中世編(LIVE A LIVE)

登録日:2012/05/05 Sat 06:06:23
更新日:2024/03/05 Tue 23:29:39
所要時間:約 6 分で読めます





東の山に魔王あり‥‥


邪悪な心 邪悪な力を持ち
邪悪な姿となりて‥‥


全てを憎むものなり。


西の山に勇者あり‥‥


強い心 強い力を持ち
勇ましき姿となり‥‥


魔王を打ち砕かん‥‥



かつて勇者が魔王を倒した地 ルクレチア。
今、魔王が蘇る……。
新たな勇者となり 魔王を打ち倒し、
王女を奪還せよ。



中世編

『 魔 王 』




中世編とは、LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは『魔王』
リメイク版の英語表記は「The Middle Ages」。他の編にあわせて「時代」表記。
全シナリオをクリアすることで解禁される。他のシナリオと違い漫画家による担当キャラクターデザイナーは存在せず、パッケージにもこのシナリオのキャラのみ掲載されなかった。
一応、他の編と同様に公式デフォルメイラストは存在し、攻略本等に使われている。
このデフォルメイラストは当時スクウェアスタッフであり後に『とーとつにエジプト神』等を手掛けることになるyukaが担当しており*1、原型となったゲーム内のドット絵は同じく当時スクウェアスタッフの加藤清文が手掛けていた。
そして2022年発売のHD-2Dリメイク版では、他の主人公共々生島直樹氏によりドット絵モデルの新規キャラクターイラストが制作された。

モチーフは王道的な和製RPGのアンチテーゼ+α
OPを除けばメインテーマである楽曲「LIVE・A・LIVE」が初めて使用されるシナリオでもある。
また、タイトル画面の遠景はこのシナリオと最終編の舞台「ルクレチア王国」である。

2006年にはディレクター・シナリオライターである時田貴司も交えて設定等をアレンジし、劇団R:MIXにより演劇化されている。
題名は『魔王降臨 LiveSIDE&EvilSIDE』
中世編及びLIVE A LIVE双方を意識したタイトルになっている。
設定は演劇独自にアレンジされており、登場人物にフルネームが付いていたり、ストレイボウに行方不明の妹がいたり、ウラヌスポジションが女性のサブリナに置き換わっていたりなど、ゲーム版とはまた違ったパラレルな設定になっている。
こちらは独自にシリーズ化されて続編『ストラルドブラグ 〜魔神邂逅〜』等も公演されており、後の『ルクレチア物語』の設定の下地になっている。

2022年(リメイク版発売後)には、非公式ではあるが、近未来編デザイン担当の島本和彦先生によって中世編全編が漫画化されフルカラー同人誌として発売された。どんだけライブアライブ好きなんですか島本先生。漫画という媒体のためしっかり喋るオルステッドや、どう見ても怪しい親友ストレイボウ、セリフや表情で色々とフォローが入っているやたら胸のでかいアリシア、かっこいいバトルなど見どころ盛りだくさんとなっている。


本作における重要シナリオにつき、全般的にネタバレ注意。


●シナリオ

ルクレチア王国武闘大会決勝戦でストレイボウに勝利したオルステッドは、
ルクレチア王より王女であるアリシアに求婚する権利を与えられ、アリシアもそれを受け入れる。

その夜、テラスでアリシアと2人きりで愛の誓いを交わした直後、魔物が出現する。
オルステッドはこれを打ち倒すが、さらにに現れた魔王にアリシアを攫われてしまう。

嘗て勇者ハッシュ・僧侶ウラヌスに倒された筈の魔王が復活した今、
アリシア救出に向かえるのは新たな勇者と期待されるオルステッドと、武闘大会で凌ぎを削ったストレイボウだった…。


●登場人物

CVはリメイク版より。

●主人公

CV:中村悠一
武闘大会の優勝者であり、次期ルクレチア王。新たな勇者としてアリシア救出に向かう。
詳しくは該当項目参照。


●仲間

CV:程嶋しづマ
オルステッドの幼馴染で魔法使い。
典型的な主人公の相棒キャラかと思わせて、それにとどまらない内面をのちに明らかにする。
詳しくは該当項目参照。

  • ウラヌス
CV:麦人
勇者ハッシュと共に魔王に立ち向かった僧侶。
俗世を嫌い、ファミリオ村で呆け老人を装っている。
LVアップでの能力成長は無いが、使い勝手に優れた回復技や幾つかの強力な範囲攻撃技を習得する、このゲームでも珍しい僧侶タイプ。
石化・酔いを無効化し、リメイク版では風・土・悪の技に耐性があるなど防御面も優秀。実際に機能するのは風耐性ぐらいだが、それがボス戦なので実に有難い。

時田氏によるとウラヌスのイメージは映画「薔薇の名前」の主演、ショーン・コネリー。*2

●技
  • 神の祝福:善属性。射程距離1~3、更に3×3の効果範囲内の味方のHPを回復。初期技。
ノーアイテムで複数のキャラを回復できるのはこのゲームでは強力。

  • 神の御加護:善属性。自動反撃でのみ発動し、天使に守られることで周囲の敵を撃退する。初期技。
範囲は自分中心の3×3で、手・足・突・鋭・鈍・飛属性に反応。肉弾戦相手なら大体発動する。
なかなかの威力で、うっかり殴られてもこの技のお陰で何とかなる事も。

  • ゴッドボイス:善属性。画面全体の敵に一喝。
オリジナル版では溜め無し+全体攻撃+知依存麻痺+行動異常恐怖という使い勝手が優秀な技で、オルステッドのインケイジと並び雑魚に非常に強い。
HPの高い相手も麻痺や恐怖で攻撃に参加させず、後で撃破できるなら恐れることはない。
リメイク版だと僅かな溜め時間がついたが、隊列変更で一番目に回すことでカバーできる。

  • いやしのいのり:善属性。直線上の味方1人のHPを中回復し、全状態異常を回復する。
中世編で石化の回復手段はヨシュアの実を除けばこれのみ。対象が孤立したり戦闘不能になった時のフォローで活躍。

  • サンクチュアリ:善属性。自分の周囲5×5以内の悪を浄化消滅させる。ランダム15回攻撃。Lv8で習得。
多段ヒットにより絶大な威力を持つ。魔王は善耐性で耐えてくるが、15Hitもすれば流石に…
地味に色々な状態異常や「力」「速」ダウンもついてくるが、オリジナル版・リメイク版ともに状態異常は起こしづらいため、使うなら総攻撃のときにでも。

  • ジャッジメント:善属性。画面全体の敵に裁きの雷を落とす神技。Lv10で習得。
習得条件が微妙に厳しくオマケ気味の立ち位置だが、画面全体に大威力攻撃+石化と性能は立派なもの。
オリジナル版では使用者と対象の「体」の差で石化するかが決まるので、普通のダメージ攻撃として使うのが吉。

  • ハッシュ
CV:菅生隆之
嘗て魔王を倒した勇者。
勇者の名声で自分ばかり当てにする人々と、堕落していく自身に嫌気が刺し、俗世から離れて勇者の山で孤独に生きている。
ウラヌスに発破をかけられ、「人々を見返すために今一度勇者として戦う」としてパーティに加わる。
…実は病を患っており、残り短い命を魔王打倒の為に使ったことを後に明らかにし、
勇者の剣「ブライオン」をオルステッドに託して散る。

メンバーとしてはLVアップでの能力成長・技習得は一切無し。
その分高い能力・強力な技*3を持つ、言わばお助けキャラ。
強力な装備を持っているので、パーティから抜ける前にオルステッドの装備と交換しよう。

戦闘中の剣の構えがオルステッドと同じである理由は明かされていないが、ルクレチア伝統の剣術か何かなのだろうか。明らかに攻撃しにくそうな構えなのは内緒

なお彼は仲間になる時に、小屋の中の宝箱から装備品を取り出し装備して出発する。リメイク版では、カラになった宝箱を調べると……*4


●その他の人物

CV:荒川美穂
ルクレチアの王女。テンプレ的な救出対象と思われたが…
詳しくは該当項目参照。

  • 国王
CV:多田野曜平
ルクレチアの王。大会後の宴ではかなりはしゃいでたらしい。
過去に魔王にアリシアを宿した妃が攫われたことがあり、この時活躍したのがハッシュとウラヌス。

  • 大臣
CV:杉田智和
RPGのテンプレ的大臣。
人間というものをあまり見ておらず、肩書きにとらわれた判断が多いため、
ハッシュのことも勇者の価値しか見ることができず、彼から嫌われてしまった。
僧侶のウラヌスを目の前にしても、僧侶だとわからなければ薄汚い老人という認識しかできない点はかなり問題。

国を守ろうとはするが、魔王討伐に参加はしてくれない模様。

  • 国民
一見RPGのテンプレモブのようでいて、本作の「人間」の一面を突きつけてくる方々。
大人たちは完全にオルステッドやハッシュ頼りなのだが、
子供の台詞には「大人ってズルイ!自分達は戦わないで勇者勇者って!」という何気に核心を突いた台詞がある。

「こんなモン」という体(物防)を1だけ上げる謎の装飾品をいくらでもくれる町人がいる。戦闘中も攻撃アイテムとして使え、足を絡め取るらしいが、その正体がどんなモンなのかは一切不明。*5
序盤はまともな装飾品が手に入らないこともあり、よく分からないものを5つずつ身に着けた4人組が魔王を倒しに行くというシュールな光景がよく見られる。
リメイク版では中世編で城などの装備・アイテムを取っても最終編には影響しなくなったが、そもそも城の中で手に入る装飾品がユニコーンホーン1つしかないので、結局序盤はこんなモン以外に装飾品はほぼ無かったりする。

また、「脱いだ服」という体用防具をくれる町の人も居るが、リメイク版では脱いでから服をよこすという無駄に凝ったドット絵アニメーションが付いた。
ちなみにこのアニメーションは本来指定にはなく、ドット担当のスタッフが勝手に作成したという。気合の入れようがうかがえる。
「脱いだ服」をもらうと勇者ハッシュが加入した後も、魔王山を攻略した後も一人だけずっと上半身裸のままとなる。
なお「脱いだ服」は中世編最弱装備で、仲間キャラの初期装備より弱いので、もらっても装備するプレイヤーはまず居ない。

「こんなモン」も「脱いだ服」も、ぶっちゃけしょぼいアイテムだが、戦闘能力がない彼らなりにオルステッドたちを応援しようという気持ちはあったのだろう。……少なくともこの時点では。

  • ファミリオ村の住人
子供がオルステッドの大ファン。
この子供は中世編のモブでは珍しい、オルステッドを決して勇者という肩書きでは見ていないキャラクター。

  • アームストロング
武闘大会初戦のオルステッドの相手で、あっさりと倒される。
そしてなぜかこの後、勇者の山などのザコ戦にも出てくる。イベント戦闘で戦った強敵がシナリオを進めるとザコ敵で再登場、というのはRPGでは珍しくはないが、こいつは一応人間のはずなのに何度でもザコ戦で登場するし、一部の戦闘ではモンスターたちのリーダーで登場し、倒すとBREAK DOWNまで起こす。いったい何者なのかは謎のまま。

  • ワタナベ
武闘大会準決勝でワット・ナーベと言う人物がストレイボウと対峙する。…が、ストレイボウにあっけなく負けた。
ちなみに最終編に登場するワタナベとは別人。

●魔王

CV:安元洋貴
20年程前に突如現れ、魔王山を創り上げる。
当時アリシアを身ごもっていた王妃を攫うが、勇者ハッシュに倒された。……筈だったが、再び復活。アリシアを攫う。
「この私が…以前と同じかどうか……その命をもって 知るがよいッ!」

●使用する技
  • ソニックブーム
自分を中心とした7×5マスを攻撃し、向きを変えつつ吹き飛ばす風の技。
溜め技が狙いにくいだけでなく、初期配置の関係で孤立したキャラが高確率で殺られるのが厄介。
その場で攻撃するよりも陣形を整えることを優先して、この技の脅威を減らしたい。
リメイク版ではチャージ技なので妨害が間に合えば阻止できるほか、初期配置が味方に有利になったので対処しやすくなっている。

  • メルトブレス
自分の前方遠距離に、全てを溶解するブレスを吐く風の技。指定マスを中心にした3×3が効果範囲。
ソニックブームと違い溜め技は妨害されないが、ダメージは大きい。
なるべくウラヌスが回復役として機能するように動かし、対処したい。

  • まどわしのひとみ
対象の「知」を下げ、更に確率で眠らせる。主に斜め方向に対する反撃で使用。

  • バリアバースト
悪属性の攻撃に対する反撃専用技、というよりは事象に近い技。
魔王を護るバリアが爆裂して、対象者にダメージを与え石化させるが、反動で自分の能力が大幅に下がる。
「デストレイル」やソロモンの骨の使用効果で発動させ、すぐさま石化を回復してもう一発撃てば大ダメージを与えられるが…。

SFC版では初期配置のまずさも相まってかなりの強敵であり、ハッシュとウラヌスの動かし方が重要。余裕があればストレイボウで補助を狙ってみたいところだが…
リメイク版では搦め手も通じやすくなったので、バリアバーストを狙わなくても「ゴッドボイス」等の麻痺、「パープルストレイ」の停止などの追加効果が入れば、勝機はある。



以下ネタバレ

魔王打倒に成功するも、ハッシュは「魔王ではない!」と断言*6。魔王の力はこんなものではないと。また、アリシアも行方知れずのまま。
そしてハッシュが病からくる限界からか吐血、死亡した直後、最終トラップとして突如地震が発生。
この時の落盤にストレイボウが巻き込まれてしまう。
何も出来なくなったオルステッドとウラヌスは已む無く下山。国王の下に行くことになる。
落胆する国王はそれでもオルステッド達を労い、休むように言う。

夜中、悪夢で目を覚ましたオルステッドはストレイボウらしき影を追うが、その先に居たのは国王の王座に鎮座する魔王。
即座に倒すオルステッドだったが、これは幻術によって変えられた国王だった。










そして悲劇が始まる。





事が直後に大臣や兵達に露見。そして、兵の一人が声を上げる。
「勇者ハッシュもストレイボウも‥‥みな オルステッドが!」
飛び火したかの様に大臣や他の兵も「ま‥‥魔王ッ!オルステッドは魔王だッ!」と恐れだす。

そして、ウラヌスが兵を足止めしている間に、オルステッドは城から逃げ出す事になるが、
完全に行く当ての無くなったオルステッドはルクレチアに戻り、投獄*7。明日処刑が決定する。

隣の牢には拷問で瀕死になったウラヌスがおり、「ハッシュが人間嫌いになるのも解る」と語る。
しかし、続けて「ここで人を憎んでは負けじゃ。お前はまだ若い。自分達が守ってきたものを守り続けるのじゃ」と言い、
魔法でオルステッドの牢の鍵を解いて力尽きる。

脱獄したオルステッドはハッシュが命を落とした場所、魔王山に再び向かう…。
魔王亡き後の魔王山でオルステッドを迎える魔物達。そしてオルステッドを招く謎の声…。
その先にあるものは……。



  • 国王
魔王の姿に変えられたことが原因で、オルステッドによって誤認され殺害されてしまう。
就寝時間のはずの真夜中に玉座にいるなど不審な点もあるが、純然たる被害者ではある。

  • ウラヌス
病を知らなかったとは言え臆病者と面罵してしまったハッシュの死を悔やんでおり、寝言で許しを請いている。
騒動で目が覚めるが、魔王の一味として捕らえられる。兵に歯向かおうとするオルステッドを諌め、逃げるように叫ぶ。
その後は拷問を受けることに…。

  • 大臣
巧妙な誘導にひっかかり、真相を知らぬがゆえにオルステッドを魔王とみなすが、
追い詰められた時、その小さ過ぎる器量が明らかになる。
ウラヌスの死後に行なったのは、兵たちが命がけで戦っているのをよそに保身のためにオルステッドにすり寄る命乞いであった。
もしこの時に目の前にいるのが、仮に真の邪悪な存在であったとしたら?と考えればこの問題行動の本質がわかる。
オルステッドの胸中はひとまず置いておいて、彼は確かにこの時、保身目的でルクレチア王国を売り渡したのだ。
LIVE A LIVEは作品全体で「人間」をテーマにしているが、その人間の最も醜い側面を描写したシーンと言えよう。
最終編の「心のダンジョン」では結局オルステッドを真の魔王と呼び、自分の行いの問題点を振り返ることはなかった。

城下に「オルステッドは魔王」と知らせて回った。オルステッドが脱走すると、彼を討伐するため襲ってくる。
しかし攻撃を一度当てると恐怖を覚えて行動ルーチンが変化し、怯えて逃げ回るようになる。
上位バージョンにグリーンナイトという兵士もいるが、そちらは怯えない。一般兵より強いのになぜか近衛兵などの重要ポストにはいなかった。あるいは区別を省略されたのだろうか…。
なお国王殺害事件の際、当初城内の見回りをしていた兵士が5人だったが、国王が殺害されたときに大臣と集まってきた兵士は6人でその中の1人が前述の台詞を言っている。さらにその後人数が5人に戻ったことから、この一時的に増えて周りの人間達を煽った兵士がその晩、オルステッドの枕元に立っていたストレイボウの変装だった可能性がある。
さらに、リメイク版では該当の兵士の台詞だけ明らかに声優が異なり、ストレイボウ役の程嶋しづマ氏の声のように聞こえるため、上記の説をさらに裏付ける形となった。

  • 国民
オルステッドを魔王と完全に思い込んでいるため、怯えて自宅から出てこない。
勇者・魔王という肩書きでしか見ていない点は、実のところ大臣と変わらない。

  • ファミリオ村の住人
唯一子供だけがオルステッドが魔王だと信じていない。
人間が持つ「ありのままを見ることの重要性」を描いたキャラクターである。
その心は霊魂になっても変わることはなかった。

  • モンスター
ヘキサフランジ~デストレイル習得くらいまで乱獲される。
山に住む白熊・ナギーベアが多く犠牲になる…。*8

●小ネタ

  • その1
城の宝物庫及び魔王山の物品は取らないでおくと最終編で変化する。
源氏シリーズや能力・耐性補正の大きい装備に高性能な回復アイテム等が入手できる為、最終編に備えて取らない方が得。
中世編自体ドロップ品やなおり草・ヨシュアの実で十分クリアできるレベルデザインなので不都合も無い。
ウラヌスやハッシュの家は後に知のダンジョンの出入り口に変化する為、勇者の盾は取っても問題ない。
リメイク版では中世編でアイテムを取っても最終編でも入手可能になっている。安心して持ち出そう。

  • その2
英雄にあたる人物と守られる人々との関係性において、よく西部編が「中世編とは対の関係」と言われることがある。
なお、「中世編を一番最初に制作した」と攻略本等で明かされていることからも、ある程度意図して他シナリオと対になる要素が仕込まれている可能性もある。

  • その3
SFC版攻略本では時田氏が「ファイナルファンタジー4におけるセシルとカインの立場が逆転したらどうなるか」という発想が中世編の元だと明かしている。演劇「魔王降臨」でストレイボウを演じた程嶋しづマ氏が、DS版のファイナルファンタジー4でセシルを演じ、そしてリメイク版で再びストレイボウを担当したのも「立場の逆転」なのだろう。


アニヲタの山に冥殿あり‥‥


エロスな心 絶対な力を持ち
邪悪な*となりて‥‥


全てを受けるものなり。



アニヲタのwikiに引き篭もりあり‥‥


追記の心 修正の力を持ち
項目立て主となり‥‥

 *を貫かん‥‥


この項目が面白かったなら……\シャキーン/

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  • 鬱展開
  • 惨劇
  • 疑心暗鬼
  • 裏切り
  • 皆殺し
  • 衝撃のラスト
  • 生島直樹
  • ギスギスシーン多し
  • こんなモン
  • 魔王オディオに捧げる絶望のフーガ
  • 鬱展開の嵐

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最終更新:2024年03月05日 23:29

*1 ※攻略本ではノンクレジットだったため、それまではユーザー間の憶測として攻略本の奥付に名前が載っていた『犬マユゲでいこう』等で知られる石塚裕子説・GBサガなどを手掛けた藤岡勝利説などの噂があったものの、2022年にリメイク版発売の際の時田貴司インタビューにて担当者の正体が判明した。

*2 時田氏の2023年1月25日のツイートより

*3 カットワンウェイ・Vシャイン・ハンマーパワー・ドラゴンソウル・スピンドル・レイザーソニック・ジャンプショット・デストレイル。各技の性能はオルステッドの項目を参照

*4 なんと「脱いだ服」が手に入る。これはリメイク版における追加要素なのだが、中世編最弱装備なので実用性皆無の上、オッサンが脱いだ服を手に入れて嬉しいかどうかというと……

*5 リメイク版の説明文にも「お気に召していただければよいのですが…」としか書かれていない。武器としての性能は原始編の「ボーラ」の流用

*6 この時ハッシュは「こんな魔王でもないザコ」と発言している。SFC版のその強さからユーザーからは色々な憶測も呼んだようだが、のちにプロデューサー時田氏本人のツイートからハッシュのこの発言が真実であることが明言された。

*7 ちなみに魔王山に行くと、山から出てきたところを兵士たちが待ち構えていて捕まる。

*8 リメイク版だと相手を選ばず山の外で雑魚狩りしてた方が効率はいいかもしれない。