登録日:2015/06/37 Wed 00:46:02
更新日:2025/04/05 Sat 23:09:56
所要時間:約 30 分で読めます
◆プロフィール
誕生日:8月15日(獅子座)
年齢:不明
身長:不明
体重:不明
血液型:不明
性格:傲慢、強欲
CV:
小山茉美
◆概要
チャクラの始祖。遠い土地から渡ってきた、
大筒木を名乗る一族の一人。
六道仙人こと大筒木ハゴロモの母。
うちはに伝わる石碑を読んだ
マダラの話によれば、遥か昔人々の信仰の対象とされていた神樹に1000年に一度実ると言われる『チャクラの実』を口にし、その力で乱世を治めた。
その後はチャクラの力を宿した子を一人授かった。
しかし、実を奪ったことでそれを取り戻そうと神樹が化けた姿が
十尾となり、六道仙人こと大筒木ハゴロモがそれを己の身に封印した
…が、それは
黒ゼツが作り上げた嘘であった。
カグヤはチャクラという絶大な力に溺れ、歪んだ支配欲と独占欲で無限月読で人々を家畜同然に支配していた。
さらに、チャクラという自分のみのものであるべき力がハゴロモともう一人の息子ハムラの二人に分けられたことを怒り、神樹と同化した姿───
十尾として兄弟達に襲い掛かったのだった。
ハゴロモとハムラはこれを「神樹がカグヤからチャクラの実を取り返すために襲ってきた」と考えて反撃、死闘の末に地爆天星で月に封印してしまう。
しかしカグヤは封印される前に自分の意思を持った黒ゼツを残し、虎視眈々と復活の機会を狙っていた…。
◆人物
君麻呂と同様に殿上眉とギザギザの分け目でストレートの長髪、加えて頭部には2本の角らしきものが生えている。
三大瞳術を網羅しており、両目に
「白眼」、第三の目として額に
輪廻眼と
写輪眼が合わせさっ
「輪廻写輪眼」 を開眼している。
服装は六道の勾玉模様が刺繍された着物を羽織っている。
一人称は「ワラワ」。
ハゴロモの話では、かつては民からは慕われていた程の人格者だったが、いつしか「鬼」と呼ばれるようになったらしい。
息子のことは所有物としか思っておらず、作中でもその傲慢さが表れている。
…と、カグヤについて判明しているのはこの程度であり、実のところその内面は殆ど明らかになっていない。
劇中ではチャクラの回収とナルトらの撃退に終始しており、白ゼツ兵団を創設してまで一族に刃向かおうとした目的も描かれていない。
実の息子であるハゴロモからは
愛とは何か知らない者として扱われ、数々の悪人とも心を通わせ改心させてきた
ナルトにすら
「心がないみたいだった」とまで評されている。
これは一族特有の精神なのかと思われたが、
続編で登場した
同族達はナルト達を下等生物と見下す事はあれど、いずれも人並の感情表現は持ち合わせていた。そしてカグヤはその同族達からも
真意が掴めない存在として見られている。
約一名に至ってはカグヤについて触れる機会がなかったというのもあるが、
元パートナーにもかかわらず一切言及する事は無かった。
カグヤにとって仲間と言える存在は、自身の分身である黒ゼツと奴隷として造り替えられた白ゼツのみ。
ある意味『NARUTO』の世界における真の孤独を体現している人物と言えるかもしれない…
◆能力
風・火・土・雷・水・陰・陽全ての性質変化を組み合わせた8つ目の性質変化「血継網羅」と呼ばれる術を扱い、その力は「人」という概念を超越している。
世界規模の幻術・完成体須佐能乎をも砕く体術・空間ごと入れ替える時空間忍術など全ての能力が異次元のレベルで高い。
純粋な戦闘能力はラスボスらしく『NARUTO』シリーズでもブッチギリの最強である。
しかしカグヤ本人は戦闘慣れしておらず、特に作中では復活したてという事もあって能力を活かし切れていない一面があり、そこが弱点となっている。
◆使用術
輪廻写輪眼の輪廻眼としての瞳術で、自身と周りにいる者を瞬時に別空間に強制移動させる。
空間は始球空間、溶(よう)、氷(ひょう)、砂(まさご)、酸(さん)、超重力の6つの世界で、カグヤの意思で地形を変化させることが出来る。
莫大な規模の術であるがその分チャクラ消費も凄まじく、カグヤにしか出来ないとされている。
ナルトたちが暮らす世界とは別世界のため元の世界に帰ることが出来ないが、ハゴロモと冥界から呼び寄せた歴代五影前任者達による口寄せでナルト達は帰還できた。
六道の術も発動可能であり、作中ではサスケの天照を吸収するのに餓鬼道を、多重影分身のナルト達を吹き飛ばすのに神羅天征を使用している。
にもかかわらず後には超尾獣螺旋手裏剣を吸収せず食らったり、ナルトとサスケに追い詰められた際に上に退避する等、使っていれば勝てた場面が多い。
自身の封印がかかっている状況で舐めプするとは考えづらく、ペイン天道のように一度使用したら長期間のインターバルが生じるのかもしれない。
髪の毛を針のように飛ばす技。白眼で相手の点穴を的確に突くことで動きを封じる。
カグヤにしては珍しく小技。
ナルトとサスケを黒ゼツで拘束していた技。
ゲームでは一つの術としてアレンジされており、黒ゼツと同じスライム状の黒い物体で敵を包み込み、圧力を掛けてダメージを与える。
体術の一種で、掌にチャクラを込めて放つ巨大な拳撃。
似たような技で
ガイの「夕象」と日向一族の「八卦空掌」があるが破壊力はこちらが上で、サスケの
完成体須佐能乎を破壊するほど。
手に平から放つ「灰骨」を対象に向けて放つ。これを扱う際は背中から骨が出てくる。
対象に突き刺さると骨はボロボロと崩壊するが同時に相手も受けた箇所から一気に崩壊し、最後は塵と化すという即死攻撃。致死性・即効性共に挿し木の術の上位版。
ゲーム『ナルティメットストーム4』ではこれを千本よろしくバリバリ連射してくる。
空中に穴を開け、空間を自由に行き来する時空間移動術。自身の支配する別空間に移動することも出来る。神威と似てるが印や予備動作を必要としない。
回避や相手の背後に回り込む奇襲の他に、灰骨を異空間に通じて死角から攻撃するという事も可能など汎用性が極めて高い。
本来ならカグヤ以外はこの空間に入り込めないが、両目とも
神威の万華鏡写輪眼を取り戻し六道の力で瞳力を上げたオビトの域の時空間忍術使いならば、大量のチャクラを消費することで共鳴が可能。
それ以外に一定以上の水準に達した
輪廻眼の使い手ならば、カグヤの空間にも穴を空けて行き来することが出来る。
神樹と一体化したため使用可能になったと思われる。
自然環境その物を操れるという
仙術の極致。
カブトの「無機転生」に近いがこちらは印なしで発動できる。
本編では氷の世界にて巨大な氷の塊を手足のごとく動かしナルトを拘束した。
ナルティメットストーム4では固有技として溶岩、氷、砂の世界ごとに異なる特殊な技が使用可能であり、溶岩世界ではマグマを前方に噴出する
火鼠ノ皮衣、砂漠世界では砂嵐を飛ばす
大砂食、氷の空間では氷を生やして相手を串刺しにする
天之氷室を扱う。
また、黄泉比良坂を介した溶岩・氷・酸の一斉放射も行える。
神樹と一体化したため使用可能になったと思われる。
尾獣を己の体に封印する人柱力とは違い、彼女は神樹と融合し十尾そのものと化しているため、厳密には人柱力の尾獣化とは異なる。
作中では、ナルト達との戦いで超尾獣螺旋手裏剣を食らったために体内の尾獣が呼応して抑えきれなくなり、巨大な卯の姿へと強制的に変身させられている。
神樹の化身である尾獣チャクラのみの時には上述の超常の力は行使できず、天変地異と超威力の尾獣玉、オビトを経由しての木遁くらいしか術がない。
無限月読による神樹の実のチャクラ回収後は、十尾の姿でも血継網羅を扱える模様。
本編では膨張求道玉、ナルスト4では黄泉比良坂と共殺の灰骨と終焉求道玉を使用している。
輪廻写輪眼の写輪眼としての瞳術。月を使い、地上の生物に幻術をかける大規模な幻術。
この術を受けた者は目に輪廻眼と同じ紋様が浮かび上がり、身動きが取れなくなる上月の光はあらゆる影を通すため、隠れたり屋内へ避難してもこの術からは逃れられない。
輪廻写輪眼を得たサスケが完成体須佐能乎がこの術を遮ることが出来る他、動く死体の
穢土転生である火影前任者、カグヤの尖兵の黒ゼツは効かなかった。
マダラは「人々に永遠の夢の世界に誘いこむことで争いを無くす平和な術」と思っていたが、本来は後述する「カグヤの兵へと時間を掛けて変化させる」というものだった。
カグヤの場合は肝心の月が無いためどうやって人々にかけたか不明だったが、
アニメオリジナルエピソードでは衛星が浮かぶ宇宙空間を黄泉比良坂で開き、そこに輪廻写輪眼の模様を投射して人々に幻術をかけていた。
無限月読にかかった人達を神樹のツタで繭のように包んで拘束し、チャクラを奪い続ける木遁忍術。
黒ゼツ曰く拘束された生物は長い歳月をかけて最終的には白ゼツへと変化し、カグヤの兵となる。
ツタを切っても即座に再生しては縛る為、解術以外で救出するのは不可能。
神樹に拘束された忍たちのチャクラを吸収し、作り上げた巨大な求道球。
世界を作り変える程の力を持っている。
並の求道玉なら触れても問題無い六道仙術体得後のナルト達でも、触れると危険な規格外の術。
『ナルティメットストーム4』に登場したゲームオリジナル技にしてカグヤの究極奥義。
対象を始球空間に引きずりこみ自身は十尾化、そのまま求道玉を形成してあらゆる角度に極太のビームを放射する。
「次元ごと葬り去る」術とされており、「新たな空間を造る」膨張求道玉とは対になっている。
◆作中の活躍
◇来歴(アニメオリジナル)
原作・ナルスト4では「外世界からやって来た」以外のことはまるで不明だったが、疾風伝のエピソードでその略歴が描かれている。
日本で言う大和時代に相当するはるか昔、神樹の後を追って地球へと漂着。竹林に光輝きながら舞い降りたところを当時のソの国の国主・テンジに拾われた。
敵国・カの国(火の国?)の回し者とされて殺されかけたが瞳術?で一蹴し、その地に居つくことになる(ちなみに当時の情勢はまんま
三国志時代の中国である)。
この当時のカグヤの性格はハゴロモの言うとおり「女神」そのものであり、争いなき平和を望んでいた。
この後テンジと結ばれたと思われる。
その後、カの国が侵攻を開始し、劣勢に陥る中で滞在していた屋敷にも攻め込まれるが、瞳術でカの国の兵士を文字通り木っ端微塵にして一蹴した。
しかし、この力が周囲の恐怖を呼び、テンジ率いるソの国の軍勢から追われる身となる。二子を身ごもった身ながらも一族の使命を果たすべく神樹のもとへ向かうが、たどり着いた時点で追っ手に追いつかれてしまう。
付き人のアイノを犠牲に払いながらもなんとか神樹の根元にたどり着き、我が子を守るために神樹の実を口にし、額に輪廻写輪眼を開眼すると共にチャクラを宿して現在の姿へと変貌。
黄泉比良坂で異空間を開いて月を召喚し、無限月読を発動した。ただし、一部は人間を絶やさないために記憶を改竄した上で解放した。
術の発動からしばらく後に双子――ハゴロモとハムラを生み、その地を治め始める。
しかし、神樹に対して行う「しきたり」への反対から反乱が相次ぎ、それを鎮圧すべく城を空けがちになる。この過程で個人的な恨みもあったのか、カの国の者を全滅させていたために「暴君」と噂されるようになった。
ある時、ついにハゴロモとハムラに神樹のしきたりの真実を知られていまい、今まで育ててきた息子たちにすら裏切られたと絶望したカグヤは、丁度村に帰ってきたハムラを白眼の瞳力で威圧して洗脳し、人質にとってしまう。
同じく仙術の修行を終えて帰郷したハゴロモに何故このような恐ろしいことをするのかと詰め寄られた際には、いずれ空からやって来る愛など知らず力しか通用しない脅威に対抗するための兵を量産するためだと答え、ハゴロモの愛を逆手にとり殺せないであろうハムラを操ってけしかけ、勝負を挑ませた。
しかしこれがハゴロモの万華鏡写輪眼と輪廻眼の開眼、ハムラの仙力会得という結果を招いてしまい、分散したチャクラを回収するためついにカグヤ自身が、そしてそのカグヤを守るために神樹が十尾に変化して兄弟に襲いかかった。
数ヶ月にも及ぶ激闘、地上に甚大な被害をもたらしながらも最終的には息子たちに陰と陽の刻印を身体に刻まれてしまう。
直後に黒ゼツを産み落とすもそれ以上の抵抗はできず、地爆天星の核として大量の岩石に封じ込められ遥か上空に飛ばされたのであった。
十尾はこの戦いの後に魂を尾獣として九つに分けられているが、チャクラを抜かれた十尾本体の描写はなく(枯れ朽ちていく場面はある)、ハゴロモの死後はおそらく外道魔像として地上に解放されたのであろうが、後世では月に封じられており地爆天星で封印された後のカグヤ共々顛末がうやむやになっている。
◇本編
忍界大戦の終盤にて、マダラがうちはの石碑に記された神話を話す際に名前と大まかな容姿が登場。
その後死の淵を彷徨っていたナルトの精神世界にて、ハゴロモとの対話の中でカグヤの起こした悲劇として初めて見た目が明らかになった。
ナルトによって神樹が切断された際には、先の戦いでオビトが連合からチャクラを回収したために意識が多少回復したのか「神樹の化身」としてマダラに接触し、神樹である自身を吸収するようカタコトながら指示。
マダラの回復とパワーアップに貢献した。
そして激闘の最中ついにマダラが無限月読を発動し、ナルト、サスケ、サクラ、カカシ、黒ゼツに取り憑かれたオビト、穢土転生の前任火影以外の全生物を神・樹海降誕で拘束してしまう。
機は熟したとしてカグヤの意志である黒ゼツはマダラを裏切り、無限月読にかかった忍たちのチャクラを人柱力であるマダラを触媒に十尾へ注入、千年近くの時を経てカグヤが復活した。
復活して早々に
ナルトと
サスケから六道の力を感知し、二人を放り投げて休戦を提案。
苗床である地上世界をこれ以上傷付けさせないため、彼らをサクラ・カカシ・オビトと共に溶岩の空間に引きずり込んだ。
移動してしばらくは傍観していたが隙を見て兎毛針による奇襲をしかけ、それが失敗すると今度は八十神空撃でナルトとのラッシュに挑みこれに打ち勝ち、サスケの不意打ちも完成体須佐能乎を粉砕して退けた。
さらに黄泉比良坂で背後に回って二人のチャクラを吸い尽くそうとするも、ナルトの抵抗もあって失敗。
引き続きナルトらの攻撃に対応しようと構えるが、不意の逆ハーレムの術に呆然としてしまいその隙に殴り飛ばされ、サスケの天手力で2人の間に強制移動してあわや封印されかける。
すると今度は氷山の世界に移動し、自身は脱出して2人のみを氷の中に閉じ込めて再びチャクラを吸おうとしたが、サスケの万華鏡写輪眼の能力で脱出される。
そこで黒ゼツの助言を受け、まずは自身を封印させる力を持つ2人を引き離そうと黄泉比良坂でサスケを砂漠の世界に放り込んで無力化し、ターゲットをナルトに絞って攻撃を再開。
八十神空撃に神羅天征、一撃必殺である共殺の灰骨を駆使してナルトの多重影分身を徐々に減らしていく。
しかし、ナルトのみを意識したためにその他の動きに気付けず、結果オビトとサクラの活躍で救出されたサスケがナルトがいる世界へ無事に戻ってきてしまう。
2人が合流したため今度は超重力の世界に飛ばし、全員の動きを大幅に鈍らせるも重力による影響でカグヤ自身も動けなくなっていた。
それでも優勢には変わりなく、共殺の灰骨によりナルトとサスケをあと一発という所まで追い詰める。
しかしオビトがナルト・サスケ・カカシを庇った事で失敗し、さらに瞳力が戻ったサスケに接近されたため再び世界を変換、
始球空間へと飛ばし寸前で攻撃を回避した。
しばらくはサスケと一対一で戦っていたが、黒ゼツがオビトの死を嘲笑ったために激怒したナルトの一撃で黒ゼツが寄り添った左腕を切断されてしまう。
その状態でも八十神空撃で須佐能乎を破壊し、直後にナルトが尾獣たちの力を借りて放った「仙法・超尾獣螺旋手裏剣」もほとんど無傷で耐えた。
しかし螺旋手裏剣のチャクラに体内の尾獣たちが呼応し、尾に尾獣達の顔が浮かび上がった巨大なウサギという不安定な十尾化をしてしまう。
その姿のまま、触れた物を瞬時に吸収する十の尾を操ってナルトらを取り込もうとするも、一時的にオビトの万華鏡写輪眼を得たカカシの「神威手裏剣」によって阻止される。
安定した状態に戻るために無限月読の忍達からチャクラを改めて取り込んで元の姿に戻りつつ、膨張求道玉を発動し今度こそナルト達を殺害しようとする。
しかし、ナルトとサスケに加えカカシとサクラも含めた第七班全員の活躍により、ついに陽と陰の印を体に刻まれてしまい「六道・地爆天星」が発動。
尾獣達を全て強制的に排出させられ一気に外道魔像まで弱体化し、咆哮を上げながら再び封印されてしまった。
黒ゼツはまたカグヤの復活を行うために逃げようとしていたが、ナルトによって地爆天星の中に封印された。
カグヤに取り込まれたマダラは封印される直前に吐き出されたが、尾獣を魔像ごと抜かれたために一尾を抜かれた
我愛羅と同様に死亡した。
カグヤの異空間に建造されたカグヤの居城等について、成長した輪廻写輪眼を用いて独自に調査をしていたサスケの手で、白ゼツを生産したのは自身を脅かす存在に備えての事だったと判明した。
太古に星に渡ってきた大筒木の一族はカグヤ一人ではなく、どうやら異空間を介して様々な星からチャクラの実を回収していたらしく、カグヤは地球に愛着を懐き本家を裏切ったそうだ。
映画のその後を描いた漫画・アニメ版では、二人組で来襲したモモシキとキンシキのように、カグヤも同族である
大筒木イッシキとツーマンセルを組んでいた事が判明。
上下関係としてはカグヤの方が格下であり、チャクラの実を手に入れるため遙か昔にイッシキと共に地球へ来訪した。
ところが、地球に着いた途端
カグヤが突如イッシキに敵対。不意を打ってイッシキに下半身を丸ごと失う致命的なダメージを負わせてしまう。
致命傷を受けたイッシキは付近にいた
とある修行僧に取り付いて何とか生き延び、『BORUTO』の時代に新たなる騒動を巻き起こす事に…。
ちなみにイッシキを裏切った理由は不明。作中では「かねてからの私怨か、チャクラ実の独占が目的だったのでは」と推測されているが、確証は得られていない。
大筒木本家への敵対行為然り、はたしてカグヤの真意が明かされる日は来るのだろうか…?
◆血縁関係
この内かぐや一族は第一部にて絶滅、月の
大筒木一族も分家と宗家の争いでトネリを残して全滅、千手一族は
綱手のみ、うちは一族はサスケとサラダのみ、うずまき一族は離散(
クシナの会話から)
人間との子を為したカグヤは人間を下等生物として見下す大筒木一族の中でも異例の存在。
彼女がいなければNARUTOシリーズの世界は間違いなく別物となっていたと思われる。
◆読者からの反応
ナルトからは「十尾どころじゃないチャクラ」、サスケから「マダラなど比ではない」と恐れられる程の実力を持つが一部読者からは小物扱いにされている。
理由としては、
- 戦争編前まで伏線は無く、戦争編の終盤で突如の登場。
- マダラやオビトのように回想などによる補完がなく、キャラの特徴が分かりにくい。
- スペックは高いが、以下のように戦闘経験の少なさゆえか戦い方に雑な面や隙をつかれる面が見られる。
- 戦闘や解説などは黒ゼツの方が喋り、肝心のカグヤはあまり喋ってない。戦略も黒ゼツが助言。
- 超重力の空間でナルト達の動きを封じるが、自分もその影響を受けてしまい身動きが出来ずにプルプルしている。攻撃自体は遠距離技で行ったが。
- サスケ曰く「マダラとは比較にならないチャクラ」だが、戦闘ではそれを生かしてない、というより戦闘シーンがあまりに少ない。
-
ナルトが使った忍法『逆ハーレムの術』にまんまと引っ掛かっている
(効いたというか突然の意味解らない技に呆然としたという方が近いが)
という点で、一部の読者からは「ぽっと出のカグヤよりマダラの方がラスボスっぽい」と言われている。
回想シーンがほぼないことや戦闘シーンもそう多くなかったのは、NARUTO原作は700話での完結がおそらくすでに決まっていたため尺が無かったことや、続編『
BORUTO‐ボルト‐』にて
大筒木一族の話を広げて描く予定上、その布石となるカグヤの話の段階ではまだ厳密に描きづらかったものと思われる。
しかし、少なくとも戦闘能力という面では、輪廻眼を取り戻した後のマダラですら比較にならない。
そもそも戦いにおいては途中までチャクラを取り戻すこと優先で本気で殺しに来てなかったり(ナルトとサスケを殺せる場面はいくらでもあった)
ナルトの膨大な数の影分身を物ともしない、サスケの鷹の点穴を瞬時につく、完成体須佐能乎を砕いたりと圧倒的な力は見せており、
六道の力を得た後のナルト達でも一人ずつではまるで歯が立たず、時間稼ぎが限界。
何かが掠っても問答無用で即死しかねない異常な攻撃力に加え、尾獣玉螺旋手裏剣が直撃しようと大したダメージを与えられないカグヤの生物を辞めてる耐久力を前に、
もはや最終手段の封印術「六道・地爆天星」以外にナルト達に成す術は無かった。
しかもその封印すら、同じ時空間に干渉できるオビトの神威がなければ不可能だった(オビトの方もサクラの百豪のチャクラを使い眼から血を流すほどの力を使ったかなり切迫した状況だった)。
また、「全ての因縁の根本的な存在だから」、「マダラが最後の最後で改心するとすれば、自分も誰かの掌の上で転がされる存在であり、結局自分が見下していた対象に救われた場合くらいではないか」
等という理由で、カグヤがラスボスらしいと言う読者もいる。
◆考察
◇外道魔像の謎
大筒木兄弟と十尾の戦いの結末については途中で設定がブレている節があり、「ハゴロモが十尾を自身に封印した」から「六道・地爆天星で十尾(外道魔像?)を月に封印した」に変わってしまっている。
まずこの顛末については、偽マダラとして動いていたオビトが五影会談の場でこう語っている。
- 「六道仙人は十尾から世界を守るためある忍術を開発した…。今もその忍術は密かに受け継がれている。人柱力の封印術システム…。そう六道仙人は……十尾の人柱力だった。十尾を抑え込むためにその体に十尾を封印したのだ。人々を苦しめていた十尾から世界を救った仙人は人々から神のように崇め奉られた。しかしあまりに強大にして邪悪な十尾のチャクラは己が死ねば、封印が解け、また表へ出てきてしまう。それを恐れた六道仙人は死に際に最後の力を使い十尾のチャクラを九つに分散し、地上の各地へとバラまいた。そして十尾のチャクラを抜かれた本体は封印され力の及ばない空へと飛ばされた。それが月となった」
→大筒木ハゴロモは十尾を自らに封印し、寿命が尽きる頃にチャクラを分けて尾獣とし、残った外道魔像を地爆天星で月として封じた
その後、尾獣とハゴロモから語られた史実は、
- 原作656話での陰九喇痲「十尾の人柱力は他の人柱力と違う…尾獣を抜いても死にはせん。十尾の殻…つまり外道魔像が残るからな…ありゃ相当の生命力だ。誰が十尾のチャクラを九つに分散した後、各地へ散らしたり出来る?ただし九体も一度に力を抜かれちゃあ死んだみてーに弱りきって数か月は動けもしねェ。かつてのじじいもそうだった」
→大筒木ハゴロモは、尾獣達を解放しても体内に外道魔像を残していたので死なずに済んだ
- 原作670話での大筒木ハゴロモ「カグヤは神樹のチャクラの実を喰らい力を得てこの地を治めた。ワシら兄弟は母の残した罪をあがなうため、チャクラの実を取り返そうと暴れた神樹の化身である十尾と戦い、それを己に封印した」
→大筒木ハゴロモは、ハムラと共に挑んだ戦いの末、十尾は己の身体に封印した
- 原作670話での大筒木ハゴロモ「十尾封印後、インドラとアシュラをもうけた。息子アシュラの生き方の中に新たな可能性をかいま見た気がしたワシは、己の中の十尾の力を分散し個々に名前をあたえ、“協力”という繋がりこそ本当の力だと信じた」
→大筒木ハゴロモは、成長したアシュラの在り方を見た後、体内の十尾を分散して尾獣達を創造した
このように既存の設定との矛盾も特になかったのだが、黒ゼツの語りとカグヤの存在により混乱が生じてしまっている。
- 原作681話での黒ゼツ「母はかつて我が子の手で封印されたと。それはそれは強力な封印だったそうだ。十尾自身を地爆天星の核へと変える術…それによって十尾は月となった。だが封印の寸前でオレが産み落とされた」
→十尾は月に封印され、その際に黒ゼツが生まれた
- 原作681話での黒ゼツ「十尾の正体は神樹だけではない。母自身でもある。チャクラの実を取り返そうとしていた神樹の化身だけではなく二人の子供達に分散したチャクラを取り戻そうとした母の意志だった。このことと母復活の為にオレが動いていたことはハゴロモすら知らぬ真実だ。」
→十尾の正体は神樹とカグヤ
- 原作681話での黒ゼツ「黒ゼツも母の意志も知らぬハゴロモはその頃、インドラとアシュラをもうけ忍宗を作った。忍宗の跡目争いに負けたインドラをオレは唆した」
→黒ゼツ誕生はインドラ達の誕生以前
まとめると、
ハゴロモ:十尾はハゴロモの体内に封印され、アシュラ達の成長を見届けた後にハゴロモは尾獣9体を生み出した。外道魔像をいつ月に封じたかは言及されず。
黒ゼツ:十尾(カグヤ)は月となって封印され、黒ゼツはその時誕生。黒ゼツはアシュラに敗れたインドラを唆した。
このように説明が食い違うため、各媒体で異なった概要が書かれる事態となった。
陣の書
「忍博聞録・忍術創生秘録」の項目にて、「十尾はカグヤが神樹と一体化した姿である」と明記された。
カグヤ=十尾=外道魔像が月に封印される事で、そこから解放された外道魔像もとい十尾からカグヤが復活、という本編の出来事への整合性が取られたものになっている。
一方で、十尾の封印については「兄弟で十尾を地爆天星した後しばらくしてからハゴロモが尾獣を解放した」というややつっこみ所の多いものとなっている。(十尾を月に封じた後でいつどのように尾獣が造られたのか?体内の外道魔像抜きでどうやって尾獣を各地に散らしたのか?)
列の書
「ハムラと共に外道魔像を地爆天星で封印した」という記述から最も整合性の高い説…と思いきや、直後の文章ではハゴロモが死亡せず忍宗の布教を本格的に始めている事が明かされている。
外道魔像が体外に存在しているにもかかわらずハゴロモが元気モリモリである事から、老境に体内の外道魔像を解放してから衰弱死する前に月に封じたわけではなく、兄弟で十尾に挑んだ決戦の中で地爆天星したと思われる。
こちらも尾獣の誕生タイミングが不明。
疾風伝
これらの設定に辻褄を合わせるため、十尾とカグヤを別個の存在として描いたのが疾風伝の
アニメオリジナルエピソードであるが、
実はこれでも物語が成立しない。
先に述べた通り、疾風伝ではカグヤ封印後の外道魔像の描写がない上、劇中では尾獣チャクラを入れ込んだ外道魔像=十尾を取り込んだマダラが体内の十尾にのっとられてカグヤ復活の媒体となっているので、「外道魔像にカグヤが融合したまま地爆天星で封印された」という事実がないと劇中の復活劇に繋がらないのである。
黒ゼツ曰く「十尾(神樹)にはカグヤの意思も含まれていた」とのことで、チャクラ吸収でそちらの意識を覚醒させて復活させたともとれるが、今度は最初の地爆天星で月に封印されたカグヤの行方がわからなくなる。
また、陰の九尾はミナトに「六道仙人も九体の尾獣のチャクラを一度に抜いて弱り切ったが、外道魔像が残っていたので死ななかった」と語っている。つまり、ハゴロモが尾獣のチャクラの他に外道魔像を封印していないと尾獣たちを解放した途端に死んでしまうので、九尾の
回想シーンが成立しない。
このようにどこをどう解釈してもどこかに矛盾が発生しており、結局何がどうなって外道魔像が月へと封印されたのかは原作でもアニメでもゲームでもよくわかっていない。
◇カグヤと十尾
疾風伝でハゴロモ・ハムラとの戦いが描かれたカグヤと十尾だが、実はここまで明かされても十尾の辿った経緯がいまだによくわかっていない。
というのは、作中の無限月読を巡る戦いとマダラを媒体にカグヤが復活したシーン(原作・アニメともここは同じ)を鑑みるに、少なくともその時点では「カグヤ=十尾=神樹」という図式が成立しており、定説となってきた「十尾=カグヤが神樹に同化した姿」という話の根拠となっていた。
疾風伝では両者が最後まで別個の存在として描かれているのだが、こちらの設定では「月に渡ったのがハムラ一人」「外道魔像の行方が不明」という問題がある。
前者についてはそのままだと「THE LAST」に繋がらない(時々戻ってくるとは言っているので解釈の余地は十分にある)が、問題は後者。ハゴロモの中に封印されていないとすると、敗北したオビトとミナト・カカシが対話したシーンで
陰の九喇嘛がミナトに語った「かつて六道仙人も尾獣九体のチャクラを一気に抜いて弱ったが、外道魔像が残ったので死ななかった」という顛末と矛盾する。
疾風伝を根拠にこの定説を否定する向きもあるが、概ねアニメ準拠の設定のナルティメットストームの存在を踏まえ、さらに黒ゼツが「カグヤが十尾化できる」ということを事実として把握していたことを考えれば、やはり定説は正しいと見るべきだろう。
描かれている事実を突き合わせると、カグヤは神樹と一体化して十尾の状態に戻し暴れ出した後、外道魔像の状態で封印され月となったことが読み取れる。
一方でカグヤ自身の回想では六道・地爆天星で封印されたのはハゴロモが若かった頃であり、人柱力化より前だと思われる。
最終的に外道魔像が月に封印されたのは確かだが、ハゴロモ自身はナルトに対し「十尾と戦いそれを己に封印した」と述べており、外道魔像がどのような経緯で月に封印されたのかが謎となっている。
続編の『
BORUTO‐ボルト‐』では、
「十尾とは神樹の苗木であり、生きたままの大筒木一族を喰らう事で神樹へ変貌する」という新事実が判明する。
つまりカグヤは神樹から十尾へと退化させていた事になり、十尾がカグヤの固有形態でない事も明らかにされた。
併せて「惑星の滅亡と引き換えにチャクラの実を実らせる」という神樹の生態も判明し、地球の個体は
神樹へと成長したにもかかわらず地球を滅ぼしていないという決定的な矛盾を抱える事となった。
これらの不明点と矛盾点を鑑みるに、本来なら実の生成で地球が滅んでいた局面をカグヤが神樹と一体化する事でどうにか乗り切った、という可能性が浮かび上がってくる。
しかし、チャクラの実の採取を目的とする大筒木一族がそのような行為に及ぶ理由は引き続き不明であり、どのような経緯と手段で神樹と融合するに至ったかに関する謎はむしろ深まったと言える。
◇異端の大筒木
大筒木一族として初めて登場したカグヤだが、続編で登場した直系の同族たちや後に判明した一族の生態を考慮すると、実は大筒木として極めて異質な存在である事が分かってきている。
このため、ただでさえ謎だらけのキャラであるにも拘わらず、大筒木の掘り下げが進めば進む程に一族の異端児として逆に浮いていくという不可思議な事態に陥っている。
以下はその例。
神樹との融合
上述の「カグヤと十尾」とも被る内容だが、カグヤの異質性を象徴すると言っていい要素。
大筒木一族にとって神樹とは惑星からチャクラの実を採取するための道具であり、通常なら実さえ食えれば神樹を残して星から去っていく。
しかし、カグヤの場合は何故かその神樹と融合を遂げている。これは一族においてカグヤ以外に誰一人見られない状態である。
そもそも、二人一組の大筒木が片方を十尾の生贄に食わせる事で神樹に成長させるのが本来の手順であり、イッシキを倒したカグヤが如何にして単独で十尾を成長させ、神樹との融合を成立させたのかは全くもって謎である。
このように謎だらけの特徴ではあるものの、カグヤとその他の大筒木直系を隔てる最大の相違点である事は間違いなく、下述する異質性の数々もこの「神樹との融合」に起因している可能性が高い。
不死性
大筒木一族は人間を超越した強大な能力を宿す反面、寿命を迎えれば普通に死ぬ種族でもある。
故に「丹」を食して延命したり、「
楔」を用いた転生・復活のシステムで死を克服しており、これは一族の中でも
神の境地へと至った
大筒木シバイでさえ例外ではない。
にも拘らず、カグヤはそんな同族と異なり
完全な不死を実現させているという不可解な特徴があり、現に殺害ではなく封印する事でしか対処できなかった。
加えて、たとえ片腕が吹っ飛ぼうと元通りに再生するデタラメな生命力まで有していて、これも表皮の大部分が千切れて消耗したり半身を失って死にかけたりする他の同族にない特性である。
如何にしてこの不死身を手にしたのかは不明だが、六道マダラが神樹吸収後に「完全なる不死、永久を手にした」と自称した事から、やはり神樹との一体化が鍵と推測される。
精神性
本来なら、大筒木一族は星に十尾を植えて得られるチャクラの実を食らい、同じ事を数多の惑星で繰り返して最終的には「神」になる事を目的とする種族である。
だが、カグヤの場合は「分散したチャクラの統一」と「地球の苗床化」を主な行動理念にしており、別の大筒木が自分を追ってくる事も分かっていながら地球を離れず迎撃態勢に付くなど、実の採取よりも地球に執着しているような心情が垣間見える。
他にも、大半の大筒木がその星に生きる人間を「下等種」「下等生物」と見下す中で、同族にして上司のイッシキを半殺しにした上で現地人と子を成した事も極めて異例である。
カグヤの精神を一変させる「何か」が地球にあったのだろうか?
戦闘能力
『
NARUTO‐ナルト‐』シリーズでブッチギリの強さを誇る彼女だが、後に登場した同族と比較しても遜色ない…どころか明らかに
強すぎる程の力を備えている。
上述したように使用術が非常に多彩かつ、一つ一つが文字通りの必殺技という脅威的な強さであり、同族で比較対象に挙がるのは戦闘面でカグヤと同じくナルト&サスケのコンビを圧倒したイッシキくらいだった。
そのイッシキにしても不意打ちとはいえカグヤに殺されかけており、ハッキリ格上と断定できるのはチャクラの実の捕食で進化を重ねて神となったシバイだけである。
しかしながら、カグヤは地球の実を食べてから直ぐに1000年以上もの長期間に渡って月に封印されており、その間にもチャクラの実を採取し続けていたであろう同族達よりも遥かに強いというのは些かおかしな力関係である。
考えられる要因として、NARUTO世界の地球は『死の森』の大ムカデや島亀などの巨大な生物が存在し、妙木山・湿骨林・龍池洞の仙人の里も、神樹が飛来する前から存在している。
その為、他の星より自然エネルギーが強大である可能性が高く、地球のチャクラの実を一個分喰らったカグヤの方が他の惑星で得たチャクラの実を複数個喰らった大筒木より強大な力を手に入れたとしても不自然では無い。
その他
- 性別で言えば男性に分類される者が多い大筒木直系の中で今のところ唯一の女性型
- シバイと同じく名前に「シキ」を含んでいない
等々。
これらの異質性は、大筒木一族の設定がまだ整理されていない頃に登場したキャラであるが故の疎慢な部分が大きいと思われる。
一方で、作中において大筒木として異端児扱いされているのもまた事実であり、意図して設定された異質性である事も確かなようだ。
今後の解明に期待したい。
◆余談
- 主なキャラ造形のモチーフは『竹取物語』のかぐや姫。
「大筒木」とはかぐや姫のモデルとされる古事記の人物「迦具夜比売命」の父の名。また彼女の二つ名である「卯の女神」は、月面に見られる模様の一つであるウサギから取られたものと思われる。外道魔像として月に封じられていた過去から、月に関連する要素を複数取り入れたのだろう。
- 大筒木カグヤという存在が明かされたのは六道オビト戦の後半であり、カグヤというキャラ自体はポッと出ではあるのの、十尾としてなら五影会談の段階でシルエットが出ており、更に遡ると第二部の初期から外道魔像としてではあるが作中に姿を見せている。
- ゲーム『ナルティメットストーム4』ではアニメに先駆けて登場。声を演じた小山氏はそのままアニメでも続役している。カグヤは他キャラと比べて演出が派手で空間の入れ替えなど多彩な術を使うため処理が激しいようで、対戦で彼女を選択するとロード時間が非常に長い。
追記・修正は全人類を白ゼツにしてからお願いします
- 泣いてる相手を見て心が無いと思える方が心に問題ありそうだ -- 名無しさん (2015-11-14 22:55:36)
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-11-17 23:18:28)
- ゲームのキャプチャ映像見ると始球空間って宇宙になってんだな、マジで一個前のボスのマダラとスケールが違いすぎだろ -- 名無しさん (2015-11-28 00:56:41)
- おまけにゲームオリジナルとはいえ十尾化した状態で放つ終焉求道玉(たぶん膨脹求道玉よりさらに上)なんてのもあるくらいだしな あの最終決戦でまだ力出し惜しみしてたんだからすげえよ -- 名無しさん (2015-11-28 12:12:58)
- 戦闘では生かせてないっていうか本気だされたら勝ち目ないからな。メタ的に言っちゃうと主人公が負けちゃだめだから手加減させないといけない訳だし。 -- 名無しさん (2015-11-29 06:35:18)
- 情けないラスボスだったな -- 名無しさん (2015-12-21 19:55:42)
- イズナ「マダラ兄さん!!!そんな女に支配されないでよ!」 -- 名無しさん (2015-12-29 00:38:49)
- イズナ「マダラ兄さん!!!そんな女支配されないでよ!」カグヤ「...」イズナ「兄さん!!!(泣き出す)黒ゼツ「ケケケ、無駄だ、お前の兄貴の体は母さんの物になったのだ...うちはマダラはもういない...」イズナ「(ショクを受けて座る)そ...そんなぁ...」カグヤ「気持ち良いわ...マダラの体は」 -- 名無しさん (2015-12-29 00:45:51)
- 卑劣「かかったな!バカめ!!」 -- 名無しさん (2015-12-30 10:55:57)
- 一人称といい傲慢な性格といい何となくクィンセクトニアに似てるね、樹(ワールドツリー)を取り込んだあと(奇跡の)実で復活とカグヤとは順序逆だけど -- 名無しさん (2016-01-04 14:50:20)
- 実を食べた後しか出てこないからわからんが、ハゴロモの言ってたように元は普通だったが実の秘めたチャクラで狂った感じなんかな。息子たちの面影を見て涙したのは本来の人格が一瞬出てきたとか。あの場面その後のキャラ付けと比較して完全に浮いてるし -- 名無しさん (2016-02-12 09:20:56)
- ↑2星野に出てた蜂みたいな奴? -- 名無しさん (2016-03-04 20:34:53)
- 戦闘経験値が無くともとりあえず強い技乱発してれば勝てるからな。逆に言えばマダラ並の戦闘経験値を積んでたら本当に勝ち目無いと思う -- 名無しさん (2016-03-10 18:50:42)
- マダラみたいに隕石落としからのスサノオ25体、そして完成体で5影ボコったりと読者に明確に強さを印象付けられてないからマダラのほうが強く見えると錯覚する。でも実際はダントツで強いと思う。カグヤの下に六道マダラ、完全体モモシキ、転生眼トネリが並んでる印象。 -- 名無しさん (2016-03-10 18:55:03)
- マダラは自分の能力を完璧に使いこなしていたのに対して、カグヤは使いこなせていないからだろうね。 -- 名無しさん (2016-03-19 14:54:17)
- いやマダラが一番自分の能力使いこなしてないイメージだわ、他の輪廻眼の能力使わないしスサノオも途中から使わなくなるし新しい技覚えたらそれしか使わないやつって印象 -- 名無しさん (2016-03-25 12:13:27)
- オビトは十尾入ったら神威使えないとか輪廻眼コントロールできなかったとかわかるけど、マダラってRPGとかで強い技覚えたらもうそれしか使わないみたいな -- 名無しさん (2016-03-25 12:19:12)
- 輪廻眼の基本能力はオビトサスケマダラ全員殆ど使ってないし輪廻眼は強くしすぎたからしゃーない。ただそれは使いこなすとは違って話の都合ってだけで別の話。初めて使う筈の仙術を速攻で使いこなしたり十尾取り込んでも自我失う気配が無かったり基礎力が段違い。一方でカグヤはプルプルにしろハーレムで呆気に取られたりマダラが速攻で見抜いてたナルトの影分身を黒ゼツ揃って見抜けずめっちゃ苦戦してたりとこいつら大丈夫かと読んでて思わされるほどだったわ -- 名無しさん (2016-03-30 13:16:27)
- 前座のオビトとマダラがネタと個性の塊で強さもトップクラスだったから人気があったのだろうが正直このキャラはネタや個性も薄い、余りに喋ら無さすぎる、ぽっと出、おまけに↑の書き込み同様プルプルハーレムやら分身程度に苦戦する描写等の相乗効果のせいで何もかもがつまらない。マダラオビトが無理なら黒ゼツラスボス化させた方が全然良かったんじゃねと今でも思う。 -- 名無しさん (2016-03-30 18:13:29)
- なんとなくフジリュー版封神演技のジョカを彷彿とさせるキャラだと思う。二人をみて泣いてたシーンはジョカが太公望(フッキ)をみて昔を懐かしむシーンのリスペクトなんじゃないかと考察してみる -- 名無しさん (2016-04-01 04:03:23)
- マダラの童貞を奪った女w -- 名無しさん (2016-04-04 17:20:18)
- 正直描写不足で十尾のほうが強くみえた -- 名無しさん (2016-04-10 00:24:49)
- ↑いやこいつが十尾やろ -- 名無しさん (2016-04-20 21:55:38)
- 裏切ったさいの黒ゼツのマダラへの発言はかなり秀逸で好きだわ、マダラもネタキャラとしては好きだけどラスボスだったらそれはそれで文句言われてたと思う -- 名無しさん (2016-04-20 21:59:51)
- 個人的にラスボスは殆どしゃべらない方が得たいの知れない感があって、好きだわ。 -- 名無しさん (2016-04-28 12:46:42)
- せんせい、結局球根オバケじゃなくてウサウサマッマが十尾の真の姿なんですか -- 名無しさん (2016-05-03 20:40:46)
- ようやくアニメも原作軌道に戻ったと思いきや次週からはまさかの大筒木カグヤの物語とは・・・ -- 名無しさん (2016-05-05 20:12:43)
- ↑x2 球根お化けだったのがカグヤと融合してデカウサギになったんだろう -- (2016-05-05 20:53:21)
- ↑2 読者からの反応にも書かれているけどカグヤは補完が無かったから、その補完をアニオリでするんじゃないか? -- 名無しさん (2016-05-06 14:12:45)
- アニメで白眼に光が映ってるだけで何故かちょっと印象変わった。良いほうに -- 名無しさん (2016-05-06 14:18:25)
- ↑あれは可愛さと引き換えに白眼特有の不気味さがなくなっちゃったから何とも言えんな いや可愛い方がいいのだけれども -- 名無しさん (2016-05-06 22:30:59)
- 角都と誕生日同じなのか -- 名無しさん (2016-05-07 08:43:12)
- 平和を望んでいたのに愛した男に裏切られお腹の子達を守り争いを終わらせる為とはいえ神樹の実を食べて無限月詠で夫含むすべての人間を神樹の養分にしてしまったのは怖くもあるし悲しくもある・・・ -- 名無しさん (2016-05-18 19:57:59)
- アニオリは来週で終わりそう? -- 名無しさん (2016-05-20 13:37:33)
- しかし彼女ほどの実力者を脅かすほどの存在に白ゼツでどう対抗する気だったんだろう -- 名無しさん (2016-05-27 21:40:17)
- うちはにありがちな最初の方はまともなのに後の方になって狂っていくというのは祖先からの受け継ぎだったか -- 名無しさん (2016-05-27 22:16:03)
- デタラメな考察書いといてそれが的外れだったとわかったときほど滑稽なもんはないね 十尾はカグヤの意思を含んでいるっていう黒ゼツの発言を曲解して十尾はカグヤと神樹の融合体と勝手に思い込んで追記しまくってたけど、一昨日のアニメで十尾は神樹単体と判明して驚いたわ -- 名無しさん (2016-05-29 00:24:14)
- チャクラの実を食った影響で思考や人格が神樹よりになって経ってことはないかなぁ。地上のことを「苗床」って言ってたし。 -- 名無しさん (2016-06-07 15:38:21)
- 今まで高すぎる基本スペックによるゴリ押しでどうとでもなっていたから、応用力とか突発的な対応力とかが欠けていたんだろうな。 -- 名無しさん (2017-01-07 22:55:09)
- 断末魔のうさぎカグヤがマダラをおえっぷと吐き出すところシュールでかわいくて好き -- 名無しさん (2017-05-06 01:33:00)
- ラスボスの筈なのに変にコミカルな描写のせいで萌えキャラ扱いされるカグヤ可愛い -- 名無しさん (2017-05-06 02:11:26)
- 実は大筒木一族の裏切り者で白ゼツを作ったのも大筒木一族から人々を守る為だった模様 -- 名無しさん (2018-04-30 02:18:57)
- 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-05-09 07:43:06)
- ↑x2 アニオリだけの設定だろ? -- 名無しさん (2018-06-03 14:14:25)
- ↑『七代目火影と緋色の花つ月』でも、何者かの襲来に備えて兵隊として作ったことは触れられてるよ -- 名無しさん (2018-06-03 15:04:37)
- ↑x2アニメの設定は原作に反しない範囲で公式と考えて良いんじゃないか?あとここアニヲタWikiだし -- 名無しさん (2018-07-02 13:20:51)
- まさかカグヤの仲間が殻のボスだったとは -- 名無しさん (2019-06-16 21:37:48)
- カグヤとジゲンがパートナーだとすればジゲンって今まで何してたんだろう?カグヤが地球を訪れてから少なくとも千年以上経ってるはずだけど。後大筒木本家やウラシキと殻はそれぞれ別々に動いているのかな? -- 名無しさん (2019-06-28 06:11:19)
- ジゲンの本名はかぐや姫の許嫁の帝から取って大筒木ミカドとかね? -- 名無しさん (2019-07-02 20:39:54)
- 逆ハーレムの術で隙晒したり冴羽獠にナンパされて動揺したりと意外とかわいい()ラスボス -- 名無しさん (2019-07-26 11:44:22)
- 独裁者のカグヤですら一族の中ではまともと評されてるって大筒木一族はどんだけ頭がぶっ飛んでるやつが多いんだろうか? -- 名無しさん (2019-08-25 10:04:37)
- 先遣隊に過ぎず本隊はいずれ来るってこと?本隊との最終決戦がナルトの真の完結編かな -- 名無しさん (2019-08-26 21:06:33)
- 迷惑なウルトラ一族って感じか -- 名無しさん (2019-10-15 12:42:09)
- 最新話でジゲンはただの人間で -- 名無しさん (2019-12-22 15:26:28)
- 最新話でジゲンはただの人間で、その中に「大筒木イッシキ」なる存在が入ったって感じらしい -- 名無しさん (2019-12-22 15:28:51)
- キャラデザが好みだからこそNARUTOのラスボスはマダラにしてBORUTOでマダラの裏で暗躍していたEXボスとして存分に描いてほしかった -- 名無しさん (2020-07-18 12:37:50)
- そういえば公式ファンブック陣で言われていたが、カグヤ自体神樹の実の虜と述べられていた。どうやら神樹の実には摂取した者に力を与える一方で精神汚染効果という多大なリスクがあるようだ。 ここからは私見になるが、大筒木一族が強くはあるが傲慢・非情な性格の人間が多いのは、神樹の実の精神汚染効果が子々孫々に渡り(最早遺伝病レベルといえる程の)生体濃縮した結果である…と勝手に思っている。 -- 名無しさん (2021-06-14 13:50:38)
- 下手に殺せばどこぞにいる楔を刻まれた器に転生されるからな。大筒木一族はカグヤみたく封印による生き地獄にして処分するのが正しい。封印である以上復活させられるリスクはつきまとうが… -- 名無しさん (2021-07-17 07:26:17)
- 神羅天征は掌を向けるのが間に合わなかったと解釈してた(ノーモーションで発動できるペインも肉弾戦車とかは掌で的絞ってる)じゃなきゃメタ的に神威雷切が無意味だし あと超尾獣螺旋手裏剣は輪廻眼で睨んでるから餓鬼道で吸収しきれなかったんじゃないか -- 名無しさん (2021-07-21 16:24:58)
- 「それはダメだ!」←すき -- 名無しさん (2021-07-27 10:17:20)
- この人がいたせいでNARUTOでの多くの不幸が起きたけど、そもそもこの人がいないととっくの昔に世界が滅んでるので実質NARUTO世界のMVP -- 名無しさん (2021-07-27 13:36:34)
- ↑1 確かにそうだな!!カグヤが居なければNARUTOもBORUTOも始まる事も無く消えて逝っただろうしな。 -- 名無しさん (2021-07-27 13:45:51)
- ナルトの重粒子モードでも数十時間寿命削るのが精一杯だったのに、不意打ちとはいえイッシキを瀕死にさせるとかホントにチートな強さだったんだなぁ。 -- 名無しさん (2021-07-28 00:10:13)
- 五影→土影しか須佐能乎を割れず 柱間→全力で完成体須佐能乎を破壊 カグヤ→完成体須佐能乎を瞬殺(しかも2度)だからな…パワーが違いすぎる -- 名無しさん (2021-07-29 03:45:22)
- 今更ながら、始球空間って子宮とかけてるのね -- 名無しさん (2021-08-21 00:20:07)
- 外道魔像って実はハゴロモのミイラというか死体でハゴロモの死後に月に埋葬されたんじゃないかな -- 名無しさん (2021-11-09 04:29:15)
- 同族が人間のことを下等な原生生物扱いしてるのにそんなのと子作りしたカグヤは俺たちで言うところのケモナーみたいな変態性癖を持っていた…? -- 名無しさん (2021-12-25 16:14:54)
- ↑1 若しくは、今の大筒木に成る前…神に至ろうとする前の一族の価値観等を持った謂わば先祖返りだったりするかもな…。 -- 名無しさん (2022-01-17 14:30:02)
- 一応原初の頃は優しくまさに兎の女神の呼び名に相応しい存在だったみたいだし、イッシキ裏切った事も含めて一族の価値観には疑問が -- 名無しさん (2023-06-04 22:29:32)
- だいぶ矛盾があった各種メディアの経歴なのに、全能の存在で大体が説明付いてしまうのほんとあれのヤバさを感じる -- 名無しさん (2023-08-25 23:05:12)
- 逆ハーレムの術はまああの状況でそんなんされたら面食らうわな -- 名無しさん (2024-06-16 22:44:42)
- 「地爆天星で月に封印されたカグヤの行方がわからなくなる。」これは楔で復活する時に1人しか人格が残せないようにマダラを乗っ取る時に人格(魂)が移ったと捉えれば問題ないように感じる。元の肉体は規定世界の六道・地爆天星によって作られた月の核としてまだあるのではないのか? -- 名無しさん (2024-09-12 18:30:39)
- 外道魔像に関しては十尾の力を9つに分離した後、別個で月に封印したように見える。でないと口寄せした時に六道・地爆天星の核ということになるので、これまでの外道魔像の描写と矛盾するよね。 -- 名無しさん (2024-09-12 18:39:15)
最終更新:2025年04月05日 23:09