魔法使いの夜

登録日:2010/06/22 Tue 23:36:08
更新日:2025/02/25 Tue 15:03:58
所要時間:約 4 分で読めます




昔、奈須きのこが手掛けた処女作、奈須きのこ氏の原点と言われる作品である、それが現代の最新技術をつかい新たに再現される。

発売日・2010年9月30日→2010年冬発売→2011年発売予定→2012年4月12日発売予定
発売日は、TYPE-MOON本社が切嗣に爆破されない限りは4月12日で決定らしい。
因みに発売2011年予定からの延期は2012年になってから発表された。
価格は8400円。

コハエースで散々ネタにされていたが、
3月21日に遂にマスターアップ。無事に発売された。


選択肢及びルート分岐が一切なし、更には総プレイ時間は約18時間とかなりコンパクトな仕様になっている。
きのこ曰く『Fateがマンガの単行本15巻を一気に読む感覚に対して、今作は2時間の映画を鑑賞する感じ』とのこと。
スタッフは、"その頃の物語"である為中学生か高校生にもプレーしてほしいと語っているが、中学生が8000円も払ってサウンドノベル(声無し)を買うとは思えn(ry

原画は今までの武内ではなく、グラフィックチーフを担っていたこやまが担当している。

物語は主人公とヒロイン2人の三人称で進められる。



あらすじ

物語の舞台は1980年代後半、新米魔法使いの蒼崎青子、現代に棲む魔女の久遠寺有珠、自然に生きる少年の静希草十郎が3人で共同生活を始める。



【登場人物】

この物語のヒロインであり主人公。志貴の師匠として月姫で先に登場している。
第五魔法「魔法・青」の術者だが、魔術師としてはまだまだ未熟なので単純な魔術しか使えないが単純な火力は申し分なし。
この頃は黒髪ロングであり、ある条件を満たすと月姫のときのように赤髪になる。
性格は気が強い。破壊専門の人。生徒会長だったりもする。
彼女の系譜は鮮花秋葉に繋がる。

久遠寺有珠と共に『LORD of VERMILION』への参戦が決定した。


今作のヒロインその2。青子の師匠的な少女。
年を取ることができない魔術師。性格はヤンデレでわりと自傷系との事。
童話をモチーフにした呪術、薬学を得意とするワンダーランド系の魔女。
「プロイキッシャー」と総称される魔術世界でもかなり特殊な使い魔を所有しているらしい。
因みに『空の境界』で鮮花藤乃が通う礼園女学院に通っている。
突如やってきた3人目の同居者、静希草十郎を徹底的に無視して早く出ていってもらおうとしている模様だったが……。


  • 静希(しずき)草十郎(そうじゅうろう)
主人公その2。田舎から都会に下りてきた少年、性格は前向きで寡黙だが一言多い。天然KY。堅実派。青子の魔術を目撃するが、都会人にしか使えない何らかの技術と思い込んでいる。
型月作品で最も人畜無害な主人公らしい。幹也よりもだと…?
YAMA育ちの系譜の初代。

  • 久万梨(くまり)金鹿(こじか)
青子とは友人であり、生徒会会計。性格はクールで同年代の男子はバカにする等現実的な女の子。草十郎でさえ嘘臭い男だと認識している。
ツンデレじゃなくツン。
真のヒロイン。


  • 槻司(つきじ)鳶丸(とびまる)
生徒会副会長で理事長の息子。あだ名はヤンキー殿下、口調が荒々しい為このようなあだ名になった。
周りからは青子と恋人関係なのではないかと思われているが、本人達は完全否定している。
(見た目はどこぞの金ぴかを彷彿とさせる)


  • 木乃美(きのみ)芳助(ほうすけ)
喋らしたら残念と女子生徒に言われている。草十郎とはアルバイトも一緒。アホの子。


蒼崎青子の姉。昔は仲がよかったが青子に魔法を取られて以来、険悪な関係に。
殺し合いといえるレベルの姉妹ケンカするらしい。因みに有珠とは長い付き合いで仲が良いとか。


  • 文柄(ふみづか)詠梨(えいり)
合田教会の主任司祭。久遠寺有珠には蛇蝎の如く嫌われている。
基本的に穏やかだが、神父という立場上辛辣な言葉を口にすることもあるとか。


  • 周瀬(すせ)律架(りつか)
周瀬唯架の双子の姉。
妹と一緒に教会で働いているが、律架はシスターではない。妹とは正反対にいい加減かつ朗らかな性格で、久遠寺有珠や静希草十郎からは慕われているが、蒼崎青子からは異常に嫌われているらしい。


  • 周瀬(すせ)唯架(ゆいか)
周瀬律架の双子の妹。
合田教会で働くシスター。盲目の女性。敬虔なシスターとして知られているが、少々真面目すぎるきらいがあり、友人は少ない。


【なぜ!?なに!?プロイ】

恒例のおまけコーナー。今回はシナリオが一本道なので、いつものバッドエンド救済コーナーではなく本編で詳しく説明されなかったプロイキッシャーの解説を行う。


【余談】

因みに原作小説の執筆量は原稿用紙400枚を超えて96年12月に完成したらしい。
賞に応募するつもりで書いたがどうしても規定枚数をオーバーしてしまったのでお蔵入りすることに。
なお、インタビューによると全3部らしく第2部と第3部の間は短くしたいとの事。
第1部は学生時代に書いたのを修正・追記で作っているらしく、第2部、第3部が出るとしても一から書く事になる為、第1部以上に時間が掛かるのは確実だと思われる。
まあ…此処まで延期になったのはプログラムに致命的な欠陥があったかららしいので本来はもっと早く出せたのかもしれないが…






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