イソギンジャガー

登録日:2011/09/23 Fri 03:27:35
更新日:2025/04/03 Thu 00:43:33
所要時間:約 3 分で読めます





イソギンジャガーの毒水をくらえ!

出典:仮面ライダー/東映/第84話「 危うしライダー!イソギンジャガーの地獄罠」/1972年11月4日放送

所属組織:ゲルショッカー
モチーフ:イソギンチャク+ジャガー
登場作品:『仮面ライダー
話数題名:第84話「危うしライダー!イソギンジャガーの地獄罠」
:辻村真人


【能力解説】
原作者の石ノ森章太郎が監督を務めた回に登場。
劇中でイソギンチャクとジャガーのイラストが示され、合体の過程がイメージ的に演出された。
強力な歯と触手を武器にして戦い、背中のイソギンチャクから毒水を噴出する能力や、瞬間移動の触手隠れや口の触手で相手を締め上げる必殺触手締めといった技を持つ強力な怪人。

これまでの改造人間と違って素体となる人間の頭に変身装置を埋め込み、ブラック将軍の命令で怪人化する。

また、『仮面ライダーOOO』に登場した炙りスルメが苦手なイカジャガーヤミーはイソギンジャガーをモデルに制作されている。


【仮面ライダー】
第84話にて仮面ライダーを抹殺するため、イソギンジャガーに改造された男・桂木がから上陸しブラック将軍の声で怪人化、手始めに自身を目撃した釣り人(演:石ノ森章太郎*1)を殺害する。
その後、本郷猛をおびき寄せる為にわざと赤と黄色のラリー車を使い自身の娘である桂木マキを襲撃し拉致に成功。
追ってきたライダーに地雷などの罠を仕掛けるが突破され、海岸で直接戦いを挑みライダーと互角の戦いを繰り広げる。

その間に滝和也がマキを救出し、ライダーに最期の戦いを挑むが、頭に変身装置があることに気づいたライダーがライダーポイントキックによって変身装置を破壊し、無事に元の人間の姿に戻る。
ラストは父と娘の再会の姿が描かれている。

すがやみつるによるコミカライズにおいてはTVシリーズとは設定が異なりながらも、
冒険王・テレビマガジン連載版共に「改造素体となったジャガー」が登場話におけるイソギンジャガーの立ち位置を左右しており
(前者はゲストキャラの家族を奪った仇敵、後者は少年が昔飼っていた友達という設定)
そういう意味ではTVシリーズにおける特異な扱いをある程度踏襲されていると言える。

余談だが、登場話の予告ではブラック将軍がナレーションを務め、「ちとシャクだが面白いぞ!」と悔しさ交じりにアピールしていた。
また本話ではゲルショッカーの基地が登場しない。


ゲーム
PS2仮面ライダー 正義の系譜』にBLACK偏の敵キャラクターとして登場。
ブラック将軍の命令で仮面ライダーBLACKと戦う。
この際、ブラック将軍はBLACKをイソギンジャガー諸共ガス室に閉じ込め、人間溶解ガスの餌食にしようとしたが、
直後にイソギンジャガーが爆発四散した衝撃でガス室のガラス窓が粉砕され、目論見が失敗する事となった。

その後、第5章の後半で邪眼の力によりイソギンジャガー転生体として蘇る。
元の姿と比べると現代版イソギンジャガーのような感じで格好いい。邪眼曰わく「本来の姿に戻ったまで」とのこと。
キングストーンを奪う為に襲いかかるが再び倒された。


仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
時を渡りスクリーンにて復活
大ショッカーの怪人となりスーパー戦隊の全滅を開始するが特別見せ場はない。
最終決戦ではダブルバースの狙撃で崖から突き落とされ、落下した所で待ち受けていたオーズに斬られて倒された。
なお、オーズは以前イカジャガーヤミーというこいつにソックリな怪人と戦っていた。





―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。

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最終更新:2025年04月03日 00:43

*1 ご存知仮面ライダーの原作者この回の脚本も担当している。