四聖獣モデル(爆転シュート ベイブレード)

登録日:2011/01/07 (金) 16:07:13
更新日:2021/07/09 Fri 07:55:40
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四聖獣モデルとは、爆転シュート ベイブレードに登場する主役級キャラクターの使用するベイブレードである。
それぞれ攻撃型のドラグーン、バランス型のドランザー&ドライガー(一部は攻撃型)、防御型のドラシエルが存在し、シリーズ毎に最新のギミックを先取りする形で進化していった。

明確なキャラクターモデルで発売されたベイブレードはドラグーンが初で、以後ドランザー、ドラシエルの順に誕生、最後に初のSGモデルであるドライガーの発売により4種が揃った事になる。

設定では4体全ての四聖獣が揃うと凄まじい力が得られると言われており、火渡カイがその力を求め木ノ宮タカオのドラグーンを奪おうとした事も。



◆ドラグーン

主人公・木ノ宮タカオのモデル。
メインカラーは白でモチーフは青龍。
主な特徴はスパイク型A(アタック)R(リング)、ワイド型W(ウェイト)D(ディスク)、低重心グリップ軸。
総じてフラットな軸で暴れる攻撃型になっている。
また、S(スピン)G(ギア)システムが搭載されてからは、HMS登場まで唯一の左回転モデルとなった。

〇アルティメットドラグーン

最初期モデルにしてドラグーンのオリジン。
漫画ではこれが初代ドラグーンだった。
入手困難なベイブレードの代表格に挙げられる事も多いが、2002のDVDに復刻版が付属したり
同時期にブラックバージョンがコロコロ誌上通販で発売されたりと
最初期モデルの一角としては再販機会に恵まれていた。
メガロアーム、マケンドーという亜種が存在するが、
実態は名前、カラーリング、ウエイトディスクが異なるだけ。

〇ドラグーングリップアタッカー

玩具初のキャラクターモデル。
初の特殊軸であるグリップ軸を採用したモデルである他、
必須アイテムであったにも関わらずHMSまでは基本的にドラグーン系でしか入手できなかった
ドラゴンワインダーが初めて同梱されたモデルでもある。

アニメに端を発するブームに火が付く前に生産・販売された機体であり、
アニメ本編でタカオが殆ど使用しなかったために当時の子供たちからの人気・知名度があまりなく、
アルティメットドラグーンのように『最古のベイブレード』というブランドがあったわけでもないためか
後々復刻が行われたりもしなかった為、現在ではドラグーンの中でもかなり入手が困難な部類。

ちなみにアニメには登場してないように思われがちだが、実は第一話から第二話冒頭で使用しているのはこのベイブレード。ただしタカオがドラグーンを宿し、名付けたのはストームになってからなので、
厳密に言えばアニメで登場したこの機体は「ドラグーン」の名を冠している訳ではない。



〇ドラグーンS(ストーム)

スピンギア搭載機にして、初の左回転モデル。
セミフラットグリップ軸で素早く動き回りつつ、かつ自爆しづらい。
それまで存在した六角形のワイドディスクより、多角形になったことで円形により近づいたエイトワイド初採用。

極めて珍しいことに、限定品ではない通常販売品で2種類のパターンが存在する。
ステッカーパターンが黄色の初期型バージョンと赤色のアニメバージョンが該当し、
その違いはステッカーとビットの青龍のポージング、および破損しやすかったアタックリング形状の調整のみとなっている。
後の復刻でもアニメバージョンであるため、初期型の存在自体知らない人も多い。こちらも地味に入手困難。

〇ドラグーンF(ファントム)

アタックリングがP(ポリ)C(カーボネート)の「骨」を搭載した二重構造となっており、一撃が重い。
グリップ軸が前機よりも大型化し、自爆しやすくなったものの更に機動力が上がっている。
スペル間違ってますよとはよく指摘されるが、一応発売前に当時のコロコロで『造語』とフォローがあった他、
実はフランス語で「Phantom」の綴りは「Fantom」となるので一応間違ってはいないと強弁する事もできなくはない…多分。
アメリカでは名前を「Fighter」に変更された。

ちなみに、無印アニメでは最終決戦用にかつてのライバルであるアメリカチームなどが総力を結集して
このベイのアップグレードバージョンを、それまで使用していたFとは別に新規で作成した…という展開が挟まれた。
それ故、この手のホビーアニメの主人公用ワンオフ機としては極めて珍しいことに、
破壊などで再起不能に追い込まれた訳ではないのに、ほぼ同一の個体が2個存在する事になる。

〇ドラグーンV(ビクトリー)

初のマグネシステム搭載機。軸先に搭載されたS極マグネによって不規則な動きからの攻撃を得意とする。
グリップ軸ではないため暴れっぷりはやや控えめ。軸先マグネで重心が安定しており、バランス型に近くなっている。
NEOスピンギアにマグネコアを搭載すればダブルマグネで磁性を高めることも可能。
何気にエイトワイドより更に円形に近づいたテンワイド初採用。
スタイリッシュなフォルムから、ドラグーンの中でも人気は高い機体だが、
ギミックの都合上今までのドラグーンより全高が高めな点と、
アタックリングややや小型で、破壊力に今ひとつ欠けるのが難点か。
ちなみにアニメではG共々、新作になった瞬間エピソードが一切なく機体が変更されている。

〇ドラグーンV(ビクトリー)2(・ツー)

ドラグーンVはアタックリングが8枚刃だったが、再び4枚刃に。
グリップ軸がマグネ内蔵で復活し、更にマグネウエイトディスクによって磁力を高めている。
大型スパイク形状のアタックリングの破壊力は凄まじく、
ブレードベースのサポートパーツも攻撃型と、パワフルな機体。
全体的に優秀な機体が多いV2シリーズの名に恥じない名機である。
ブレードベースのカスタマイズグリップベースは軸をベアリングにしてサポートパーツを円形のものにすることで持久パーツとして重宝された。

〇ドラグーンG(ギャラクシー)

初のエンジンギア搭載機。シュート直後にレフトエンジンギアを開放し、速攻を仕掛ける。
エンジンギアを弱めに巻けば持久戦も可能。
エンジンギアのギミックの関係で全高が高く、軸もメタルセミフラット。

グリップ軸が再びリストラされた事で、持久力が若干克服されたものの破壊力が犠牲となり、
更にアタックリングもVを更に円形に近づけたような形状となってしまった為、
無改造では左回転+ファーストクラッチという攻撃的なコンセプトをいまいち活かしきれていない。
ジョイントでどこまで破壊力を引き出せるか、ブレーダーの腕が問われる機体と言えるだろう。

〇ドラグーンG(ギャラクシー)T(・ターボ)

V→V2への変遷と同様8枚刃から4枚刃に。
レフトエンジンギアターボとグリップ軸の同時搭載によって序盤の暴れっぷりが凄まじい。
軸は交換可能だが、交換対応ベイがほとんど発売されないままヘヴィメタルに移行した為意義は薄め。
漫画・アニメ共に活躍の時期が非常に短かったが、従来のドラグーンの集大成ともいえるそのフォルムとメディアでの活躍、
そして何より商品展開がHMSに切り替わる過渡期に作られたが故の生産個数の少なさと、
目玉パーツであるターボエンジンの破損しやすさが相まって、
未開封品や美品はドランザーGTと共にかなりのプレ値で取引されている。

〇ドラグーンM(メタル)S(ストーム)

ヘヴィメタルシステム搭載機。
グリップ軸とかなり低い全高のおかげで攻撃性能は抜群。
後に大型のグリップ軸&スパイクを搭載したアルティメットバージョンも発売。
だったら最初からそっちを出せと言いたくなるかもしれないが、あちらよりややバテにくいという利点もある。

HMSではスタジアムの形状が改善されたことで、それまで不遇だった攻撃型にスポットライトが当たるようになり、
特にアルティメットバージョンのランニングコアは最強の攻撃型コアとして非常に重宝されていた。
アニメでの最終決戦は必見。ブラックホールを打ち破るという本当に玩具販促アニメかと思う光景を見ることが可能。

〇ドラグーンM(メタル)F(ファントム)

頭文字Fのファントム再び。終ぞスペル間違いは直らなかったがやはり造語ということなのだろう。
アニメ終了後に発売されたランダムブースターでしか手に入らないため、
そもそも生産個数自体が非常に少なく、ドラグーン系の中でもかなり入手困難な部類。
GT以上の高値で取引されている。
実は原作漫画に1コマだけ登場した(最終話の最後のコマでタカオが使用)。
性能としてはグリップ軸のガイアドラグーン系。

〇ドラグーンストーム.W.X

ベイブレードバーストでリメイクを果たしたドラグーン。
左回転がなかったベイブレードバーストにおいて、初めて左回転であることを示唆したベイとなる。
回転させるには、同じく左回転ベイの「ロストロンギヌス」の専用ランチャーが必要と、地味に手間暇かかる。
機動力再現のために選ばれたのは、グリップ軸の超攻撃型ドライバー・エクストリーム。
レイヤー、ドライバーともに軽いため、優れた打点の割に防御力は紙同然なこてこてのアタックタイプに仕上がっている。

〇ドラグーンファントム.G.V

ストームからかなり間を開けて復活したバースト版ファントム。
構造上仕方が無いのかもしれないが、最大の特徴でもあったアタックリングの2枚刃はオミットされ
単に塗装で再現されただけになってしまった。
そして肝心の性能の方は、ドラグーンストームに次ぐレベルでレイヤーが軽いのに
形状的にバーストを非常に誘発させやすく、どのようなタイプとして使うにも頭を悩ませるレベルに…
オリジナルカラーのホワイト版はロックが比較的硬くてまだマシなようだが、
コロコロアニキ全員応募サービス版のゴールドは完全観賞用と言っても過言ではないほど。
ドライバーは多段ラバー軸のヴァリアブル。はじめはリメイク元とはかけ離れた大人しい性能をしているが、
使い込むことによって軸先が変形し、驚異的な機動力を発揮する。

〇ドラグーンビクトリー.St.Ev

復刻四聖獣はFで打ち止めかと思いきやランダムブースターVol.18のレア2枠で登場。
オリジナルと比べて大きい方の刃がやや寝た形状になり小さい方の刃が大型化したため、なんとなくドラグーンGっぽくも見える。
ランブー16に収録されたガイアドラグーン.Ar.Hn'に続いてビットチップがメタル化されており、先2代より重くなった。
ドライバーはエボリューション。使い込むことによって軸先が変形する点は先代と同じ。
ロックが固い割にバーストしやすいのは相変わらずだが、レイヤー自体が重くなった+最重量ディスクのスティングを装備していることもあってドライバーをダッシュ系に変えると割とマシになる*1
流石にマグネシステムは再現されていない(バーストにそもそも存在しないので仕方ない)。
ディスクとドライバーの組み合わせ&カラーリングのおかげでオリジナルの見た目を結構よく再現している。

〇ドラグーンビクトリー2.Wh.Xc´

四聖獣の復刻はまだまだ続く。ランダムブースターVol.25のレア2枠で登場。
オリジナルと比べると全体的に丸っぽくなっている。
下のパーツの再現度はそこまでだが、ディスクとドライバーにオリジナルであったサポートパーツやブレードベースに貼るステッカーを使用することでオリジナルに近づけている。
サポートパーツに貼るステッカーはオレンジと青の2種類があり、好きな方を貼ることが可能。
今回もビットチップがメタル化されており、さらにバーストストッパーも搭載されている。しかし、ホイールディスクはバーストストッパーに干渉しないため恩恵はあまり感じられない。

ディスクもドライバーもガチ勢御用達のパーツが揃っている。特にエクシードダッシュドライバーはこれ以外ではスタジアムのセットでしか手に入らない。相方のゾーンダッシュと強化パーツは未だ再録されていないが

◆ドランザー

ライバル・火渡カイのモデル。
メインカラーは青でモチーフは朱雀。
可変ギミック搭載型B(ブレード)B(ベース)が特徴のバランス型ベイブレード。

〇フロスティックドランザー

最初期モデルにしてドランザーのオリジン。
大型4枚刃による受け流し性能がシンプルに強く、根強い人気を誇る名機。
聖獣は現在の朱雀とは異なり、3つの頭を持つ氷のドラゴン。
ゲキリュウオウ、ビストールという亜種が存在するが、
アルティメットドラグーン同様、違いは名前とカラーリングとウエイトディスクのみ。
性能の評価は高いが、形状の問題で破損しやすく、
アメリカで販売されたハスブロ版では形状が大きく変更された他、
同期のアルティメットドラグーンやサイゾーとその亜種は国内で何度か復刻されたが、
この機体とその亜種は一度も復刻されることはなかった。

全くの余談だが、そのフォルムと性能、そして最初期しか出回らなかったという希少性から
ブーム当時も非常に高額なプレ値で取引されているベイであった。
にもかかわらず、販促漫画『ブレーダーDJ』のGレボ初期頃の話で、
『初心者はまずはこのベイで腕を磨こう』的な扱いで唐突に登場した
(同型の亜種が当時再販されていたUドラグーンやサイゾーではなく、なぜか再販されなかったこれが紹介された)ため、
当時の読者(特にコレクター)は「んなこと言うなら再販してくれよ!!」と叫んだとかなんとか。


〇ドランザーオートチェンジバランサー

バトルの衝撃で攻撃→持久モードにチェンジする、タカラ脅威のメカニズム。
漫画では何故か持久→攻撃モードへのチェンジもやってのけた。
なぜかブーム当時、謎カラーのパチモンが大量に出回っていた機種でもある。

〇ドランザーS(スパイラル)

スピンギア搭載機。
手動で軸先を攻撃と持久のどちらかに切り替え可能。
特に持久モードはフリー回転メタル軸のおかげで高いスタミナを誇る。
そのギミックの関係で、攻撃モードの方が全高が高い。
シュート時に着地の衝撃で勝手に持久モードにチェンジする事も。

〇ドランザーF(フレイム)

発展した軸先選択ギミックにより、攻撃のフラット軸、バランスのセミフラット軸、持久のシャープ軸の3モードを選択可能。
スタジアムや敵のカスタマイズに合わせて軸を選択することで、常に相手より有利な動きが出来る。
ただし、軸が歪んだままシュートするとブレてブレてブレまくる。
無論そのままスタミナ切れ一直線。
この手の機種にありがちな事に、アタックリングは攻撃型としてやたら優秀。

〇ドランザーV(ボルケーノ)

マグネシステムと軸先変更ギミックを融合したモデル。
マグネコアと一体化するメタル軸を装備しており、裏返すことで攻撃のフラット軸と持久のシャープ軸を切り替え可能。
マグネドームに付属のモデルはスタジアムの特性に合わせ、N極マグネ搭載の持久型に変更されている。
特性上、下手な持久型よりよっぽど持久力に優れ、隠れた名機として定評がある。

〇ドランザーV(ボルケーノ)2(・ツー)

今回は回転力に対応したクラッチ機構で持久と攻撃を切り替える。
強めにシュートすると軸が飛び出して持久型となり、弱めにシュートするか回転力が弱まることで軸が引っ込んで攻撃型になる。
ドランザーとしては珍しい事に平べったく低い位置から大型のアタックリングで攻撃できるためか、
実は無改造でも攻撃型としてなかなか優秀な機体だったりする。

〇ドランザーG(ギグス)

エンジンギア搭載機。
バトルの衝撃でエンジンギアを開放するファイナルクラッチのおかげで後半に強い…
はずなのだが、エンジンギアの回転に対して回転力が落ちかけた本体がついていけず、
グダグダな状態で特攻を仕掛けてあっさり弾かれたり、そもそも不発になる事が多い。
この機体に限った話ではないが、そもそもファイナルクラッチのコンセプト自体にだいぶ無理があった。
攻撃を受けた際のカウンターにワンチャンスをかける形になるか。

〇ドランザーG(ギグス)T(ターボ)

回転方向と逆に動くリバースエンジンギアを搭載。
…したはいいが逆回転の実現のためにスタミナが犠牲になった感が強い。
エンジンギア搭載機最後の機体でもある。
また、種類こそ少ないもののドラグーンGT同様軸交換可能。
ラバー軸で暴れたり、ゼウスのPOM樹脂でスタミナを底上げしたり。
アタックリングを装着する向きによって、攻撃型と防御型を切り替えることが可能。
アニメGレボリューションでのドラグーンGTとの決戦は必見。もはやベイブレードという枠を超えた超決戦と言えるレベルでの熱い戦いである。
ドラグーンGT同様入手困難であることからプレ値で取引されている。

〇ドランザーM(メタル)S(スパイラル)

ヘヴィメタルシステム搭載機初のギミックベイ。
ドランザーS同様手動でモードチェンジ可能。
GT同様アニメにおける、ある名勝負が印象に残る。

〇ドランザーM(メタル)F(フレイム)

四聖獣モデル最終機。
これもランダムブースターでのみ手に入る希少種。
カスタムウエイトの「ウィングアタッカー」は形状が初代ガイアドラグーンを髣髴とさせるものの、
フリーシャフト軸によるスタミナを相殺しがちなのがネック。
スタミナを活用したい場合換装必須。

〇ドランザースパイラル.S.T

ベイブレードバーストで復活を果たしたドランザーS。
wbba.ストア限定商品。
ドライバーはトランスで軸先切り替えギミックの再現を行う。
…しかし、レイヤーがなぜか非常に緩くてバーストしやすい。

〇ドランザーフレイム.Y.Zt

スパイラルに引き続きドランザーFも復活。
今回はランダムブースターvol.9のレア枠という形で収録された。
ゼータドライバーで3モード切り替えを再現。(バランス型のセミフラット軸が防御型のボール軸に変更されてはいるが)
ついでに元のフレイムが持っていた軸切り替えの際の欠点も
メタルファイト時代に出た「ヴァリアレスD:D」の「軸を引っ張ってから切り替える」形式にすることで克服している。
スパイラル(とリメイク元)が余りにも弱い弱いと言われ続けた反動からか、
レイヤーのロックがガチガチに強化されてかなり強力なベイに仕上がっており、先代&リメイク元の汚名返上に見事成功した。
また、コロコロアニキ誌上通販でレッドカラーのものも販売され、かなりカッコいいと好評。

〇ドランザーボルケーノ.Hr.Dm

今回はタカラトミーモール限定Vシリーズ復刻セットに同梱。
ビットチップ部分の幅が小さくなったためリメイク元では途切れてしまっていたモールド*2がきれいな形になっているのだが、その部分のプリントはちゃんと無い。
軸のフリー回転パーツはハリケーンディスクのフリー回転機構で再現。
軸の切り替えはリメイク元と違うが、ディメンションドライバー自体が高さを自由自在に切り替え可能な為、リメイク元より戦法が広がっている。
セット発送前にランブーVol.21でシルバーカラーのレイヤーが先行登場した。ぶっちゃけウルボーグもどき

〇ドランザーボルケーノ2.0C.Rb'

ドラグーンV2に続きランブー収録。
全体的なフォルムの再現度がドラシエルVと並んで最高レベル。ドラグーンも黒ディスク+フレームにすればよかったのに
サポートパーツのクロスサバイバーに因んでかクロスフレームが採用され、横から見たときの爆転感が非常に高い。
ブレードベースのクラッチ機構の再現にはリブートダッシュが採用され、持久→攻撃から攻撃→再加速になった。このドライバーは他では限定ブースターの超ZヴァルキリーはじめしゃちょーコラボVer.でしか手に入らないため嬉しい再録である。

◆ドライガー

(コン) (レイ)のモデル
メインカラーは灰でモチーフは白虎。
主な特徴はメタル軸で、バランス型と攻撃型。
レイの登場が若干遅れた(Sシリーズの頃から)のもあって、唯一SG非対応のモデルが無かったりする。

〇ドライガーS(スラッシュ)

初のスピンギア搭載機。
軸先が僅かに尖ったメタルチェンジ軸により、スタジアム外側では攻撃型、内側では持久型の動きを見せる。
アタックリングの防御力にはかなりの定評があり、
このベイのアタックリング+ワイド系ディスク+ウルボーグベースの組み合わせは当時の鉄板であった。

〇ドライガーF(ファング)

遠心クラッチギミックとメタルフラット軸を搭載。
バトル前半はクラッチによって軸が固定されて攻撃型となり、後半は軸がフリー回転して持久型となる。
前半の自爆率が非常に高く、使いこなすためにはシュート練習が必須。
また、アタックリングが薄いので破損しやすいのもネックか。

〇ドライガーV(バルカン)

マグネシステム搭載機。
前機までのバランス型から一転、マグネコアに直結されたメタルセミフラット軸で動き回る攻撃型に変更された。
ランダムブースター8のハズレとして封入されたものは軸が尖っており、結構な持久力を誇っていた。

〇ドライガーV(バルカン)2(・ツー)

メタルチェンジ軸が復活し、バランス型に戻った。
…のだがそれ以上に特徴的なのが、アタックリングとブレードベースのサポートパーツが融合して巨大な2枚刃となっていることであり、見た目からして異質なベイ。
その大仰な見た目に違わず、常軌を逸した受け流し性能とアッパー攻撃性能を併せ持つ上、
一直線に攻撃を仕掛けられても巨大な二枚刃があっさり阻み、メタル軸のおかげで持久力も当然優秀と
隙らしい隙がほとんど見当たらない完璧なバランス型であり、HMSを除いた四聖獣モデル最強候補と言っても過言ではないほど。
と言うかHMSを除いた全モデルの中でも、トップ5に入りかねないくらい強力なベイ。
唯一の欠点は、サポートパーツが欠けやすいので、耐久性に難があることくらいか。

バーストでいう超王レイヤー(ダブルシャーシ)のような形状で、復刻版がどうなるかが注目されている。超王レイヤー化は流石にないと思われるが、フレームで再現するにしても既存のパーツでは再現できないためである*3
レイジロンギヌス3Aが一番近い。

〇ドライガーG(ガトリング)

エンジンギア搭載機。分類が再び攻撃型に変更されている。
ドラグーンGと同様に、バトル開始直後からエンジンギアを開放して速攻を仕掛ける。
肉厚のアタックリングによる攻防両面での優秀さなど、評価できるポイントはそれなりにあるのだが、
特徴的なギミックを搭載しているわけでもないため、正直他のEGシステム搭載機に比べると没個性気味。
先代であるV2のインパクトがあらゆる意味で強すぎたのも一因か。

〇ドライガーM(メタル)S(スラッシュ)

ドラグーンを差し置いて初のヘヴィメタルシステム搭載機。
際立った特徴は無いが扱いやすく、同シリーズの初代最強ベイと話題になった名機。
同シリーズの顔的存在。

〇ドライガースラッシュ.H.F

ベイブレードバースト仕様としてのリメイクが公表され、世間を衝撃に陥れたドライガーSのバースト版。
ランダムブースターVol.4にて封入。
メタルチェンジ軸の再現はされなかったものの、フラットシャープ軸のドライバーであるフュージョンでそれっぽい動き自体は再現されている。
Sシリーズリメイクの中では際立って優秀な強機体。
コロコロアニキ限定カラーとして、応募者全員サービスのブラックver.と抽選限定のゴールドver.も存在する。

〇ドライガーファング.0.Xt

ドライガーFのバースト版。
ランダムブースターVol.14にて封入。
攻撃→持久のクラッチ軸が当時存在していなかったためか、形状が近くなおかつバランスタイプのエクステンドドライバーを使用と、不遇に思えるかもしれないが、エクステンド自体が優秀なパーツであり、4枚刃のレイヤーも相まってリメイク版の中では使いやすい性能と化している。

〇ドライガーバルカン.10R.W

今回はタカラトミーモール限定Vシリーズ復刻セットに同梱。
今回はようやくメタル軸を再現…が、ウエイトドライバー自体後述のドラシエルSにあるように元は持久軸である。
しかしながらリメイク元自体案外暴れない形状である為ある意味再現性は高い。
また、リメイク元がアタックタイプだったのに対しバランスタイプ表記になっている。本家がモデルによってバランスだったりアタックだったりしたのを統一するためだろうか?



◆ドラシエル

水原マックスのモデル。
メインカラーは緑でモチーフは玄武。
メタルボールを搭載したブレードベースが特徴の防御型ベイブレード。

〇ドラシエル メタルボールディフェンサー

ブレードベースにメタルボール2個内蔵。バトル前半はメタルボールが外側に移動し、遠心力を高めることで鉄壁の防御を誇る。
回転力が弱まるとメタルボールが内側に移動し、持久に専念するように。

〇ドラシエルS(シールド)

スピンギア搭載機。前機のメタルボールギミックを再度搭載。
メタルボールを最大4個搭載可能……なのだが後に規定で禁止に。
ランダムブースター4の当たりで、最初からボールを4個装備しているパーフェクトディフェンサー版が登場したが、
そちらがレギュレーション上どのような扱いを受けたのかは不明。
軸先もボール状メタル軸。
ブレードベースはなかなか優秀で、マグネ期の全国大会優勝者が使用していた。

〇ドラシエルF(フォートレス)

フリー回転するメタルボール軸とグリスによる少ない摩擦抵抗により、持久力が強化された。
…のだが、アタックの度に軸先からグリスを撒き散らす為、スタジアムがベトベトになる迷惑兵器と化している。
アニメでは猛威を奮ったブラックドランザーの猛攻に正面から耐えることが可能な程の、異次元の防御力を備える強力ベイとして描かれたが、
あまりにも強すぎてストーリーに支障を来しかねない為か、初代ではその直後にボーグに一対多でリンチされて聖獣を奪われ、ほとんど活躍できなかった不憫な子。
ただし、そのおかげか2002の出番がそこそこ…というか、3クール目である28話、…OP変更後まで使用されている
Vになった仲間たちの機体の出番を食うレベルの活躍もしているため、ある意味優遇されているかもしれない。

〇ドラシエルV(バイパー)

マグネシステム搭載機。
アタックリングの10枚刃とN極マグネコアのお陰で防御は完璧なのだが、スタジアムに吸い付く性質のせいかやたらバテやすい。
その欠点を補う為か、メタルボールが小型化し安定モードへの切替がやたら遅くなった。
先述の通り、Fの出番が2002では長く続いたため、V2共々アニメの出番が少ない。
どれくらい登場が遅いのかというと、ドラシエルがVになった次の話にドラグーンはV2になっている程遅い。

〇ドラシエルV(バイパー)2(・ツー)

それまで亀の甲を模していたアタックリングの形状が変更され、受け流しに特化した2枚刃となった。
また、メタルボールの位置を手動で切り替える形式となっており、これまでのドラシエルとは趣が大きく異なる。
軸先がメタルボールではなく、ただのプラスチックとなっており、イマイチ手抜き感を感じる。
ただし、今までのドラシエルがバトル中に切り替わる形であったのに対し、わかりやすく切り替わるようになったのは利点かもしれない。
アニメでの登場がVに引き続いてめちゃくちゃ遅く、なんと登場したのはラストバトル一歩前の47話。2002は残り5話である。
しかもFのように続編でも大活躍という程活躍したわけでもない。

〇ドラシエルG(グラビティ)

メタルボール軸のエンジンギアを搭載。アタックリングの形状は再び亀の甲に。
ファイナルクラッチを防御に活用しているが、概ねドランザーGと似た欠点を持つ。
特徴のメタルボールは非常に小さく、機能しているかは怪しいところがある。
ちなみに、そのメタルボールはクラッチを機能させるための「つまみ」に内蔵されているため、分解しなければ取り外せない。
アニメではF、V、V2の時とは違い、出番が早い。

〇ドラシエルM(メタル)S(シールド)

ヘヴィメタルシステム一番の被害者。
BB廃止によりメタルボールもオミット。
でも、ARがメタルになったからいいよね!

<オレモメタルニナッタゾ
<オレモダ
<……

(´・ω・`)

その上、ABS素材が剥き出しで割れやすい欠陥を持つ。
正直他モデルに比べ不遇。

〇ドラシエルシールド.C.P

ドラシエルSもベイブレードバーストにて復刻。
ドライバーは四方に重りの付いたボール軸ドライバーであるプレスを使用しているが、軸はメタルボールではない。
メタルボール軸のドライバーはあるにはあるのだが、スタミナ系に分類されるために候補から外れたと思われる。
元のシールドよりもアタックリングもといレイヤーが分厚く、亀の頭部は引っ込んでいる。
あまり頭が飛び出てるとフェンスに引っかかってバーストされかねないから仕方ない。
ランダムブースターVol.5に封入。
ちなみにメタルボールギミックはジリオンゼウスというベイに受け継がれており、レイヤーに遠心力で動くメタルボールを内蔵している。

〇ドラシエルフォートレス.10.Pl

Fシリーズで唯一タカラトミーモール限定復刻セットのみに同梱された機体。
今回はメタルボール搭載のプラネットドライバーがタイプの垣根を超えて搭載されたことにより、リメイク元のメタルボール軸と遠心力によるメタルボール機構が再現された。さすがに軸先のグリスは無理だったが。
リメイク元と比べてもレイヤーの形状は多少滑らかになってるものの、8枚羽が再現されている。ただ縁が薄い為スマッシュ攻撃に弱いため要注意。
ランダムブースターvol.18にブルーメタリックver.のレイヤーがラインナップされている。

〇ドラシエルバイパー.Ar.Om

今回はタカラトミーモール限定Vシリーズ復刻セットに同梱。
深緑のカラーリングも再現されている。
今回は再現パーツが増えたからか、オービットメタルで軸先メタルボールを、アラウンドディスクでメタルボール機構とブレードベースの形状が再現されているうえ、先代との性能の差別化に成功している。見た目の再現度はセットの中でダントツ。



◆番外:ガイアドラグーン

(すめらぎ)ダイチのモデル
主な特徴はフリー回転式二重AR。
モチーフは恐らく黄龍。
本来は四聖獣モデルでは無いが、主役級モデルなのでこの項目に記しておく。

◇ガイアドラグーン

コロコロの読者デザイン企画から生まれた誌上限定販売モデル。
カラーを何度か変更して販売されたが、全てが限定販売であり、一般では販売されなかった唯一のガイアドラグーン。
小型メタルボール「Gボール」を5個も搭載したBBと限定WDヘビィアタック、そしてフリー回転ウイングによる重く粘り強い攻撃が持ち味。
ただし、一度傾くとそのフリー回転ウイングが地擦りしてそのままスタミナ切れになりがち。

◇ガイアドラグーンV(バースト)

マグネシステム搭載機。
このモデルから一般販売になった。
二重アタックリングとメタルフラット軸で大いに暴れてくれる素直な攻撃型ベイになっている。
ちなみに劇場で先行販売が行われた。

◇ガイアドラグーンG(グレート)

エンジンギア搭載機。
メタルフラット軸とファイナルクラッチにより常に激しく動く。
特徴のフリー回転アタックリングはもはやプラスチック製の丸ノコの如し。

◇ガイアドラグーンM(メタル)S(スパイク)

本家ドラグーンを差し置いて初のヘヴィメタルシステム搭載機。
一応二重アタックリングだがフリー回転はしない上軸もフラットではあるがメタルではないなど、
初期モデル化に伴って没個性気味になった感が強い。

〇ガイアドラグーン.Ar.Hn'

コロコロ応募者限定機の代名詞ともいえるガイアドラグーンのバースト版。
ランダムブースターVol.16にて封入。
二枚刃のフリー回転アタックリングは多少小さくなったが再現されており、さらに本機からビットチップにあたる中央パーツにメタル素材を採用し、重量が増した。
加えて鉄球が内蔵されていたブレードベースもメタルボール内蔵のアラウンドディスクとオレンジ色の小径ラバー軸で再現のみならず、バネが硬いダッシュドライバーによりバースト耐性が高い。
これにより、リメイク版の中では高い性能と再現度を誇っている。

〇ガイアドラグーン.10E.Ir

今回はタカラトミーモール限定Vシリーズ復刻セットに同梱。
二重構造のレイヤーはもちろん再現されている。
加えてメタルフラット軸のアイアンドライバーによる暴れつつもスタミナがある安定した性能を見せてくれる。


追記・修正・ゴー・シュート!!

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最終更新:2021年07月09日 07:55

*1 先代はダッシュを付けるとかえってバースト時に盛大に吹っ飛ぶ有様だった

*2 チップがない側の「DRANZER V」のロゴ部分

*3 ストームペガシスのように復刻で新規パーツを採用した例はあるものの、実質専用パーツとなると例がないため。