BORUTO‐ボルト‐

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BORUTO‐ボルト‐ - (2019/04/24 (水) 02:36:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/04/14 (土) 04:10:03
更新日:2023/05/04 Thu 12:20:34
所要時間:約 5 分で読めます





『BORUTO‐ボルト‐』とは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』の主人公うずまきナルトの息子、うずまきボルトを主人公としたアニメ映画・漫画・テレビアニメ作品。

●目次

〈あらすじ〉


第四次忍界大戦から時は流れ、人々は平和を享受していた。
七代目火影うずまきナルトが治める木ノ葉隠れの里では、新たな世代が育ち、忍者の生き方も変わり始めていた。


「くっだらねぇな、クソ親父!!」

「そんな時代、俺が変えてやるってばさ!!」


【劇場版】

劇場版『THELAST』のエンディング後に劇場版「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」として制作が発表された。公開日は2015年8月7日。

本作は「NARUTO新世代開幕プロジェクト」の集大成として公開前から話題となり、公開されると前作が記録したシリーズ最大の興行収入記録を塗り替える26億円を記録する大ヒットとなった*1

岸影様曰く『これ以上のものはもう僕には描けません!』
「『NARUTO』の仕事は忙しすぎたので、もうこれ以上は描けないから少しゆっくりさせて欲しい」ということらしい…


【漫画・テレビアニメ】

ジャンプフェスタ2016にて、2016年春から週刊少年ジャンプにて月一で連載されることが発表された。
タイトルは「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」。原作者である岸影様は原作・監修という立場に退き、劇場版の脚本協力をしていた小説家の小太刀右京氏が脚本を、岸本氏のアシスタントを務めていた池本幹雄氏が作画を担当する。
漫画・アニメは幼少時代のボルトの話からスタートしているが、冒頭はなんと崩壊した木ノ葉隠れを舞台に青年ボルトが敵へと立ち向って行くと言う衝撃的な始まりをしている。
その為、NARUTOのような長期連載・長期放送を想定した大規模な企画と思われる。

また、2016年4月に発売された21・22合併号には、岸本先生による特別読み切り「NARUTO-ナルト-外伝~満ちた月が照らす道~」が掲載された(本作漫画版1巻に収録)。
本作や外伝「七代目火影と緋色の花つ月」の前日譚であり、後にボルトのチームメイトとなる少年ミツキが主人公を務める。

そしてジャンプフェスタ2017にて、遂に、TVアニメ化決定が報じられた。
上記の月一連載版と同じのタイトルで、2017年4月より、テレビ東京系で放映開始。

放送時間帯はNARUTOと異なり、水曜日午後5時55分~だったが、2018年5月からはかつてのNARUTO枠である木曜日午後7時25分~に移動。
更に同年10月からは日曜午後5時30分~への移動が決定した。

ちなみに岸影様が毎週脚本はチェックしており、OK出したものしかオンエアされていないと特番で語られている。

【登場人物】

【木ノ葉隠れの里】

【第七班】

CV:三瓶由布子
本作の主人公。
前作『NARUTO』の主人公うずまきナルト日向ヒナタの間に生まれた息子。妹にうずまきヒマワリがいる。
かつてのナルト同様、いたずら好きだが家族・仲間思いな性格。
周囲に愛されて育ったせいかコミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐ仲良くなれるが、身内を傷つけられると攻撃的になる。
普段はクールぶって斜に構えているが、根はナルト譲りの熱い心の持ち主で、アカデミー編では事件を通して仲間達との友情を深めていっている。
母親のヒナタと妹のヒマワリを特に大切に思っており、その分火影の仕事が忙しく家を空けがちなナルトには反発気味。
その為、火影であるナルトと比較されるのを嫌っている。
ちなみにヒマワリに対してシスコン気味な部分が目立っており、ナルトと揉める原因は大体ヒマワリ関連である。
父親のライバルだったサスケに憧れていおり、後に弟子入りした。
忍者としての才能は同じ年代の頃の父親と違ってかなり高く、アカデミー段階で中忍クラスと評価されている。
ナルトのように術や物事を把握していない部分が目立つが飲み込みが早く、早い段階で影分身などの術を習得、本来では答えを盗み出す試験問題内容を自力で解き、100点を取る程頭も良く、問題児ではあるが成績も良い(根っからの天才肌の為か人に教えるのが下手である)。
螺旋丸も(影分身を使ってだが)すぐに会得した。またその際、祖父の波風ミナトにも不可能だった螺旋丸に性質変化を加える事に成功している。
反面、要領の良さ故に挫折を知らないせいか、努力することをダサイと感じ修行を嫌う悪癖があり、カカシやサスケといった先達からは、その伸びの良さが欠点と指摘されている。
一方で、チャクラは父親のように強大でなかったり、妹は既に開眼している母方の血継限界・白眼には開眼しておらず、瞳も普通の人間のもの。
アニメ版では右目のみ、大筒木トネリの介入で「淨眼」を開眼している。また、モモシキの撃破後は右手に「楔(カーマ)」の印が浮かんでおり、モモシキにはそれに対して警告されている。それが青年ボルトとどう関係があるかはまだ謎である。
アカデミーを卒業後はサラダとミツキと共に猿飛木ノ葉丸が率いる第7班に配属されている。

CV:菊池こころ
ボルトの幼馴染。
うちはサスケ春野サクラの間に生まれた娘。
外伝『七代目火影と緋色の花つ月』では主人公を務める。
ボルトとは逆に真面目な優等生タイプ。
幼馴染のボルトの事は「男って…… ほんっ…と バカだね」と若干呆れているものの、何だかんだ言って色々と気になるらしく、サクラの「またボルト?」という言葉からも、どうやらサラダは家では頻繁にボルトの事を話題に出している様である。ツンデレ?
母親のサクラとの関係は良好で、母娘というよりも姉妹のような雰囲気。サクラの仕事が忙しい事もあってよく家の手伝いをしている。
逆に家に殆ど戻らない父親のサスケを毛嫌いしていたが、外伝の『七代目火影と緋色の花つ月』で何とか和解した。
火影であるナルトには憧れており、将来の夢も火影になる事。ちなみにボルトに火影になった時は側近になって支えると宣言された際は顔を真っ赤にしている。
サスケ譲りの才覚で忍者学校で習う術は一通り会得している他、サクラが得意とするチャクラコントロールによる怪力も扱え、
さらにはうちはの血継限界である写輪眼にも、上記の外伝で開眼している。
ボルトと組んだ際のコンビネーションは抜群で少しの合図で見事な連携技を見せている。
ちなみに掛けている眼鏡は本人は知らなかったが元『鷹』の香燐から贈られたもので、デザインも彼女のものとそっくり*2
そのせいで外伝では自分の本当の母親はサクラではなく香燐なのではないかと疑っていた。
忍者学校を卒業後はボルトとミツキと共に猿飛木ノ葉丸が率いる第7班に配属された。

  • ミツキ
CV:木島隆一
音暮れの里からやって来た転校生。
成績はボルト以上に優秀だが、世間知らずで少し天然気味。神出鬼没で気づいたら目の前にいる事も多い。
何故かボルトを「僕の太陽」と呼び執着しており、ゴースト事件でも事件解決に向けて共に行動していた。
ボルトの影響で以前より丸くなった事を認めていた。
天然ではあるが洞察力に優れており、サラダがボルトに好意を持っていることを察して何処へ去るという空気を読める一面もあるが、思った事をハッキリ言う空気を読めない時もある。
外伝『満ちた月が照らす道』では主人公であり、上記の執着の理由と、彼の出生の謎が明らかになる。
忍者学校を卒業後はボルトとサラダと共に猿飛木ノ葉丸が率いる第7班に配属された。

CV:高橋英則
第七班の担当上忍。三代目火影猿飛ヒルゼンの孫。
兄貴分であったナルトの縁からボルトとは古くからの付き合いで彼を大事にしている。
20代半で部隊を任されるまでになるが、我の強いボルトには過去の師であるイルカのように手を焼いている。
上忍と呼ぶに相応しい程の成長を遂げており、若くして螺旋丸や口寄せなど高等忍術、難易度Aの術を短期間でマスターしており、アカデミーでも憧れの存在となっている。
普段は真面目で普通に喋るが、その反動か酒け癖が悪く、熱くなったり、ボルトにペースを乱されたりすると幼い頃の口癖出てしまう時がある。

【第十班】

  • 奈良シカダイ
CV:小野賢章
ボルトとは幼馴染で数少ない本音を言い合える程の親友同士。
互いに相談に乗ることが多く、ゴースト事件解決にも協力していた。ゲーム仲間でもある。
奈良シカマルと砂暮れのテマリの間に生まれた息子。
外見・性格共にシカマル似だが、目だけはテマリに似ている。
母親のテマリの事は非常に恐れている。
口癖は父親と同じく「めんどくせー」。
影縛りの術はもちろん、父親の頭脳を引き継いでおり、母親が得意とした風遁も会得している。当初はシカマルの顔を立てるため使用を控えていた。
忍者を時代遅れと思っており、政治家の道を進もうとしていたが任務を通して忍者を志すようになる。
卒業後はいのじんとチョウチョウと共に風祭モエギ率いる第10班に配属された。

  • 山中いのじん
CV:阿部敦
山中いのサイ の間に生まれた息子。ボルトとシカダイの遊び友達でよくゲームをしたり、ハンバーガーを食べに行ったりとよくつるんでいる。
髪と瞳の色は母親のいの、肌の色は父親のサイ譲り。
父親と同じく口は悪いが本人に悪気はない。母親のいのの事は非常に恐れている。
両親たちから次世代の「いのしかちょう」として修業を付けられているが、マイペース過ぎる他の二人に若干手を焼いている。
戦闘では主にサイから教わった超獣偽画を使うが、山中一族の秘伝忍術である心転身系の術も一応は使える模様。
超獣偽画はモノクロの墨画ではなくカラーになっており、父親のセンスは古いと思っている。
また一時スランプに陥り超獣偽画が使えなくなった際には、サイの助言でボルトの妹のヒマワリに弟子入りした。
何かと動物の類に好かれやすい体質の持ち主。
卒業後はシカダイとチョウチョウと共に風祭モエギ率いる第10班に配属された。

  • 秋道チョウチョウ
CV:白石涼子
サラダの親友。
秋道チョウジと雲隠れのカルイの間に生まれた娘。
マイペースな性格だが、イケメン好きかつ若干自意識過剰で異性からの視線を気にしている。
父親譲りの「倍化の術」や「肉弾戦車」などの秋道一族の術を用いるが、後者は女の子としてはあまり使いたくないらしい。
その一方、大らかな性格とマイペースぶりもあって、父と違ってデブ呼ばわりされてもさらりと受け流し、怒ることはない。
秋道一族の秘伝忍術であるカロリーコントロールも会得しており、使用すると激ヤセして母親のカルイに似た美少女に変身する。
「名づけて“超チョウチョウ蝶モード!!”
スリムになるだけでフルパワーは出せなくなるので、戦闘時には意味がないどころかマイナスになるのが難点。
卒業後はシカダイといのじんと共に風祭モエギ率いる第10班に配属された。

  • 風祭モエギ
CV:下屋則子
第10班の担当上忍。
元エビス班の紅一点。スリーマンセルを組んでいた木ノ葉丸とは現在も交流が続いており、少女期の頃と同様、彼を「ちゃん」付けで呼んでいる。
同性で同期のハナビとは、呼び捨てで呼ぶほど親しい仲。
水遁や土遁の他、本来は柱間細胞がなければ習得できないはずの木遁忍術を扱える。

【第五班】

  • メタル・リー
CV:西谷亮
ロック・リーの息子。
ガイ譲りの『自分ルール』を承継した過酷な修行に明け暮れている。
どこか親に対して斜に構えているところがある他の新世代木ノ葉忍の面々と違い、父親のことは「パパ」と呼び尊敬している。父親の師であるガイも憧れの対象。三人で暑苦しく抱きしめ合う場面も。
リーにも負けない努力家で引き継いだ体術センスも悪くないのだが、あがり症で本番に弱く、それをゴーストにつけ込まれ暴走したこともあった。荒療治でなんとか体術に取り入れる形で克服しようと頑張っている。
ちなみに母親は不明。
卒業後はデンキとイワベエと共に伊勢ウドン率いる第5班に配属された。

  • 雷門デンキ
CV:一木千洋
ボルトのクラスメイト。
木ノ葉の大企業『雷門グループ』の御曹司。
気弱な性格で、本当は忍者になりたくなかったが、父親の命令に逆らえずアカデミーへ入学した。
ボルトとの出会いによって忍者を目指すようになり、気弱な性格も改善されつつある。ボルトを目標としている。
IT関係に強く、ハッキングでロックを解除するなど機械関係で活躍をみせる。
将来は科学分野を取り入れた新しい忍術を開発するという目標を持っている。
アカデミー定期試験で、イワベエと互いの苦手分野を教え合う機会があり、イワベエの協力で、苦手だった実技を克服した。
卒業後はリーとイワベエと共に伊勢ウドン率いる第5班に配属された。

  • 結乃イワベエ
CV:浜添伸也
ボルトのクラスメイトで、ナルトに憧れている。
通称『ダブりのイワベエ』。
土遁を得意とし、実技では既に下忍クラスの実力者だが、学科の成績が壊滅的に悪いため卒業試験に二度落ちている。
当初は、実技、座学の両方ができないと忍びになれないアカデミーのルールを逆恨みして腐っていた。
ボルトを親の七光りとバカにしていたが、ボルトとの忍術勝負を通じて、友情が芽生えたことを切っ掛けに、少しずつクラスに溶け込んでいく。
修学旅行編では祖父が四代目水影こと橘やぐらに殺害されている事から、当初は霧隠れに対して嫌悪感を持っていたが、やぐらの孫である枸橘かぐらとの交流の末和解。
新・忍刀七人衆のクーデター時には、新・忍刀七人衆の一人である鬼柚子一朗太と交戦し勝利した。
クラスメイトのデンキとの交流によって苦手だった学科も克服し、卒業試験に合格した時は涙を流していた。不良ではあるが、過去の大戦の忍達や火影に対する尊敬は本物で友情に熱い一面もある。
卒業後はリーとデンキと共に伊勢ウドン率いる第5班に配属された。

  • 伊勢ウドン
CV:重松朋(NARUTO時代)→野瀬育二 (BORUTO時代)
第5班の担当上忍。
木ノ葉丸や、モエギと同じくエビス班の元班員。
風祭モエギとともに、幼いころから木ノ葉丸と三人で行動しており、木ノ葉丸同様にナルトを慕い尊敬していた。
本人曰く、不器用者で、アカデミーも留年して卒業し、下忍時代は、度々任務に失敗して木ノ葉丸とモエギに助けられることも多かった模様。
それでも、諦めずにコツコツ努力して上忍まで上り詰めた苦労人。
現在は、第五班の担当上忍として、イワベエ、メタル、デンキを指導している。
得意な忍術は『忍法ハナミズキの術』。
大量に吐出した鼻水を自在に操る術で鼻水を結晶化することで、コンクリートをも打ち砕くことができる。

【第十五班】

  • 筧スミレ
CV:遠藤綾
忍術クラスのクラス委員長を務める気弱な少女。
口癖は「はわわ」。
漫画版とアニメシリーズで設定が一番変わっているキャラクター。
漫画版ではアカデミー卒業後は中忍試験は受けず、カタスケの下の元科学忍具の開発に関わっており、ボルトに好意を抱いてる様子が描かれている。

アニメでは当初、父であり元木ノ葉の暗部「根」の一員であった信楽タヌキから里に対する復讐を引き継ぎ、アカデミーへ通う傍ら「ゴースト事件」の黒幕として暗躍していた。
忍者としての才能は無いが、父のスパルタ指導と血の滲むような努力もあってアカデミー生の段階で高い戦闘力を持っており、異界ではミツキとも渡り合っている。
しかし本心ではアカデミーでの生活や罪悪感、父親の復讐という呪怨のような言葉の中悩まされており、本心では復讐を望んでいないことをボルトに指摘されたことで改心している。
ゴースト事件解決後は罪意識からアカデミーを去ろうとしたが、シノのアドバイスもあってアカデミーに戻る道を選んでいる。
以降は漫画と同じく自分を救ってくれたボルトに対して好意を抱いている模様。
卒業後はわさびとなみだと共に日向ハナビ率いる第15班に配属されたが、第103話から漫画と同じく科学忍具班行きを決意している。

  • 伊豆野わさび
CV:山田奈都美
ボルトのクラスメイト。
男勝りなくノ一志望の少女。
比較的長身で、いつもしっぽのようなアクセサリーを身に着けている。
本人も柄じゃないと思っているが医療忍術が得意。
ボルトの同期生のなかで最速の速さを誇り、戦闘では『忍法・猫かぶりの術』で偽獣化し、身体能力を向上させ戦う。
卒業後はスミレとなみだと共に日向ハナビ率いる第15班に配属された。

  • 雀乃なみだ
CV:松本沙羅
ボルトのクラスメイト。
気弱な性格のツインテールの少女。
わさびと仲が良い。
号泣することで超音波を発し、相手を気絶させる術を使う。
卒業後はスミレとわさびと共に日向ハナビ率いる第15班に配属された。

  • 日向ハナビ
CV:浅井清己
第15班の担当上忍。
日向一族宗家の次女で、日向ヒナタの5歳下の妹。ボルトやヒマワリから見ると叔母に当たる。
父ヒアシと共にボルトとヒマワリを溺愛している。
特にボルトに対しては手料理の味を褒められることを特に喜び、ハナビ自ら寄り添い肉じゃがを食べさせてあげている。
ノリが軽い時もあるが、指導・訓練などでは日向一族仕込みの厳しい一面も。
無論、厳しさ以外にもボルトに白眼が開眼した様子は見受けられないことは認めつつも、直後に開眼する可能性も告げてフォローを入れ相談に乗ったりと優しい一面も見せている。

【研究者・民間人など】

CV:早見沙織
ボルトの妹。
母親譲りの温厚な性格でお兄ちゃん想い。
火影としての仕事が忙しく家族との時間がなかなかとれない父に対しても、兄とは違い特に不満を口にする様子は見られない。
まだ幼いが既に日向一族の血継限界である白眼 を開眼している。
怒りによる偶発的な開眼であり修行の結果の習得ではないため任意発動はできないがその素質は高く、
物陰に隠れるボルトを遮蔽物越しに透視して見つけるだけでなく、ナルトの点穴を見抜いて打ち抜き丸一日昏倒させてしまった事もある。

  • 遠野カタスケ
科学忍具班の班長。
中忍試験に試作忍具を使うようナルトに提案するが却下される。
しかし、裏でボルトにゲームのチートデータを提供するなどして取り入っており、ボルトにナルトに禁止された試作忍具を提供することとなった。
その後、キンシキ・モモシキとの戦いの直後に乱入してきていらない事をするなど「邪魔するだけの奴」感が強いが、
中忍試験の直前に精神操作を受けた結果の事であると後に判明している。
力の無い者や大切な何かを失ったものの助けになるための「科学」を目指しており、ボルトに対する優しさやその思いは本物で根はいい人。ただし科学的に興味深い物にはついつい深入りしてしまう点がある。
処分も軽微なもので済んだが、自分が犯した事への責任感から今まで以上に里の為に励み、戦闘も進んで志願している。
中忍試験後はボルトからも邪険されていたが、上記の行動から徐々に彼を慕うようになる。

  • まどかテントウ
火の国の大名の息子。
父親の火の国の大名が火影と会談を行う為に木ノ葉隠れの里を訪れた際、第七班の護衛を受けボルトと友人になる。
多忙な父に構ってもらえない寂しさからワガママを行うなどボルトと境遇が似ている。

【大筒木一族】

劇場版「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」の敵役。
大筒木カグヤと同じ大筒木一族で、いわゆる宇宙人。
各地に散った尾獣のチャクラを集めて「丹」と呼ばれる丸薬を作り、それを食うために木ノ葉隠れの里を襲撃した。
詳細は項目を参照。

  • 大筒木ウラシキ
CV:中井和哉
アニメ版『BORUTO』で新たに登場した大筒木一族の男。
眉間を除いた額を覆うように角が映えており、服装はモモシキたちと比べるとかなりの軽装。
武器は釣り竿。両目の白眼は輪廻写輪眼への切り替えが可能。

モモシキとキンシキと共に大筒木本家から派遣された。
表向きはモモシキの配下という扱いで、モモシキの命令で大筒木カグヤや尾獣ゼツの事など情報収集を行っているが、モモシキのいないところでは「モモちゃん」と呼ぶなど小馬鹿にしている節がある。
月面でのトネリとの戦闘では時間凍結と呼ばれる術で1万年行動不能にすることでトネリを戦闘不能にし勝利した。
中忍試験編では我愛羅から尾獣チャクラを奪うために結界を張った雷車の個室へ進入し、チャクラを奪う。
中忍試験会場では我愛羅と長十郎と交戦。仙人モードを使用しようとしていたミツキのチャクラを珍しがり、抜き取って行動不能にした後に撤退した。
異空間での五影とモモシキ・キンシキとの戦いには一切参加しなかったため、中忍試験編後も生存している。

【殻】

  • ジゲン
「殻」のリーダー。
目の下にⅣが描かれた辮髪風の髪型をした男。

  • 果心居士
「殻」のメンバーの一人。
顎髭を生やした仮面の男。額当ての「油」の鏡文字、ミナトの関係者以外は習得していない螺旋丸が使えること、火遁を得意としガマの口寄せを操ることなど、前作で死亡した自来也を思わせる要素が多くみられる。

  • デルタ
「殻」のメンバーの一人。
額に細い逆三角形が描かれた眼がストライプの女性。
全身に科学忍具を仕込んだ一種のサイボーグで、殺さないよう手加減していたとはいえ、ナルトとも単独で渡り合えるほどの実力者。

  • カワキ
「殻」の脱走者。ボルトと同じ「楔(カーマ)」の印を左掌に持つ少年。
漫画及びアニメ第一話の冒頭では互いに成長した状態であり、壊滅した木ノ葉の里の中、崩壊した火影の顔岩の上でボルトと対峙していた。


【犯罪者・抜け忍】

外伝『七代目火影と緋色の花つ月』で登場した暁の残党。
詳細は項目を参照。

【用語】


この世界での忍者は、チャクラを操り忍術を扱う一種の傭兵や戦国時代の侍に近い存在。
実際の歴史で存在したいわゆるスパイに近い存在ではなく、海外でイメージされる「ジャパニーズニンジャ」をそのまんま表現したような連中である。
(というより、チャクラを介した超能力じみた技を多用する辺り、もっとファンタジーな存在でもある)
作中では定義がもう一つあり、初代火影が唱えた「目的のために耐え忍ぶ者」というものである。こちらはいわば忍者としてどうあるべきかを諭す心構えに近い。
ボルトの世代になってからは大きな争い事が起こらず、平和が続いている影響で依頼数が大幅に減少に加えて。過去の大戦を知らない世代の意識低下や実力不足と忍者はすっかり時代遅れと揶揄されている。
だが国境地帯の治安悪化と忍五大国以外の小国の情勢不安、急激な経済成長に伴う貧富の差が深刻な問題となっており、未だ世界にとって必要不可欠の存在となっている。

  • チャクラ
忍者が術を使用する際に必要とするエネルギー。
身体エネルギーと精神エネルギーを練り合わせ、印を結ぶことで術が発動する。
術は主に忍術・体術・幻術の3つに分類される。
精神を宿す霊魂としての側面もある。

特定の一族の間にだけ受け継がれる特殊な体質や、それに依拠する術のこと。
その能力故に敵から狙われたり、戦争の道具に使われたりと不幸な人生を歩む者もいる。
例:うちは一族・写輪眼
  日向一族・白眼

生き物や物体を自分のもとに転送する時空間忍術の一つ。
ちなみに「口寄せ」は実在の単語であり、イタコが行う降霊術の俗称。本作の固有名詞ではないので注意。

尾を持つ巨大な獣。その体は膨大なチャクラの塊。
尾の数でそれぞれ一尾や九尾等と呼ばれる。

NARUTO世界で忍の里が存在する国の中で特に強大な5つの国のこと。
五大国の隠れ里で頂点に立つ忍は影の称号を授かり、5人の影は総称して五影と呼ばれる。

火の国:木ノ葉隠れの里/火影
水の国:霧隠れの里/水影
風の国:砂隠れの里/風影
土の国:岩隠れの里/土影
雷の国:雲隠れの里/雷影


これらの他にも様々な隠れ里がある。
第四次忍界大戦後、各国の隠れ里が同盟を結び、交流が活発化したこと。
また、平和になったことでそれまで軍用に用いられていた技術が民間に転用されたことで急速に社会が発展した模様*3


追記・修正お願いします。

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