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ディアンケト

登録日：2009/06/10 Wed 00:26:28
更新日：2025/10/29 Wed 08:52:43NEW!
所要時間：約 2 分で読めます


ディアン・ケト（Dian Cécht）はケルト神話に登場する治療と再生を司る神。
ディアン・ケヒト、ディアン・ケーフト等と表記されることもある。

【概要】

光の剣クラウ・ソラスを携えた英雄ヌアザの無くした片腕を某国家錬金術師よろしく鉄の腕に替えた逸話が有名なお方。
息子にはそのヌアザの他にキアン、ミアハがおり、娘にエーディン、アミッド等がいる。

非常に優秀な神だったが、息子キアンが上述のヌアザに本物と遜色ないような、肉があり血も通った義手を作るという優秀さを見せたことに嫉妬して彼を殺っちゃうお茶目な人。

後述の遊戯王のイメージが大きいため、きっとナイスバディな美人だったのだろう。
……と思いきや、実はケルト神話では男である。
もう一度言う、男である。
なお、その遊戯王で猛威を振るった「ブリューナク」を所持していたルーは孫に当たる。


【遊戯王OCGにおけるディアンケト】

《治療の神ディアン・ケト》
通常魔法
(1)：自分は1000LP回復する。

豊満な肉体にふくよかな胸、多くの熟女好き、B専を虜にしてきた魔性のカードでもある。
また海外版では豊満な胸と十字架（死者蘇生）によりデザインが変更されており胸を隠され死者蘇生がなくなり若干アメコミ風になっている。

発売当初は高い回復能力とゲームでの強さと妙なデザインで人気があり使うプレイヤーも多かった。
が、今の環境では、速攻魔法の《非常食》や永続罠の《神の恵み》、1枚での回復量も速攻魔法の《ご隠居の猛毒薬》に劣りわざわざ使うメリットはない。

初期のゲームでは、LPの回復量が5000と驚異の性能を誇っていた。
レアカードであり入手法が面倒臭く、カードにパスワードが存在しないのはそのためである。
封印されし記憶では二枚融合すると巨大化する。
なんてでかいババアだ。

余談ではあるが、大概のカードゲームでは回復が主眼のカードというのは初心者には好まれたりするが、あまり必要とされない。
主な理由としては
①場の状況を何一つ変えられない、ハンドアドバンテージを失う
②焼け石に水と成りうる場合が多い、時間稼ぎにしかならない
長期運営に伴いカードの性能がインフレしていくのは古典的なスポーツ群と異なる商品上やむを得ない話だが、回復力や持久戦能力を高めすぎて一戦ごとの所要時間も増すと、大規模な大会などの懸案事項になってしまうのはスポーツと同じこと。
結果、制作側としても「焼け石に水の回復力でなければならない」という傾向を肯定しがちなのである。

よって、何か作戦がなければ入るカードではない。
しかし、逆に理由があれば投入も検討されるわけである。
例えばデュエルリンクス環境は初期LPは4000であるが、2020年に禁止カードになるまでは【デビル・フランケン】が使用可能だった。
そのため、特殊召喚時のLP5000を捻出するために3積みされたりしている。

アニメ遊戯王GXにおいて前田隼人が自分の母親に似ているといってデッキに入れていた。
しかし周りはドン引きしていた。（フォローすると、アイドルカードの話題中の為、可愛いカードと言う周囲の予想の斜め上を行ったせいである）

また、遊戯王ZEXALにも登場。
WDC決勝大会・コースターデュエルのコース上に設置されており、それを利用してⅤ兄様が回復を行なったことから、兄様の嫁カード扱いされることもある。

遊戯王ARC-Vにはカード自体は登場していないものの、ディアン・ケトそっくりのベテラン講師が教える回復デュエル教室の看板が出ていた。

遊戯王SEVENSでは、このカードとバブル文化を元ネタとしたラッシュデュエル版「ディアン・ケト」モンスター群を安立ミミがエースとして使用。
「マブダチ」「ケトちゃん」呼びしており、思い入れも強いらしい。






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最終更新：2025年10月29日 08:52