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ゲイ用語

登録日：2012/01/14(土) 20:23:51
更新日：2024/08/15 Thu 14:49:34
所要時間：約 7 分で読めます


最近ネットで頻繁に使われるようになったゲイ用語。

意味のわからない単語か多いのではないか。

なら一緒に覚えないか？



ゲイ用語とは、文字通りのゲイによるゲイの為の用語である。
恐らく多くの人は正しい意味を理解せずにその場のノリで使用してしまっている。

社会に出てからだと恥ずかしい思いをしてしまうので、ここで主に頻繁に使用される用語を覚えてしまおう。
そして間違った意味で使っている人がいたら親切に訂正してあげよう。

言葉責めをする時、される時に知っておくとかなり役に立つ。



以下、ゲイネタが続きます。18歳未満の人、ゲイに耐性のない人はブラウザバックして下さい。


■アナル
ゲイセックスをする上では欠かせない存在。尻穴のこと。
「アナル」は形容詞であり、名詞形は「アヌス」だが、なぜか形容詞の方がよく使われる。

■兄貴
攻めの男性のこと。ガチムチやマッチョが多い。

■イカニモ
外見(服装髪型)がゲイっぽい人。イカホモ。
これといった定義は決まってない。
勝俣みたいな服装って言えば八割通じる。

■イケメン
イケてるメンズ＝ゲイから好感を持たれる外見をしている男性。
90年代にゲイ雑誌『G-Boy』で使用されていたのをノンケがパクったと言われている（諸説あり）。

■売り専
職業の1つで、男性のソープのようなもの。
指名された男性は、お客様に攻められたり攻めたりする。たまに出張したりもする。
なお、風営法の適用外。


■オーバー・ザ・レインボー
究極宝玉神レインボー・ドラゴンの攻撃名の方ではない
ジュディ・ガーランドの代表作である『オズの魔法使い』でジュディが演じるドロシーが歌った歌。
世界のゲイ解放運動の端緒となったストーンウォール事件のきっかけとなった、
両性愛者で同性愛に理解を示していた「ジュディ・ガーランド」の死を悼む意味で歌われ、
世界のプライドイベントのテーマ曲のように用いられるようになった。

■オケ専
フケ専よりさらに年配、「棺桶に片足突っ込んでるような老人」を性欲の対象にすること。
「棺桶専門」だからオケ専。

■ガチホモ
完全にゲイな人。≒イカニモ

■ガチムチ系
「ガッチリ・ムチムチ」の略。筋肉の上にいい具合に脂肪が乗った人はこの部類に入る。
筋肉と脂肪により揉みごたえのある胸、柔らかい尻、そしてそのガタイからくる雄くさい身体、たまらない方もいるのではないだろうか。
希にただのデブがいるから騙されないように。
最近では逞しい体を指して「ガチムチ」と呼ぶことも多いが、正確にはこれは誤用であり、本来は上記の通り、脂肪もついていなければならない。

ゲイ雑誌の編集をしてた某タレント曰く、
脂肪が多い順にガリ→スジキン→マッチョ→ガチ→ガチムチ→ガチポ→ポッチャリ→デブ→巨デブ→死とランクアップしていくとか。

■ガッチビ
ガッチリしていて背の低い人のこと。

■ガテン系
建設作業員や大工等の土木・建築系男子のこと。汗臭さや泥まみれな姿が男らしさを誘うことから人気がある。
由来は土木系の求人情報誌『ガテン』から。

■兜合わせ
ちんぽ同士を擦り合わせる様。
アナルを使いたくない、また初めての絡みとして好まれているプレイの1つ。

■ガン掘り
容赦なく激しくアナルを掘る様のこと。

■熊系
ヒゲを生やし、体毛が濃く、しっかりとした体形の男性を指す。

■クローゼット
ゲイだとカミングアウトしていない男性のこと。
オープン(カミングアウトしている男性)に対してこう言われる。

■ケツ掘りブランコ
下から激しくアナルを突く様のこと。
余談だが、本当にケツ掘りブランコという器具が存在する。

■ケツマン
ケツマンコの略。尻の穴を女性器に見立てたもの。雄膣ともいう。

■ケツ割れ
男性用下着の一種。その名の通り、臀部を覆う布が無く、二又に分かれたバンドが股間から腰に伸びている。
ドラゴン田中が装着している下着といえばだいたいわかる。
股間のモッコリを強調できる上に、下着を脱がずともアナルセックスができるので、ガチホモからは大変に人気の高い下着。
元はスポーツ選手の陰部の揺れを抑え、尻の蒸れを防ぐために考案されたもので、本来の名前は「ジョックストラップ」という。
スクールカーストにおけるスポーツマンを「ジョック」と呼ぶのはこの下着に由来する。

■Go West
アメリカのディスコグループ、ヴィレッジ・ピープルが1979年にリリースした楽曲。
日本ではイギリスのペット・ショップ・ボーイズがカバーしたものが有名。
1970年代に、LGBTに比較的寛容だったとされるアメリカ西海岸地域（サンフランシスコ）への憧れを歌っている。


■ゴーグルマン
ゲイビに出てくる攻め役の男性。顔隠しの意味で水泳ゴーグルを装着している。
顔か隠れている為目の表情が分からない等でゲイからは余り好まれない。
ゴーグルマンの乱行動画は地獄絵図である。
因みに顔出しNGの男優は大体サングラスを着用しており、ゴーグルを装着しているのは大体ビデオメーカー側のスタッフ。

■ゴメ、ゴメオ
ゲイの間で使われていた脱法ドラッグの一種。正式名称は「5-メトキシ-N,N-ジイソプロピルトリプタミン」で、
この頭文字を取った略称が「5-MeO-DIPT」。さらにこれを略して「ゴメオ」と称していた。
肛門括約筋が緩む作用があるため、これを利用してネコ側が主に使用していた。
容量を誤ると死に至ることもある危険な薬であり、現在は販売禁止になっている。

■ジャニ系
ジャニーズのようなルックスを持った可愛い系のイケメン。美少年。
余り筋肉質ではなく、ガリが多い。
某ホモビメーカーがしきりに宣伝文句として使用するためゲイ界隈では人気のジャンルだと思っているノンケは多いかもしれないが実際の所余り人気がないジャンルらしい。
因みに2023年現在では大分死語になりつつあるらしく、"前髪系"と呼ぶ事が多いとか*1。

■シャワ浣
シャワーを使って浣腸をすること。アナルを綺麗にする目的で使用される。覚えておくと吉。
シャワーヘッドを外して、ホースをケツに突っ込むことで行われる。
ラブホテルにとっては迷惑極まりない行為のため、これができないようにシャワーヘッドを固定しているところもある。

■スリ筋
スリム筋肉。引き締まった筋肉質・俗に言うソフトマッチョ、痩せマッチョがこれにあたる。
最近では余り筋肉質というよりもガリ型の人物が多くなりつつある為騙されないようにしよう。

■タチ(攻め)
アナルを掘る男性役のこと。対義語→ネコ

■デカマラ
でかいちんぽのこと。

■デブ専
デブ専門の人。細めからガッチリまで。
筋肉や脂肪量でまた好みが分かれる。

■トコロテン
ちんぽを直接刺激することなく、肛門の前立腺の刺激だけで射精すること。
掘られている側が射精する様を「後ろから押されて出てくる」トコロテンに喩えたもの。
BL漫画やゲイ漫画などの二次元作品によく見られるが、実際には余程身体に仕込まないか素質がないと難しい。
また、二次元作品では勢いよく射精しているが、実際にはトロトロと精液が漏れるように射精することが多い。

■トロマン
溶ろけてしまいそうなくらいにトロトロになったアナルのこと。

■ナイト
ゲイナイト(ゲイの為のクラブパーティ)のこと。
使用例:「今日○○ナイトあるってよ」「やべ、明日ってナイトの日じゃね?」

■ネガ
negativeの略。性病、とくにHIVに罹患していない人のこと。

■ネコ(受け)
アナルを掘られる女性役のこと。対義語→タチ

■猫またぎ
相手にされず、無視された状態のこと。主にハッテン場で使われる言葉。
由来はネコさえも食べず、またいで通る不味い魚という意味。

■ノンケ
ゲイではない男性のこと。
男性に気がない→Non 気→ノンケ
性的マイノリティであるゲイの方達からするとある意味では最も縁遠い存在であるが故に人気のあるジャンルらしく、ホモビでもノンケ男性(という設定が大半だが本当にノンケな男優もそこそこいるらしい)モノは鉄板ジャンルである。
俺はノンケだって構わないで食っちまう人間なんだぜ

■化けネコ
普段はタチのようだが、セックスするときにはネコになること。

■ハッテン場
ゲイの為の、ヤりあう目的の場所。クルージングスペースとも。
公園や公衆トイレなど、公共の場をハッテン場にする大迷惑野郎がおり、知らずに足を踏み入れたノンケが強姦されるという惨劇も起きたため、
大規模な取り締まりが行われ、現在はほぼ有料ハッテン場のみとなっている。
銭湯やスポーツジムなど、一般的な施設を装っていることも多いが、ノンケが迷い込むのを防ぐために、自主規制で注意書きが貼られるようになっている。

■バニラセックス
アナルセックスをせず、その他の体への愛撫だけで終わらすセックスのこと。

■BARA
海外における日本のゲイ作品の呼び方。語源は日本のゲイ雑誌「薔薇族」より。
なお、同じく海外では日本製のエロい作品のことをすべて「HENTAI」と呼ぶ。やはりエロは世界共通。

■フケ専
30代後半～を範囲にした専門の人。
ゲイビにはあまりイケメンのフケ専はいないので注意。

■ブス
かっこ良くないゲイのこと。
ゲイ用語ってわけでもなさそうですね

■フテ子
お高くとまっていて感じが悪い・性格が悪い人のこと。「おフテ」とも言う。
由来はふてくされ。

■ホゲる
オネエ言葉を話したり、オネエ的な仕草や振る舞いを見せるという意味の伝統的なゲイ用語。死語。

■ポジ
positiveの略。すなわち「陽性者」に同じ。陽性者の精子を「ポジ種」、アナルを「ポジマン」、性行為で感染させることを「ポジらせる」という。
性行為で感染させることを妊娠の代償行為にしている者もおり、これを「ポジガキを孕ませる」などとも言う。

■マグロ
セックスの時、相手にまかせっきりの状態では何も反応しない・動かない人のこと。
元々はゲイ用語だったが、現在は同じような女性も指すアダルト用語としても認識されている。
ハッテン場等では嫌われるパターンか多い。

■待ち子
積極的ではなく、受動的に待っていること。

■マッチョ系
男性の憧れと言っても過言ではない。
腹筋・胸筋、その全てを筋肉で包み込んでくれる男の中の男型。

■マラ
魔羅。ちんぽのこと。元は仏教用語で、悟りの修行を邪魔する存在のこと。
ここから転じて、魔羅→性欲→ちんぽとなった。

■名門
具合のいいウケの肛門。

■ヤバ生交尾
片方、または両方が陽性者なのに衛生具を着けずホモセックスを行うこと。

■ゆるぽ
ぬるぽではない。「ゆるくてぽっちゃり」の略。
特に筋トレやスポーツ等で鍛えているわけではなく、中途半端に弛んでしまったような体型のことを、自虐的にゆるぽと言う。

■陽性者
HIVウィルスに感染している(HIVを持っている)人のこと。ポジ。

■ラッシュ
ゲイの間で人気かあった脱法ドラッグの一種。現在は販売が禁止されている。

■リツ子
お金を目的にするネコのこと。

■リバ
リバーシブルの意。タチ・ネコ両方を使い分けられること。

■アニヲタwiki
多彩なジャンルの記事で溢れたみんなで楽しくがモットーのサイト。
中にはホモ向けの記事もあるため、初心者も安心。

■Wiki篭り
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最終更新：2024年08月15日 14:49

*1 ジャニ系とも異なる近年の流行であるK-POP系も含めた前髪を垂らせるぐらいまで伸ばした中性的な若年男性の総称とのこと。尚、ゲイ界隈では現在でも髪を短く整えた男らしいタイプがモテるらしく、一般女性に人気なこのジャンルの男性は余り人気がないらしい。