アッガイ(MS)

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アッガイ(MS) - (2019/08/27 (火) 06:59:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/05/29(金) 12:52:11
更新日:2024/04/19 Fri 19:43:28
所要時間:約 6 分で読めます




シャア大佐、準備できました


型式:MSM-04
頭頂高:19.2m
全備重量:91.6t

武装
頭部105mmバルカン×4
右腕アイアンネイル
左腕6連ロケットランチャー
両腕中央部機関砲


言わずと知れた


ガンダム史上、「最高の萌え」機体


大きい頭におまぬけなタコ口。ズングリムックリなズン胴バディ。手足が短くてヨチヨチ歩き。トーチカを破壊している姿は、どこをどう見ても

「かんしゃくをおこした幼女」

にしか見えない程、愛らしい。

ぺちぺちズガァーン

実はジオン水陸両用MS最弱の紙装甲だが、そんな事はどうでもよろしい。

だからドウした?
愛らしいアッガイたんが攻撃してなさるのだ!
ドコを妨げる理由が有るのかね?


「可愛いは正義」


性能はそれなりに高く、特にジェネレータやフレームを「ザク」と共用している為、生産性が良い。
また、「ザク」のジェネレータを空冷式から水冷式に変更した為、排熱量が極端に減り、熱センサーに掛らない等「ステルス性」が向上している。
コックピットハッチが長くそのまま昇降口になる。
どこぞの漫画家の作品に出てくるどこぞの赤いバカは「これでは中にいるザクが動きにくいのではないか?」と意味不明な心配をしていた。
まぁ、前出の通りザクのフレームをそっくりそのまま使っている為、内部構造的にはまさにアッガイの中にザクがいる状態にも等しいので間違っちゃいないと言えば間違っちゃいない。

この機体を量産承認したジオンの高官達には敬礼せざるを得ない。(「萌え」がなんたるか?を理解してらっしゃる「ステキなオジサマ達」)

岡崎優の執筆した冒険王版ではジャブロー戦でのシャアの乗機として活躍した。

機動戦士ガンダムΖΖにて再びテレビで再登場し
なんとパイロットはハマーン様がつとめた。

第08MS小隊にも登場。
不意打ちとは言え陸戦型ガンダムの頭をはね飛ばし、装甲を抉る様はまさに悪魔だった。
一方的に蹂躙されたカレン女史も恐怖していた。

この漫画ではまさかの主人公機として登場。
滅茶苦茶暴れ回る。


MG化されており、劇中にて映像化された全てのポージングが可能。
また、特殊部隊の皆様を送り出す形態も再現されている。
更に、劇中では描かれる事が無かった二次創作発祥の「体育座り」が出来る「至高のモデル」として販売されているなど、評価が高いMGでの水陸両用機体の中でも屈指の完成度を誇る。




【バリエーション】

◆ベアッガイ
模型戦士ガンプラビルダーズビギニングG』に登場する改造ガンプラ。
リナがHGUCアッガイをケンタと、模型店『AXIS』の店長をこき使って改造させた機体。
背中に勘違いにより「縦笛付きの赤い小学生用ランドセル」を背負っている。
実はその笛は「ビーム縦笛」であり、器用に両手で持ってベアッガイが吹く(?)ことでビームを発射する。
また、ランドセルの中にはクレヨン型大型ミサイルを内蔵。
さらに二つの目からはリナが「メガ粒子砲」を「目が粒子砲」と解釈したためにメガ粒子砲を発射する。その際口が開いて放熱を行う。
かすめただけでケンプファーの頭部・胸部装甲を大きく溶かしてしまった。
すなわち

目からビーム

状態に…。
もはや完全なる「変態兵器」。

ちなみに「プロトベアッガイ」なるものも登場。
なんと素組みのアッガイに裁縫で「熊のフード」を着せて、北海道名産の「木彫りの熊」から取った「木彫りのシャケ」を持っていた。
ぶっちゃけ主人公より改造するセンスあるんじゃ……。

余談だが、組み立て説明書のフォントの一部が可愛い。また、カラーチェンジの参考として載っている白いベアッガイ、「シロクマだよ!!」はなかなか笑撃。
また、ホビージャパンの連載ではこのベアッガイを白猫っぽく改造した「ニャッガイ」が登場している。これもωな口とか尻尾とか猫耳とか可愛い。

◆ベアッガイII
ガンダムビルドファイターズ及びガンダムビルドファイターズトライにおいて登場するベアッガイIIIやベアッガイFのベースとなったガンプラ


アッグシリーズ
MSVに登場。
アッガイが素になったと思われる。



【ゲーム】

◆VSシリーズ
ヘッドスライディングやアッパー等旧ザク同様動きが凝っている。
本来アイアンネイルは右腕のみだったが、このシリーズの場合には左腕にも装備されている。
作品によってはメガ粒子砲が搭載されている場合がある。

ガンダムvs.ガンダムNEXTでは何と新規参戦として1stガンダム枠で登場する。
コスト1000、パイロットはアカハナ。
歴代VSシリーズのアッガイとは全く別機体で前作のアッガイダンスが出来なくなったものの、特別射撃の「アッガイ隊呼び出し」による人間弾幕ならぬ機械弾幕は上級者が使うと冒険王版ガンダムのように3000GPの機体を追い詰めることも可能な「やればできる子」。
しかもリロード速度も速いため、うかつに近づくとボコボコにされてしまう。

アシストはゾック。前vsシリーズのようにメガ粒子砲を撃ってくれる。
アシストの方が高コストだが気にしない。
さらに各ルートの6面で必ず対峙する事になるMA戦では、特殊射撃が大活躍し、エルメスザンネックなどの飛行系MAを封殺することが可能である。
サイコガンダムなんかはデカイ・鈍い・ビーム脳の三拍子故に、アッガイのバルカンだけで簡単に落とせてしまう……フォウ涙目。
ただし低コストなので威力の高い照射ビームなどには注意。

敗北するとリザルトでアッガイが体育座りをする。

さらに、EXVSでも再び参戦。
アッガイ隊召喚は覚醒技のみになったが、なんと今回はアッガイファミリーを呼び出せるようになった。サブでジュアッグ、特格でアッグガイ、特射でアッグと割り振られており、それぞれ自分の特徴全開で攻撃してくれる。地面からいきなり出てくるアッグは初見だとかなり驚く。
ちなみに覚醒技のアッガイ隊召喚は、三体のアッガイがしばらくの間ステージをボールの様にコロコロと転がって行く可愛いらしい技なのだが……なんと自分にも当たる。

次回作のEXVSFBからはエクストラ機体としてなんとハマーンが搭乗したアッガイが参戦。
機体コストは2000とアカハナ機よりアップしており、それに伴って機体性能も強化されている。
何より覚醒技がプレッシャーに変更されており元々の強みだったアシスト武装は健在なので、疑似タイ力が非常に強い。


戦場の絆
REV.1ではコスト140の格闘機、REV.2ではコスト120の近距離機である。
水陸両用のため水中では動きが速くなる。
武装はメインが6連装ミサイルランチャーorメガ粒子砲、サブが頭部バルカン砲、格闘がフレキシブルアーム(右手でひっかく→左手でひっかく→右手で伸びパンチ)。
しかし性能はあまり良くない。
同じコストで使うなら優秀なザクⅡがいる上に水中MAPが少ない事があげられる。

尚このゲームでのアッガイは設定とは異なりガンダムより小さくなっている。

REV.3.30では格闘機体に戻り、性能もそれに合わせて変更。コストは160に上昇
6連装ミサイルランチャーはサブ武装となり、6発のミサイルを同時発射する装備となった


機動戦士ガンダム 一年戦争
ジャブロー内で戦うことになるのだが、一体だけ狭い通路に空いた溝に隠れており、どう狙っても当たらないし、近づけばほぼ回避不能の攻撃を仕掛けてくる。


◆ガンダムバトルオペレーション
格闘機として出るのだが、コストが同レベル帯のグフ以上とまさかの高コスト機として登場。
延び~る腕は連邦軍機体並みの長いリーチを誇り、一見遅く見えるラブリーなヨチヨチ歩きは他の格闘機と同速。
そしてなんとレーダーに映りにくいステルス機能まで搭載したハイスペック仕様である。
しかし格闘連撃回数が少ない、ボディがデカい、そもそも一発一発はズゴック先輩に大きく劣る(いやズゴック先輩やE顧問が異常なのだが)など、活かすにはステルスを絡めた立ち回りが必須。
ちなみにメガ粒子砲装備タイプである。


Gジェネレーションシリーズ
基本性能の低さから趣味機体ではあるが、メガ粒子砲とミサイルランチャーのおかげで基本性能を強化すればそれなりに戦える。
ただ、シリーズが進む毎にクローの威力が低下したり、多段攻撃廃止でミサイルが弱体化する等使い勝手が落ちているのが残念。
一応GENESISでは回避率+10%のステルスシステムが追加されたので、水陸両用組の中ではまだ恵まれている方かもしれない。
OVER WORLDでは初期生産可能でベアッガイを経由して2回の開発でビギニング30ガンダムになってしまうため素材として優秀。



【漫画】
アッガイ北米横断2250マイル
オレら連邦愚連隊の外伝。
アッガイ2機が主役で、色々ぶっ飛んだ戦いをする。


◆アッガイ博士
オレら連邦愚連隊筆者による読み切り作品アッガイ開発物語の連載化作品。どんだけアッガイ好きなのだろう。
アッガイの開発・補強を行った人間の話……なのだが、イグルーのようなシリアスなものではなく、
今度は人間側がぶっ飛んでいる漫画。


機動戦士ガンダム サンダーボルト
クローがマニュピレーターに近い形の三本指になり、両腕に装備されている。
ロケットランチャーは単発式に変更された代わりに両腕のクローの中心部に装備されたので、片腕が破壊されても使用できる。
全体的にマッチョな体型になり、ジオン側主人公のダリルが乗り込んで南洋同盟と死闘を繰り広げる。
また、登場している部隊の機体はカラーリングが迷彩状になっており、ダリルが所属していたリビングデッド師団を現すエンブレムが右肩にペイントされている。


機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
ジャブロー襲撃の際、ユーマ・ライトニングが搭乗。全天周モニターに換装されてるためおそらく近代化改修されていると思われる。
偵察任務をこなしつつ、基地内部に潜入した際には入り組んだ構造を活かし伸縮する腕を用いたトリッキーな動きと高い運動性で敵MS群を翻弄。アッガイの強さを見せつけた。
また登場時には約10ページにわたってアッガイの高いステルス性やその設計思想についての説明が挿入されたり、10巻においてはついに表紙に登場するなど割と優遇されている。



ガンプラ
HG、MG共に発売中。体育座りも再現可能で、MGには水中航行再現用のパーツや潜水艦の背のような台座もついてお得。
更にベアッガイ、ベアッガイⅢ、ベアッガイFとバリエーション機もガンプラ化しているというファン嬉し泣きのラインナップ。
また、2014年のセブンイレブンとのコラボ一番くじではなんとゴールデンアッガイのHGが景品になっていたり、ビルドファイターズのDVD-BOXのおまけがゴールデンベアッガイⅢだったりしたことも。


追記・修正はアッガイに乗ってからお願いします。

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