民明書房

登録日:2012/01/10 (火) 21:36:51
更新日:2019/11/05 Tue 15:04:08
所要時間:約 3 分で読めます




「ば ばかな し 信じられん
あの『阿尼王侘』を使う者が存在しようとは…!!」
「知っているのか 雷電!?」
「うむ」

阿尼王侘(あにをた)…19世紀末、アヘン戦争によってイギリス軍に捕らえられた清国人捕虜。

阿尼王侘はイギリス軍の牢獄に囚われたが、数々の良質なパラパラ漫画を描いて暇をつぶしていた。
だが、イギリス軍は彼のパラパラ漫画をことごとく焼却。
それでも感銘を受けた者もおり、
欧米諸国がアニメを制作するきっかけとなった。

現在、日本でアニメ作品の熱狂的なファンを「アニヲタ」と呼ぶのは彼に由来する。

民明書房刊『知られざるアニメの歴史』より



民明書房とは武術、スポーツ、歴史、芸術など多大な分野に渡って専門書を出す出版社である。

内容は一般には殆ど知られていない古代のマニアックな事柄について記されていることが多い。

現在も多数の出版物を発刊している由緒正しい出版社である。












追記・修正お願いします












































   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *





民明書房とはジャンプの人気漫画『魁!!男塾』に出てくる架空の出版社である。


男塾において新技が発動する際に、先述したように

新しい技が登場

仲間が驚く

仲間が解説する(雷電が行う場合が多い)

というお約束とも言える流れによって説明される。

当初は解説のみの登場だったが、後に創始者の大河内民明丸が登場した。
後述する『民明書房大全』では設立秘話が語られており、『天下無双 江田島平八伝』では若き日の姿が描かれた。

そのいかにも実在しそうな内容、出版社名、本のタイトル等によって、現実にはありえなさそうな技をあたかも実在しているかのように見せる為に、民明書房が使われる。
子供の時につい、民明書房の出版物を探してしまった人もいるだろう。
(実際、「ゴルフの起源は中国ではありません」とマジな苦情を出した読者もいたらしい)


その影響力は高く、ジョジョ等の多くのジャンプ漫画は勿論のこと、
集英社以外の漫画や果てには同人誌等でも、作中オリジナルの技やスポーツの説明の為にこの『民明書房』は引用される。
ギャグ寄りの作品では、胡散臭い知識を披露した後に「出典:民明書房」と言うこともある。
また、ハッタリがウリの漫画家・大暮維人も漫画家としての目標を「民明書房」としている。

なお、本作にはほかにも「英学館」「時源出版」「太公望書林」「ミュンヒハウゼン出版」「曙蓬莱新聞社」などが登場しており、
これらの文献を『暁!!男塾』8巻までの分まで蒐集したファンブック『民明書房大全』も集英社から発売された。
だが、堂文献によれば民明書房以外の出版社は
  • 英学館:大阪の弱小出版社。1990年に経営破綻、大河内からの借金数百万を踏み倒す
  • 時源出版:1989年、元民明書房社員春日井健介により創設。社長と監修・中津川大観との不和により夜逃げ事件が発生し1996年倒産
  • 太公望書林:大河内の飲み友達・茂木鮎乃進が設立。1995年、民明書房のパクリ疑惑が科せられ倒産
  • ミュンヒハウゼン出版:民明書房の元社員カール・ハインツ・ミュンヒハウゼンによる会社だが、1冊出して即倒産
とロクな末路を迎えていないことが判明した。
曙蓬莱新聞は特に崩壊の予兆は掛けられていないとのことである(2004年時点)。


アニヲタ諸君も男塾は知らずとも、民明書房の名は知っている、という人は結構いるのではないだろうか?
PS2版ゲーム、魁!!男塾では江田島塾長自ら民明書房を読み上げるモードまで存在する


冥殿「むっ あれこそ世に聞く『墜鬼・終星』!!」
Wiki篭り「知っているのか 冥殿!?」
冥殿「うむ」


墜鬼・終星(ついき・しゅうせい)…古代中国、戦国時代において、燕の勇者『宇惟気(ういき)』が燕の領内を荒らし回っていた大妖怪、『虎守(こもり)』を討伐した技。

宇惟気と虎守は三日三晩の死闘を繰り広げていたが、宇惟気が三日目の晩に所持していた剣を虎守の唯一の弱点、広目駢孔(こうもくへんこう)に突き刺し、
虎守は崩れ落ちる鬼のように倒れ、また燕の空に妖しく輝いていた星が跡形も無く消えてしまったことからこう呼ばれる。

なお現代において既に書いてある文章にさらに書き足すことを「追記」、至らぬ部分を直すことを「修正」と呼ぶが、
この技が由来であることは聡明なWiki篭り諸君には言うまでもないだろう。

民明書房刊『宇惟気擦魔華曇(ういきすれまげどん)伝説』より



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