セブンズカード

登録日:2009/10/14(水) 22:48:27
更新日:2024/01/05 Fri 12:07:03
所要時間:約 2 分で読めます




『セブンズカード』とはPSソフト『デジモンワールド デジタルカードバトル』に登場する特定カード群の総称。
続編の『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』にも登場する。

【概要】

全カード中最高のスペックを持つ、いわゆるチートカード群で作中では伝説のカードという扱い。
『デジタルカードバトル』のデジタルワールドでは、カードバトルの頂点に立つ7体のカードリーダーが管理している。

別データとの交換もできないため事実上の一枚制限。
対人戦では基本的に禁止にすることが多く、良くても一枚だけと取り決めることが多い。

簡易ルール説明

以上がセブンズカードの概要だが、このゲームを知らない人にはさっぱりだろう。

軽く(あくまで軽く)このゲームのルールも説明しておく。
  • 2人のプレイヤーが最高4枚の手札を公開してスタート。
  • 手番のプレイヤーが場にデジモンカードを出す、進化Pを溜めたり、それを消費して進化したりする。
  • 3つある攻撃技から一つを選択+オプションカードを選択する(お互いに)。
  • バトル開始。先攻から攻撃し、次に後攻が攻撃する。
  • HPが0になると墓地に行き、先に3体倒した方が勝利。
  • ターン交代
当然、デジモン自体の能力も大事だが、戦闘時に選択するオプションカードが勝負の分かれ目で重要である。
つまり、セブンズカードを使用した場合はかなり有利になれるのである。


【セブンズカード一覧】

◇スピードセブンズ◇

効果:自分のデジモンに先制攻撃、すいとり、攻撃力+200を付加する

セブンズカードの中でも特に強力で、最強と呼ばれることもある1枚。
強いことしか書いていない。

「自爆」(現在の自分のHP-10分のダメージを与え、その後に自分のHPが10になる)技と組み合わせると
  • 先制攻撃で自爆による大ダメージ
  • HPが10になるが、「すいとり」により、与えたダメージを吸収しHP回復
という鬼畜コンボもお手軽にできる(攻撃+200は腐るが)。

『カードバトル』ではグレートキャニオンのホウオウモンが所持。
入手条件は全セブンズカードの中で最も簡単。
『カードアリーナ』では、スティープロードのピッコロモンに勝利すると入手。
1勝するだけでよいのでこれまた簡単。


◇ホーリーセブンズ◇

効果:自分のデジモンのHP+1000

単純だが強力。デメリット無し、かつ最高の回復力を持つ。
しかも、このゲームではHP上限がない=初期値を突破して回復する仕様なので腐りにくい。

ただ、爆発力のあるカードではないので、他のセブンズに比べるとやや見劣りする。

『カードバトル』ではフリーズランド、アイスサンクチュアリのエンジェモンが所持。
『カードアリーナ』では、セラフィモンに5連勝に勝利すると入手。
この5連勝というのは、途中でバトルカフェを退出(セーブする)しても途切れるので注意。


◇グランドセブンズ◇

効果:攻撃力に現在のHPの数値を上乗せする

固定値上昇なので、×攻撃のすいとりや対特定属性3倍などに組み合わせると特に強力。
HPが高く、火力が低めな氷水属性などでは後述のワイルドセブンズより火力が出ることもある。

ただしレベルⅢ(元々のHPが低い)や窮地(HPが減っている)状態では使いにくいため、全体としてやや人気が低め。

『カードバトル』ではダイノ古代境のブラキモンが所持。
ストーリー上、最も早く入手可能なセブンズカード。
『カードアリーナ』では、特定のカフェに出没するナニモンに合計10勝すると入手。
ナニモン自体はそこまで強くなく、途中でセーブも可能だが、出現自体がランダムでその場で連戦もできないため、やや面倒くさい。


◇ミスティセブンズ◇

効果:相手の攻撃力を0にし、相手の援護・オプションカードを無効にする

「スピードセブンズ」と並び最強のセブンズカードと呼ばれる。
“攻撃力を0にし、相手の援護・オプションカードを無効に”ということは、ほぼ確実に1ターン無傷でやり過ごせる、ということである*1

逆に、このカード使ったのにそのターンで負けると恥ずかしい。
極々稀に、自分が後攻で、相手が「ジュレイモンの霧*2」を使用した場合は、相手の効果が先に発動し、こちらが無効化されるので注意。

『カードバトル』ではミスティツリーズのジュレイモンが所持。
『カードアリーナ』では、ED後にスカイシティのカフェでヒカリに計6勝する必要がある。
連勝でなくてもいいのだが、途中で相手指定のデックを使用しないといけないことがあるのがつらい。


◇ワイルドセブンズ◇

効果:攻撃力3倍

単純、ゆえに強力。
これ1枚でレベルⅢでもレベル完を1発で落とせることもある。

ただ、“倍”なので、元の攻撃力が低めだと恩恵を感じにくいこともある。
また、相手の「〇を0に」などで攻撃0にされていると無意味。
※グランドセブンズなら、0にされた後に発動したら固定値上昇なので腐らない。

『カードバトル』ではギアサバンナのパンジャモンが所持。
『カードアリーナ』では、インペリアルドラモンに5連勝する必要がある。
連勝の注意はセラフィモンと同じ。


◇ダークセブンズ◇

効果:相手のHPが自分よりも低い場合、相手のHPを10にする

強すぎて笑えてくるほどの鬼畜カード。
HPの高い氷水属性と相性が良い。
ただ、その条件から、窮地の際の一発逆転は狙いにくいのだけはネック。

『カードバトル』ではオーバーデルのヴァンデモンが所持。
『カードアリーナ』では、ピエモンに5連勝する必要がある。
連勝の注意は今までと同じ。


◇リバースセブンズ◇

効果:墓地の上から10枚を山札に加えシャッフルする

セブンズでは一番不人気だが地味に強力。

このゲームでは山札切れは別に負けではないのだが、30枚と少ない山札を補ってくれる。
また、既に使用したセブンズ等を再利用できるようになるのは大きい。
弱点は上から10枚なので、墓地の任意のカードを選択できないこと。

『カードバトル』ではダストキングダムのスカモン大王が所持。
『カードアリーナ』では、かまくらシティでブラックメタルガルルモンに勝利後、カフェにいる彼から入手。
出現条件がCPU相手に200勝なので、必然的に後半になるであろう。


【その他オプション】

『カードバトル』および、『カードアリーナ』には、セブンズカードではないが、枚数限定の強力なオプションが他にも存在している。

◇ロゼモンの誘惑◇

効果:相手の手札とPOWカードを全て捨てる

破壊力こそないものの、相手が準備・温存していたものを全て無に帰す恐ろしいカード。
特に、強力だが進化が遅めな暗黒属性メインのデックには刺さる可能性大。
とはいえ、直接の戦闘に対しては影響を及ぼさない点だけは注意。

『カードバトル』ではED後にロゼモンに勝利すれば入手。
『カードアリーナ』でも、ED後にロゼモンに1勝すれば入手可能。


ローダー

効果:属性、必要進化POW、世代を無視して進化可能

本作随一のぶっ壊れチートカード。
なお、このカードのみ戦闘オプションではなく、進化オプション。
書いてある通り、すべての進化条件を無視できるので、1ターン目にいきなり、ピコデビモンからアポカリモンへ進化するなんて芸当も可能。
異常状態*3も無視して進化でき、進化後は状態異常も解除されてる、と至れり尽くせり。

また、「進化可能」とあるが、実際は退化(世代を下げる)も可能なので、ムゲンドラモンからベタモンへ退化させる、なんてこともできる。(意味があるかは別として)

なお、『カードバトル』ではこのカードのみ2枚入手可能で、1枚目はED時に自動で手に入る。
2枚目はED後のフリーズランドで、ユキダルモンが100,000Bitで販売しているのでそれを購入する。
『カードアリーナ』では、ED後にロゼモンに10連勝。
当然、連勝の注意は今までと同じ。



追記、修正は7体のカードリーダーに認められてからお願いします

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最終更新:2024年01月05日 12:07

*1 相手が「自爆」や「カウンター」効果の×攻撃を選択していればその限りではない

*2 「相手の援護・オプションカードを無効にする」効果。ミスティセブンズから攻撃0を抜いた効果のカード

*3 高レベルカードを素で出した際に発生する、本来よりもステータスが低下した状態の事