安立ミミ

登録日:2020/07/06 Mon 21:51:40
更新日:2020/08/01 Sat 07:40:20
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あたち、安立ミミ。永遠の小学生、シクヨロ。


「安立ミミ(あたちみみ)」とはアニメ遊戯王SEVENSの登場人物である。
「あだち」ではなく「あたち」である。*1


CV:鈴木梨央


【概要】

主人公・王道遊我の通うゴーハ第七小学校に転校してきた少女。
遊我の創造したラッシュデュエルに興味を持ち、早速彼に近づき仲良くなろうとしていた。
妙なタイトルやどことなく古く臭い言葉遣いから、一部視聴者からかなり怪しまれていた…、







その重要な任務、お任せいただければ、バッチグーかと。





その正体は、大企業「ゴーハ社」の6人の高級幹部「トップ・オブ・ヘキサゴン」の一人。
つまり、実質的に最初のボスキャラとでもいうべき人物である。


実年齢もその幼い見た目に反し、本厄の37歳であり、かつ既婚者で子持ち
とどのつまり、合法ロリである

一応初登場話のタイトルで「小学生?」と脈打たれており外見と実年齢に差があることは予測されていたいた。
しかし余りにもベタな展開の為「一見小学生に見えない言動だけどちゃんと小学生」「むしろ園児」だとかもう一歩踏み込んで勘ぐった予測をされていた。
結果的には37歳と高めの年齢というある意味ストロングスタイルで予測を突破してきたのである。
過去のアニメ作品でも「○○さんじゅうななさい」とネタにされる女性キャラは多くいたが、この人はガチで37歳である。

子供の頃から外見が全く変わらず、買い物に行けば見知らぬ老婆から飴をもらい、
夜の繁華街を歩けば迷子と間違われ、バーに入るときは「私は大人です」とか書かれたプラカードを下げなければならない…と苦労が絶えない。ネオテニーの疑いもある。

その嗜好もバブル期(しかも古いものは85年頃のバブル初期)のものであり、好きなものは「イタ飯」「ルーズソックス」「ウーパールーパー」「ランバダ*2」と自己紹介で答えた。
台詞にも「バッチグー*3」「チョベリバ*4」「タクシー券*5」「アッシー・メッシー*6」とちびっ子どころか20~30歳の成人すら置いてけぼりなワードが目立つ*7
更に携帯電話はショルダーホンである*8。言動が古くさいのはともかく、代替品(スマホ、せめてガラケー)があるのに負担にしかならないはずのローテクをわざわざ使うのは何故なのだろうか……。ハイテク企業の幹部ですよ!?

ちなみに彼女のネタ元の流行った年代や世代は結構幅広いため、SEVENSの世界ではこれらの文化が一挙に流行ったものと推測される。
中国に比べれば変化が遅かった現実の日本のバブルですらイギリスやアメリカとは比べ物にならない変化があったといわれているのにそれ以上とは、
どんな異次元ぶりのバブルだったのやら…。

とまあ、ネタ要素満載な彼女ではあるが、実情は外見のハンデをバネに努力を重ね、30代で大企業の幹部を勤め上げる叩き上げ。
家でも良き母親として振舞っている等、社会人としても主婦としてはかなり有能な人物である。
が、抜けたところもあり、フィーバーする妄想にふけって尾行対象をあっさり見失うなどポンコツめいた場面も多い。

なお本来の一人称は「私」だが、潜入中は子供っぽさを出すためか「あたち」で通している。ぶっちゃけ逆効果だが。
苗字の読みでもあるので使いやすいのだろう。

【本編での活躍】

ゴーハ社はラッシュデュエルのアンインストール方法を探っており、その秘密を持っていると睨んだ遊我に近づくべく小学生を装って彼に近づく。
彼の持つ「ラッシュデュエルのひみつがぜんぶかいてあるノート」を入手しようと彼らに取り入り
ルークに「ティラミスとナタデココとパンナコッタの詰め合わせ」、ガクトに「最新最高級のビデオデッキ*9」、ロミンに「オリジナルカセットテープ*10」をプレゼントした。サーチとチョイスは抜群であり、物自体は喜ばれている。
なお、遊我はアンインストール負荷の極悪プログラムを企業に仕込むような小学生らしからぬ邪悪な男と思われていたせいか、「現ナマ30万円」だった。いらないよ……

だが夜中にノートを盗み出そうとした時に彼女を怪しんでいた遊我達に見つかってしまう。

そこで「ラッシュデュエルのことをもっと知りたかった」と誤魔化し、それに感銘を受けた遊我はノートを渡そうとするが、あまりの素直さに「罠ではないか」と疑ったミミは一転して拒否。

意地になった遊我はどうしても持って行かせようとするのだが、ますます疑念を深めたミミは拒絶、結果「秘密のノートの押し付け合い」というシュールな状況をラッシュデュエルで決着をつけることになり、一時は優位に立つも敗北。
諦めてノートを受け取り、本社に提出した。

が、その中身は遊我本人しかわからない「ロード」をまとめたイラストの塊であり、結局秘密は掴めなかった。
転校生として潜り込んだ都合上簡単に姿を消すわけにも行かなくなったミミは、遊我を監視することでアンインストール方法を探り出す方針に切り替え、潜入を続行することになった。

……のだが、既に第七小の女子(眼鏡おかっぱ娘とツーサイドテール娘のモブ2人)に怪しまれている辺り、先行きは怪しい。
遊我以外の面々にもゴーハの人間なのではと疑われてこそいるが、さすがに現役主婦かつ実子持ちの下手すれば先生より年上が同級生だとは欠片も思われていない。そらそうよ



【使用デッキ】


遊戯王OCG初期の女性モンスターをバブル期風にリメイクしたお水(水族)モンスターを使用する。
その名も「バブリー・エルフ」「ガングロ剣士カナン」「ワンレン・ラムーン」である。
ライフを回復しつつビートダウンで攻める堅実な戦法をとる。

切り札はまさかの「治療の神 ディアン・ケト」をリメイクしモンスター化させた「逆玉の神ディアン・ケト」。
攻撃力も2500と高く、お馴染みのライフ回復効果も健在。

召喚口上は

そそり立て肩パット!*11たなびけDCブランド!*12

眠れぬ街のネオンの花すら羨むほどに、いざケツカッチン*13で咲き誇れ!

と相変わらず今時の子供どころか20代すら置いてけぼりなものとなっている。



【家族】

  • 安立ヨシオ
第8話に登場した息子。小学4年生。
ラッシュデュエルに興味を持っていたが、ミミは仕事上の立場もあってか、「それは不良がやるもの」として難色を示す。
そこで学校新聞の「ルークのお悩み相談」に相談するも話がこじれてしまい、最終的には世紀末なヒーローのコスプレをしてルークとラッシュデュエル。
それを通じて母親に自分の気持ちを伝えることを決め、「ちゃんと勉強もすること」を条件に許してもらえた。
乗り物にのった獣人がモチーフの獣戦士族「獣機界」デッキを使用する。
また、本作初のフィールド魔法カードの使用者でもある。
好物は母の作るスパゲッティナポリタン。


他に夫もいると思われるが、現在未登場。
しかし、どう見ても小学生にしか見えないミミと結婚し、子供まで産ませた夫の性癖とは…
周辺からはロリコン扱いされたであろうことは予想できる。ロリコンの夢をもっとも現実に即した形で実現した夢の友として誠に遺憾である
一応実子であるとまでは明言されていないので、養子の可能性も0ではないが果たして。



【余談】

担当声優の鈴木梨央氏は15歳
キャラクターモデルは日本の女優「安達祐実」だと思われる。

基本的に年代がぼかされる遊戯王シリーズにおいて、まさかの年代ネタをブチ込んできた異色のキャラ。
このため「SEVENSは一体いつの時代なのか」という考察の材料になっている。*14



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最終更新:2020年08月01日 07:40

*1 なお通常のIMEで「あたち」で変換すると「足立」になる。

*2 1980年代後半に世界的に流行したペアダンス及び音楽のこと。ディスコで踊ることが多かったが、綺麗な言葉で言えば性的な要素も強く…悪く言えば下品な踊り(※日本の文化的に)とも言えるものでもあったためにランバダを禁止する場所もあった。

*3 「バッチリ」と「グッド」を組み合わせた単語。意味は「非常によろしい」

*4 「超ベリーバッド」を略した単語。意味は「非常に悪い」。なお、対義語の「チョベリグ」も当時使われていた。使いどころとして少々良いことや悪いことがあった程度でも使われていた。

*5 タクシー料金を精算できるチケット。今でもある

*6 「足と飯」即ち、それぞれ運転手をやってくれる、ご飯をおごってくれる男性。基本的に面と向かって言う言葉ではないため(特にメッシー)これで攻撃力ダウンするのもうなずける話である。

*7 30代の人間ですら知らない人が多そうである

*8 遊我たちはバッグだと思っていた。なおショルダーホンは85年に発売。いわゆる「携帯電話」の形になったのが91年である。なお、ショルダーホンは一部の好事家やプロが使っていた程度で一般に普及していたとは言いがたく、一般人は1985年ぐらいから流行したポケベルや1990~2000年代に普及していたPHS(通称ピッチ)1990年代後半ぐらいから普及し始めた現代で言う所のガラケーなどを使用していた。

*9 バブル当時既にVHSにシェア負けし衰退しつつあったベータマックス。なお劇中では商標の都合で「ベータ」となっている。

*10 カセットテープに馴染みのないロミンはA面B面がよく分からなかった

*11 服の外側に付ける世紀末救世主的な防具あるいは装飾品ではなく、バブル期に流行った肩の内側に縫い付けるインナー。これをつけることで肩の部分を外側から見てカクカクあるいはピンピンにキメていた。

*12 1980年代に流行した衣服メーカーブランドの総称。ブランドの集まりといっても商機的な経緯や受け取り側の誤解などもあり、統一性は実のところあまりなく結構フワフワしたものだった。とはいえ1970年代末に停滞していた衣服業界を盛り立てた功績も確かである。

*13 後のスケジュールが押している、あるいは変更が効かない状態のこと。

*14 ミミのモンスターを見たロミンは「親戚のおばさんが若い頃に流行った」と述べている。