レイヴン(テイルズ)

登録日:2011/01/20(木) 21:45:40
更新日:2023/09/30 Sat 23:30:10
所要時間:約 5 分で読めます







ああ、ここで死んじまうのか。さよなら、世界中の俺のファン




レイヴン(Raven)とは、ゲーム『テイルズオブヴェスペリア』に登場するおっさんパーティキャラクターの一人である。

CV:竹本英史
性別:男性
年齢:35歳
身長:170cm
武器:弓
サブ:小刀



ユーリが城に投獄された時に隣の牢屋にいた、謎のおっさん。

如何にも胡散臭いおっさんで、ユーリに魔核ドロボウの犯人に繋がる手掛かりを言ったり、騎士団長アレクセイによって自分が釈放された時、城の隠し通路を教えて牢屋の鍵まで渡した、ますます胡散臭くなったおっさん。

その後も帝国に追われたりしているユーリたちの前に何度も現れるが、二転三転する言動でパーティを散々振り回してきた為、仲間になった後も胡散臭がられている。中でもリタからは特に名前も呼んでもらえないほどに蛇蝎の如く嫌われてしまっている。


実は五大ギルドのひとつで、ギルド界を束ねているギルド「天を射る矢(アルトスク)」の幹部。
首領のドン・ホワイトホースからの信頼は厚く、主に帝国との交渉役を任されており、かなりの情報通である。



普段は飄々とした軽薄な性格で、ユーリやリタパティからは嫌味たっぷりで“おっさん”と呼ばれている。
かなりの女好き(好みはボインで大人な美女で、幼女やぺったんこに興味なし)で、温泉イベントでは覗き見に執念を燃やした。
また暑いのには滅法強く、砂漠で宙返りを披露したり、砂漠で鍋焼きうどんを食べても平然としている。逆に寒さには人一倍弱い。

一方で腹の奥底は誰にも悟らせない道化者で、実際はリタやジュディス以上に現実主義な価値観を持つ、シビアで冷酷とも取れる性格。

10年前に人魔戦争に参加していたらしく、その時に死にかけたらしい。


……まぁ……死ぬ気でがんばるのは、生きてるやつの特権だわな。死人にゃ信念も覚悟も……


































※WARNING!




※ここから先はテイルズオブヴェスペリアのネタバレも含まれるわよ~!






































後に傷心状態だったエステル共々、急に仲間たちの前からいなくなる。

どうしていなくなったのか戸惑う仲間たちを尻目に、ユーリはふと忘れかけていたフラグを思い出した。



レイヴンと初めて会ったのは帝都の牢獄の中で、騎士団長アレクセイが直々に釈放していた事を………























やはり、犬の鼻はごまかせんか



その正体は帝国騎士団隊長首席……すなわち騎士団のNo.2であるシュヴァーン・オルトレイン

元は騎士団の人間で、アレクセイの命令で「天を射る矢」に所属していた。
ユーリたちの旅に同行していたのも、アレクセイの命令でエステルを監視するよう言われていた為である。

10年前に騎士団として人魔戦争に参加した際に死亡したが、アレクセイによって心臓魔導器を埋められて蘇生した。
しかし一度死んだ身では生きる意味を見いだせず、「死人」としてアレクセイの命令に道具のように従っていた。
心の中では手段を選ばないアレクセイのやり方が間違っていると思いながらも、それを他人事として捉えていたようである。



最終的にはユーリたちを裏切ってエステルをアレクセイに引き渡し、バクティオン神殿でシュヴァーンとして一行に立ちふさがる。
しかし、ユーリたちとの触れ合いや、スパイと知りながら自分を信じてくれていたドンの意志に触れ、助かった後は「レイヴン」という人間として生まれ変わって生きる事を決意する。その際にけじめとして鉄拳制裁を甘んじて受け入れ、ユーリたち「凛々の明星」に自分の命を預けた。
エステルについては、彼女から制裁を食らう事でちゃんと許してもらえた。


騎士団時代にキャナリという想い人がいたが、人魔戦争で亡くなっている。彼女には恋人がいた為、完全に片思い。

レイヴンは知らなかったが、キャナリの恋人はイエガーだった。
イエガーとも10年前に騎士団にいた頃からの旧知だが、ユーリたちの前では他人のふりをしている。心臓の事や、キャナリの事や、同じようにアレクセイに従っていた事やら、互いに浅からぬ因縁を持つ。



レイヴンの時シュヴァーンの時はだいぶ印象が違うらしく、フレンですら気付けなかった。
ユーリたち曰く「シュヴァーンの話を聞けば聞くほど、おっさんから遠のく」らしい。
本人はシュヴァーンの話はしたがらないが、どちらも自分である様子。
少なくとも、女好きの変態である事は紛れもない素である。

小説『虚空の仮面』では、亡都ファリハイドの名門貴族出身で、本名はダミュロン・アトマイスということが明らかになっている。
平民と貴族の混成部隊であるキャナリ小隊に所属していて、副官を務めていた。
この物語はドラマCDにもなっている。



【戦闘面】

変形弓や魔法を使った遠距離攻撃が主体。回復技として「愛の快針」などを覚えるが、女性→ラピード→男性→自分と優先順位が決められているので、任意のキャラに行き届きにくく、序盤はあまりアテにはならない。しかし強化されると三人同時に回復出来るようになる。詠唱もなくカロルのように仲間に近づく必要もないためかなり優秀。また、最大の特徴はスタイルチェンジで、これは敵との距離が近いと通常攻撃や特定の技が変わるというもの。このおかげで接近されてもある程度自衛が可能で、上手い人なら遠近混ぜ合わせたコンボが出来るはず。
しかしどういうわけかレイヴンのコンボは結構地味。

体つきはわりと頑丈に見えるが、心臓の事情のせいかHPと物理防御が低く、接近戦には向いていない。また操作にも慣れが必要で、わりと上級者向き。

秘奥義は「ブラストハート」。心臓魔導器の力を開放して敵を攻撃するが、心臓に大きな負担がかかり、使用後はしばらく動けなくなる。
また時間を止める「ストップフロウ」の連続使用も心臓に負担がかかる。

魔術は色んな意味で他のキャラよりもインパクトがある。まぁパティもだが。



「カチカチ ツルツル ピキピキ ドカ〜ン。インヴェルノ!」

「いつも心はピンク色、食らえ恋心。」




ちなみにシュヴァーンの時はわりと普通な詠唱になる。






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最終更新:2023年09月30日 23:30