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テクノクラート(AC)

登録日:2011/06/09 Thu 21:33:31
更新日:2026/08/09 Sun 12:02:10
所要時間:約 4 分で読めます




テクノクラート社とは、ARMORED CORE 4の世界に存在する企業。
続編のARMORED CORE for Answerにも登場する。


◆概要

ロシアの国有企業が母体となる軍事企業で、元々はイクバールの子会社。
上記の通り母体が国有企業なのにもかかわらず、六大企業国家解体戦争に於いては親会社のイクバールと共に企業側として参戦している。
半ば国家が破綻しかけた世界情勢に加え、ネクスト技術を持つ子会社なのだから、当然と言えば当然なのだが。
「テクノクラート」とは技術者・科学者出身の官僚のことで、旧ソ連の共産党員はその大半がテクノクラートだったことで知られる。


開発・販売している兵器は無誘導のロケットのみ。
レイレナード開発のフラッシュロケット以外は全てこのテクノクラート社製であり、圧倒的なシェアを持つ。

割と高い火力と衝撃力を備え、爆風で範囲攻撃も可能。
さらに加速するにつれ威力が増加する特性があり、アサルトライフル並の速度で連射も出来る優れもの。


……だが例の如く、ミサイルと違って目標を追尾しないため移動目標に命中させるのは困難。加速する程威力が上がるといっても差は微々たるものでしかない。
ロックオンもできず、構えると現れる線上のガイドを目安に、自分で照準を合わせなければならない玄人向け中の玄人向け兵器。
ネクスト、ましてや対人戦で相手プレイヤーに直撃弾を見舞うには相当な練習を必要とする。


AC4時代はレギュ更新の度に攻撃力等々が上昇したが、当てにくさを覆す程ではないため産廃路線から抜け出せず、社名よりも所属するリンクスのが有名となる有り様。
ユーザーからはテクノラートやテクノアラートと社名を間違えて憶えられることもあったとか。

リンクス戦争を経て『ACfA』でも存続、引き続き参戦したが、子会社と言う立場も産廃な性能も全く変わらず、逆に弱体化。
1.20に至っては敵も味方もハイスピードな状態なのでより使えない始末……。

ゲーム内紹介文では「技術水準は総じて低い」「支配企業の底辺」「斜陽企業」、資料集でもオーメル依頼人から「一刻も早く技術レベルを改善して将来性のある製品を生産して欲しい」「所属リンクスは悪くないのに支援企業がこの体たらくでは」「早い話グループの一員として全く役に立ってない」「ネクスト開発に参入するなら協力はしてやるから、とにかく技術力を上げ何か新しいことに挑戦しなければ進歩はない*1」(要約)と散々に酷評されている。



……だが、この仕打ちを受けてもロシア(もう無くなったけど)の奴らは諦めなかった。

いや、寧ろ目覚めた。






レギュ1.30にて火力が大幅増大
背部単発ロケット『CP-48』を例に出して説明すると

1440(1.00) → 16050(1.30)

突如ナニカサレタかの様に、奴らは火薬を増量もとい魔改造、攻撃力を当社比十倍にまで向上させた。

最終レギュ1.40では多少攻撃力は抑えられたものの、一線でも十二分に扱える凶器と化した。
連装ロケットであればグレネードキャノンに比肩する火力となり、弾単価は据え置きの50。これはライフルと同等である。
「超高火力」かつ「かなり連射が効く」ということでRTAでも人気が高い。

初期の産廃っぷりが何処にもない……テクノクラート、何があった?



ただし、いくら火力が上がったとはいえ誘導しない点は相変わらずなので自力で予想射撃しないといけない点は変わらない。
これを自在に使いこなせる様になった方はもれなく変態の称号が貰えます。


◆製品

先述の通りテクノクラートの製品はロケットのみ。設定上は「テクノクラート製車両」にも言及されているがゲーム内には登場しない。
ACではロケットといえば「大ロケ」「中ロケ」「小ロケ」と単発辺りの火力で分かれているのが基本だったが、4系に於いては「単発ロケ」「3連発ロケ」「5連発ロケ」「大ロケ」と基本的に発射数で分かれている。

フレームも内装も一切開発していないながらも企業標準機「ESER-01」が存在している。
SARAFの武装構成を変更、マシンガンを右手に持ち替え、左手をロケットに、「右肩に単発ロケット、コア上部右側にスタビ」を「右肩に3連ロケット、コア上部左側にスタビ」に変更されているのが相違点。
ほとんどサラフそのままの機体なので基本的な性質はそちらに準じる。
なお本機は『fA』時代では設計図一覧表から消えている。
設定上でも撤廃されたのか単にゲームとして省略しただけなのか、元々サラフと大差ない図面なのでどちらであっても不自然ではない。
イクバールがアルゼブラとなり、新標準機が2機追加されたがそちらをベースとした新標準機も特に設定されていない。


CPH-48

シリーズではお馴染みのハンドロケット。
当初は「着弾時に爆発する代わりにロックオンできないアサルトライフル」というような性能でしかなかったが、レギュ1.30以降の超強化でロックオンできない代わりにグレネードより少し弱いくらいの砲弾を連射できるアサルトライフルのような武装に変貌した。
手持ち武器なので一定時間使わないでいると手を降ろしてしまうので一瞬のタイムラグが起こる場合もある点が弱点。


CP-48

背部単発ロケット。いわゆる小ロケに当たる。
こちらも1.30以降は連射力に対して破格と言える火力を手に入れているが、どうせなら↓を選びたいところ。積載量が本当の本当にカッツカツというのでなければ多くの場合は本機はその下位互換である。


CP-49

3連ロケット。1発辺りの威力は↑と同じ。
ロック不可とはいえ、1.30以降のグレネードに匹敵する爆風武器3発斉射の威力は破格。発射数が増えている分ネクストにも命中もさせやすいので練習する値打ちはある。
威力、命中性、連射力などの面でバランスが良く、おそらく最も使いやすいロケット。


CP-51

5連ロケット。1発辺りの威力は↑より少し下がっている。『fA』での新商品。
説明文通り少し散らばる弾道で5発のロケット弾が発射される。
威力は下がっているとはいえ、それでも1.30以降で威力10000超の弾頭5連発を対地爆撃のようにして使えばネクストにも通常兵器にも高い命中性とダメージを期待できる。
連射力は下がっているため他のロケット程気前よく連発し続けることはできないが、こちらも使いやすい方。3連ロケットとは、より肌に合う方を選択すると良い。


BVS-50

ボリスビッチのみ装備している大ロケ相当の装備。
ロケットとしては最も高い単発威力を持つが、単発式なのでワントリガー当たりの総ダメージ量で言えば3連ロケ・5連ロケを下回る。
あれらのような当てやすさという特徴も持たないので、あらゆる意味でロマン砲である。


FSS-53

肩部装備。威力ではなく衝撃力に特化した特殊なロケット。
PA減衰力も中々高いが、例の如くノーロック武器なのでこれを命中させることにもこれを命中させた後の戦術にも一工夫は欠かせない。
隠れた特徴としてカブラカンのスカートを跳ね上げやすいという点がある。慣れたプレイヤーであれば敢えてこれに頼ることは少なく、これが手に入る頃には頼らなくて良いほどの「慣れたプレイヤー」になれているというジレンマ


◇テクノクラート社所属の愉快な仲間……もといリンクス達

これだけ散々な扱いのテクノクラートだが所属リンクスが各作品1名ずつ存在する。


AC4時代。リンクスNo.25で何気に国家解体戦争に参加したオリジナル。
順位はオリジナルの中では下から2番目、しかも最下位は参戦自体が末期だったので…
ESER-01をベースにした『バガモール』を操る。
大味で精度に欠ける戦いを展開するリンクス……と書けばそれだけだが、一人称がACシリーズ初の『我輩』で、戦闘中に


\ハラショーッ!!/

……と叫ぶ。
企業所属なのにもかかわらず、ミッションでは反体制勢力『マグリブ解放戦線』側として登場、アナトリアの傭兵と刃を交えることになる。


ACfA時代。カラードランク19。親会社アルゼブラから新標準機がリリースされてなお相変わらず旧標準機ベースの軽量機『スタルカ』を駆る。
背後を取る様な動きで回り込み、怪しげなブレードを引っ提げ首輪付きを抉ってくる。
此方も同じくハラショーッと叫ぶがテンションが明らかに違う。
何故か広島弁で、更に何処かアチラの方にしか聞こえない口調で喋る。


この様に、リンクスが各時代一名抱えているにもかかわらず社名が中々上がらないという悲しい企業。
旧世代兵装で波乱の世を頑張る彼らの未来はどうなるのか……?






と、思いきや



このロケット砲、アームズ・フォートに対して絶大な威力を発揮する。

ノーロックというデメリットなど巨大で鈍重or直進しか能が無いデカブツに対しては問題ともならず、その高火力+鬼連射+爆風の追加ダメージでアッと言う間に葬り去る。

マザーウィルは叩き割られ、アンサラーは近づかずに瞬殺(他の射撃武器だと「迎撃装置」によって叩き落されてしまうがロケットはそれをすり抜けられる)、とっつきですら破壊に難儀する程頑強なジェットは強引に破壊され、あのソルディオス オービットでさえ射出前に為す術無く破壊されてしまう。


内部侵入が必要なグレートウォールが相手だとこうはいかないが、その分気持ち良いくらいに内部をお掃除できる。
提携企業であるアルゼブラのとっつきといい…アームズフォート涙目である。


ただしカブラカンは勘弁な!
だってアルゼブラ製だもん!

やがては誰もが叫ぶだろう
これのどこが底辺の斜陽企業だよ!

レギュ改編により超優良企業となったテクノクラート。
社員も皆「ハラショー!!」と歓声をあげている事だろう。

…尤も、資料集ではこの超破壊力に関して一切言及が無く、むしろ「旧式兵器にさっさと見切りを付けろ」というようなことまで言われている辺り、この火力増大はあくまで設定上の性能ではなく「ゲームとしての調整」と思われる。



追記・修正はアームズ・フォートをロケットで爆☆殺した方にハラショオオオオオ!

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最終更新:2026年08月09日 12:02

*1 他グループではあるが、コジマ技術への出遅れによりかつての名門が見る影もない程凋落していたクーガーは強引な人材確保によってコジマロケットエンジンの技術を急速に習得、「優良品」と謳われるパーツを送り出すまでに成長している。