偽ニュータイプの二人組(機動新世紀ガンダムX)

登録日:2010/03/01(月) 22:50:09
更新日:2025/06/13 Fri 01:21:01
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太い男(以下:太)「前の戦争で、超能力を使う兵隊がいたという噂を聞いた事があるだろう?」


太「あれは根も葉もない流言、デマの類いかというとそうではない」


太「実はこの男こそ、超能力兵士の生き残り! かの戦いでは、自分と一緒に15隻の戦艦を沈めたというのだから間違いない。人は我らの事を、(あか)二連星(にれんせい)と呼んだ!」


細い男(以下:細)「私こそ、宇宙時代を迎えた人類の進化すべき姿……」


太「この混迷の時代、我らの力こそ必要なのである。どうだろう、我々を雇うなら今しかないぞ!?」


見物客「なんだ、ただの職探しかよww」


客一同:wwwwww


太「っ……何を言う! 今こうしてナリは汚いが、いざとなれ――」

ドドーン

モビルスーツ が 攻めてきた


(中略)


ひろし「おい、どうにかしろよ! 赤いなんとかなんだろ!」


太&細「ひ、ひぃいいぃぃ!」


チュドーン










機動新世紀ガンダムX』の第一話冒頭に登場した二人組。

太った男(CV.中村大樹)と細身の男(CV.伊藤健太郎)の二人で、両方とも軍服を着用している。
また、細身の男は額に傷を持つ。

名前もない脇役だが、登場のネタっぷりから知名度は高い(名前ないけど)。


彼らが言っている「超能力兵士」というのはジャミルニュータイプ兵士のことだと思われるが、本人たちはニュータイプという言葉は知らなかったらしい。

また、自称の二つ名『赤い二連星』は言うまでもなく『赤い彗星』と『黒い三連星』のオマージュである。


第一話冒頭にて上記のようにアピールしていたが、馬鹿にされた挙句いざというとき逃げ出し、最後はモビルスーツの放った砲弾で消し飛んだ。



赤い二連星と呼んだ!
wwwwww
































太「前の戦争で、超能力を使う兵隊がいたという噂を聞いた事があるだろう?」


太「あれは根も葉もない流言、デマの類いかというとそうではない」


太「実はこの男こそ、その生き残り! 人は我らを呼ぶ!ニュータイプと!」


見物客「今頃流行んねーよ、そんな職探しww」


客一同:wwwwww


太「こ…これは職探しなどではない!ニュータイプの……」


太「…!おう、そこの兄ちゃん!」


少年「え…、俺!?」










と思ったら生き延びており、最終回のラストに再び登場。視聴者を驚かせた。




一話と同じく嘘アピールをしていたが、今度は「ニュータイプ」という単語を学んでいた模様。

ガンダムXの最初と最後を飾るネタキャラであり、またガンダムXの世界の人々のたくましさをうかがわせる二人でもある。


まさかのGUNDAM WARにもちゃっかり参戦している。



ちなみに、最後に彼らがアピールした際に見物人の中にいた一組の若い男女に「ニュータイプという存在を知っているか」という旨の質問をした所、
少年は笑顔のままこう答えた。


「よく知ってるよ、ニュータイプのことなら…」


このやり取りを以て、『機動新世紀ガンダムX』の物語は終幕を迎える。


余談だが、ゲームスーパーロボット大戦α外伝』では彼らに代わり『戦闘メカ ザブングル』のキッド・ホーラとゲラバ・ゲラバが似たような会話をしている。



太「前の項目で、追記・修正を行うアニヲタがいたという噂を聞いた事があるだろう?」


太「あれは根も葉もない流言、デマの類いかというとそうではない」


太「実はこの男こそ、その生き残り! 人は我らを呼ぶ!wiki篭りと!」


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最終更新:2025年06月13日 01:21