勝利宣言 鬼丸「覇」

登録日:2012/09/11(火) 14:00:54
更新日:2020/05/08 Fri 17:38:38
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ガチンコ・ジャッジ…


デュエル・マスターズエピソード2第1弾「ゴールデン・エイジ」から登場した
「攻撃時にお互いのデッキトップを表向きにし、コストの大きい方が勝ちとする」
というキーワード処理である。

対戦を盛り上げることを予定して満を持して登場したガチンコ・ジャッジであったが、

「不安定な効果なんて使えない」「なんで出した時ではなく攻撃時なのか」

とガチプレイヤー勢からの評価はなかなか厳しく、
ガチンコ・ジャッジをメイン能力に据えたビクトリーレアカード《鬼無双カイザー「勝」》ビクトリー最弱とまで言われてしまう。 
そんな不遇な扱いを受けたガチンコ・ジャッジの筆頭《鬼無双カイザー「勝」》は、
相棒《黄金世代(ゴールデンエイジ) 鬼丸「爆」》とともに、封印されていた禁断の果実へと手を伸ばしてしまう…





勝利宣言(ビクトリー・ラッシュ) 鬼丸「(ヘッド) ≡V≡ 火文明 (10)
クリーチャー:ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000
■スピードアタッカー
■パワーアタッカー+5000
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
■T・ブレイカー

《勝利宣言 鬼丸「覇」》は、デュエル・マスターズエピソード2第2弾「ビクトリー・ラッシュ」に登場するカードである。
レアリティはビクトリーレア。

初登場から「使えない」「意味のない能力」「チ〇コ・ジャッジ」とさんざんな言われようだったガチンコ・ジャッジが、逆ギレクラスの本気を出したカードである。
というかもう無双竜機ボルバルザークボルバルザーク・エクスボルメテウス・サファイア・ドラゴンといった歴代の壊れカードたちの隣に立ってもいいくらい凶悪なスペックのカード。
なんといってもまず注目すべきは、このカードのガチンコ・ジャッジ能力であろう。




ガチンコ・ジャッジで勝てば、エクストラターンを得られる




今までのエクストラターンといえば、《聖剣炎獣バーレスク》や《ザ・ユニバース・ゲート》のように、エクストラターンを決められるような専用構築や、
カードが大量に絡むコンボを使ってはじめて成功するものが殆どで、出しただけでエクストラターンを得られる例のアイツ「宿泊客第1号」として温泉旅館へと招待されてしまったりと、相手ターンに出来ることが殆どないデュエル・マスターズにおいては、なかなかバランスが難しい。
その点「覇」はガチンコ・ジャッジで勝てばエクストラターンと一見良調整に見える。
…が、問題はコイツが「スピードアタッカー」を一緒に持っているという点である。

つまり「覇」はバトルゾーンに出したターンでいきなりガチンコ・ジャッジしに行けるのだ。
スピードアタッカーと強力な攻撃時能力が混在することの危険性は、青いアイツが教えている。

それでもガチンコ・ジャッジに勝たなければエクストラターンはないので大丈夫…と思うのは大間違いである。
《封魔アドラク》《悪臭怪人ゴキーン》といった「相手や自分のトップを操作するカード」はごまんと存在するし、
仮に何の準備もなしにガチンコ・ジャッジを仕掛けたとしても、構築の段階でコスト6以上のカードを多目に入れておけば、相手にもよるがだいたい7割くらいの確率で勝利できる。

そして、ガチンコ・ジャッジに次ぐ「覇」自身の優秀な点は、その種族。
ヒューマノイド、レッド・コマンド・ドラゴン、ハンター、エイリアンと優良種族の宝庫で、さらにデュエル・マスターズ初の4種族持ちクリーチャーである。
そのため、種族絡みのコスト軽減&踏み出し手段が数えきれないほど存在する「覇」は、10という重いコストの割には恐るべき速度でバトルゾーンに降臨することが出来るのだ。



以下に、このカードと相性がいいカードをいくつか紹介する。

《ミラクルとミステリーの扉》(5)
デッキの上から4枚を見せて、その中からクリーチャーを相手に1体選ばせそのクリーチャーを出す、S・トリガー付き呪文。
まさにこのカードのためにあるような呪文。
相手が選ぶものの「覇」を早いターンにバトルゾーンに出せ、このカードを使用したデッキには重量級クリーチャーがこれでもかと言うほどに詰め込まれるため、ガチンコ・ジャッジの成功率も非常に高い。
ただし、現在では殿堂入りしているため他のカードの力を借りないといけなくなった。

《アクア・インテリジェンス 3rdG》(7)
コスト7パワー7000のリキッド・ピープル/ハンターで、ガチンコ・ジャッジする時に見せるカードのコストを3増やしてくれる効果を持つ。
ガチンコ・ジャッジの成功率を飛躍的に上昇させてくれるため、水入りハンターGJデッキでは呼ばれることもある。
名前がハンターで3rdGだが、モンスターを狩っているわけではないし、武器は本である。

《ブレイン・ストーム》(2)
カードを3枚引き、手札2枚を好きな順番で山札の一番上に置く呪文。
ガチンコ・ジャッジ用の高コストカードをデッキトップに仕込んだり、「覇」を仕込んで《転生プログラム》(こちらは殿堂入り)で踏み倒し→そのまま攻撃してガチンコ・ジャッジしたり出来る。
そこまでしなくとも「覇」と適当な高コストでも積み込めば次のターンの勝利は約束されるだろう。
ちなみに、MTGに名前と効果が同じカードが存在する。(コストはあちらの方が軽い

紅神龍バルガゲイザー》をはじめとしたドラゴン踏み倒しカード
自身がドラゴンなので各種バルガの効果で踏み倒すことが出来、高コストカードが多い連ドラもまた、「覇」の能力を最大限活かすことの出来るデッキ。
「覇」の登場により、只でさえ連ドラにしか居場所のなかったコイツは完全に立場を奪われるハメに…



ちなみに、ガチンコ・ジャッジの性質上、このカードはミラーマッチではトップ操作しない限り、どうしても不安定になりがちである。
また、上で説明しているようにガチンコ・ジャッジは基本的に運ゲーなので、どれほど高コストのカードをデッキに突っ込んで勝てる確率を上げても、負けるときは負ける。
しかし、このカードの恐ろしい所はどんなに劣勢になろうともジャッジで勝ってしまえばかなりの確率で試合にも勝ててしまうところだろう。

上記で様々な相性の良いカードを解説してきたが、当時のDM界隈におけるこのカードの入ったデッキの解説はこんな感じであった。
『デッキ:【「覇」】 内容:「覇」』
要するに『「覇」が入ってます。「覇」で殴って勝ちます』程度でデッキの説明がついてしまうのであった。


あまりにも強力な能力なので殿堂入りを希望するユーザーも少なくはないが、「覇」を出しやすくするカードの制限や様々なメタカードの投入、「覇」がビクトリーカードであるためか今のところは殿堂入りにはなっていない。
しまいには、限定プロモカードとして応募される始末なのでなおさらである。


ただ、かつての切り札達も最終的には制限を課せられてきたので今後の展開によっては…?


そしてとうとう2014年5月24日を以って殿堂入りが決定
ビクトリーレア初の殿堂であるが、まあ仕方ないね、お疲れさまでした。

その後2014年11月。
スーパーVデッキ「勝利の将龍剣ガイオウバーン」に収録が決定した。

DASHゴールデンリスト(再録制限)が明けたばかりの殿堂入りカードをスーパーデッキの目玉にするというのはこれまでよくあったのだが、
このカードだけは正直もう少し考えてほしかったという人が多数。
しかも構築済みデッキ収録でてっきり安くなるかと思いきや、発売から数日で在庫が全滅。
「勝利の将龍剣ガイオウバーン」自体が転売厨の餌食になり、高値で取引されるというおかしな事態になっている。

なおアニメVSでは勝太がなくしていたようだが、
洗濯していた時にズボンのポケットから出てきたのをカーチャンに渡され、DS環境でも使用することに。
なお「洗濯していた時に」とは言っているものの決してズボンごと「覇」を洗ったわけではないので注意。
ちなみに勝太が持っていたモノは普通の黒枠「覇」だったはずだがいつの間にか銀枠になっていた。
「四枚入っている《スーパー炎獄スクラッパー》を一枚抜いて…アレ?このカードこんな絵だったっけ?」
販促の都合故致し方なし。



再録されてもなお高騰するってどういうことなの…。

追記・修正はカシラの意志を受け継いでからお願いします。

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