幼いころから本名の「黒沢朋世」名義で子役として活動。現地点では2000年『
葵徳川三代』が最古の出演作。
主にミュージカルで活動、
Sound HorizonのPVのモーアクなどの活動を経て、2010年の『宇宙ショーへようこそ』で声優業へ。
2012年に『アイカツ!』に出演し知名度を大幅に上げる。またこの年以降、声優を主体とするマウスに移籍している。
2013年には『
アイドルマスター シンデレラガールズ』に
赤城みりあ役で出演。
2015年法政大学入学、2019年に同大学卒業。
2018年声優アワード主演女優賞受賞。
子役出身ゆえに芸歴は他のアイマス勢、特にシンデレラガールズ組と比べても非常に長い。故に「ベテラン若手声優」という異名も取っている。
特に初出演のミュージカルで歌に刺激を受けたことがきっかけと語る歌では声優デビュー以前から出演歴があり、
先述のサンホラのモーアクについてはリアル舞台でも歌っているほか、キャラソン以外でもポンキッキの歌や『
ドキドキ!プリキュア』のOP『Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア』を歌ったりしている。
演技力の高さも長い経験に裏打ちされたもので、またステージ経験やパフォーマンス経験も豊富なことからそれに関連した能力も高い。
このため、デレマス関係では「先生」として年上からも頼られているとのこと。
また幼少期から舞台に立ち続けてきたが故、舞台畑の俳優を中心に交友関係もかなり広い。その中にはMrs.Green appleのボーカル・大森元貴もいるとか。
アイマスのライブに"デビュー作"で共演した津川雅彦からフラワースタンドが贈られたことも。
声優関連での交友では同い年の伊藤美来・夏川椎菜との「なんともみっく(96年組)」が有名。2015年のアイドルマスター10周年記念ライブ「MASTER OF IDOL WORLD」では黒沢演じるみりあのキャラソン「Romantic Now」を歌ったり、ちょうど2日目が夏川の誕生日ということでサプライズで祝ったりしていた。
2014年、『
結城友奈は勇者である』に出演していた頃にはちょうど大学受験を控えており、受験勉強のために一時期仕事をセーブしていた事もある。
この際、苦肉の策として彼女の演じる
犬吠埼樹は満開の後遺症で声帯を奪われたという設定となり終盤まで終始無言となった。
なお、台詞の無い回でもEDクレジットに黒沢の名前は出続けていた。