チャレンジモード(ピクミンシリーズ)

登録日:2011/02/13 Sun 01:47:04
更新日:2025/02/25 Tue 05:27:45
所要時間:約 6 分で読めます





ピクミンシリーズ』のゲームモードの一つ。
本編とは違い、スコアをどれだけのばせるか挑戦するモード。
1と2では内容が全く異なるが、共通してラスボスは出てこない。

また、後継となる3の『ミッションモード』と4の『ダンドリチャレンジ』についてもこちらで紹介する。


ピクミン1のチャレンジモード


遭難地点、希望の森、樹海のヘソ、大水源、最後の試練。
上記5つの探索エリアのうち1つを選び、1日が終わるまでにピクミンを何匹増やせるかを競う。
本編とは原生生物やペレットの配置が大きく変わっており、無駄のない行動が要求される。

今もなお多くのプレイヤーに記録を更新され続ける、人気のモードである。




ピクミン2のチャレンジモード


本編でお宝「あのカギ」を回収すると解禁。
用意された30の洞窟コースから一つを選び、制限時間内にできるだけお宝や原生生物を回収、脱出し合計金額を競う。
生き残ったピクミンの数や脱出時の残り時間も最終スコアに加算されるので、いかに犠牲を出さず素早くクリアするかが高得点を出す上でポイントとなる。
全ての階層で必ずあのカギが出現し、これを回収することで次の階層に行ける穴、もしくは脱出用の間欠泉が出現する。
ただ間欠泉は100%枯れているためピクミンで掘り返しを行う必要がある。時間ギリギリの場合注意。

連れて行けるピクミンの数や色、そして持って行けるスプレーの数は、コースごとに異なる。
最初は5つのコースしか選べないが、コースを1つクリアするごとに新しいコースが選択可能になる。
コースの内容は簡単なものから本編以上に鬼畜なものまで様々。

地形や配置はランダムなので運も左右する。
特に卵からごく稀に出てくるタマゴムシは1匹運ぶだけで20秒のタイムボーナスと同等の価値が発生してしまう為、ガチで極めた人ほどお祈りゲー化する羽目に…

ちなみに2Pプレイ可。1人プレイのときは本編と同様にオリマールーイの2人を動かし、2人プレイのときは1Pがオリマー、2Pがルーイを操作する。


全てのコースでピクミンを1匹も殺さないノーミスクリアを達成すると、おまけムービー「ルーイの秘密」が解禁。
そこではストーリーの根本に関わる衝撃の事実が明かされる…



ピクミン3のミッションモード


短い制限時間以内に目的を達成するモードが「お宝をあつめろ!」「原生生物をたおせ!」「巨大生物をたおせ!」の3種類用意されている。
本編の進行状況に関わらず挑戦できるが、「巨大生物をたおせ!」のみ本編でボスを倒さなければ解禁されない。
また、一部モード&ステージでは本編では登場しない紫&白ピクミンを使うことができる。

どのモードでも結果に応じて銅・銀・金・プラチナのメダルが貰えるようになっており、ハイスコアは本体内セーブデータにランキングとして保存される。
また、インターネットにより全世界でのスコア登録や分布を見ることができ、自分と同じスコアのプレイヤーが他にどれだけ居るかを見ることもできる。なおあまりにも高すぎるスコアを叩き出すと分布図の外に行ってしまい「想定外」と表示される。

Wii U版の『3』では「お宝をあつめろ!」「原生生物をたおせ!」の一部コースが追加DLCとなっている。
Switch移植版の『3DX』ではDLC扱いだったコースが全て収録されているほか、制限時間をオーバーしても「居残り」としてコンプリートするまで遊ばせてくれる機能が追加された。

○お宝をあつめろ!

マップ内に配置されたお宝(果実や金塊)と原生生物を制限時間以内にどれだけ探査ポッドやオニヨンへ回収できるかを競う。

『2』のチャレンジモードを踏襲した内容だが、あちらとは異なり地形や配置が完全に固定となった地上扱いのマップへの挑戦となる。
ランダムでない分楽かと思いきや、地形がより複雑になり本編にも出てこないギミックが登場するなど、綿密な段取り無くしてはコンプリート出来ない一筋縄ではいかないステージ揃いとなっている。
なお、コンプリートするとプラチナランクが確定するほか、タイムボーナスとして残った時間に応じてさらにスコアが加算される。

なお、ステージごとにプレイヤーが操作できるキャラの人数も異なっている。
DLCで追加された後半ステージでは本編通りのアルフ・ブリトニー・チャーリーの3人ではなく、アルフ・オリマーの2人を操作するステージもある。この場合必ずステージのどこかに行き倒れているルーイがおり、彼を回収する事でルーイが操作可能になる(同時に動かせるキャラが1人増える)というギミックになっている。

○原生生物をたおせ!

マップ内に配置された原生生物を制限時間以内にどれだけ倒せるかを競う。

倒した段階で原生生物の強さに応じたスコアが加算されるので、わざわざ死骸をオニヨンに運ぶ必要はない。
とはいえほとんどのステージでは最初に連れている、もしくは周囲に埋まっているピクミンの数が少ないので、強い原生生物を倒すためにそれなりの数を増やさなければならない。
なお今作のミッションモードではピクミンの増加・死亡がスコアに直接影響しないため、時には犠牲覚悟で突っ込ませるのが有効になる時もある…かも。
マップ内の全ての敵を倒した段階でコンプリートとなりプラチナランクが確定するほか、タイムボーナスとして残った時間に応じてさらにスコアが加算される。

こちらのモードでもステージごとに操作キャラの数が変わる仕様は同じ。アルフ・オリマーの2人でスタートした場合はステージのどこかでルーイが倒れているのも同様。

○巨大生物をたおせ!

本編に登場する巨大原生生物(ボス敵)を指定されたピクミンで制限時間以内に倒すことに挑む。
もちろん本編で倒した事の無い相手には挑戦する事が出来ない。

本編とは異なり自由にピクミンを編成する事が出来ず、必ず指定された色と匹数のピクミンで挑戦する事になる。
そのため一部のボスに使えた救済策的な突破方法(大量の羽ピクミンにゲキカラを使って突撃させるなど)はそもそも使えないパターンが多い。
また最初からその数のピクミンが隊列に居る訳ではなく、およそ半分ほどはマップの端の方に埋まっているため、どうにかして引き抜いてやる必要がある。

なおこのモードにおいてもピクミンの増加・死亡はスコアに直接影響せず、あくまで撃破した時点での残り時間がそのままスコアとなる。



ピクミン4のダンドリチャレンジ


『2』のチャレンジモードや『3』の「お宝をあつめろ!」同様、お宝と原生生物を制限時間以内にどれだけ回収できるかを競う。

今作のダンドリチャレンジは本編ストーリー中に内包される形となっており、探索エリア内に存在するダンドリチャレンジ洞窟に入る事で挑戦できる。
ダンドリチャレンジ洞窟には葉っぱ人という要救助者が隠れ住んでいて、チャレンジを成功させると彼らを救助して連れ帰る事ができるようになる。
また、ジンという探検家を救助すると本作の拠点で一度クリアしたダンドリチャレンジへの再挑戦が可能。

マップは洞窟内だがルールは『3』の「お宝をあつめろ!」を踏襲しており、地形や配置は完全固定、ピクミンの増減はスコアに直接影響せず、回収物の合計スコアで(メダルなし)・銅・銀・金・プラチナのランク付けがされ、回収物をコンプリートするとプラチナランク。
銅メダル以上のランクを取ると一応のクリアとなり、本編が進行する。

ただし時間切れ以外の終了条件が回収物のコンプリートではなく、マップ上に回収可能なものが無くなった時になっている。
これは本作では氷ピクミンを使って原生生物を凍結粉砕し、死骸を残さずに敵を倒してしまえるため。凍結粉砕すると死骸が回収できない分スコアを失う形となってしまう。
その場合でもタイムボーナス分で死骸の分のスコアを補填する事ができればプラチナランクは取れるようにはなっているが、ハイスコアを狙うならできる限り死骸を回収したいところ。





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最終更新:2025年02月25日 05:27