一人ぼっちの廃旅館一泊二日の旅

登録日:2011/06/18 Sat 13:23:17
更新日:2025/03/06 Thu 19:43:31
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2001年7月に執行された、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の罰ゲーム企画。
ダウンタウン・松本人志のビビリな姿が明らかにされ、彼にとって最大の屈辱とも言われる。

事の発端は2001年2月。
番組名物「対決&罰ゲーム」シリーズとして、24時間耐久鬼ごっこの雪辱を誓う浜田・ココリコ・山崎の4人vs松本による「競泳50mリベンジ対決」が行われた。
結果は見事浜田チームの勝利!流石の松本も水の抵抗には勝てなかったのだろう。
これにより、松本1人への罰ゲーム執行が決まったのだった。

【主な日程】
19時30分「旅館到着」
20時「夕食」(新館2階 宴会場)
21時「温泉」(新館1階 岩風呂)
22時「カラオケ」(新館2階 宴会場)
23時「花火」(玄関)
23時30分「お色気たっぷりナイトショー」(新館2階 宴会場)
0時30分「お堂参り」
1時30分「ビールと枝豆」(新館3階 陣馬の間)
2時30分「深夜の温泉」(新館1階 岩風呂)
3時「お布団」(新館3階 明王の間)
3時30分「お夜食」(どん兵衛のお湯を貰うため、2km離れた民家まで取りに行く)
4時「就寝」
6時「起床」
    「朝食」(新館2階 宴会場)
    「罰ゲーム終了」

一見平和そうに見えるスケジュールだが、そこにはもちろん様々な恐ろしいイベントが仕掛けられている。
多用されたものとしては、
  • 外から扉を叩く
  • ドアノブにローション
  • ブーブークッション
  • 「さまようジジイ」
  • 鎧を着た田島マネージャー
などがあるが、松本はそれら全てに反応し、終始ビビりまくりであった。
特に浴室では驚く際に何故か胸を隠す仕草をし、方正から「驚き方がオカマ」と言われた。
浜田「ホンマスベり知らずやなぁ」

他には
  • 特別ゲスト(心霊写真を持参したつのだじろう、自身の旅館での恐怖体験を話すつまみ枝豆)
  • 浜田らの訪問
  • 今夜が山田
などのイベントがある。
スケジュールが書かれたしおりには「指示に従わない場合はタイキックが登場します」との注意書きがあったが松本がゴネて指示に反する事はなかったため未登場となった

【主な出来事】
  • 旅館の女将として、笑ってはいけないシリーズでもお馴染みの元ダウンタウンマネージャー・藤原寛が登場。
    そして松本は、彼が部屋に入ってきただけですでにビビっていた。

  • さらに松本は、本来仕掛けではないはずの部屋の黒電話のベルにまでビビる醜態を晒した。

  • 松本を驚かそうと部屋のタンスから現れた浜田だったが、出現時に驚かす事には成功した(この際の松本の動きは必見)ものの松本のオナラにビビってしまった。

  • その後も、驚かす側のはずの浜田チームも仕掛けにビビってしまう。チャッキーのコスプレで松本の部屋に現れた山崎に至っては逆ドッキリにはめられた挙げ句、旅館の中で迷子になってしまった。

  • 松本の実兄、松本隆博さんが電話をしてきた。さらに隆博さんは弟を元気づけようと自作の歌を披露。
    「♪やっぱり なんじゃ かんじゃ 言うても 親孝行やで まつもと ひ~と~し~」
    松本「ものっすご弟の名前出てきてるやん」

  • 宿泊部屋に戻るたびにブーブークッションが仕掛けられていたが、松本によると不自然に座布団が盛り上がっていたため最初以外全部わかっており、段々とイラついたとのこと。「俺かて学習能力あるから…」

  • 花火タイム中、落武者に扮してパイを持ったヘイポーが登場するも、パイを奪われ逆に顔に喰らい、
    挙げ句パイで視界を封じられてパニックに陥り、迎えに来たスタッフをも怖がっていた。
    なお、大幅にカットされているが20〜30分ずっと「怖い!怖い!助けて!」と喚き続けていた(スタジオでの松本の証言より)。

  • ナイトショーにて登場したのは、お馴染み腰振りおばちゃん。妙な踊りをしながら松本に20分かけて39回ものディープキスをかました。松本曰く「バケモン」。

  • ナイトショーに時間をかけた理由は、その間に浜田とココリコの3人が隠れてまた驚かせようとする準備のため。松本「なんでお前らの段取りの悪さのためにあのオバハンにディープキスされなあかんねん!」

  • 男子トイレの小便器の目前の窓から女の霊が覗くという仕掛けは非常に怖いらしく、恐怖のあまり独り言を呟くわ、しゃがんで小便するわ。
    とうとうトイレにすら行きたくなくなった松本はついに、カメラと浜田チームの目の前で、室内で紙コップ(2杯分)に小便をした……。
    松本「アカン!!足りひん!!!」
    ストレスのせいかすごい色だったらしく、遠藤に「疲れてますねぇ」とつぶやかれている。
    最終的に藤原女将から「もう出ませんので…」と連絡が来たが「ほんまにやめろ!病気なるわアホ!」と怒鳴り散らした(それまでのことを考えたら当たり前の反応である)。

なお、撮影に使用されたのは神奈川県相模原市緑区 (旧藤野町)の陣馬温泉の旅館「陣渓園」(http://jinkeien.fc2web.com/)という営業中(このロケのみ特別に貸切)の旅館である。
もちろん、恐ろしい話も霊的な現象も、ブーブークッションも存在しません。


この恐怖のイベントは後に、笑ってはいけないシリーズのコーナー「驚いてはいけない」という形で恒例行事と化した。
そんなに怖くない内容でもビビる五人。そしてクライマックスの爆発&櫓はかなり金をかけていそうである。



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