ベタモン

登録日:2022/10/17 Mon 15:02:44
更新日:2024/07/25 Thu 10:23:26
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一度怒ると大変だ!

『ベタモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。


【基本データ】

世代 成長期
タイプ 両生類型
属性 ウィルス種
必殺技 電撃ビリリン
体から100万ボルト以上の電流を発して敵を攻撃する技。
得意技 カッターフィン
頭部のトサカから衝撃波を放つ。
ウォータータワー
小さな水の竜巻で攻撃する技。
ベタスラッガー

【概要】

濃い緑の体色をし、鋭い一本の爪が生えた脚で四足歩行をする両生類型デジモン。
名前の由来は、恐らくその容姿等から「ベタベタ」や「べったり」のような擬音語からであろう。
しかし、『デジモンミニ』の頃のイラストではシードラモンにアグモンが「あいつって ベタベタするから ベタモンなんデスよ」と囁いているのを耳にしたベタモンが「違うわ!!」とキレているので、当人的には違うらしい。

最大の特徴として、背中から角ともモヒカンともトサカとも、ア〇スラッガーとも形容できるヒレ状のものが生えている。
(※以降はトサカと呼称する)

ウィルス種ではあるが、性格は温厚でおとなしいデジモン。
だが、ひとたびベタモンを怒らせると体から100万ボルト以上の電流を発して敵を撃退する。
メガシードラモンやズドモンなんかの、『水棲生物なのに電撃技』の元祖でもある。
ライバル企業電気ネズミでも10万ボルトなのに、その10倍の電圧。
すごいぜ、ベタモン。
ちなみに、『デジモンワールド3』に登場した、合体究極体デジモン“ライデンモン”の必殺技『キルリアン・ブラント』でも、電圧は4万5千ボルトである。
やばいぜ、ベタモン。
まあ、コクワモンも100万ボルト出せるけどね。
サンダーボールモンはより世代が上の成熟期だけど、1000万ボルトも出ちゃうけどね。
そもそも、ダメージは電圧だけでは決まらず、電流(アンペア)にも影響を受けるのだが


初登場は、初代『デジタルモンスター Ver.1』である。
すなわち、デジモン界の最古参にして、あのアグモンと肩を並べる存在でもある。

……のだが、その扱いは雲泥の差である。
まず、初代ギアでは幼年期Ⅱであるコロモンから不規則な育成をするとベタモンになる。
この時点でややイメージが悪い。
極めつけは初代アニメで、アグモンは主人公である一方、こちらはというと・・・(後述)。
(こんなナリでも)ウィルス種なので、味方サイドとしては出しにくかったという事情はあるのだろうが・・・。
きっと、1999年のベタモンは同じような立場のクネモンと一緒に涙を飲んでいたのであろう。
まあ、3作目では味方どころか主人公のパートナーがウィルス種なんだが。

だが、『その脇役ポジションも(が)好き!!』という、根強いベタモンファンも多く存在するのは事実。
なんだかんだで、広く愛されているデジモンでもある。


【派生種】

成長期の最古参にもかかわらず、派生種や関連種はほぼ居ないに等しいという悲しい状況である。
進化系譜としては、主にシードラモンが採用されることが多い。
なお、初代ギアではシードラモンの他、エアドラモンデビモンメラモン(+ヌメモン)に進化可能であった。

ベタモン(X抗体

世代 成長期
タイプ 水棲型
属性 ウィルス種
必殺技 電撃ビリリン185V
怒りのピーク時に最高185万ボルトまで計測されたこともある、パワーアップ版『電撃ビリリン』。
185ボルトではないので注意。
電撃ビリリン
通常種と同じ。
X-進化したベタモン。
X抗体が初登場した時期の『デジタルモンスターカードゲーム スターターVer.9』で初登場。
さすがは最古参の一画である。
ただし、同時期の育成ギア『デジモンペンデュラムX』には登場できず。
アグモンXやギルモンXは育成できたのに・・・。

成長期ゆえにX抗体を得ても大きな変化は見られない。
だが、体色が鮮やかなエメラルドグリーンになった他、足に爪とは別のトゲが生え、メインの脇に二本のトサカが生えるなどの発達を遂げた。
性格もやや攻撃的になり、近づくものに対しては攻撃をするようになった。
それに伴い、種族も両生類型→水棲型(シードラモン等と同じ種族)に変化している。
おそらく、アグモンXと同じく、よりそちらの方面の資質が引き出されたのであろう。

ただ、それでも温厚な性格であり、鮮やかな体色も相まって、一部のマニア*1から観賞用デジモンとして乱獲が続き、絶滅の危機に瀕しているという。
ベタモンの明日はどっちだ!!


モドキベタモン

世代 成長期
タイプ 両生類型
属性 データ種
必殺技 ブレードフィン
頭部のトサカから衝撃波を生み出す技。
アクアタワー
小さな水の竜巻を繰り出す技。
電光ビリリン
ベタモンと同じく両生類型のデジモンだが、非常に個体数が少ない稀少種。
見た目はベタモンとそっくりで、差異は体色と縞がやや薄い色合いになった程度。公式イラストでは、ベタモンよりも目が大きい。
性格も穏やかで静かな沼地に住み、水流を巧みに操る他、ベタモン同様に電撃も扱える。

初登場はPSソフト『デジモンワールド』。
しかし、アグモンはユキアグモンという明確な亜種感がある種族なのに、ベタモンはモドキって…。
ニセ呼ばわりされたドリモゲモンよりはマシかもだけど


【関連作品でのベタモン】

PSソフト『デジモンワールド』

育成可能デジモンとしてベタモンが登場。
ただし、進化元はタネモン。
また、攻撃力を上げ過ぎるとタネモンからベタモンにもパルモンにも進化できないバグがある。

トロピカジャングルにいるベタモンを正気に戻すと、はじまりの街で露天を開いてくれる。

また、モドキベタモンも育成こそ不可能だが、上述通り初登場する。
だが、彼の場合は、チート技関連の方が知名度があるか…?


アニメ『デジモンアドベンチャー

デジモンアニメシリーズの第1作目。
デジタマモンのレストランの客として登場している。
しかし、映っているのは一瞬であり、よ~~~く見ないと分からない*2

似たようなスタイルのギザモンのように敵として登場し、倒されるのとどちらが良いかと問われれば難しいところではあるが…。


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードバトル』

始まりの街に住んでいるデジモンの一体。
のんきな性格をしており、チュートリアルを担当する反面、バトルの腕は今ひとつ。
ただ、実はストーリー上で重大な役割を果たしており…?
……詳しくはムゲンドラモンの項目にて。

カードとしては氷水属性のレベルⅢ。比較的バランスの良い攻撃力を持ち、×攻撃の特殊能力も「〇を0に」と使いやすい。
援護効果は「場に出ているカードのHPが200以下なら、相手の攻撃力を0にする」。
瀕死状態では大きな効果が見込めるが、HPギリギリで耐える手段がないゲームなので、場合によっては腐ることも。
「自爆」持ちのデジモンのアフターフォローに使えれば最適ではあるが…。

モドキベタモンも珍種属性のレベルⅢとして登場。
△攻撃の「ブレードフィン」が最も攻撃力が高い、という独特な配分。
援護効果は「相手のHPは自分と同じになり、自分の攻撃力は0になる」という、珍種らしく強力なもの。
特に、相手の方が先に進化された場合などには強力な対抗手段に成り得る。


アニメ『デジモンアドベンチャー02

第14話「疾風(かぜ)のシュリモン」にて(実質的な)アニメ初登場(CV:志賀克也)。
アメリカの《選ばれし子供達》の一人、マイケルのパートナーとしての登場。
温厚で礼儀正しい性格をしている。
ゴリモンとの戦いではシードラモンへと進化し、自身に有利な水中に引き込むことに成功した上、「アイスアロー」で砲口を封じる。
何の因果か、本エピソードではデジタマモンのレストラン(と目の前の池)がその活躍の場である。

第40話 「ニューヨーク香港大混戦!」でもマイケルと共に再登場。
こちらでもシードラモンに進化し、なんと空中を遊泳する姿を見せた。
……大輔らと一緒に受けたチンロンモンの力の影響だと思おう。うん。

ベタモンとしての活躍やセリフが少ないのがやや残念ではあるが、総じて扱いとしては悪くないであろう。


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』

前作同様、ビギナシティでチュートリアルを担当。
また、一応、普通にバトルすることもできる。
使用デックは「ベタモンデック」。

だが、エンディング後のストーリーの最終盤、ムゲンタワーにてアポカリモンを倒し、
その後、各地のカフェを放浪する彼に5回勝利してアポカリモンカードを入手後にベタモンと勝負しようとすると…

+ そういえば、最近デックを拾ったんだ~
ひろいものデック
 デック説明:すべてのを破った幻の最強デック*3

「幻の最強デック」の名は伊達ではなく、各属性の最上位クラスのレベル完を2枚ずつ投入。
そこにセブンズカード+ロゼモンの誘惑の強力なオプションを各2枚積み*4
さらには、ぶっ壊れチートな進化オプション「ダウンローダー」を4枚も投入するという無茶っぷり。
誰だよ、こんなデック落としたのは!!。

まさにベタモンはエンドコンテンツに相応しい強敵へと変貌を遂げたのであった。

+ 以下、さらなるネタバレ?
…と言いたいところだが、そこはやっぱりベタモン(?)。
プレイングが素人以下のそれなのである。
特に、手札にレベル完とダウンローダーがあっても進化させられないというのは、逆にバグを疑うレベルである*5
一応、オプションは有効なので、セブンズカード等には注意が必要なのだが、それでも正直負けるのは難しいであろう。

なお、カードとしても、ベタモン、モドキベタモン共に続投。


アニメ『デジモンクロスウォーズ ~悪のデスジェネラルと七つの王国~』(第2期)

第2話(通算32話)「立ち上がれキリハ!クロスハート奪回作戦」にて、ガニモンと共にドラゴンランドの住民として登場。
謎のデジモン、オハナモン(デジモンに変装したネネ)に、クロスハートのメンバーたちを救うための情報を提供した。


ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー

コンセプトが“主役ではない脇役の物語”ということもあり、ベタモンが初期デジモンの一体として採用されている。


Youtubeアニメ『ポンコツクエスト~魔王と派遣の魔物たち~

上記のハッカーズメモリーの宣伝動画に登場。
スタモン使いのイマヅカが仕掛けた「タルスタカゴ」という名のただのデカい籠で捕獲したが、青筋を立てて手足をジタバタするなどイマヅカに全く懐いていなかった。
しばらく暴れたあと、イマヅカに「電撃ビリリン」を放ち、逃げていった。
その後、改めて仕掛けたタルスタカゴにデジモンが入ったのを察知したイマヅカが『ゲットなんやぜ〜』と言おうとした瞬間に再登場し、遠方から「電撃ビリリン」を喰らわせた。

エンディングクレジット時、カクとイムラのドット絵の隣にベタモンのドット絵が追加されている。


アニメ『デジモンアドベンチャー:

初代のリブート作。最終話で海中を泳いでいる姿が確認できる。
リブートされても出番は旧作と似たようなものであった。



アグモンよりベタモンが好き!!という方、追記・修正をお願いします。

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最終更新:2024年07月25日 10:23

*1 テイマー(人間)かデジモンかは語られていない

*2 後半開始後のヤマトとピコデビモンの会話が終わり、レストラン店内に切り替わったシーン。左奥のエレキモンの右隣にチンマリと描かれている。

*3 原文ママ。恐らくは「すべての敵を~」や「すべての常識を~」となるはずが、脱字したものと思われる

*4 正確にはミスティは3枚、リバースが1枚と少し変則的

*5 プレイヤー側ではできない挙動