アットウィキロゴ

召喚師セームベル(遊戯王OCG)

登録日:2011/10/09 Sun 01:22:27
更新日:2026/05/22 Fri 19:27:58
所要時間:約 4 分で読めます





《召喚師セームベル》とは、『遊戯王OCG』に存在するカード。

《召喚師セームベル/Saambell the Summoner》

効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 400
自分のメインフェイズ時、
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。



概要

第7期第5弾パック「GENERATION FORCE」で登場した効果モンスター。
この「GENERATION FORCE」はエクシーズモンスターが初登場したパックであり、それをサポートするような効果をもつ。
「セームベル」は「same level」(同じレベル)からきていると思われる。

手札から自身と同じレベルのモンスターを出すことが出来るが、自身がレベル2なので普通に効果を使っても当然レベル2モンスターしか出せない。
攻守は低いので、効果でモンスターを並べランク2エクシーズに繋げるのが基本的な使い方である。
その他にレベル2のチューナーを出しレベル4シンクロに繋げるという手もある。

そしてこのカードは自分のレベルと同じモンスターを特殊召喚するので、他のカードの効果でレベルを操作してやれば他のランクのエクシーズ召喚も狙える。
ただしランク3エクシーズを狙うなら《切り込み隊長》、ランク4エクシーズなら《ゴブリンドバーグ》・《カゲトカゲ》といった汎用性の高いライバルがおり、ここでも優先するのは難しい。
そもそもランク2エクシーズを出すにしても《深海のディーヴァ》などのライバルも多く、このカードの優先度は高くない。

魔法使い族で低攻撃力なのでリクルート・サーチ・蘇生手段が豊富な点を活かしたいところである。
ランク2エクシーズを手軽に出すカードとしては悪いカードではないので、今後に期待できる。




















まあひと通りの説明はさておき、このカードで重要なのはやはりイラストである。


つまりかわいいのである。


そのため採用率はともかく人気は高い。衣装もなかなか手が込んでいるのでじっくり眺めてみるのもいいだろう。

ちなみにイラストで呼び出しているのは懐かしのバニラモンスター《はにわ》。なぜか顔が凶悪になっているが、《はにわ》もレベル2なので実際に効果で呼び出せる。

このカードが登場したときはランク2エクシーズが 《ガチガチガンテツ》というガチムチ♂モンスターしかいなかったことがネタになった。
「こんなかわいい子が ガチガチ♂になるなんて…」というわけである。

レベル2モンスターにはピケルクランウィンダなどといったかわいいモンスターも多いので、一緒にデッキに入れてみるのも楽しいかもしれない。
ただし出るのはガチガチ

実際のカードはノーマルカードだが『タッグフォース6』ではなんとレアリティがウルトラレア。イラストの力か。
また龍可のパートナーデッキに入っていたりする。


相性の良いカード

  • 《見習い魔術師》
《召喚師セームベル》をリクルート出来、自身もレベル2なので《召喚師セームベル》の効果で出せる、相互サポート。

  • 《ナイトエンド・ソーサラー》
効果で出せば除外効果を使用可能。

  • 《ネフティスの導き手》
エクシーズだけでなく《ネフティスの鳳凰神》に繋げることが出来る。
ただし肝心の【ネフティス】が最近力不足。

  • 《ギブ&テイク》
《召喚師セームベル》のレベルを上げ、高ランクエクシーズに繋げられる。
先に書いたようにランク3・ランク4はもっと効率が良い手段があるので、ランク5やランク7を狙いたい。

《霞の谷の神風》発動
→《召喚師セームベル》通常召喚
→《召喚師セームベル》の効果で《鬼ガエル》を特殊召喚
→《鬼ガエル》の効果で《召喚師セームベル》をバウンス
→《霞の谷の神風》の効果で《デルタフライ》をリクルート
→《デルタフライ》の効果で《鬼ガエル》鬼ガエルのレベルを上げてシンクロ

《氷結界の虎王 ドゥローレン》「おいすー^^」
……とお手軽かつ華麗なコンボも。


背景ストーリー

ZEXAL』期のカードであるセームベルだが、『ARC-V』期以降になって彼女のバックストーリーが明らかになってきた。
実はセームベルにはライズベルトという兄がいる。

《召喚師ライズベルト/Risebell the Summoner》

ペンデュラム・通常モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻 800/守 800
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げる。
【モンスター情報】
妹セームベルをとても大事に想っている、心優しき兄ライズベルト。
昼下がりの午後に妹と一緒に魔術書を読む時間は毎日の日課になっており、
そんな二人の仲睦まじい様子に周囲の人々は自然と心が癒されてしまう。

レベル3のバニラペンデュラムモンスターであり、取り回しは悪くない。
イラストはセームベルと戯れつつ召喚術の手本を見せているところのようだが、よく見ると後ろで2人を見つめる影が。
それがこの1人(ヒュプノシスター)と1体(トランスファミリア)。

《ヒュプノシスター/Hypnosister》

効果モンスター
星4/風属性/サイキック族/攻1300/守1400
(1):お互いのPゾーンのカードの数によって、
このカードは以下の効果を得る。
●1枚以上:このカードの攻撃力・守備力は800アップする。
●2枚以上:このカードがP召喚された
モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
そのモンスターを破壊する。
●3枚以上:相手フィールドのモンスターは攻撃可能な場合、
このカードを攻撃しなければならない。
●4枚:このカードが戦闘またはこのカードの効果でモンスターを破壊した場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。

《トランスファミリア/Trancefamiliar》

効果モンスター
星1/闇属性/サイキック族/攻 0/守 0
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、
他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。

途轍もなくセームベルに似た雰囲気を持つ人型モンスターと、その使い魔らしき黒猫型の影。

ざっくり解説すると、この後ヒュプノシスターがライズベルトを催眠術で洗脳してしまい、セームベルは兄を探し始める。
ライズベルトの方はその後、ヒュプノシスターと行動を共にする中で催眠を振り払うも、なぜかそのまま彼女を守るような行動をとり、最終的に異形の姿と化してしまった。
一方のセームベルはというと、

絆醒師(ばんせいし)セームベル/Saambell the Star Bonder》

ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻1400/守1300
【Pスケール:青7/赤7】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンにこのカードと同じレベルの
Pモンスターカードが存在する場合に発動できる。
もう片方の自分のPゾーンのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドに他のモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する。

召喚師としての修行を重ね、ペンデュラムモンスターとして成長。ライズベルトを探し出すべく本格的に動き始めた模様。


ここまで見れば「悪意に引き裂かれた兄と妹、催眠を用いて割り込んできた敵」という構図になるが、実はセームベルとライズベルトの関係については疑問符がつく。
というのは、2人が兄妹だというのはライズベルトのフレーバーテキストで語られているのみであり、さらに関連イラストを見ると割り込んできたヒュプノシスターは純粋にライズベルトを心配していること、トランスファミリアがシスターを唆した/操っていたことが示唆されているからである。

さらにカード性能としてみた場合、セームベルとライズベルトが全くと言っていいほど噛み合わない
ライズベルトはスケール2なので、レベル2の妹をP召喚できず、セームベルは自分と同レベルのモンスターしか呼べないのでレベル3の兄を呼んでこられない。
逆にヒュプノシスターはペンデュラムゾーンのカードに依存する効果を持つため、ペンデュラムモンスターであるライズベルトがいると効果が使えるようになり、さらにレベル4なのでペンデュラム召喚が可能。
一番の違いとして、ライズベルトはサイキック族なのにセームベルは魔法使い族。
まあ同族なのに種族が違うのは今に始まったことではないが、ヒュプノシスターもサイキック族となるとそれでは済まされそうにない。

ちなみに《絆醒師セームベル》の方はペンデュラムモンスターなので一応のシナジーは発生するが、P効果を使う場合ライズベルトを破壊して出てくることになる。

さらにヒュプノシスターのカード名は、意訳すると「催眠する妹」または「洗脳された妹」であり、トランスファミリアに操られていたことを考えると、彼女の方が実妹であり、セームベルは義妹である可能性が考えられる。
ちなみにライズベルトの変異体は以下。

調星師(ちょうせいし)ライズベルト/Risebell the Star Adjuster》

効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻 800/守 800
(1):このカードが特殊召喚に成功した時、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターのレベルを3つまで上げる。

OCG的には元祖ライズベルト。
さらに、

覚星師(かくせいし)ライズベルト/Risebell the Star Psycher》

効果モンスター
星4/風属性/サイキック族/攻1500/守1500
1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

獣の装飾が追加され、召喚師だった頃の面影がほとんどなくなってしまった。
そして……

悪醒師(あくせいし)ナイトメルト/Nightmell the Dark Bonder》

効果モンスター
星4/風属性/サイキック族/攻1500/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターとは元々のカード名が異なり、
元々の種族・属性・レベル・攻撃力・守備力が同じモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターをリリースして発動した場合、
この効果で特殊召喚するモンスターをEXデッキから選ぶ事もできる。

使い魔2体と同化し、とうとう異形のケモノと化してしまった。
果たしてこの兄妹とヒュプノシスターに隠された真実とは何なのだろうか……?




追記・編集は《はにわ》を召喚してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年05月22日 19:27