聖剣炎獣バーレスク

登録日:2010/02/25(木) 23:09:59
更新日:2019/08/24 Sat 12:10:33
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聖剣炎獣バーレスクとは、デュエルマスターズのクリーチャーカードの一枚である。



聖剣炎獣バーレスク》 VR 火文明 (9)
進化クリーチャー:アーマード・ワイバーン 8000
進化−自分のアーマード・ワイバーン1体の上に置く。
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、このターンの後にもう一度自分のターンを行う
W・ブレイカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。



DM-09に収録された唯一の進化アーマード・ワイバーン。

ドラゴンにお株を奪われてすっかり日の目を見なくなってしまったワイバーン種族の進化形。

しかしこの《聖剣炎獣バーレスク》は、あの悪名高い 《無双竜機ボルバルザーク》 に匹敵するとんでもない効果を持つ。

もう一度効果を読み返してみてほしい…





進化−自分のアーマード・ワイバーン1体の上に置く。
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
W・ブレイカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。





そう、このカードは条件さえ満たせばもう一度自分のターンを繰り返せる

条件を満たし続ければずっと俺のターン!となり、どこぞの社長もビックリである。


しかし当然甘くはない。
第一に、このカードの最大のデメリット「自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す」を克服する事である。
このデメリットは、バーレスクはもちろんのこと進化元となったクリーチャーも手札に戻ってしまう。
つまり、9マナたまったところで場にいるワイバーンをバーレスクを進化させ、シールドをブレイクしエクストラターンを得ても、進化元がもう一枚場に出ていなければ更なるエクストラターンは見込めないのである。

ゆえに、自分のマナゾーンに進化元のマナ+9マナ以上なければ無限ターンは成立しない。

第二に、相手のブロッカーを消すことである。せっかくバーレスクを出したのに、相手の場がブロッカーで固められていたら意味が無い。
バーレスクは相手プレイヤーを攻撃(=シールドをブレイク)しなければエクストラターンを得られないからだ。
相手のブロッカーが1体しかいないならまだしも、大量のブロッカーで固められていたらどうしようもない。

勝舞も作中で「強いけど使いにくい」と発言するのもうなずけるクセの強さである。

この2つの条件を満たすことは果たして出来るのか…それが出来てしまうのがデュエル・マスターズである。

まず、第一の条件である膨大なマナを確保するために使うカードがこれ。

《クリスタル・フュージョン》 R 自然文明 (8)
呪文
自分のマナゾーンにあるカードと同じ枚数のカードを、自分の山札の上から取り、自分のマナゾーンにタップして置く。

自分のマナが最低でも16マナになるすんごい呪文。
これにより次のターンからは最低16マナを使え、やりたい放題出来る。
ただしライブラリアウトには注意。
後に登場した《恵みの大地ババン・バン・バン》でも同じ動きができる。こちらはモンスターが残るので戦線維持が楽になる。


次に第二の条件であるブロッカーの除去であるが、ブロッカーを一掃するカードならいくつか思い当たるかもしれない。

しかし、進化元になりつつ、ブロッカーを全滅させるワイバーンがいるとしたら…?





クリムゾン・ワイバーン》 SR 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の墓地に置く。

記念すべきDM第1弾のスーパーレア。
再録されていないため手に入れにくいのがネックだが、まさにバーレスクのためにあるクリーチャーと言っても過言ではない。

8マナは重いと感じるかもしれないが、《クリスタル・フュージョン》を使った次のターンにマナチャージをすれば、自分のマナゾーンには17マナ存在する。
つまり…

クリスタル・フュージョンを使った次のターン、マナチャージ→クリムゾン・ワイバーンを召喚→聖剣炎獣バーレスクに進化→シールドをブレイク→エクストラターン獲得→ずっと俺のターン!! 


他に相性の良いカード


ストームジャベリン・ワイバーン》C 火文明 (4)
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 7000
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。このクリーチャーは、タップされてない光と水のクリーチャーを攻撃できる。

軽くて制圧力の高い万能クリーチャー。進化元にもなる。
光、水は大量に小型ブロッカーが並ぶことも多いためこのカードと無限掌でがら空きにさせる戦術も有効。


エグゼズ・ワイバーン》UC 火文明 (3)
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 5000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のターンが終わるとき、このクリーチャーがバトルゾーンにあれば、自分の手札に戻す。

最軽量のアーマード・ワイバーン。相手のブロッカーがいない場合はクリムゾン・ワイバーンの代わりに使えば5マナ浮く。

ちなみに背景ストーリーではバーレスクの進化元とされている。
額にエグゼズの盾の模様があったり手札に戻ってしまう共通点がある。


インビジブル・スーツ》 C 水文明 (2)
クロスギア
これをクロスしたクリーチャーのパワーは+1000され、ブロックされない。

軽くて毎ターン使え、後述する「天敵」の対策にもなるカード。エグゼズと合わせればクリムゾン・ワイバーンを使うより便利かもしれない。


無双恐皇ガラムタ》 SR 闇/自然文明 (6)
クリーチャー:ダークロード/アース・ドラゴン 5000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
シンパシー:デスパペットおよびビーストフォーク
このクリーチャーが攻撃する時、このターンの終わりまで、誰も「S・トリガー」を使うことはできない。

バーレスクがデモハンなどで墓地送りにされるのを防ぐことが可能。ただし闇文明が入る点に注意。



と、バーレスクについて説明してきたが、実は「天敵」が存在する…

光牙忍ハヤブサマル》 C 光文明 (3)
クリーチャー:ガーディアン/シノビ 3000
ニンジャ・ストライク4
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンのはじめまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「ブロッカー」を得る。

ふざけている。
人がせっかくクリムゾン・ワイバーン→バーレスクとつなぎ、いざ「ずっと俺のターン!!」と攻撃しようとすると突然やってくる。
何だ貴様は? 乱入してくるとはとんでもないヤツだ。

コイツを防ぐためには事前にハンデスでハヤブサマルを潰しておくか、前述の通り、インビジブル・スーツなどでバーレスク自身をアンブロッカブルにするしかない。


しかし幸いなことにこの無礼者は2011年1月から殿堂入りし、1枚制限となった。
やったねバーレスク!

他には不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシーなどにも同じ様に注意が必要。コイツにもやはりアンブロッカブル化が有効。
ただしこちらも殿堂入りなのでそこまで気にしなくてもよい。

光器パーフェクト・マドンナ「やあ」カエレ


数多の決闘者が夢見るエクストラターンというロマン…
それを叶える《聖剣炎獣バーレスク》が非常に面白いカードであることがお分かり頂けたことだろう。

クリスタル・フュージョンを使ったデッキは所謂【ターボバーレスク】と呼ばれるデッキタイプだが、他にも《レオパルド・グローリーソード》、《母なる星域》などを使ってバーレスクを出しやすくするデッキが存在する。
使い方は無限大にあるのだ。

…しかし何故か流行らない。流行らないのだ。
というのもどのデッキタイプにしろ、大きなコンボを決めなければならないため運用が非常に難しく、そして安定しない。
更にその運用の難しさ故か、バーレスク自身が再録されないため入手困難。

挙句にエクストラターンを得るクリーチャーが次々と出てくる始末。しかもバーレスクよりも容易く・簡単に!!
……バーレスクはもう泣いてもいい。


ちなみにバーレスクとは茶番劇の意味である。
コンボを蓄積させなければ非常に使いづらいが決めてしまえば一方的にサンドバッグにできる、いかにもな名前である。




ずっと追記、修正のターン!!

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