとコメントしている。

そのため、会話中のファンの間でも呼び名が統一されないことも多く、
「面倒臭いから『帰ってきた新ウルトラマンジャック二世』にまとめようぜ!」というジョークが存在するほど。

ウルトラマンメビウスの設定では「地球人は「ジャック」の名を知らないため、「ウルトラマン」としか呼ばれていない。」とされている。

円谷プロもコレを承知しているらしく、2008年の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では、
ミライが郷に呼び掛ける際、いろんな呼び名を片っ端から使うというお遊びが入っていた。

現在のファンの間では帰ってきたウルトラマンについて語るときは「ジャック」は基本的に使わないという意見で落ち着いている人も多いようだ。

なお、ウルトラマンジャックという名称は『ウルトラマンタロウ』の没ネーム(当時多かったハイジャックを連想させるため没になったらしい)。

ウルトラマン列伝におけるウルトラマンゼロは彼を紹介する際には、
「帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャック」とどっちのファンにも分かりやすい呼び方で紹介している。


漫画『ウルトラ兄弟物語』ではウルトラの父の兄である『ウルトラマンジャック』が登場したが
もちろん他人であり、帰ってきたウルトラマンは新マンと呼ばれている。
ちなみに同作品内では、誤って人質ごとスペシウム光線を撃ってしまった事が原因で酒に溺れ
集合を呼びかけたゾフィー隊長に「オレは駄目なウルトラ族さ!」などと発言するくらいヤケになっていた。



●能力・武装


初代ウルトラマンと同様の必殺技。初代との違いは発射時に背筋を伸ばしていることと、
発射音が初代の「ザー」からエメリウム光線に似た「ピャー」になっており、色も青白いこと。
過去の書籍では初代との違いを言及したものもあるが現在の公式設定では初代と威力に違いはないとされる。
ウルトラブレスレットが登場してからも度々使われた。

ウルトラマンと同じ技持ってるのは企画段階の名残だと思われたが、
映画『新世紀ウルトラマン伝説』ではあらゆる世界のウルトラマンの光線技の基礎とされており、そこから新しいタイプに進化させていくとのことである。

『続・ウルトラマン』の設定ではスペシウム光線のバリエーションとして「凍結スペシウム」が存在しており、
劇中で使用したフォッグビームまたはウルトラフロストがこれに該当するとされている。

フォッグビームはキングザウルス三世のバリアーに防がれて以来使用していないが、
ストップ光線やウルトラフロストをフォッグビームと紹介されているものもあり、
ウルトラマンGの海外での光線技の解釈のように同一の光線技を形を変えて発動していた可能性もある。


  • ウルトラブレスレット
スペシウム光線を食ってしまう強敵ベムスターに敗北した際、ウルトラセブンから貰った万能アイテム。
用途に応じて様々な形に変形し、斬る、貫く、怪獣や惑星を爆発させる、果てはバラバラにされた帰マンを復活させる、と何でもありの超兵器である。
その万能ぶりから「ブレスレットが本体じゃないの?」という(しつこい)ジョークが存在する。

だがセブンはあくまでも「どんな宇宙怪獣とも互角に戦えるだろう」と絶対に通用するとは言っていない。
これはブラックキングにブレスレッドブーメランが効かなかったことへの伏線にもなり、再戦では素手でブラックキングを倒している。
内山まもるの漫画版ではベムスターに弾かれて落とした際に必死に探す描写が見られた。

光の国の名も無き一般兵も持っているが、ジャックの物ほど万能ではない。

ウルトラマンゼロのゼロブレスレットはこの武器のオマージュであり、
新ウルトラマン列伝の新撮シーンにおいてゼロはウルトラゼロランスでジャックのウルトラランスと模擬戦を行った。

なお、形態の一つであるウルトラランスはスチールでの掲載や『ウルトラマンオーブ』直前スペシャルのガイの紹介から何回も使ったように思えるが、
実は昭和作品でウルトラランスを使ったのはヤドカリン戦一回だけであり、さらにあくまで串刺しにしただけでその後スペシウム光線で倒している。
ガイの紹介のように並み居る強敵を迎え撃ったのは平成以降である。
似た扱いの武器にウルトラマンレオのレオヌンチャクがある。


  • 流星キック
後述のキングザウルスⅢ世を倒すために編み出した必殺技。
キングザウルスのバリアの唯一の死角である頭上から全力で飛び蹴りをかける。
空飛べばいいじゃん」というのは禁句。
しばしばこの技でキングザウルス三世を倒したと誤解されるが実際はバリア発生源の角をへし折るために使用しただけであり、最終的にはスペシウム光線で倒されている。
なお、せっかく特訓したのにその後使用しなかった(モグネズンを倒したウルトラスピンキックがこれの改良型とされることもある)。
本作OPには「流星パンチ」と言う歌詞があるが流星キックではない理由は不明。

後にメビウスゼットン戦で使用。
また、CREW GUYSのイカルガ・ジョージは彼のファンらしく、この技を模した『流星シュート』を使用する。


  • シネラマショット
帰マン版ワイドショット。
帰マン最強の必殺技なのだが、キングザウルスⅢ世に完全に防がれてしまい以後本編では使用されなくなった。その割には書籍に掲載されることが多い。
しかし『ウルトラマンタロウ』ではテンペラー星人の円盤を他の兄弟の光線と共に破壊、
ウルトラマンレオ』第38話でレオに対しウルトラマン、エースと共に使用、
タイの黒歴史映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』ではタイラントに使用した他、他の兄弟と共にゴモラに使用し戦意を喪失させ、
アニメ『ザ・ウルトラマン』では宇宙大魔王ジャッカルへの合体攻撃の際に放つなど、客演では度々使用している。

ちなみに現在のところ簡略版ではないL字型の光線で発射前の溜め動作が無いのはこれとワイドショットだけだったりする。


初代ウルトラマンと同じ技。サドラの首を切断して倒したが次の回のキングザウルスⅢ世に防がれてから一切使われなくなった。
しかし内山まもるによるコミカライズ版では二代目ベムスター、ブラックキング、グロテス星人への決め技になったり、
後年の『ザ・ウルトラマン』では宇宙大魔王ジャッカルへの合体攻撃の際に放つなど、ウルトラブレスレット以上の「切り札」として描かれている。


  • スライスハンド
光線もブレスレットも通用しないブラックキングを仕留めた手刀。
ブレスレットをはめていない右腕で繰り出している点にも注目。
シナリオではナックル星でこの技をウルトラセブンに伝授されるシーンがあり実際に撮影されていたが尺の都合でカットされた。
劇中でセブンがナックル星で宙返りをするのはこの名残でありスチール写真も現存している。


  • ウルトラハリケーン
ブt…ゼットン二世を、回転をかけて上空に放り投げた。本来はこの投げ技自体がウルトラハリケーンなのだが、
投げてから空中で回転している敵にスペシウムでトドメを刺すまでを1つの技としてウルトラハリケーンと呼ぶ事もある。
初めてウルトラマンが技名を叫んだ瞬間でもある。空に影が映るという奇妙な現象を引き起こした技でもある。
後にウルトラマンゼロに受け継がれた。
ちなみに余談だが、微妙にウルトラハリケーンが関係ないが、ウルトラゼロファイト第一部のグラシエ戦で
ゼロが能力を完全に発揮した時に辺りが光って、背景の空にゼロとグラシエの影が映ってしまうシーンがある。
空に影が映ると言う事で本来はNGなのだが、とんでもない事が起こったと言う感じが出ているのでOKになったらしい。

……まさか、帰りマンのウルトラハリケーンも実はとんでもない技なのでは……


  • ウルトラショット
右手に左手を添えた構えで、右手先から発射する光線。
主に牽制技として使われる、針状の光弾を連射するタイプと、ノコギリンにとどめを刺した、帯状の光線を発射するタイプがある。
『ウルトラマンギンガS』にてウルトラマンギンガストリウムが使用した際は後者のタイプとなっている。
他の兄弟の技が代表的なのに対してジャックはこの技を数回しか使っておらず本来は必殺技とは呼べない。
まあ代表的な技のほとんどがウルトラマンと被っているし、シネラマショットもセブンやAのL字型光線と被るし、
ウルトラブレスレットを出すのもなんか違うので仕方ないのだろうが。


●他作品での活躍

客演回数はウルトラセブンに次いで多い。
なお昭和作品ではウルトラブレスレットの小道具が帰マンのスーツアクターのきくち英一氏に譲られているため、
腕につけて無かったり、他人のブレスレットを付けていたりする。
『ウルトラマンレオ』放送時の小学館設定では、「ウルトラの母」の妹と結婚し、息子を設けていた。
ただしウルトラセブンの実子であるゼロと異なり現在息子が登場する気配は全くない。

◆『ウルトラマンA
エースが北斗と南に接触するときに随伴。ブロッケン戦では苦戦するエースにウルトラギロチンの使用許可を与える。

エースキラー戦では磔にされた他の兄弟達が自身の必殺技を吸収されたのに対し、
彼は装備品であるブレスレットが奪われた。(なぜ首をガクリと落としたし自分の技ではなく武器にしか価値がないと思われたのがショックだったのか)

最終的にはエースにエネルギーを送り、スペースQによる勝利に繋ぐ。(ブレスレットがこの時地味にAに弾き飛ばされている)。
初代ウルトラマンの区別のため14話ではヤプールや北斗、ナレーションに「ウルトラマン二世」と呼ばれているがあまり定着しなかった。
二世ということはジャックは初代の息子扱いなのだろうか……?

ヒッポリト星人戦ではゾフィーと初代ウルトラマンが捕まったカプセルを持ち上げれず(この際、エースの声を出した)、
最終的にブレスレットで壊そうとするが自分も捕まり、ブロンズ像にされてしまう。

なに? ブレスレットつけてない?

いずれも他の兄弟が光線技の構えをしているのに対し彼だけウルトラブレスレットを外す動作をしていた。


◆『ウルトラマンタロウ
東光太郎とタロウの一体化を他の兄弟達と見守る。
タイラント戦では噛ませ扱いだったが、ムルロア戦やテンペラー星人戦では地球の危機に兄弟一丸となって挑み、
ドロボン戦ではわざとカラータイマーを盗られて人質救出に貢献するなど、タロウの兄として恥じることのない活躍を見せた。

33.34.52話では胸の模様がNGスーツに近いものになっていた他、同じく52話では手袋とブーツが赤くなっており、
仮面ライダー2号(新)の赤手袋を意識して赤くしたという説があるが、実際はウルトラの父のスーツを改造した都合らしい。


◆『ウルトラマンレオ
レオと協力して二面怪獣アシュランを倒す。
その後、ダンのウルトラアイを修復するために光の国に持ち帰る代わりに彼にセブンガーを渡した。(この回でしか使用していないが)
セブンに届けに行ったのは自身がかつてセブンにウルトラブレスレットを貰った恩義があるためと思われる。
この際はウルトラブレスレットではなくタロウのタロウブレスレットを装着していた他、
シャツはタロウでハヤタが着ていたものになっており(団時朗氏がタロウの時より太っていた為、黒部進氏のサイズしか入らなかったという説がある)、
ナレーションにウルトラ兄弟の5番目と誤って紹介される。(正確には4番目であり、5番目はウルトラマンエース)。ダンからは単に「ウルトラマン」と呼ばれている。
ババルウ星人の罠によりレオを殺しかけるが、ウルトラマンキングの活躍で誤解を解く。せめて一度共闘した君は便宜図ってあげようよ。


◆『ウルトラマンメビウス
劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の回想で、
ヤプールの作った究極超獣Uキラーザウルスと交戦し、封印するためにエネルギーを使い果たしてしまう。
人間として20年間ヤプールを監視していたが、メビウスのピンチに再度変身して戦う。

本編では暗黒四天王・デスレムとの戦いでGUYSを救出し、メビウスと共にデスレムを倒した。
ちなみにこの回で、本放送時のスーツアクター・きくちえいいち氏が電器屋の店長としてゲスト出演している。
彼が「ウルトラマンが…帰ってきた!」と叫ぶシーンは感慨深い。

かわりに切羽詰まったシーンのために変身バンクはカットされた。


◆『ウルトラマンオーブ
水の魔王獣・マガジャッパを封印していたウルトラ戦士として登場。
オーブがタロウとメビウスの力を借りたフュージョンアップ形態・バーンマイトとなり倒した後、
『盾』の属性を持つウルトラフュージョンカードとしてガイの手元に収まり、『斬』の属性を持つゼロのウルトラフュージョンカードをオーブリングにリードすることでキレの良い形態・ハリケーンスラッシュにフュージョンアップさせる。

……ちなみに、マガジャッパは「洗っていない雑巾」「洗っていないザリガニの水槽」「ヘビの抜け殻」「洗濯していない柔道着が入った鞄の中」といった悪臭を放っているが、ジャックは永い間この臭さに耐えながら封印していたのだろうか?
フュージョンカードにその臭いが移らなかったか、心配だ……。

その後、最終話ではオーブオリジンが諸先輩方の力をお借りした際にイメージ映像で登場。
初代ウルトラマンと被ることになったがスペシウム光線を放った。
ちなみにこちらもチャージ描写がないため初代マン同様に皆がチャージ動作をするなか、光線を放つまで二人で棒立ち状態だった。


◆『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』
本人が登場。声は郷秀樹役だった団時朗氏が引き続き担当。
惑星ヨミに広がるレイブラッド星人と同等の邪気を感じ取り、
ゾフィーとウルトラセブンとともに亡霊怪獣軍団と戦っているウルトラマンゼロとウルトラマンオーブの援軍にかけつける。
過去に対戦経験のあるグドンとツインテールを撃破(後者を倒すのは初めて)し、怪獣墓場でやはり交戦経験のあるタイラントとゾフィーと共に戦った。


●ゲームでの活躍


◆『スーパー特撮大戦2001』
死にかけたら自動変身、流星キックの使い勝手の良さは素晴らしい。
さらに他のウルトラ兄弟が1ステージ1回の変身に対しジャックのみ倒されない限り何度でも変身可能。
だが二匹も特殊武器でしか倒せない怪獣を出さないでくれ(ベムスターとシーゴラス)。

◆『スーパーヒーロー作戦』
バルタン軍団とヒイロ、デュオ、ドモンと共に対決。
ウルトラマンとセブンが再加入する時に一緒にガイアセイバーズに加入する。

◆『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』
終盤である『帝国決戦の章』にて初代マンとセブンと共に参戦。
ガイアセイバーズの中心となり、他のヒーローたちと共にダイダル帝国に立ち向かう。



ウルトラ5つの誓い




郷「次郎、ウルトラ5つの誓いを言ってみろ」


最終回で唐突に登場した言葉。ウルトラマンと少年の大切な約束である。
しかしいつの間にか考えたのか、そして何を思って考えたのかは全く不明。
この台詞を空で言えるようにならなければGUYSには入れない。


一つ、腹ペコのまま学校へ行かぬこと!

一つ、天気の良い日に布団を干すこと!

一つ、道を歩く時は車に気を付けること!

一つ、他人の力を頼りにしないこと!

一つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶこと!



●余談

ウルトラマンエース10話に郷秀樹が登場して一時はレギュラー入りか?と思われたが、
実はアンチラ星人が化けた偽物である。 

もちろん、星司と夕子にボコボコされたのは言うまでもない(しかも北斗は「死ねぇ!」と叫んでバズーカをぶっ放した)。
ウルトラマン超闘士激伝でもネタにされた。

第11話「毒ガス怪獣出現」は第1期ウルトラシリーズを支えた脚本家.金城哲夫による最後の作品となり、
モグネズンの吐くイエローガスの元ネタは旧日本軍の「黄一号ガス(イペリット)」「黄二号ガス(ルイサイト)」で、
ストーリーはアメリカ軍による「レッドハット作戦(米軍による毒ガス兵器の移送作戦)」がモデルとなっている。
戦争と沖縄の問題から得たエピソードであるため他のエピソードと比べて異質になっている。

なお金城は円谷プロを辞め故郷の沖縄に帰っており、たまたま私用で海外へ行く際に東京を経由したところ、
プロデューサーの円谷一に昔のよしみで頼まれて1本だけ3日で執筆したという経緯がある。

本放送時の18話は雫石の航空機事故の影響で、放送が翌週に繰り越しされたため、オープニングで郷秀樹がお詫びのナレーションをしている。

31~34話は「怪獣使いと少年」などなどクオリティの高いストーリーのためか、放送月をとって11月の傑作選と言われている。



wiki籠もり、追記、修正5つの誓いを言ってみろ。

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