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更新日:2025/03/28 Fri 19:16:40
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概要
『
ウルトラマン』を始めとする
ウルトラシリーズにおいて、主人公がウルトラマンに
変身するために使用するアイテム。
各作品においてウルトラマン、防衛チームと共にその作品の顔といっても過言ではない。
仮面ライダーシリーズの
変身ベルトとは違い特に形に制限はなく、様々な品が存在する。
片手に持てるスティック型や身に付ける装飾品型、腕にマウントするブレスレット型、握り込んで使うナックル型などいくつか類型があるが、
中には形容し難い謎オブジェとしか言いようのない物体のことも。
敵の接近や変身のタイミングを教えてくれる機能が付いていたり、変身前後で武器としても使えるものもある。
近年はライダーシリーズ同様にタイプチェンジにも変身アイテムを用いるようになり、多機能化・大型化する傾向にある。
ちなみに、ウルトラマンの変身者には大きく分けて3つのパターンがあり、このページ内独自の分類としては、
- タイプA:ウルトラマンと融合している人間
- タイプB:ウルトラマンが擬態している人間
- タイプC:ウルトラマンに変身し、その力を行使する能力を得た人間
……となる。
昭和シリーズではタイプA・Bが半々くらいの割合で、タイプCは平成シリーズに入ってからの登場だが、
平成三部作以外の平成シリーズは実際のところタイプA・Bばかりである(三部作は全てタイプC)。
その後、『ギンガ』からの
ニュージェネレーションヒーローズ以降はタイプAとタイプCの割合が多く、タイプBは少ない。
また後述する『ジード』朝倉リクのようなケースもある。
文字通り
ある日いきなり「お前ウルトラマンだぞ」と教わることで変身できることを知ったため、本項目ではBにカウントしているが、少なくとも本編序盤のころのリクの主観ではCである可能性が高い。また同作におけるゼロも、少なくともレイトにとっては「Cのパターン、『ゼロになれるようになった』」であるともとれるセリフが前半の回には見られた。
リクと口論した時とか。
このように必ずしも「wiki編集者含むシリーズファンがどれだと思うか」と「作中で本人がどれだと思ってそうか」が一致するわけではないことには注意してほしい。
タイプB・Cの場合、基本的には変身者の意思がウルトラマンの意思と言っても良いため、
変身アイテムと変身に必要なエネルギーがあれば、自分の意思で自由にウルトラマンへの変身が可能。
タイプAの場合は変身者とウルトラマンの人格が独立しているため、両者の合意が無ければ変身出来ないことが多く、
変身者がアイテムを使ったり変身の意思を示しても、ウルトラマンが変身不要と考えた等の理由で変身できない…というエピソードもたまにある。
ただ、昭和シリーズ、それも初期のタイプAは、時間の経過と共に変身者とウルトラマンの意識までも融合・同一化していく傾向があり、
融合が進めば結果的に変身の際に互いの合意が必要なくなることになるが、変身者とウルトラマンが色々な意味で分離することが難しくなる。
『ウルトラマン』から『80』までのタイプAの変身者で、
最終回後にウルトラマンと分離しているのは事実上『ウルトラマン』のハヤタくらいであり、
しかもこの事例でも、一体化していた間の記憶を変身者が失うという問題が発生している。
この傾向は作中設定としても存在しているようで、近年変身アイテムのシステムにより改善されたことが示唆されている。
また、両者の合意がなければ完全な変身は出来ないが、ウルトラマン側が強行すれば一応の変身は出来るらしく、
平成以降のシリーズにおけるタイプAで、非常事態故に変身者の合意を得ず、ウルトラマン側が変身を強行することもある。
同じウルトラマンでも変身者のタイプが固定とは限らず、「本編時点ではタイプAだが、客演時には既に人間と分離しておりタイプBになっている」、
「普段はタイプBだが、緊急手段として他人と融合し一時的にタイプAの状態になる」、「元はタイプBだったが、力だけを他者に託してタイプCの状態になる」といった事態も有り得る。
その場合、変身アイテムも複数のタイプの変身に使われることになる。
以降、特に断りがない場合はテレビシリーズ本編での普段の変身者のタイプを表している。
『
ウルトラマン妹』のジャンヌはこれを地球人擬態型と地球人憑依型と分類しているが、
ウルトラマンが人間に擬態するには強い力が必要とのことで、ジャンヌのような素人には難しいらしい。
なお、『
ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に客演した
ウルトラマンリブットは
「人間の姿になると元の姿に戻るには光の力を開放するアイテムが必要になる」と明かしている。
ジャックの立場は…
『
DARKNESS HEELS ―Lili―』では更に掘り下げられ、肉体を急激に巨大化させる変身も維持も負担が大きく、何度も繰り返すと体力が消耗してしまうとし、
「
巨大化のプロセスをアイテムに留める」ことで自身の負担を大幅に軽減できると説明している。
この説明であれば、客演ウルトラマンがあまり人間の姿で登場しないことにも概ね説明が付く。
一応、例外的にジャックやUSAトリオ、オーブオリジンのような、変身アイテムを使わずに自力のみで巨大化変身を行うウルトラマンもいる。
コスモスの場合は、ウルトラマンを呼ぶタイプの道具とそれが変化した変身アイテムの2種があるので多少立場が異なる。
ギンガ・ルギエル・ビクトリー・エックスなどは人間ではなく変身アイテム自体へ憑依しているため、変身者は道具がなければ変身が出来ない。
この場合、変身アイテムがあってもウルトラマンがアイテムに宿っていないと変身はできない。
また、『
ウルトラマンオーブ』以降はヴィランサイドがヒーローと同じデザインの変身アイテムを使うパターンも増えている。
ヴィランサイドの変身アイテムは不正にコピーしたものか、ネガポジの関係にあるものが多い。
昭和ウルトラシリーズ
タイプA。記念すべき元祖ウルトラ変身アイテム。ベータではない。
ベーター。
書籍『ウルトラマンひみつ大百科』収録の漫画では変身アイテムではなく「手違いで異星人を殺した際に命を共有して助ける装置」という扱いだった。
ペンライト型のアイテム。右手で掲げて変身する。
変身時にフラッシュビーム(
100万W!)を放つので、変身しただけで光に弱い地底人を倒した事も。
このカプセル自体が「
フラッシュビーム」とも呼ばれる場合があるが、厳密にはフラッシュビームはこのベーターカプセルでの変身時の発光の事である。
それにしたって100万Wの輝きって明るすぎやしないだろうか。
『
空想科学読本』でも「物陰にハヤタが隠れたと思ったら突如光ってウルトラマンがいた、なんて証言があってもおかしくないが、
そもそも
100万Wの輝きを直視したら人間は失神するので証拠は殆ど残らない」と説明されている。
劇中ではそのようなシーンはなく、フラッシュビームに証拠隠滅の用途もあるというのはあくまで『空想科学読本』の推測ではあるが、もしもそうならかなりの強硬手段である。
第2話で早速落としたのを皮切りに、その後も度々落としているが、どういうわけか
変身中に落とした事もある。
また、
監禁されて奪われそうになった事もあるが、回避できたのは
持ってくるのを忘れていたからというなんとも言えない理由である。管理はしっかりしてもらいたい。
スプーンじゃ変身出来ない。
一峰大二氏の漫画版ではこれを
太陽に向けるとエネルギーのチャージができ、
ハヤタ・シンが再変身を試みるも、なかなかエネルギーが溜まらないというスマホの充電待ちのようなジリジリした場面もあった。
ゾフィー兄さんも一応所有しており、本編最終回でウルトラマンとハヤタを分離する際に用いた。
以降の客演ではウルトラマン本人がハヤタの姿に変身したタイプBの状態である可能性が高い。
その状態でも変身時にはベーターカプセルを使用している。
『タロウ』にウルトラマンが客演した際には本編で使われたものが現存していなかったためか、右手を太陽にかざしてベーターカプセルを使った事にしている。
一方、『メビウス』に客演した際には、『
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』撮影の際にプロップが新たに作られたためか、ベーターカプセルがきちんと登場している。
映画『
シン・ウルトラマン』では「ベーターシステム」の端末として同名のアイテムがウルトラマンの変身アイテムとして登場。
変身・巨大化は「プランクブレーンと呼ばれる一種の異次元空間に格納した本体を召喚・一体化する」と説明されており、
劇中でも変身シーンで「神永新二の足元からウルトラマンの手が出現し、神永を掴むような動作の後、せり上がるように全身が現れる」という演出がある。
なお、ウルトラマンの持つ小型のタイプこそ珍しいものの、ベーターシステム自体は外星人の間では既知の原理であるらしく、
外星人第0号メフィラスも「ベーターボックス」という同種のアイテムを保有している。
また「変身アイテム」ではなく「変身
にも使えるアイテム」というのも同作におけるベーターカプセルの特徴であり、これを利用した展開も描かれた。
ちなみに神永役の斎藤工氏は変身の練習をスプーンでやっていたらしい。
タイプB(一部の作品ではタイプA)。
メガネ型。
モロボシ・ダンはセブンの人間としての姿なので、「変身」というよりは「元の姿に戻る」と言った方が正しい。
基本的に手に持って目元に当て「デュワッ!」と叫んで変身するが、地面に倒れ込むなど危険な変身もザラ。
逆に変身解除(人間の姿に戻る際)時は人間に戻って目から外すモーションを取る。
第4話を皮切りによく盗まれることで有名。
既に三度盗まれているにもかかわらず、
第37話は「盗まれたウルトラアイ」と今更なタイトルだった。
盗まれるだけではなく
第25話では落として紛失したり、第46話では車に忘れてくるなど
僕の命だとか言ってる割りに管理がかなり甘かった。
第17話ではベルトの隠しスイッチを押すと遠隔操作できるよう小細工をしてある辺り、対策を講じていないわけでもない様子(その回限定の可能性も高いが)。
『ウルトラマントリガー』客演時のリブットの言動から、
たとえ紛失したり盗まれたとしても、なにか代用できるものを探せば即席の変身アイテムを生成できる気がするが、
それでもわざわざ取り返す辺り彼なりのこだわりがあるのか、ウルトラ警備隊の装備品に代用できるものがないのかは不明。
妨害電波が出ていると変身できない(
第3話や
第32話)あたり、結構デリケートな仕組みなのかもしれない。
後に作られた続編でも基本的に同じ物を使用(『セブンX』では本人に合わせてデザインが若干変化、ゼロの『ジード』でのゼロアイNEOに近いデザイン)。
しかしながら相変わらずよく盗まれており、『セブンX』では第2話で奪われた。
『EVOLUTION』でのセブンはカザモリと融合して復活、『セブンX』ではジンと一体化している為、これらではタイプAとして用いられている。
『
ウルトラマンレオ』では
マグマ星人戦でダメージを受けたセブンはダンに戻り、ゲンの前でもう一度変身しようとしたところ燃えて壊れてしまった。
その後、第34話で
郷秀樹が修理のため光の国へ持ち帰り、
ウルトラの父の父の手で修復されたとされる。
なお、児童誌では「破損に伴って、ウルトラアイのエネルギーが必要な
カプセル怪獣も使えなくなった」とあるが、
『
ウルトラセブン』本編でウルトラアイ紛失時にカプセル怪獣を使役しているので、この設定は後付けの可能性が高い。
タイプA。
基本的に
郷秀樹の危機の時に勝手に変身するため、アイテムがない(企画当初は特定の変身ポーズや専用アイテムを使う案も)。
物語序盤は郷とジャックの自我が独立しており、郷が望んでもジャックが承服せずに変身できないこともあった。
その影響で、郷が大切な人を殺されて怒りに燃えていた際には、ビルの屋上から飛び降りてわざと危機に陥るという方法で無理矢理変身した。
ジャックと一体化が進むにつれて意識も同調したのか、後半からは胸に当てた右手を挙げることで自発的に変身していた。
郷役の団時朗氏は後にアイテムが無いせいでかなり寂しい想いをしたとか。
インタビューでは北斗役の高峰圭二氏に「2つあるんだから1つちょうだい」と冗談混じりに言っていた事も。
ちなみに、『メビウス』の頃に発売された変身アイテムセットには
ウルトラブレスレットが入っていた。
タイプA。
指輪型。これが光った時が変身の合図。2つのリングを合わせることで変身する。
初期の頃は北斗と南の2人で変身するため一つずつ持っていたが、北斗一人になった際には両手に付け、
変身時には腕を交差→バンザイ→拳を合わせるという特定のプロセスを踏んで変身するようになり、
客演時にも基本的に北斗一人で変身するため、人間態が登場する作品では同様のプロセスを踏んでいる。
掛け声は「ウルトラタッチ!」だが、
バイクに乗りながらの場合は「ライダータッチ」、
空中で変身する場合は「フライングタッチ」と呼ぶ事もある。
通信用モニターを通して変身した事もある。
同じ職場でペアリングという、装備するには
超獣と戦うのとはまた別の勇気が要る変身アイテム。
先述のベーターカプセル同様の理由なのか、『タロウ』客演時にはなぜかウルトラリング無しで変身している。
タイプA。
Y字に同心円を組み合わせたような意匠のバッジ型。中央にはウルトラルビーがはめ込まれている。
緑の
おばさんの姿となった
ウルトラの母から「お守り」と称して手渡しで託された。
普段は隊服の左袖上腕部に付けており、これが光った時が変身の合図。
下部を持って顔の前にかざし、「タロウ~!!」と叫んでバッジを天にかざす事で変身する。後のシリーズで多用される名前叫び変身の先駆け的存在。
ちなみに「バッジ」なのに胸元ではなく腕に付けているが、これは
東光太郎役の篠田三郎氏が「その位置だと演技の邪魔になる」と訴えた事によるもの。
主題歌でも「腕のバッジが輝いて」と歌われている……のだが、当時のテレビの音質により
「胸のバッジ」と聞き間違えて覚えている視聴者も多い。
通常は腕を交差させながら左袖のバッジを取り、左手を腰に当ててバッジを顔の前にかざし、叫びながらかざすパターンが多い。
基本的に変身時の
BGMは主題歌で、イントロ部の「タロウ」のセリフに光太郎の叫びを被せるのが
お約束かつ、
変身(登場)したタロウがそのまま怪獣・
宇宙人にスワローキックを決めるまでが事実上の変身バンクとなっていることも多い。
最終回で投げ捨てられた珍しいアイテム。どう考えても落としやすい形状だと思いますよ
お母さん。
CGアニメ『
ULTRAMAN』セカンドシーズンにもこのバッジがULTRAMAN SUITS転送装置として登場。
ふとした事件に巻き込まれ、ウルトラマンの力に目覚めた東光太郎がTARO SUITSを装着する際に掲げる。
もちろん「タロウ」の掛け声も出すよ!
タイプB。
ライオンのレリーフと赤色の宝石「獅子の瞳」が埋め込まれたオシャレな逸品。
オープニングテーマでも高らかに謳われている。
左手の薬指に付いているが、エンゲージリングではない。
拳を突き出し、「レオォォォー!!」と叫んで変身する。おおとりゲンの気迫に満ちたカラテ・シャウトはまさに獅子の咆哮。
序盤には助走をつけてジャンプし、両腕を掲げて変身する事もあった。客演時には空手の構えから変身する。
『
ウルトラマンSTORY 0』では、レオだけでなく
アストラも、そしてレオ兄弟の父親・アルス王もこのアイテムで変身する。
タイプA(設定上タイプCとの複合)。
かなり珍しい★型のアイテム。元々はジョーニアス自身が変身・巨大化するためのアイテムだが、劇中で直接描写されることはなかった。
U40の住民は皆持っているが、巨大化や超能力をフルに使えるのはジョーニアスを始め、スターシンボルを持つ8人の勇者のみ。
一応腰のホルスターに取り付けられるが、指で摘まめるくらいのサイズな上に★以外には鎖も指輪もついてないのでふとしたはずみに無くしちゃいそうで不安になる。
この★を額に付けて変身する。中盤以降は「ウルトラチェーンジ!」と叫ぶ。変身後はそのままビームランプになる。
ザンパ戦では、『マッハ6以上で飛ぶ戦闘機から射出座席で脱出し、パラシュートも使わず飛び出して空中変身』という見てるこっちがハラハラする変身を披露していた。
妙に再現度の高いおもちゃが発売されたが、ジョーニアス自身の知名度の低さもあり、かなり地味。
タイプB。
久々のスティック型。ウルトラマン先生だけに教鞭で変身か。先の尖った形状からペンシル型と表記される事もある。
主に両拳を左右交互に突き出した後、これを掲げて「エイティ!」と叫んで変身する。
スイッチを入れると先が飛び出して光るのが特徴。
変身だけではなく光線銃の先に取り付けて特殊光線を撃ったり、危険物の探知に使われたりと用途が広く、ウルトラシリーズ屈指の便利アイテム。
タイプB。
『ウルトラマン80』終盤に登場した女性のウルトラ戦士、ユリアンの変身アイテム。「ユリアーン!」と叫んで変身する。
文字通りの腕輪型。変わった特徴は無く、普通にアクセサリーみたいな感じ。
地味に初のブレスレット型変身アイテムだったりする。
ウルトラシリーズじゃ「ブレスレットは凶器」っていうのが常識だし……。
涼子のイヤリングはこれに共鳴する。
平成ウルトラシリーズ
タイプC。「ウルトラマンの力を人間が受け継いだ」パターンのハシリ。
スティック型。先端が胸のプロテクターを模したものになっている。
基本的に天に高く掲げた後、先端部分を開放して変身するが、先端部分を予め開放して光を溜め、その後天に掲げて変身するパターンも多かった。
エピソードによって
マドカ・ダイゴのポーズが変わることも(侍がキーパーソンの回にはまるで抜刀するかのようなモーションを取った)。
なお、等身大変身する時は胸の前でスイッチを押して変身し、スパークレンスの開放された先端部分がティガの胸のプロテクターに変化する演出が入る。
古代の遺物ということで、水晶や大理石のような意匠が見られるシックなデザイン。
素養のある人間を光へと変化させるコンバーターのようなものらしく、一度悪用されたこともある。
劇場版では黒いブラックスパークレンスが、外伝では青銅のスパークレンスが登場した。
『トリガー』客演時には、かつてティガと共に戦った
シズマ ミツクニの記憶を、その娘であるユナが自身に宿るユザレの力でスパークレンス状の光に変化させ、
ミツクニがそれを天に掲げるとスパークレンスで言うところの先端部分が展開し、溢れた光がやがてウルトラマンティガの姿になるという演出になっている。
ちなみに
闇の巨人の一人であるカミーラが専用の形状の物を使っていた為、古代の光の巨人は基本的にこれで変身していたと思われる。
珍しく量産型の変身アイテムといえるが、ウルトラマンは特別な存在などではないという作品のテーマに通じている気がしないでもない。
また、この関係で
「敵味方で共通化された変身アイテム」のハシリとなっている。
タイプAとCの複合。
掌に収まるくらいのサイズ。エキゾチックなアミュレット(お守り)にも見える。
下部にウルトラマンの顔が刻まれており、変身時には上部が開き光り輝く。
モチーフは火星の人面石で、ゴツゴツした木彫りのような無骨なデザイン(変身するためのボタンもはっきりと見える)。
アスカ・シンがピンチになれば自動的に作動するのか、これを使用せずに変身した事も数回ある。
放送当時は飛び出しナイフみたいと言われた事もあるとか。
ちなみに、後の作品でアスカがダイナに変身する際に使用するリーフラッシャーのプロップは、
本編最終回後につるの剛士氏が貰って大切に金庫に保管していた撮影当時の物を使用している。
なんでも使用する度に美術スタッフに手入れしてもらって撮影前より綺麗になって戻ってくるのだとか。
タイプC。
主人公・
高山我夢が作った、史上初となる
「手作り」かつ
「地球産」変身アイテム。流石は知恵と工夫を友とするエンジニア系主人公。
一度肩に当ててから掲げて変身する。
ガイアの胸部プロテクターの裏に取っ手をくっつけたようなデザインをしており、けっこうかさばる。
我夢が手に取れない状況で彼の「地球を守りたい」という熱意に反応し、自動で変身させたこともあるが、一度だけだったため常に可能なのかは不明。
我夢を演じた吉岡毅志氏曰く「セメント用のコテ」。
劇中では我夢が気に入っていたかのように描写されたが、吉岡氏自身は先代、先々代と比べて地味なアイテムにがっかりしたとか。
ちなみに重要なのは中に収められているガイアの光であり、むしろそれ以外の部分は単なる持ち運び用のガワである。
実際、第2話ではたまたま手元にあった電子管にガイアの光を入れて使っていた。
第5話で初めて「ガイアァァァァァー!!」と名前を叫んで変身をする。
平成3部作のうち、ティガとダイナがあまり叫ばなかったこともあり名前叫び変身の印象が強いが、実は序盤はほぼ無言。恒例になったのは中盤以降である。
これは変身アイテムが非常に地味だったため、吉岡氏がタロウに倣って叫ぶことを提案したから。叫びやすくて気持ちいいぜ!
また、高野八誠氏が監督を務めた映画『HE-LOW』に吉岡氏が出演した際に、
アグルそっくりな人物の
戦友のアイテム共々
モザイク付きでこれを持っていたが、
どうも円谷(と東映)にはそこまで許可を取ってなかったらしく、変身しようとしたらストップが入ったという。
タイプC。
『ガイア』に登場したもう一人のウルトラマン、青き海の巨人である
ウルトラマンアグルの変身アイテム。
エスプレンダーと同じく、恐らくこちらも変身者である藤宮博也のお手製変身アイテムと思われる。
アグルの胸部プロテクターを変形ギミック搭載のブレスレットに落とし込んだデザイン。
(おそらく)地球製なので召喚(転送)機能などはないと思われるが、変身する時にはいつのまにか藤宮の手首に装着されている。
ガイアにはない等身大変身の固有演出があり、アグレイターから放たれた光の力を全身に纏わせることで変身が完了する。
ちなみにアグルの設定上、エスプレンダー同様中に収められている光が本体で外側は単なるガワという仕様だが、
こちらは光る・鳴る・開く・回るとやたらと手が込んでおり、玩具のプレイバリューは当然ながら圧倒的にこっちが上。
藤宮の趣味だろうか
藤宮も何度か「アグルゥゥゥゥー!!」と叫んで変身しているが、「ル」で口が閉じてしまうのでキレイに大声で叫ぶのはガイアより難易度が高い。
が、『
ウルトラマン列伝』で新規撮影の変身を披露した時はかなり綺麗に叫んでいた。
タイプA。
フラッシュプリズムに似た、のっぺりとしたシンプルな流曲線で構成された名状しがたい形をした変身アイテム。
強引に例えるなら
カラータイマーを縦に引き伸ばした感じか。
宇宙っぽい。未来っぽい。でもカッコ悪い……かも。
変身する際は両端から伸びた光がクルクル回る。
ちなみに、玩具も発売されているが、単体販売ではなく「ネオパワーセット」という玩具詰め合わせセットでの販売であった。
光りこそしないもののサウンドの再現度は当時としては破格の出来で、造形も中々。
変身の際に「ウルトラマン、ネオース!」とフルネームを叫ぶ珍しい例(簡略時は「ネオース!」のみ)。
タイプB。
『
ウルトラマンネオス』のパイロットフィルム版、OV版共にネオスの相棒として登場するセブン21の変身アイテム。
ただし後述のようにOV版では使用していない。
ウルトラアイに似たグラス型のアイテムで、パイロット版および95年の放送予定版で使用していた。
そのため設定上のみのアイテムである。
OV版では、ゲンキと一体化したネオスと違ってセブン21はウルトラセブンのように人間に変身して行動していたが、
地球で行動する際に取る人間態は一定ではなく、劇中では少女からおっさんまで、幅広い姿で登場している。
アコレイザー(変身バンク)を使わないから変身者(人間態)が登場毎にバラバラになったのか、それともその逆だったのかは定かではないが、
前述の通り、OV版でセブン21の姿に変身する(元に戻る)際には特定のアイテムを使うことはなかった。
なお、変身時には目元の辺りから赤い光が段々と身体を包み、変身する。第6話の変身シーンは特にセブンっぽい。
『ウルトラマン列伝』の公式サイトによれば、地球で使用しなかっただけでアコレイザーは持っているらしい。
タイプA。
スティック型。先端が開き、中の結晶が飛び出して光り輝くと共に変身する。
変身の際には
春野ムサシが「コスモース!」と叫ぶことが多かった。
ムサシが少年時代にコスモスからもらった「輝石」という石が変化したもので、2人が分離すると輝石に戻る。
目の前にコスモスがいるときに輝石の状態で使用し、ムサシがコスモスに再融合したこともある。
また、困った時はこれを介してコスモスの助言を仰ぐことも出来る。
『サーガ』でも登場。光の軌跡のエフェクトが追加され、中々かっこいい。
タイプB。
ジャスティスの変身アイテム。珍しい片羽根飾り型。
変身時には羽が開いて翼型になり、胸に当てて変身する。
タイプA。
短剣型という珍しい形状。変身アクションも鞘から「抜刀する」という独特なもの。適応者以外は抜刀できないという設定もある。
イメージは
日本刀で、破邪顕正の護り刀という意味合いも含まれているのだろう。
話の都合上、主人公に渡るまでは非常に長かった。なんというかリレーのバトン的存在。
変身者によってどういう風に「抜刀」するのかが異なる点もポイント。
また、ビースト振動波探知機にもなり、
バリアも張れる他、
危機に陥ったデュナミスト(ウルトラマンに変身する人)を別の場所へワープさせる能力もある。
変身する際に名前は叫ばないが、
千樹憐以降の適応者は「ウオォォォォ!」と叫ぶのが印象深い。
なお、本編前日譚の映画『
ULTRAMAN』では登場しない。
この作品では、
ウルトラマン・ザ・ネクストと融合した真木が変身するシーンが二度あるが、そのどちらでも変身アイテムは使用せず、
一度目は真木の命の危機に呼応して、二度目はザ・ワンの悪辣さに激怒した真木の精神に呼応して、それぞれウルトラマンジャックのように自動で変身した。
公式からは理由が発表されていないが、
1.この際の直接融合によって変身者・ウルトラマン共に負担が大きかったという経験から生み出された
2.真木が自分の身体の変化に恐怖していたのを省みた
ウルトラマンノアが、『ULTRAMAN』以降はアイテムでの間接的な変身を採用した
……などなど、ファンの間では諸説ある。
ネクサス自身は意思こそあるものの一切喋ることがなく、主導権が人間側にほぼ完全に委ねられているタイプCに近い運用なのも珍しい点。
特に助言や使命などについても語らず、自力での救済を促すスパルタ仕様である。
またデュナミストには、これとは別に専用銃「ブラストショット」も支給される。
これは真空衝撃波動弾を発射する銃であり、自家用飛行機兼治療カプセルであるストーンフリューゲル召喚機としても使用可能である。
至れり尽くせりのように思えるが、
これでも全然足りないくらいハードなのが『ウルトラマンネクサス』という作品である。
タイプC。
ダークメフィストを始めとする
ウルティノイドの変身アイテム。
エボルトラスターを更に発展させた「両端を掴み引き伸ばす」アクションで変身する。
真空衝撃波動弾を発射する武器としても使用可能であり、暗黒適応者が位相を操作する際にも使う。
モチーフは「薙刀」。
なお、両端を掴むというビジュアルはそのままに一時はヌンチャク型にする案もあったそうで、
溝呂木を演じた俊藤光利氏はダークメフィストに変身することが決定した際、スタッフに「できる? ヌンチャク?」と確認を取られたらしい。できなかったらしい
ダークメフィスト、メフィストツヴァイが使用。ちなみにファウストにはアイテムが無い。
アームドメフィストと一緒に玩具化された。
タイプA。
スティック型。赤と金をふんだんに使い、翼を拡げた不死鳥を抽象化したようなエングローブが施されたゴージャスな逸品。
掲げたのち左手首に付けて変身し、変身後はそのままブレスレット(どちらかというとガントレット?)になる。マクシウムカノンもここから撃つ。
変身に合わせてスティック→ブレスレットと変化をする地味に珍しいアイテム。
なお、劇中では窮地に陥った状態でしか使えないので、それ以外に掲げても変身できない。
宇宙化猫との戦いでは変身方法を忘れてカオスなことに……。
\ハイィッ!!!/(半泣き)
ちなみに当初の段階では「マックスフラッシャー」という名前だったのだが、
ショーン役のショーン・ニコルス氏から「『フラッシャー』は『露出狂』という意味」だと指摘されて変更されたとか。
リーフラッシャーの立場は……
玩具としては変身前、変身後の両方になりきれるためプレイバリューが増えている。
このコンセプトは後述のメビウスブレス、ナイトブレスにも引き継がれている。
客演時にはタイプBでの変身にも用いられた。
タイプB。
またまたブレスレット型。紅いクリアパーツ「クリスタルサークル」を配した燃え立つ炎のようなデザイン。
左腕に召喚して右手をクリスタルサークルに添えて光を宿した後、「メビウース!」と叫びながらブレスレットごと左腕を天に掲げて変身する。
変身後もそのまま左腕に残り、光の剣「メビュームブレード」を出現させる他、
エネルギー増幅機能でもあるのか、光線技を使う際にはメビウスは使用前に一度これに触れる。
タイプBの変則。
メビウスに登場するもうひとりのウルトラマン、ヒカリの変身アイテム。こちらは右手用のブレスレット型。これも召喚式。
実は
ウルトラマンキングからの贈り物でとんでもない代物。
贈り主が贈り主なだけに、こちらもかなりのチートアイテム。
これに短剣状のアイテム・ナイトブレードを収納する事で変身する。
ナイトブレードは光弾を放つ武器としても使用できる。
なお既にブレードをブレスに納めた状態からだと、一旦ブレードを引き抜いてから再度収納し直すという行程が必要になる。
メビウスブレスと合体も可能で、直接連結させることでメビウスはメビウスブレイブに
タイプチェンジした。
タイプA。
父・セブンと同じメガネ型。こちらはゼロに似て吊り目で、赤・青・銀とカラフル。
何らかの理由で人間と融合した際に用いるもので、普段はウルトラゼロブレスレットやウルティメイトブレスレットに収納されている。
折り畳むことで光線銃として使用することも可能という中々に便利なアイテム。
融合した人間によって変身モーションが違う。こちらも父のアイテム同様
ウルトラマンベリアルに盗まれた。
また側面には
ゼロを意味するウルトラサインが書いてある。
『
ウルトラマンジード』では弱体化の影響か、形状が変化。
光線銃への変形機能とゼロのウルトラサインがなくなり、セブンXのウルトラアイに近くなった。
代わりにライザーに装着してニュージェネレーションカプセルα・βをリードし、
ウルトラマンゼロ ビヨンドへ変身できるようになった。
玩具的には『ジード』版は「ウルトラゼロアイNEO」という商品名になっているが、本編中では特に呼び分けはない。
CV:川原慶久
タイプC。
割と久しぶりな気がするスティック型。
回想シーンでは変身後に武器として使っているような描写もあるので短剣型かも。
所有者が武器として使うことも可能である。
ギンガのスパークドールズが内部に隠されており、
礼堂ヒカルの勇気に呼応して出現する。
タロウの言からすると、スパークドールズにされたものを元の姿に戻すことも可能なようである。
ギンガに変身するときは翼が開き、ギンガの顔が現れる。結構シュール。
『ギンガ』最終話ではまさかの短剣ではなく、伸びて
槍になった。
タロウの言ではこのアイテムは光の国の伝説に登場するようだが、
M78ワールド由来なのだろうか?
『
ウルトラマンギンガS』では変身バンクが一新され、「ギンガー!」と叫んで変身するようになった。
また前述の槍も「ギンガスパークランス」の名が与えられて度々登場、玩具も発売された。
なお、地味に使われている技術が現在の光の国のそれを遥かに上回っているアイテムであり、
「遥か未来から来た」というギンガの設定をそういった意味でも裏付けている。
というのも、このアイテムとスパークドールズを用いてウルトラマン・怪獣に変身する場合、
- ライブ先のウルトラマンと同化しない
- 変身者にもリスクがなく、ウルトラ戦士とは完全に別個の存在として保護される
- インナースペースのない古参のウルトラ戦士にはインナースペースを増設
- 怪獣にも同様の仕様でライブ可能
という、実にユーザーフレンドリーな仕様となっているのだが、
このうち
「インナースペースを増設して地球人とウルトラ戦士を同調させる」やり方は、
ウルトラマントレギアがタイガスパークでようやく確立した仕様である上、
ヒカリが開発に携わるようになってからも未だ未完成であり、闇の力や怪獣の能力を引き出すことはできていない。
詳しく言うと、使用者由来の素質に依存しており、後述のライザーであれば怪獣カプセルを使うにはウルトラ戦士の力とレイオニクスの力が必要。
現在の光の国の技術では未だ解決できていないそれらの点をアイテム側だけで完全解決しているのみならず、
簡易量産型を自己生成できるという辺り、ギンガスパーク及びそれを作った(未来の?)技術の凄まじさが窺い知れる。
同時に光の国で研究開発が進んでいる技術の完成形とも言えるシステムであることから、このアイテムとギンガが光の国にルーツを持つ存在であることを仄めかしてもいる。
CV:川原慶久
タイプB。
異形の手のモノが使う、ギンガスパークに酷似した黒いアイテム。
現状では変身アイテムではなく、スパークドールズをエージェントや戦力として実体化させる時に使用している。
回想ではやっぱり武器として使っている。
「時を止める力がある」とされているが、これは所謂
時間停止とは違い、生命の時間を止めてスパークドールズにするという意味。
ダークルギエルにライブする際にはギンガ同様に翼が開き、ルギエルの顔が現れる。
『ギンガ』最終話ではギンガと同じく、伸びて「槍」になった。
CV:川原慶久
異形の手のモノの尖兵や、彼らに利用された人間が手にするアイテム。
形状はダークスパークと同じだが、ブレードが開かない。
強い負の感情を抱いている人間がこれを手にすると悪しき心が暴走し、同時に与えられたスパークドールにダークライブして暴れだす。
人間に与えられたものは、怪獣を倒すか何らかの原因で正気を取り戻すと消滅する。
異形の手のモノが出てくるシーンが薄暗いのでわかりにくいが、ダークスパークは黒く、ダミースパークはクリアパープル。
CV:川原慶久
『ギンガ』後半から登場した、ギンガ版ダミースパーク。
機能も同じく、スパークドールのライブサインを読み取ることでウルトライブすることができる。
ヒカルに助けられるだけでなく、自分もヒカルを助けたいという美鈴の願いにギンガスパークが応えて生み出された。
見た目は青いクリスタルでできたギンガスパーク。出現時に近くにスパークドールズがない場合、自動的に所有者にあったものを召喚して来る。
後に美鈴以外の人物にも授けられ、『ギンガ』最終話では卒業生全員とホツマやダークスパークを上書きした校長先生などが使用。
全員分のギンガライトスパークでタロウをウルトライブした。
CV:
石丸博也
『ギンガS』第3話にて登場。
ウルトラマンタロウの意志が宿ったブレスレット。
ブレスを右90度に回転させギンガスパークをかざすことでギンガを
ウルトラマンギンガストリウムに変身させる。
タロウの顔を模したレリーフの下にはターンテーブルがあり、
回転させることでウルトラ6兄弟の力がギンガストリウムに宿り、それぞれが得意とする光線技が発動する。
ちなみにギンガストリウムの腕にもストリウムブレスは存在するが、あちらはタロウのレリーフがカラータイマーのような青いクリスタル状になっている。
ヒカルのストリウムブレスに対してギンガが同じものをつけているなどのツッコミが入らないのは一応このため。
CV:
江口拓也
『ギンガS』第1話から登場するアイテム。
ダークスパークの破片とスパークドールズの一部を手に入れた、
チブル星人エクセラーが開発した。
ギンガスパークやダークスパークと似ているが、色が赤と黒であり、中央部のクリスタルパーツの形状も異なる。
また、スパークドールズを読み込むとおなじみのチブル星人のエンブレムが浮かぶ。
アンドロイド・ワンゼロやガッツ星人ボルスト等、エクセラーの手下達が使用する。
機能も同じく、スパークドールのライブサインを読み取ることでその怪獣に変身する。
ただし、ウルトライブでもダークライブでもなくモンスライブと呼ばれる。
複数存在しており、複数のエージェントが何度か同時変身した他、
戦闘員チブロイド達がこれを用いて複数の
インペライザーになり、その火力を発揮した事がある。
エクセラーはさらに5体同時のモンスライブという離れ業で
ファイブキングへのライブを実行している。
CV:???
タイプC。
『ギンガS』から登場する
ウルトラマンビクトリーの変身アイテム。
地底の民・ビクトリアンに代々伝わる伝説のアイテムらしく、使えるのもビクトリアンのみ。
通常はガンモードで活用するが、変身する際はスティック状のランサーモードに変形。
ビクトリーのスパークドールを読み取ることで変身が可能となる。ただし、ウルトライブで変身できるのはビクトリーのみ。
スパークドールとなった怪獣へのウルトライブも可能だが、ランサーモードの場合は読み取った怪獣に直接変身せず、
その能力・特徴が右腕に宿り、武器として使用される「ウルトランス」を発動する。
ガンモード時にウルトライブするとライブした怪獣を模したエネルギー弾を発射する。
基本的には無言での変身だが、最終話のヒカルとのダブル変身では「ビクトリー!!」と叫んで変身し、後の客演でも叫んでいる。
ギンガスパーク同様厳密には出自不明の謎のアイテムだが、似通っていながらも完全にビクトリー専用のアイテムとして作られている事から、何かしらの関連性を考察する向きもある。
CV:根岸拓哉&宇治清高
ティガ~ゼロまでの平成ウルトラマン主人公の力を宿した青いブレスレット。
ゼロを経由して、キングからヒカルに授けられた。
その後、ゼロとの特訓を終えた2人に鏡から解放されたウルトラ戦士8人の力を受け取ることで完成した。
ちなみにこの合体&変身シーンは『ウルトラマンA』の合体変身を意識しており、
「ウルトラタッチ!」の掛け声でウルトラフュージョンブレスをビクトリーランサーでリードする。
ストリウムブレス同様、ギンガビクトリーの横顔を模したレリーフの下にはターンテーブルがあり、
回転させる事で平成ウルトラマンの力が発動、それぞれが得意とする技を使用する。
CV:山村響
タイプAとCの複合。「人間の持つアイテムにウルトラマンが融合している」タイプ。
『
ウルトラマンX』主人公の大空大地が持つ、マルチデバイス型の変身アイテム。
大地が所持していた、
防衛チーム「Xio」の隊員共通の装備である直方体状の通信機・ジオデバイザーに、
ウルトラフレアから地球を守ってデータ生命体と化したエックスのデータが宿った事で変化した。
ジオデバイザーとは、金色の枠パーツ(変身時にX字に展開する)や、エックスのバストアップっぽい模様が中央に表示されている点が異なる。
居心地がいいのか、宿ったエックスは「このデバイス、気に入った!」とご満悦だった。
変身以外にも、エクスデバイザーを介して変身している・いないに関係なくエックスと会話することも可能なだけでなく、
ジオデバイザーの元々の機能であるスパークドールズとなった怪獣の感情を分析するガオディクション、
「サイバーカード」の読み取り機能もきちんと引き継いでいる。
変身アイテムというよりは『大怪獣バトル』シリーズのネオバトルナイザーに近いと言える。
ちなみに、変身前のエックスはエクスデバイザーから視覚情報を得ているため、裏返されたりすると何も見えなくなる。
その際エックスはパニックに陥り、声とバイブ機能で周囲に助けを求めるのがお約束。
ウルトラマンの変身アイテムで、防衛チームのアイテムが変身アイテムと化すのはシリーズ初であり、
同時に(少し特殊な経緯だが)ガイア以来の「人間が作った変身アイテム」と言える。
変身の際には、まず上部のスイッチを押して本体を変形させ、エックスのスパークドールズを出現させる。
そして、そのスパークドールズをエクスデバイザーにリードさせた後、変身者の大地が「エックスゥゥゥゥーッ!!」と叫びながら空に掲げる事で変身する。
変身時には女性の音声で「ウルトラマンエックスとユナイトします(ドール読み取り)」→「エックス、ユナイテッド!(変身完了)」とナビゲーションが入る。
尺の都合上、上部のスイッチを押して即
ぐんぐんカットになることもある。
エックスに変身してからも、モンスアーマー装着時には「サイバー○○(怪獣名)アーマー、アクティブ!」、
ウルトラマンエクシードXに変身時は「ウルトラマンエックス、パワーアップ!」等、ナビゲーションが入る。
「パワーアップ!」の音声が可愛いと評判。
ちなみにこの音声はジオデバイザーと同じものであり、
隊員がジオデバイザーでサイバーカードを読み取った時などは同じ音声でナビゲーションが入っている。
しかし、本来イレギュラーなデータであるエックスに対応したナビ音声とかどこで作ったのだろうか?
なお、ギンガスパークと違ってエックス以外のスパークドールズを読み取る機能はついていない模様。
一応、第11話では出現したサイバーゴモラのスパークドールズも読み込んではいたが、
ウルトライブやユナイトではなく実体化のためのリアライズだったため微妙なところか?(これ自体はジオデバイザーの機能のため)
玩具のエクスデバイザーはギンガスパーク等と同様にライブサインを読み込める他、サイバーカードを読み取れる。
また新怪獣
デマーガ達の鳴き声やベリアルの掛け声、
エタルガー、ジュダ・スペクター、
シェパードン、
ギンガストリウム、ギンガビクトリーの新規音声の収録もされておりバージョンアップされている。
ただし玩具の形状上、ギンガスパーク等のように平面シートのライブサインは読み込めず、無理矢理読み込ませても正常に機能しない。
またエッグサインにも対応しておらず、ギンガスパークやビクトリーランサーの完全上位互換の玩具ではない。
ちなみに、本編でエックスやXioの隊員が使用したサイバーカードも関連商品として玩具化されているが、
限定カードの入手方法が場所・期間・人数全てにおいて著しく限られており、チャリティーで落札された1枚限定カードはともかく、
何と放送前に配布されたカードなどもあるため、「X」本編が始まってからだとそもそもコンプリート不可能という罠があった。
このため、2024年現在コンプリートした人物が世界のどこにもいないという有様。
CV:
櫻井孝宏
タイプB。
『
ウルトラマンオーブ』主人公の
クレナイ ガイが持つ、サークル型の変身アイテム。握力計のようなグリップが付いた光の輪である。
その輪の中に歴代ウルトラマンの力を宿した神秘のカード「
ウルトラフュージョンカード」を2枚通してリードすることで、ウルトラマンオーブに
フュージョンアップする。
フュージョンカードのリード時には、そのカードに宿るウルトラマンの掛け声と変身音が鳴る。
その形状はO状のカラータイマーと胸周りの飾り、顔の目と額、そして細長いランプを除けばリードした歴代ウルトラマンの意匠を施している。
設定では
魔王獣討伐の任務のために後述の「戦士の頂」から授けられたものだが、魔王獣撃破後もガイは使用しているため、別に返却の必要は無いらしい。
オーブオリジンの上にウルトラ戦士の力を上乗せするアイテムであるため、厳密には強化変身アイテムと言える。
玩具のオーブリングは『オーブ』本編同様「ウルトラフュージョンカード」と対応、『オーブ』本編には登場しないフュージョンアップ音声も流れる。
(例:ギンガ+エックス=
ライトニングアタッカー、ガイア+ビクトリー=フォトンビクトリウム……)
また、怪獣のカードも読み取ることで怪獣の鳴き声も鳴り響く他、ビクトリーではウルトランスも可能となっている。
『オーブ』本編ではガイの好敵手たる
ジャグラス ジャグラーもこれに似たアイテム「ダークリング」で魔王獣を召喚するが、その関連性は謎に包まれている。
更に怪獣カード2枚を使えば怪獣を使ってのフュージョンアップも可能で、ジャグラーは2度
合体魔王獣 ゼッパンドンに変身している。
タイプB。
同じく『オーブ』よりガイが持つ短剣状のアイテム。
遥か銀河の彼方の
惑星O-50にそびえ立つ「戦士の頂」においてガイに授けられた聖剣で、これによってガイはウルトラマンオーブとなった。
ガイは元々ヒューマノイドタイプの異星人であるためタイプCに思えるが、
これを授かった時点で生物的にも完全にウルトラマンになっているため、
厳密にはタイプBとなる(「ウルトラマンの力を得た人間」ではなく「力を得てウルトラマンになった元人間」)。
本編第1話冒頭で、過去のマガゼットンとの戦いでウルトラマンオーブが持っていた光り輝く剣の正体であるが、
オーブスプリームカリバーの力を制御できず暴走し、周囲を巻き込む大爆発を起こした末に砕け散ってしまっていた。
しかし、第17話にてガイがオーブオリジンのウルトラフュージョンカードをオーブリングでリードした際に、ゼッパンドンを構成する
マガオロチの尾から出現。
約100年ぶりに、聖剣がガイの手に戻ってきた。
オーブオリジンに変身した際にはオーブカリバー自体も巨大化し、オーブの手持ち武器として用いられる。サイズは普通の剣くらい。
中央のリングを回転させることで、オーブカリバーに宿る
火・水・土・風の4つの属性の技を操ることができ、
さらに、刃をオーブリングでリードすることでオーブオリジンの力を合わせた
必殺技を放つことができる。
オーブカリバーの存在が明かされた当初から、元々はフュージョンアップではなくオーブオリジンの姿がオーブの本当の姿であることを踏まえ、
本来のオーブはオーブリングを使わずにこのオーブカリバーのみで変身していた可能性が指摘されてきたが、
実際に外伝作品『THE ORIGIN SAGA』にてオリジン・ザ・ファーストの変身アイテムとして登場した。
現在のガイがオーブオリジンに変身する場合、自身のウルトラフュージョンカードをオーブリングでリードし、オーブカリバーを召喚するというプロセスを踏んでいるが、
『オーブクロニクル』を見る限り、オリジンに限れば自力変身が可能な模様。
なお、この剣のモチーフとして、
三種の神器の一つ「
天叢雲剣 (
草薙剣)」(
ゼッパンドンを構成するマガオロチの尾から現れたことから)、
また引き抜いた者を選定し資格を与えたり、一度は砕け散るも再び現れるという経緯から「
エクスカリバー(
カリバーン)」が挙げられている。
- ジードライザー/ライザー
- ウルトラカプセル/怪獣カプセル
タイプB。ナックル型の本体「ライザー」に、細長い小物「カプセル」を読み込ませて使う。
CV:
檜山修之(ウルトラカプセルその他)、松本健太(怪獣カプセル)
ウルトラシリーズではスパークレンス以来となる、敵味方で共通化された変身アイテムで、最初から共通化されている。
厳密には
朝倉リクが使っているものだけが「ジードライザー」という名前であり、他の所有者の物は「ライザー」という本来の名前で表記されることが多い。
変身時には、専用の「装填ナックル」に2個装填した「ウルトラカプセル」もしくは「怪獣カプセル」を本体の「ライザー」でリードする事で変身する。
機能的には他者のシリーズだと『
仮面ライダーOOO』に登場する
オーズドライバーが近いか。
劇中では主に、『ジードライザー』が主人公・朝倉リクが
ウルトラマンジードの
フュージョンライズに使用するアイテムとして、
『ライザー』が
伏井出ケイが
ベリアル融合獣へのフュージョンライズに使用するアイテムとしてそれぞれ用いられていたのに加え、
さらに第8話からはゼロ(とその変身者であるレイト)もウルトラマンヒカリから『ライザー』と『ニュージェネレーションカプセルα・β』を託され、
変身アイテムである『ウルトラゼロアイneo』と『ライザー』、それに上記の2つのウルトラカプセルを用いて強化形態「ウルトラマンゼロ ビヨンド」へと変身することが可能となった。
怪獣カプセルの使用にはこれに加えて
レイオニクスの力が必要であり、ウルトラマンのレイオニクスであるベリアルとジードのみが使用可能。
これまでの変身アイテムは、変身するか元の姿に戻るかの違いはあれど「人間の姿からウルトラマンの姿になる」ためのアイテムだったのに対し、
こちらは最初からウルトラマンが使うことを前提に作られている珍しいタイプ。下にも記述するが本来は強化変身用アイテムなのだろう。
そのため、デフォルトが人間の姿であり、かつ専用のアイテムがないジードは、ライザーのエネルギーを使ってウルトラマンの姿に「戻る」ことでクリアし、
ストルム星人こと伏井出ケイはベリアルの力を借りて認証を誤魔化すことでクリアしている(変身バンクで一度ベリアルに変身しているのはそのためだと思われる)。
元々ウルトラカプセル自体、オメガ・アーマゲドン時の戦いの激化を受けて急遽ヒカリが開発したものであるため、ライザーも同様だと思われる。
なので本来は「他のウルトラ戦士の力を一時的に借りる」アイテムだったと予想されている。
恐らくメビウスインフィニティーやギンガビクトリーのような「
スーパーウルトラマン」を擬似的に生み出すために作られたのだろう。
ただ本編の描写を見る限り、本来のスーパーウルトラマンほどの劇的なパワーアップは出来ず、本来持つ力に方向性を持たせてブーストするに留まっている模様。
あるいは時系列を考慮するとギンガストリウムやオーブのフュージョンアップを疑似的に再現してみた……ともとれるかもしれない。
ちなみに怪獣カプセルの方は、ウルトラカプセルのデータをもとにレイオニクスの力を使ってベリアルがストルム星人に作らせたものである。
ウルトラカプセルの方は、起動した際にそれぞれ違う音が流れるが、これは各ウルトラマンが変身する際の変身アイテムのSEであり、
例えばウルトラマンならベーターカプセルの、オーブならオーブリングの音がそれぞれ流れる。
ベリアルやキング、ウルトラの父など、人間の姿≒変身アイテムが存在しない場合はそれぞれに関わりの深いアイテムになる。
例えばウルトラの父の場合、本編ではウルトラアレイ、玩具では『A』で初登場した際の銅鑼の音が流れる。
また『ジード』以降の作品ではキングの声優が檜山氏であるため、(声のトーンは全く違うが)キングと同じ声の変身アイテムという事になるが、関連性は不明。
開発者がキングと関わりの深いヒカリと思われるため、それ関係もあるのかもしれない(ナイトティンバーが自身の声だし)。
ウルトラカプセルを装填した時と怪獣カプセルを装填した時とで発せられるナレーションの口調が変わる。
ウルトラカプセルの場合だと檜山氏の熱血な
勇者王ボイスとなり、怪獣カプセルの場合は松本氏の禍々しいくぐもった声となる。
ファイナルフュージョンするかはさだかではない
ちなみに、ロイヤルメガマスターへの変身アイテムであるキングソードの場合、玩具版の説明を見るとキングの声の部分が「天の声」で一貫している。
この例を踏まえれば、ギンガスパークに始まる「変身時の名前コール」は、起動時や変身時にどこからともなく声が聞こえるようだ。
なお装填ナックルは基本的にウルトラカプセルを保持しやすくする補助アイテムに過ぎないが、リクの装填ナックルにはそれとは別に、握ると星雲荘との通信ができる機能も備わっている。
ジードライザーが破損した際にも、装填ナックルは通信装置として身につけ使用している場面がある。
- ルーブジャイロ/AZジャイロ
- ルーブクリスタル/怪獣クリスタル
タイプC。円盤(円板)にふたつのハンドルが付いた形状の本体「ジャイロ」に、メダル型の小物「クリスタル」を組み合わせて使う。
湊三兄妹がウルトラマンに変身する際に使用するアイテム。
カツミとイサミのジャイロは
グルジオボーンの襲撃を受けた際、謎の光の中でクリスタル共々手に入れたもの。
アサヒのものは
美剣サキから継承したものである(後述)。なお、サキのジャイロは特別仕様で現在怪獣クリスタルの使用しか確認できていない。
ルーブジャイロの中央部に歴代ウルトラマンの力と火・水・風・地などのエレメントを宿したルーブクリスタルをセットした後、
左右のレバーを3回引くことでロッソおよびブルに変身する(歴代ウルトラマンの要素は能力以外には反映されない)。
クリスタルをセットした際には描かれているウルトラマンの姿が背後に浮かび、電子音声で名前がコールされる。
また、変身中にクリスタルを交換することでタイプチェンジが可能で、戦闘中のそれを「クリスタルチェンジ」と名付けている。
属性は頭部のマークや胸部&両手足部アーマーによって変化する色でちょっとややこしく区別をつけている。
このジャイロにルーブクリスタルをセットすることで、カツミは
ウルトラマンロッソ、イサミは
ウルトラマンブルに変身する。
敵側は怪獣クリスタルをセットすることで、その怪獣の召喚/変身が行え、第1話で早速グルジオボーンが登場している。
出所については、
愛染マコトことチェレーザのラボから湊ミオが持ち逃げしたシーンがあったことから地球産と推測されていたが、
第19話においてオーブカリバー&オーブリング同様、惑星O-50にて授けられた力であることが判明。
元々は「コスモイーター」の異名を持つ怪獣・
ルーゴサイトと戦うために、三兄弟の戦士が授かった力で、兄2人がロッソとブル、末妹のグリージョ(美剣サキ)が怪獣の力を得ている。
そのため、この三兄妹についてはタイプBとなる(=ガイと同じく授かった時点で生物的に人間ではなくなっている)。
3人がルーゴサイトをどうにか追い返した後、消滅したロッソとブルのジャイロはその後チェレーザの手に渡ったが、
ミオが持ち逃げした後湊兄弟の手に渡り、サキの持っていた怪獣クリスタル用の色違いは本人がそのまま所持、最終的に彼女の死に伴い
アサヒが受け継いでいる。
チェレーザが持っていたのは前者のジャイロをコピーした「AZジャイロ」であり、後に破損している。
ルーブクリスタルには角が隠されており、ロッソ変身時には左右に二本、ブル変身時には真上に一本展開する。
クリスタルの種類は様々で、それぞれを表す属性の文字が刻まれている。
分かりやすい所ではウルトラマンは光、ベリアルは闇、タロウは火でオーブオリジンは剣、と言った感じ。
変わったところではウルトラの父はまんま「父」、スペシウムゼペリオンは「円」。
不可解なのがギンガクリスタルで、なぜか「水」の属性を持っている。
怪獣クリスタルも同様で、一部にはウルトラクリスタルと被っているものも(メビウスとメカゴモラ。両方とも「炎」である)。
こちらについては、特定の順番でクリスタルをセットすることで、後からセットした方の怪獣に前にセットした方の怪獣のパワーを加え、強化することが可能。
この他、人の意志に反応して出現する特別なクリスタルも存在する。
「極」の属性を持つキワミクリスタルは
ウルトラマンルーブへの変身に使用される。
ウルトラマン、ベリアル、タロウ、ギンガ、ティガ、ビクトリーの6つのクリスタルの融合によって出現するが、
使用するには湊兄弟の精神の同調が必要とされ、万全でないと使用できない。
「真」の属性を持つマコトクリスタルはミオの意志に呼応して召喚された特殊なクリスタルであり、
彼女のイメージを反映した「湊アサヒ」というアバターを作り出し、周囲の記憶に割り込むことで人間として生きていた。
ルーブコウリンに装填することで攻撃能力をパワーアップさせ、さらにルーブジャイロにセットすることで
ウルトラマングルーブに変身することが出来る。
またクリスタルの中でも、変身に使用可能なもの、ルーブスラッガー専用のものもある(後者については本人がスラッガー持ちという共通項あり)。
変身に使用するクリスタルをスラッガーで用いることも可能で、実際にブルがティガとビクトリーのクリスタルで技を放っている。
オーブオリジンクリスタルは後述のオーブリングNEOを召喚するために使用される。
ジャイロについては、これを手にすることで意識を共有することもできるようで、
第2話ではカツミが
ブラックキング出現時に変身しようとした際、彼の脳裏に瓦礫に挟まれ身動きが取れないイサミが見ていたアサヒのビジョンが浮かび上がった。
2つのジャイロにはサキの兄である先代のロッソ&ブルの意志が宿っているらしく、
一時サキが湊兄弟から奪ったもののゴモラの出現時に2人の下にテレポートし、サキの攻撃からバリアを張って2人を守っている。
歴代でも一際巨大な変身アイテムで、操作方式もニュージェネレーションでよく見られる「片手で保持しながらもう片手で操作」ではなく「両手で保持しつつ操作もする」という類を見ないものとなっている。
因みにウルトラマンの能力のルーブクリスタルだが、誰一人としてクリスタルに描かれたウルトラマンについて触れていない。タロウやギンガ、ビクトリー本人ですら。理由は不明。
タイプCの亜種。
オーブオリジンクリスタルをジャイロにセットすることで出現する強化変身アイテム。
オーブリングとは言うが、どちらかといえばオーブカリバーから刀身を省いて、そこにリングっぽいパーツがついているような姿をしており、リングの中央にはボタンがある。
ピザカッターのような形状、と言えば一番わかりやすいだろう。
グリップ部分のスイッチを上下させることで「R/Bモード」「オーブダークモード」を切り替えることができ、後者に切り替えてボタンをタップすることでオーブダークに変身できる。
各フュージョンアップ形態の力も備わっており、ボタンをタップすることでそれぞれの必殺技である
スペリオン光線やゼットシウム光線などの必殺技を使うことができる。
オーブダークモードの場合はそれぞれのダーク版、R/Bモードならそのまま使用可能。また、ジャイロにセットして使用すればダークオリジウム光線/トリプルオリジウム光線が使用可能。
召喚そのものはオーブオリジンクリスタルを用いるが、どうもこのアイテム自体はワンオフらしく、湊兄弟とマコトの間で奪い合いになっていた。
現在はアサヒを介して湊兄弟が所持しており、チェレーザが退場したこともあって鳴りを潜めているが、
ルーブに変身できない時の最大火力として使われている事が『
劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』の
ノベライズ版で判明している。
令和ウルトラシリーズ
- タイガスパーク
- ウルトラタイガアクセサリー(キーホルダー/ブレスレット/リング)
CV:
小野大輔
タイプA。
メビウス以来となる変身後も装着されるブレス型アイテム。これに様々な形状の「アクセサリー」を読み込ませて使う。
明確な描写はないが、変身時になるといつの間にか手に装着されているため、召喚式だろう。
ウルトラマンタイガが父であるタロウから贈られたアイテム。
経緯は不明だが、
ウルトラマンタイタス、
ウルトラマンフーマも個々人のものを所持している。
そのためタイガに煽られたタイタスとフーマは改名を目論むことに
工藤ヒロユキの持っているものは、彼がタイガから渡されたタロウレットが変化したものであり、タロウの力を元にしていると思われる。
通常はヒロユキが上述の3人のウルトラ戦士が組んだチームである『トライスクワッド』のウルトラマン達に変身する際に使用。
タイタスとフーマにはそれぞれ人間態といえる姿があり、本来の変身アイテムがあるが、タイガスパークの力でヒロユキと一体化しているため、劇中では登場していない。
タイガスパークの開発者は当時光の国で宇宙科学技術局に勤めていたウルトラマントレギア。
トレギアは異なる法則の宇宙での活動のためのアストラル粒子転化システムを組み込んだデバイスを研究していたが、
そのために必要なデータを得る許可をもらおうとするも、上司であるヒカリが退職したこともあり、許可が下りなかったため未完成に終わっていた。
それを概要を聞いて「ウルトラマンと地球人の絆を結ぶ素晴らしいアイテムになる」と感じたタロウが開発協力を申し出てくれたことで遂にデバイスが完成。
「アストラル粒子転化システム」では長ったらしいと感じたタロウの意見を聞いて、トレギアは「タロウスパーク」と名付けようとするも、
次の世代の絆の象徴となるべきアイテムに自分の名前を付けるのはおこがましいとしてその案を却下する。
そして代わりにタロウは「太陽を抱く勇気あるもの」を意味する「タイガ」を提案し、トレギアも同意したことで「タイガスパーク」と名付けられた。
つまり「ウルトラマンタイガが使用するアイテムだからタイガスパーク」なのではなく、
タイガスパークの方がタイガが生まれるより先に作成されていたのである(そのためにタイタスとフーマのものもタイガスパークという名称であった)。
システムとしてはギンガやかつてのエックスのような「アイテムに宿ったウルトラマン」を実現するものであり、
ヒロユキが3人ものウルトラマンと共存できたのはこのシステムの恩恵である。
『
トレギア物語/青い影』における開発秘話の時系列を考慮すると、
タロウが地球で戦いウルトラ兄弟No.6の称号を得てから、ヒカリが惑星アーブを
ボガールに滅ぼされ、
復讐の鎧を纏ったハンターナイト ツルギになるまでの間に完成しており、『レオ』~『メビウス』の頃には既に完成していた様子。
『タイガ』でヒロユキが渡されたタロウレットがタイガスパークに変化したのも、元はウルトラマンタロウの力から生まれたものだからであるらしく、
『
劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の最終盤では、ヒロユキがタロウに(恐らくタロウレットの力ごと)返還したことで彼のものは消滅している。
しかし、メビウスが
CREW GUYSの面々と結んだ絆が、彼らがこの世を去ってもなおメビウスに力を与えているように、
『タイガ』の物語を通じてヒロユキとトライスクワッドの面々が紡いだ絆は途切れてはいないため、
たとえタイガスパークがなくとも、もしもヒロユキや彼の地球に危機が迫る、
あるいはトライスクワッドの面々がヒロユキの力を借りたいと思う時がくれば、ヒロユキはまたトライスクワッドと一体化できると思われる。
下部のレバーを引くことで「カモン!」の音声とともに起動。
タイガ/タイタス/フーマの顔を模したキーホルダーを握ることで手甲部のクリスタルが3色別に発光、「バディゴー!!」の号令とともにタイガ/タイタス/フーマに変身する。
また、インナースペース内で歴代ウルトラマン達の力が宿ったブレスレットをリードすることで「コネクト・オン!」の音声と共に必殺技が強化される他、
怪獣の力を宿したリングをリードすることで「エンゲージ!」の音声とともに怪獣の攻撃技を使用できるという能力も持っている。
さらに第8話から強化変身アイテムであるフォトンアースキーホルダーが追加される。
これは、悪夢魔獣 ナイトファングから天王寺藍の力で呼び起こした地球のパワーを受けてタイガキーホルダーが変化したもので、
両刃の剣にも似た形にもなったそのアクセサリーにタイガスパークで青→金の順でリードすると「アース!」→「シャイン!」と音声が鳴り響き、
その後にホルダーの左側に施されたトリガーを引くことでカバー部が展開。
タイガの顔が金色の角を授かったフォトンスパークのものとなり、タイガをフォトンアースに強化変身させる。
タイプB。
セブン・ゼロ親子以来のメガネ型。
民間警備機構E.G.I.Sのみならず宇宙人の裏競売連合
ヴィラン・ギルドをも惑わす
霧崎が本来の姿である
ウルトラマントレギアに戻る際に使用。
普段はトレギアの胸部を覆うX字状の胸ベルトにも似たプレートをしているが、上部の展開スイッチを押すことで
パピヨンマスク仮面状に展開。
両目を覆う形でかざすことで闇の力が霧崎を包み込み、トレギアへと姿を変える。
巨大化するかどうかはトレギアの意思に委ねられており、同じプロセスで巨大化変身と等身大変身のどちらも可能である。
トレギアが撃破された際に消滅したが、ライブステージにおいてトレギアがヒロユキを乗っ取って一時的に復活した際に復元され、
その後退場際のトレギアが「誰かが使うかもしれない」と時空の狭間に投棄していた。
後にこれを『
ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』において
アブソリュートタルタロスがギガバトルナイザー共々確保していた事が判明。
並行同位体のベリアル・トレギアコンビが離反する際、ベリアルがザ・キングダムの宮殿から持ち出してトレギアに手渡している。
- ウルトラゼットライザー/ダークゼットライザー
- ウルトラメダル/怪獣メダル
CV:パトリック・ユウ
タイプA。
ジードライザーに続くナックル型。全体的に青い弓を思わせる形状。これに「カード」と「メダル」を組み合わせて使う。
光の国で開発された変身デバイスの一つで、
デビルスプリンターによる宇宙規模の混乱に備えて用意されていた。
当初はゼロが管理していたが、
ゲネガーグの追撃中に不意に吐き出してきた
ブルトンを喰らったゼロは四次元空間に吸い込まれる羽目になり、
完全に吸い込まれる前に、自身についてきていた自称弟子のゼットにゲネガーグ討伐の任務と共に託した。
今回も敵味方に所有者がおり、
ナツカワ ハルキとリク、
カブラギ シンヤ(ウルトラマンZ)がゼットライザーを所有している他、
ヘビクラ ショウタ(ウルトラマンZ)がハルキのライザーを闇の力で複製したダークゼットライザーを所有している。
使用時には変身者と宇宙人態の姿が描かれた「ウルトラアクセスカード」をゼットライザーに挿し込み、認証させることで起動。
そして「ヒーローズゲート」という空間ゲートを通ってインナースペースに入り、そこでウルトラ戦士の力が宿った「ウルトラメダル」を3枚セットして1枚ずつスキャンした後、
トリガーを押すことでスキャンしたウルトラメダルの力を宿した各形態のウルトラマンゼットへと変身する。
また、ハルキと融合した後のゼットはメダルを使わずライザーのみを使用することで、ジードでいうところの「素体」にあたるウルトラマンゼット
オリジナルに変身できる。
融合後のゼットの意識はゼットライザー側に依存しているが、エックスなどと異なり変身前では外界の状況をほとんど確認できず、ハルキの手元にあるかないかくらいしか識別できない。
変身後は手持ち武器としても扱え、スロットを戻してからトリガーを長押しし、メダルを3枚リードする事で特殊な必殺技を発動させる事も可能。
ジード/リクもジードライザーが故障したため、緊急措置としてヒカリからゼットライザーを送られている。
ジードの場合も基本的な理屈は同じだが、やはり素体にあたる姿には変身できないため、
ライザーで無理矢理素体に変身して、更にプリミティブの力を引き出してからウルトラメダルの力を上乗せして
ギャラクシーライジングに変身している。
メインヴィランのカブラギ/
セレブロが使用するライザーは光の国から盗み出したものである。
メダルはウルトラメダルの技術を悪用しており、怪獣の肉片サンプルを元に謎の機械で「怪獣メダル」を生成して使用している。
トリックスター枠のヘビクラ/ジャグラーが所有するものはダークゼットライザーで、ハルキのライザーを闇の力で複製したもの。
メダルは闇の力で空間の狭間から怪獣の力を呼び出して生成した「怪獣メダル」を使用している。
怪獣の力を宿すメダルという意味ではカブラギと同じだが、生成経緯が異なる。
ゼットの場合は冒頭の分類のようにタイプAの変身だが、ジードはジードライザーのときと同様にタイプB、
カブラギ/セレブロやヘビクラ/ジャグラーは自分とは全く無関係の怪獣になるタイプCの変身をしている。
形状がゼロのゼロスラッガーと似ていること、光の国で専用のアイテムと共に作られたことやその目的、
何より「ライザー」という名称や使い方・変身形態の類似、用途の面でジードライザー&ウルトラカプセルに通じる要素が強い。
実際、ボイスドラマではゼロが「ジードライザーとウルトラカプセルを発展させたようなものなんだろう」と推測していた。
ジードライザーを比較すると小物アイテムを本体そのもので保持することで単独で完結するようになっているほか、
認証機能でのセキュリティも考慮されているなど改良が見て取れる。
しかしアクセスカード自体を作られたりライザーごと不正コピーされてセキュリティ面ではあまり意味がなかった…
なお、ゼットの名前を冠しているのは偶然ではなく、元々ゼットの使用を前提に開発されたため。
ゼットに被験者になるよう薦めた際、ゼロは「他の戦士の力を借りる」というシステムの都合上、
被験者となるウルトラマンは癖のないプレーンな能力の持ち主、悪く言えば没個性で空っぽなウルトラ戦士が最適だったためと説明していたが、
実際はゼットをサポートするためにゼロがヒカリに依頼して開発して貰った。
ちなみにゼロによると、メダルを作成する際は力の持ち主であるウルトラマン本人から分与してもらっており、
マルチバースで活動するウルトラマンのメダルも、本人を光の国に呼び出して作成したらしい。
玩具版はアクセスカードとメダルの組み合わせによって平成ウルトラマンのフォームチェンジ遊びも可能だが、
オーブ・ジードについては
ゲーム筐体限定フォームにも対応し、ジードの方は
濱田龍臣氏による必殺技ボイスが収録されている豪華仕様。
オーブのフュージョンアップはオーブオリジンのメダルが必要だが、ジードはリクのアクセスカードが必要。
また、組み合わせの関係でオーブ・
ライトニングアタッカーはレイトのアクセスカードが必須(ハルキだと必殺技のギャラクシーバースト、リクだとギャラクシーライジングになる)。
また、ベリアル以外のウルトラメダルと怪獣メダルは同時に読み込めないため、エックスの場合はウルトラマンの力によるサイバーアーマーは対応だが、モンスアーマーは非対応。
……と思われていたが、ビクトリーの場合は普通に怪獣メダルと組み合わせたウルトランスに対応していた事から、エックスの場合は組み合わせが正確ではなかっただけかもしれない。
さらに、ハルキのカードでゼロメダル3枚を読み込むと「ゼロ・スペシャルコンボ」という隠し音声が流れる。
- GUTSスパークレンス/ブラックスパークレンス
- GUTSハイパーキー
CV:マックスウェル・パワーズ
本来想定されている使用方法はタイプC。銃型からスティック型に変形し、これに「GUTSハイパーキー」を組み合わせて使う。
銃も兼ねた変身アイテムはビクトリーランサー以来。
シズマ ミツクニ率いるシズマ財閥が火星の超古代遺跡から発掘した神器を解析し、その財力をもって科学的に再現したアイテム。
防衛チーム(の関係者)が最初から変身アイテムとして作ったという、地球製の歴代変身アイテムと比べても毛色が異なる経緯で作成された。
地球の対怪獣部隊『
GUTS-SELECT』の標準装備として各隊員が持たされているが、そちらは変身アイテムとしての機能はオミットされている様子。
光線銃として運用される「ハイパーガンモード」とウルトラマンへの変身に用いる「スパークレンスモード」の2つの形態を持つ。
「ハイパーガンモード」では、そのままでも光線銃として戦闘に使用できるが、
怪獣の能力を再現したGUTSハイパーキーをグリップ部にあるスリットに装填することにより、光線が怪獣の力を上乗せされて強力になる。
ちなみに、ウルトラマンの力が宿ったGUTSハイパーキーを装填すると、怪獣同様にウルトラマンの力が光線に上乗せされるようで、
劇中でハルキがゼット(オリジナル)のキーが装填された状態で光線を撃った際には、ゼスティウム光線のエフェクトが掛かり、その跳弾が当たったゼットは割と痛がっていた。
「スパークレンスモード」はウルトラマンへの変身時に使用されるが、このモードに変更できるのはシズマ会長がマナカ ケンゴに渡したような特別製のみ。
ウルトラマンの力が宿ったハイパーキーを装填し、銃身部を展開して菱形の結晶体が露出した状態が「スパークレンスモード」となる。
この状態で真上に掲げてトリガーを引くことで、ケンゴはトリガーに変身する。
タイプチェンジも専用のハイパーキーを使う必要があり、インナースペース内で任意に行われる。
また、「トリガーに限らず『ウルトラマン』への変身のために作られた」アイテムであるためか、
使用者に変身適性があり、当該ウルトラマンの力が宿ったハイパーキーを持っているならば、トリガー以外のウルトラマンへの変身も可能という高い汎用性があり、
劇中でもヒジリ アキトがウルトラゼットライザーとウルトラメダルを分析・力を抽出したゼット用のGUTSハイパーキーを作成し、
そのハイパーキーと、ケンゴと同じ特別製のGUTSスパークレンスを貸与したことで、
ゼットライザーが破損して変身できなくなっていたハルキは、再度ゼットへの変身とウルトラフュージョンが可能となった。
さらに、ゼットの力を宿したハイパーキーだけでも、ヒーローズゲート展開やインナースペースへの移動は行えるようになっている。
残念ながらゼットライザー自体の修復はアキトにも出来なかったが、事実上ゼットのハイパーキーはハルキにしか扱えないためか、
彼とゼットが元の次元(『
ウルトラマンZ』の地球)に戻る際にも、特別製GUTSスパークレンス共々、ゼットライザーが直るまで貸与されたままとなった。
なお、前述の通り一般隊員用のGUTSスパークレンスは変身機能をオミットされているが、ロックが掛かっている等でハイパーガンモードから移行できないだけなのか、
客演時に人間態に変身したリブットが元の姿に戻る際、シズマ ユナからゴモラキーと共に一般隊員用のGUTSスパークレンスを借用すると、
その2つにウルトラマンの超常的な力を流し込み、スパークレンスモードを解放・移行した上で自身の力でゴモラキーを上書きしたリブットキーで変身している。
また、
リシュリア星人イグニスも、アキトのラボから盗み出した失敗作の試作型スパークレンスとブランクのハイパーキーに、
リブットと同じように、しかしこちらは
トリガーダークが倒された時に吸収し、その身に宿していた闇の力を注ぎ込むことで、
それぞれブラックスパークレンス・トリガーダークキーに変化させ、トリガーダークへの変身を可能とした。
更に変身後に
ホロボロスキー/
ザイゴーグキーをセットする事でその力を擬似的に再現し、トリガーのタイプチェンジに相当する能力を得ている。
ちなみに、冒頭ではタイプCとなっているが、本編内で色々なウルトラマンがGUTSスパークレンスで変身している影響で、
ゼットはタイプA、リブットはタイプB、トリガーはタイプC、トリガーダークはタイプCだがそれ以前にアイテムが不正品かつネガポジ反転仕様……と、
使用者によってウルトラシリーズの変身アイテムに関するお約束がひと通り詰め込まれている珍しいパターンである。
一方で主役であるケンゴ個人に注目すると、
- 本人はトリガーの魂が人間になった存在(本人=ウルトラマン)
- 当初は石化したトリガー=前世の肉体と融合(ウルトラマンの力のみを使用)
- 覚醒後は過去のトリガーの光と融合(ウルトラマン本人との融合)
という状態であり、厳密には一人でタイプA・B・C全てに該当するという、こちらも非常に特異な事例である。
●ウルトラマンデッカー
●ウルトラマンディナス
- ウルトラDフラッシャー
- ウルトラディメンションカード
CV:梶原岳人
タイプA&C。
スフィア内に取り込まれながらも、己を見失わなかったアスミ カナタの叫びに応えるかのように出現したアイテム。
単体では変身できないため、デッカー フラッシュタイプのウルトラディメンションカードと、ディメンションカードホルダーも共に出現した。
令和ウルトラシリーズでは珍しい召喚式の変身アイテムであり、変身者であるカナタの意思、あるいは危機に応じて自動で召喚されるが、
まだカナタが慣れていない頃には、戦闘シミュレーションで危険を感じた彼の感情に応じて勝手に召喚され、物語序盤にして正体バレの危機を迎えた。
形状は『ダイナ』のリーフラッシャーに酷似しており、下部はウルトラマンの顔が刻まれている。
ただしあちらが掌に収まるくらいのサイズで鈍く光るカラーリングだったのに対し、こちらは拳を覆い隠すくらいには大きく、カラーリングも銀基調で明るめ。
また、『Z』のメダルホルダーは変身者以外の地球人には見えない仕様だったが、ディメンションカードホルダーにはそのような仕様はなく、
カナタの同僚であるキリノ イチカには『
絆創膏入れ』と誤解されていた。
変身時には、グリップ部の上ボタンを押すことで結晶部が発光し、コズミックな背景のインナースペースが展開。
カードリーダーにデッカーのウルトラディメンションカードを挿入し、「ウルトラディメンション!」の音声が鳴り響いた後、
下部のレバーを引くことで露出される上部のクリスタル部に光を集め、額に向けてトリガーを引くことで光を解放し、カナタをデッカーに変身させる。
ただし、ウルトラマン本人に自我がある様子が見られなかったトリガーとは異なり、デッカーには明確な自我が存在しているらしく、
カナタが召喚しようとしてもウルトラDフラッシャーが現れなかったり、(視聴者には聞こえないが)デッカーがカナタに変身アイテムの使い方をレクチャーしている様子だったり、
最初はフラッシュタイプのカードのみだったが、必要に応じて第3話でストロングタイプ、第4話でミラクルタイプのカードをカナタに授け、タイプチェンジを可能にしている。
物語中盤には、遥か未来から現れた未来人の男性がウルトラDフラッシャーとカードホルダーをカナタから半強制的に借り受け、デッカーへと変身。
曰く、遥か未来でウルトラマンデッカーに変身していたのは彼であり、カナタの元に未来からウルトラDフラッシャー等を転送したのも彼だという。
彼の名は「デッカー・アスミ」。つまりはカナタの子孫であり、今まで『声』という形でアイテムの使い方などをレクチャーしていたのも彼だと思われる。
ツールの使い方を祖父に教える孫の構図だった
一方でデッカー本人にも意思があるのか、第15話ではカナタと
デッカー・アスミ両名の『光』に反応するようにデッカーシールドカリバーのイメージが出現し、
それをカナタが掴み取ったことで、彼独自の『力』であるダイナミックタイプへのタイプチェンジを可能とする金色のディメンションカードを入手している。
第2話では怪獣カードが登場し、現在確認されているのは
ウインダム、
ミクラス、
アギラの
カプセル怪獣トリオ。
それをウルトラDフラッシャーに挿入することで「モンスディメンション!」の音声が鳴り響く。
そしてデッカー変身時と同じ動作を起こすことで、怪獣が召喚。短時間ながらもデッカーをサポートする。
デッカーとほぼ同じ容姿をしているウルトラマンディナスの変身の際にも、ラヴィー星人ディナスがウルトラDフラッシャーを使用。
ただし、ラヴィー星人が戦闘に向いてないため、モンスディメンションカードをインナースペースで読み取り、その力を借りる必要がある。
このアイテムの正体は、ディナスがダイナに救われた際に偶然受け継いだ光の力が実体化したものである。
この力は劇場版においてカナタに分与され、それによってカナタが変身するのがウルトラマンデッカーとなる。
この時点ではフラッシュタイプの力しか使えなかったが、その後宇宙へ旅立ったカナタは旅路の中でストロング、ミラクルの力を獲得し、
彼亡きあとも、その子々孫々へ光として受け継がれていった。
そうしてデッカー・アスミの代になって、アガムスを止めるために「デッカーの光を宿す前のカナタ」へこの力が貸与されることになる。
つまり、時系列としてはダイナ→ディナス→カナタ→デッカー・アスミ(→本編のカナタ)の順で光が受け渡されており、
本編中のカナタは「未来で自分が手にする力」を前借りして戦っていた形になる。
これによりデッカーは「変身者だけが変わり続けるタイプC」という極めて珍しいタイプのウルトラ戦士となっている。
ただし、番組としての『デッカーの時空』の時空はアガムスの行動により、本来起こらない時代でのスフィア襲来と、
その撃退に目をつけたギベルスの襲来によってディナス→カナタへの継承が起こっているため、
デッカー・アスミのいる時空でもカナタがディナスの光を受け継いでいたのかは不明。
作中でのカナタ自身は『デッカー・アスミもディナスと同じようにダイナから光を受け取ったのでは』と予想している。
タイプA。
必要となった際に出現し、ヒルマ ゲントの左腕へと装着されるアイテム。タイガスパーク以来のブレス型。
ブレーザーの横顔が象られた円形の結晶体・ブレーザーストーンと組み合わせて使用する。
変身時には、ブレーザーブレスの後部スロットにブレーザーストーンを挿入。
すると中央部のクリスタルが展開し、その中心部の円盤部分が一定のパターンで発光し始めるので、
この状態で前部のスイッチを押すことで、ゲントをブレーザーに変身させる。
これまでの令和ウルトラマンが(トリガーを除いて)変身者に変身の仕方をレクチャーしていたのに対して、
本作ではブレーザーがそもそも話すことがない(物静かとは言っていない)ということもあり、
初回変身時にはブレスから奔る光がゲントの腕を操り、上述の変身手順を行わせて変身させている。
また、2話では、怪獣出現に際してゲントが持ち歩いているブレーザーストーンが突如として発熱し、
その直後にブレーザーブレスも出現・装着させるなど、まるでブレーザーが「変身しろ」と促しているような演出があった。
ニュージェネレーション以降では珍しく、変身時のコールの声が本編の演出としても玩具としても存在しない。
ブレーザーストーンも玩具ではコレクションアイテムとして多くの種類が出たが、本編中のブレーザーは歴代ウルトラマンの力は使わずタイプチェンジもほとんどないため、
本編で登場したのはブレーザー自身のものがひとつ、怪獣のものが3つの計4種類だけである。
タイプA。
主人公・飛世ユウマが使用する菱形のオブジェ状のアイテム。
ウルトラマンアークが駈け出すイメージが記されたキューブ状のアイテム・アークキューブと組み合わせることで変身する。
変身時には、まずアークキューブの左側のスイッチを入れた後、意識を集中させることでユウマの体内からアークアライザーが出現。中央の穴にキューブを装填し周囲に施された銀と赤のラインを合わせることで変身が発動。
半透明状の生命体・ルティアンがユウマを暖かく抱きしめるようなイメージの後、アークが実体化。巨大化して怪獣に立ち向かう。
具体的に変身プロセスを書くと、出現直後はラインが弓の如く角ばった部分と弧を描いた部分で半分になっているのだが、これをアークアライザー自体を
ルービックキューブの如く
捻る事で絵柄を合わせていく。
左→上の順に捻る事で完全な菱形のラインが完成し、変身が完了する…というプロセスである。
グリップになりそうな部分がないので片手だと持ちづらそう
戦闘中のルティアンの呼びかけ以外にシステム音声らしきものは存在せず、ブレーザーブレス同様ニュージェネとしては珍しい喋らない変身アイテムである。
また、アーマーチェンジ時にはアークアライザーとチェンジ用のアークキューブがイメージとして出現し、アーク自身の動作に合わせてイメージ上のアークアライザーが操作されるといった形で、極限までインナースペースの描写は避けられている。
放送開始時からユウマは既にアークに変身できるようで、そのイメージは幼少期に描いた「さいきょうのヒーロー」のイラストから由来している模様。
三話で描写されたところによると、子供の頃にユウマが描いていた「さいきょうのヒーロー」及びその「へんしんどうぐ」などがそのままデザインに反映されている。
同話での初変身時に何の滞りもなく操作出来たのも、幼少期の自分のアイデアから生まれた変身アイテムだからだと思われる。
海外ウルトラシリーズ
タイプA。
3人ともアイテムを使わず変身する。
基本的にはジャックと同じ仕様と思われるが、こちらは2回目からあっさり自分の意思で変身出来ている。
変身の際に目が赤く光るのが特徴。
タイプA。
グレートのカラータイマーと同じ形状▲の中に●のペンダント型。
掌の上に乗せて精神統一(目を静かに閉じ、肩の力を抜いて自然に身を任せ瞑想するような感じ)をして変身する。
その際にはデルタ・プラズマーが発光・点滅すると共に、小さなプラズマが奔る。
ジャック・シンドーとグレートの意識が徐々に交わり、やがてひとつに重なり溶け合っていくようなビジュアルが印象的。
両者はまさに意念で結ばれた同志、念友なのだ。
しかしあの顔はいけない……。
また、グレートが通訳の役割を果たしてくれていたのか、ジャックがデルタ・プラズマーを介して宇宙植物とテレパシーで会話したこともあった。
玩具はやたらとでかい。
タイプA。
カプセル型。
カラータイマーを思わせる深い
碧のコアを中心に
赤と
銀のストリームを横に引き伸ばしたようなデザインは銀河を思わせる。
変身する際はこれを持った手をケンイチ カイが天に掲げる。パワードがカイと分離した後もそのまま残された。
劇中では実際に化学班による解析が為されている。
それによると、内部のパワーグリッドが弱く、ただ光を増幅させるだけの機能しかないが、その「光を増幅させる機能」に関しては飛びぬけているとのこと。
おそらく、パワードの肉体は光そのものであり、その光を一瞬で「増幅させる」ことで巨大化させていると思われる。
さらにその特性から、「このフラッシュプリズムを透過させれば、レーザー光を極限まで増幅させられる」ことに着目され、
最終話では、
「戦略防衛計画(SDI計画、通称「スターウォーズ計画」)で開発中だった衛星用レーザー砲にフラッシュプリズムを取り付ければ、放たれるレーザーは怪獣や宇宙船も破壊できるほど強化できる」
と見越され、実際に使用された。
「ウルトラマン用の変身アイテムが、人類側の兵器と接続して、侵略者への攻撃に活用される」という展開は、変身アイテムとしては非常に珍しい。
というか先述のブライトスティック以降では現状唯一のケースである。
ただし、カイは「フラッシュプリズムはもともと兵器じゃない。使えるのは一度きりかもしれない」と耐久度には不安を抱いていた。
変身時に『テックセッター!!』とは叫ばない。
原語版ではウルトラマンの変身アイテムと同じ「ベータ―カプセル」と呼ばれている。
該当タイプ不明(恐らくB)。
二つ一組のブレスレット型であり、テラサワ隊員は両腕に装着している。空中前転しながら腕を交差させることでリブットに変身できる。
また、変身能力だけがないコピーがウピンとイピンに一つずつ渡されているが、具体的な機能は不明。
その他シリーズ
タイプB。
(映画公開当時は)世にも珍しい電動歯ブラシ。歯をピカピカに磨き上げ除菌することで変身する。潔癖症のゼアスらしいアイテム。
ゲーム『
ウルトラマンゼアス』では様々な隊員がこれを使ってゼアスに変身しており、少なくともゲーム内では複数個ある様子。
分かりにくいが、「ゼアス!」と叫んでいる。
続編『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』では色が赤に変わり、「ピカリブラッシャー2」に進化していた。
第一部では歯ブラシよりも首の方が激しく動いてる気がしないでもない。
ちなみに商品化の際は「超潔癖変身ブラシ・ヒカリブラッシャー」という名前になっていた。
●ウルトラニャン
該当タイプなし(あえて言うならタイプB)。
金色のシンプルなリング状のアイテムで、普段はニャンの尻尾に収まっている。
よく見るとリングが尻尾に触れておらず、明らかに宙に浮いているが誰も気にしない。
変身の際は尻尾から外れて巨大化し、「くるっと回ってウルトラニャーン!!」と叫びながら潜り抜ける事で変身する。
地味に初の「名前以外の文章を叫んで変身する」ウルトラ戦士であり、その関係でオーブが登場するまでは変身時の台詞が一番長かった。
変身前に
超能力を使う際に光を発しており、超能力を補佐する機能もあると思われるが、詳細は不明。
めばえ版では、飼い主のはるかを変身させる際に用いられる。
タイプB。
GOKAZOKU隊の用いる
腕時計型の通信アイテム「ドリームタイム」に偽装している。
中にあるチョコボール「シークレット・チョコ」を食べて「ウルトラマン、ナ~イス!」とフルネームを叫んで変身する。
タイプA。
指輪型。右手の中指に嵌めてある。
神秘的な光を放つピンク色の宝石がついているが、デザイン自体は骨董屋にありそうなモノらしい。
ジャンヌが就寝中に変身しようとしても出来ず、またジャンヌがウトウトしている最中に変身しても、何故あかりが自分に変身したのか分からずジャンヌが戸惑ってしまう。
タイプC。
ウルトラマンを巨大化させるための起爆装置。
腕に装着する黄緑がかったガラス質の物体。
エネルギーを自然に充填するが、一気に満タンになることもあれば、何時まで経っても回復しないこともあり充填時間はまちまち。
怪獣との戦いで快勝した後は回復量が多い傾向がある。
ウルトラマンを応援する人間の思いがエネルギーとなっているが、同時に失望や自分だけでも助かりたいといった思いなど、
邪悪ではないが正義と反発する感情の影響を受け暴走させる危険性も秘めている。
「GIRLS」から支給されるスマホ型変身アイテム。
紛失した場合は再発行に24800円という学生には痛すぎる金額を要求される。
普通に操作するとエラーが出て変身出来ないが、怪獣娘が体内の「カイジューソウル」を実感した時、体が勝手に正しい操作をして「ソウルライド!」と叫ぶ事で変身する。
これは内部にある鉱石「アーカライト」が、怪獣娘の体内にある怪獣因子を活性化させることで変身させるらしい。
このアイテムがなくても変身は出来るそうだが、その場合は力が暴走する危険性があるという。
なお、漫画作品の『
ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』にも同様の名前と外観を持つアイテムが登場するが、
こちらはアニメとは違い、怪獣娘を強力な姿「EXモード」へとパワーアップさせる強化アイテムとして扱われている。
追記・修正は片足で立ちながら額に携帯を付けてから……または足の裏に携帯を張り付けながらお願いします。
\ハイィィッ!!!/
- 変身アイテムを落とすって話なら初代の2話目の時点でやってるという伝統ある(?)イベントだったりする -- 名無しさん (2017-01-01 09:51:57)
- ダークリングは「最も邪悪な意思を持つ者に渡る」って今月号の宇宙船に書いてあったな…つまりジャグジャグの元からダークリングが消えたのは… -- 名無しさん (2017-01-07 18:52:58)
- ↑5 郷さんがカッターみたいなのを掲げてたってのは多分レオでの客演のラストで壊れたウルトラアイを持ち帰るシーンと混同してるのではないかと -- 名無しさん (2017-01-22 03:24:51)
- ジードは自撮りで変身するんだっけか -- 名無しさん (2017-06-02 00:54:15)
- デルタプラズマーのネックレスをどっかで見たな… -- 名無しさん (2017-06-02 01:27:15)
- キュアトゥインクル、マクギリスときて次は勇者王か。「中の人」も豪華なキャスティングになってきたな(笑) -- 名無しさん (2017-06-25 01:14:00)
- ループジャイロの玩具の説明だとブラックキングは「召喚」なのにグルジオボーンは「変身」なのが気になる。1話のグルジオボーンは融合獣と同じく誰か入ってたんじゃねーか? -- 名無しさん (2018-07-08 14:31:27)
- story0のオリジナルウルトラマンたちのアイテムにも名前があればなあ -- 名無しさん (2018-07-09 20:08:34)
- ウルトラスパークの造形物は没になった帰りマン版ベータカプセルの流用ではないかという説があったな -- 名無しさん (2018-07-09 20:58:31)
- 確かXのBD-BOXのブックレットに載ってた話だけど、戦隊やライダーの変身アイテムと違って具体的なモチーフ(動物とか)を持たせられないからデザインが難しいんだとか -- 名無しさん (2018-07-18 21:33:09)
- ジャックはOPの歌詞や一話の描写的に「ウルトラの星」が変身アイテムだと子供の頃思ってたな。星から降り注ぐエネルギーを浴びて変身って感じで -- 名無しさん (2019-12-08 22:15:52)
- 同じO-50出身でもオーブとルーブ組の変身アイテムが違ったこと思うとフーマも別物なんだろうなぁ~むしろジョーニアスとタイタスみたいに同じ変身アイテムのほうがレアか。M78組でも全然違うんだし -- 名無しさん (2020-01-01 23:57:57)
- 一応パワードも吹替では「エイッ」って -- 名無しさん (2020-01-29 09:47:50)
- なぜ、タイガスパークという名前だったのか。それにあんな理由があったとは -- 名無しさん (2020-03-31 20:46:50)
- 郷秀樹「危機管理~!!」 -- 名無しさん (2020-06-29 20:32:04)
- ゼットライザーの流暢な英語が一部で「パワードやUSAの監修」とか言われてて笑う -- 名無しさん (2020-08-03 10:50:15)
- ゼットライザーはタイプAだと思うんだけどどうだろう -- 名無しさん (2020-08-03 11:07:57)
- ダイナはBでいいのか? ダイナが本来の姿でアスカが擬態ってことになるけど -- 名無しさん (2020-08-04 02:07:18)
- ↑3 しかし呼び出されたウルトラマンは基本二つ返事だったんだろうが、ティガとかネクサスの反応が気になる。めっちゃ長い間沈黙していて(ダメかな…?)と思ってたらおもむろに「…(コク)」とか? -- 名無しさん (2020-08-22 11:24:02)
- ゼットライザーでエックスのモンスアーマーができないのは、サイバー怪獣のメダルじゃないからだと思う。ビクトリーメダルは普通に怪獣メダルと組み合わせてウルトランスできたよ -- 名無しさん (2020-08-22 20:22:13)
- ゼットライザーの音声を担当しているのは東京ヤクルトスワローズなどのスタジアムDJ等を務めるパトリック・ユウさん。記述追加お願いします。 -- 名無しさん (2020-10-05 01:27:57)
- ギンガスパーク、ビクトリーランサー、タイガスパークはニュージェネ以前のアイテムと混じってても違和感がないがそれ以外のニュージェネアイテムは良くも悪くも個性的なデザインやサイズだな -- 名無しさん (2020-12-11 00:03:15)
- トリガーはタイプBじゃない? トリガーダークに芽生えた光が自分を人間と思い込んでただけなんだから -- 名無しさん (2021-11-09 17:31:49)
- 青年リブットの語ってた生来のウルトラマンの変身アイテム、ダクヒliliの方でも掘り下げられたね -- 名無しさん (2021-11-12 08:01:23)
- 今のところデッカー本人の出自含め色々謎なディーフラッシャー。後にO50絡みってわかったルーブジャイロみたいに色々解明される日は来るのかな? -- 名無しさん (2022-07-12 22:13:42)
- タロウのところの間違いを修正。タロウの主題歌の歌詞は「腕のバッジが輝いて」です。「胸のバッジ」じゃないです -- 名無しさん (2022-11-21 02:41:06)
- コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-12-26 20:56:49)
- オーブは変身者がウルトラマンの力を授かって誕生したからタイプCじゃない? -- 名無しさん (2023-10-20 15:51:33)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-11-18 21:05:07
- ウルトラマンの変身の掛け声って、ライダー(ほぼ全員「変身」)に比べると戦隊ほどじゃないけど、多種多様だなあ。 -- (名無しさん) 2024-11-02 19:56:37
最終更新:2025年03月28日 19:16