登録日:2009/07/21 Tue 23:12:34
更新日:2025/05/28 Wed 01:08:43
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概要
六大企業の中では新興のエネルギー産業で、超高密度水素吸蔵合金や強化実用燃料電池の開発元。本拠地はカナダと思われる。
彼らのジェネレーターとアルドラのアクチュエータ複雑系技術が合わさることで誕生した新兵器がACノーマルである。
コジマ粒子開発分野にも秀でている。
他にも様々なネクストAC用パーツを開発しており、軍事面ではネクストACに特化している。
そのためノーマルACはおろかヘリや戦車、固定砲台に至るまでレイレナード製は(少なくとも
ゲーム中では)いっさい存在しない。
コジマ技術のリーディングカンパニーである
アクアビットとは密接な提携関係にある。
レイレナード陣営は、当時最強のリンクスと言われていた
ベルリオーズやBFFの“女帝”
メアリー・シェリーらを始めとした優秀なリンクスを擁していたが、軍事インフラの大半を担っていたBFF社が本社機能を持つ艦船クイーンズランスを
アナトリアの傭兵によって破壊され瓦解、
新興故の体力の無さを補っていたBFFの喪失でレイレナード陣営は一気に劣勢に立たされる。
レイレナードは打開策として切り札であるネクスト戦力や巨大兵器の集中運用を実施し一時は優勢となるも、ベルリオーズら主戦力がアナトリアの傭兵に撃破され、最後は本社ビルであるエグザウィルもアナトリアの傭兵に破壊され壊滅した。
その後、技術者達の多くはオーメル・サイエンス・テクノロジーに移籍。
ACfAではレイレナード製パーツの流れを組むオーメル製品が開発されている。
レイレナード本社ビルであるエグザウィルは
- ネクストの攻撃であっさり支柱が壊れる
- なのにその支柱が剥き出し
- それが8本破壊されると倒壊する
- 湖の上に建っているので船か飛行機じゃないと出社できないと思われる
某元建築士のようなかなり頭のおかしい造りになっている。
おまけに護衛に高出力のコジマキャノンを搭載した自律ACを配置するなどコジマ汚染の怖れもガン無視。
レイレナードの首脳陣には既にかなりコジマ汚染が進んでいるようだ。そりゃ負けるわ。
因みに続編fAに登場する
オッツダルヴァは、レイレナード出身といわれている。
製造製品
ネクスト
企業標準機は二機種あり、何れも流線形かつ刺々しいデザインと頭部の独特な複眼が特徴的。
共通して、PA関連の性能に優れた近距離高機動戦闘を想定した機体。
ネクストの強みと言えば「PAとクイックブーストやオーバードブーストによるノーマルとは隔絶した防御力と運動性・機動性」であり、ネクスト特化企業なだけあってレイレナード機の特徴はある意味最もネクストACという兵器の本質に近しいとも謳われる。
パーツの命名法則は、ネクストは「Aから始まる女性歌手」、武装は「英単語」。ボクシングに関係する言葉も散見される。
武装はマシンガンにアサルトライフルにレーザーブレードと、これまた接近戦志向。本作の月光もレイレナード製である。
中量二脚機。
『AC4』『fA』通して初期機体として選択することも可能。
ブレード、マシンガン、プラズマキャノンと武装は一通り揃っているが装甲が薄く、機体のEN消費もやや高めなためクイックブーストを連発したりするとすぐにENが尽き、カメラ性能が低い頭部と近距離専用FCSを組み合わせているので至近距離での張り付き戦法に特化しているなど、少々運用が難しく初心者にはオススメできない。
AC4のパッケージ機でもあり、オープニングムービーで駆け回っているのは本機をベースとしたレイレナード所属のトップリンクス、ベルリオーズの愛機シュープリス。
プレイヤーからの人気もACシリーズでも指折りで、立体化の機会も多い。
AC4から初めてヴァリアブルインフィニティシリーズにラインナップされた機体でもある。
特徴的な複眼やF1カーを思わせるコア、曲線と直線が見事に調和し、しなやかながらも力強さをも感じるその美しさからすれば当然と言えるだろう。
「AALIYAH(アリーヤ)」とはヘブライ語で「崇高な」といった意味を持つが、由来となっているのは同名のアメリカ人の女性歌手と思われる。
逆関節機。
アリーヤの脚部を逆関節に変更したマイナーチェンジ版。
更なる機動力や空戦能力を獲得しているが、とにかく積載量が厳しいので重武装には向かない。
機体名の由来はアメリカの女性シンガーソングライター「アリシア・キーズ」と思われる。
通称「自立型ネクスト」。唯一これのみペットネームが無い。
ネクストの無人機化を目指した兵器。コジマキャノン、コジマブレードといった強力な兵器を装備している。
制式化はされなかったようだが、いくつかが持ち出され各地の戦線に投入されている。
通称「プロトタイプネクスト」。
その名の通り、ネクストの試作機で、通常のネクストより二回りほど大きいが全体的なデザインはアリーヤと似通っている。或いは本機をコンパクトにしたのがアリーヤなのだろう。
スペックはともかく、周囲への環境被害とリンクスにかかる負担が強烈過ぎるということで封印されていたらしいが……。
名前の由来は女性として初の殿堂入りを果たした歌手「アレサ・フランクリン」と思われる。
武装
アリーヤの特性に則り、全体的に軽量かつ近距離戦志向。デザインもやはり直線的で刺々している。
背部武装は製造しておらず、レイレナード所属機は基本的に同盟企業の武装で賄っている。
パーツには通し番号が振られているが、「05」「06」「08」は飛んでいる。
軽量級マシンガン。
4系に於けるマシンガンのスタンダードと言える品で、負荷も低いので軽量機が積むものに迷ったらとりあえずで選択して間違いない。
火力が欲しいなら後述のモタコブに、もっと軽くしたいならアスピナマシにと特化させる前の見極め代わりにしても良い。
最も短いが最も高威力のレーザーブレード、いわゆる「ダガー」枠。ただし4系では威力は月光以上ではなく「月光に次ぐ」二番手。刀身の色は紫。
レイレナード初期機体は右腕に装備しており、4系が前作までのACとは一味違うことを象徴する装備と言えるかも?
額面上の威力はさるものだがリーチの短さから多段ヒットしにくいので思ったよりダメージが伸びず、当てにくさとダメージの出なさが気になる品になってしまっている。
あまりに短過ぎてぱっと見はレーザーブレードというより紫の提灯である。
威力のみならず価格も月光に次ぐ高額商品なので売却すると序盤の資金繰りが少し楽になることが最大の強みかもしれない……。
重量級マシンガン。通称「モタコブ」「モタコ」「モタ」。
マシンガンとしては最も弾数が多く、枠としてはかつての1000マシに近い。
負荷はマシンガンとしては大きめだが単発火力も総火力もマシンガン中最高なので、マシンガンをサブではなくメイン武器にする場合の最有力候補。
軽量機だと流石に重く感じる場合もあるので、それならば↑のヒットマンも試してみよう。
ベルリオーズも右手武器に採用しているアサルトライフル。
AC4のOPではGAノーマルを背後から串刺しにするという衝撃的な使い方を披露しているが、銃身下部の尖った部分は銃剣ではなく空気抵抗軽減のためのカバーである。
アサルトライフルとしては弾数が非常に厳しいため長期戦には向かないが、攻撃性能は非常に高くネクスト相手でもPA越しに着実にダメージを重ねる事ができる。
軽量級の機体に積んで攻め込んで良し、重量機やタンクの格納に積んで迎撃に使って良しの、とにかく弾が少ない事を補うことができる限りは様々な局面で役に立つ便利な一品。
伝統のムーンライト。『fA』ではACどころかフロム全体でも類を見ない紫色の刀身を持つ。
設定ではアンジェ専用のブレードで、後に真改が引き継いだ。
やはり最も高威力かつ最も高負荷なレーザーブレードで、威力は凄まじいが本体の負荷も一振りする毎の消費ENも激しいので、昔のように単純に最も強いレーザーブレードとしてぶら下げるよりも真改のように機体構成自体を「敵に高速接近し月光で斬り捨てる」運用に特化させるのが吉。
肩部装備のフラッシュロケット。
命中した敵機に一定時間ロックオン障害を発生させる。
真改は見事に使いこなしており、画面を一瞬真っ白にさせると同時に激しい炸裂音でプレイヤーを怯ませつつロックできない隙に月光による一閃を狙って来る。
関連人物
トップランカーが在籍している上に他のリンクスも尽くナンバー上位。
リンクスの質は非常に良いと言える。
ナンバー1のオリジナル。即ち国家解体戦争で最も戦果を挙げたリンクスにして本作のトップランカー。またAC4のパッケージ機でもある。
我の強い曲者だらけなリンクスの中では珍しく落ち着いた性格で、大抵の者がナメてかかるアナトリアの傭兵のことも決して侮ってはいなかった。
ナンバー3。本作の月光の使い手。
国家解体戦争で多数のレイヴンを撃破したことで「鴉殺し」と名高い。
堂々としたその振る舞いは正に女騎士のそれ。
ナンバー11。
説明文には何やら物騒なことが書かれているがレイレナードメンバーで唯一本編にも続編にも全く出て来ないため非常に地味。
ナンバー12。アリシアを使用する。
レイレナードのリンクスとしては珍しく、インテリオルやアクアビット等同陣営の他企業のパーツを多用している。
派手さは無いもののレーザーライフルでガリガリ削る隠れた難敵。
ナンバー33。
AC4では本編に登場しなかったが、続編にて重要人物として再登場する。
追記・修正は支柱を破壊してお願いします。
- 本社に自律型ネクストが配備されてたのはリンクス戦争末期で、本社が攻撃に晒される状況だったせいもあると思うが… -- ごうな (2013-11-26 02:05:52)
- ORCAは企業の思惑だったのか、オッツダルヴァの理想だったのか…… -- 名無しさん (2013-12-27 16:40:09)
- 4の時にエーレンベルク使ったのはGAの監視衛星の破壊じゃなくてアサルトセルを破壊する為だったのかな。 -- 名無しさん (2013-12-27 17:13:50)
- ↑ベルリオーズの未使用台詞に「世界は私達が変える」ってのがあった辺り多分そうだろうね -- 名無しさん (2013-12-27 19:00:37)
- fAにてORCA旅団を支援していたと思われる企業はオーメル・サイエンステクノロジーだけど、リンクス戦争後はレイレナード勢力をオーメルが取り込んでいる。レイレナードが目指した先はORCAのそれと同じだったんじゃないかな。企業として若いオーメルが、実はレイレナードの熱気に当てられて行動を起こしたと考えると面白くないかい? -- 名無しさん (2013-12-27 19:32:53)
- 名前は某ボクサーから来ているのかしら -- 名無しさん (2013-12-27 22:07:55)
- 社内衣食住甘美なんじゃないかな?そうすりゃ、偶にの帰郷や物資食料の運搬くらいしか船使わないし。あの世界でわざわざ外から出社は危ないような気がする -- 名無しさん (2013-12-27 22:52:35)
- ↑タイプミスすいません、衣食住完備や -- 名無しさん (2013-12-27 22:53:15)
- 本社が急所である支柱剥き出しの欠陥建築って言われるけどゲームの都合上とはいえ支柱部位以外はネクストの大火力をものともせず、肝心の支柱もすべて破壊されない限り倒壊しないって意味では実は凄い建造物だと思うんだよね。支柱は壊されても直せば良いし、全部壊されるまでに敵を撃退できれば良いって意味では堅牢な造りなんじゃなかろうか。本編では直前に自社のネクスト部隊が壊滅してたから駄目だったけど平時なら常にネクストを防衛に当てておくだけで同格の戦力をぶつけない限り攻略不能だし、結構利に適ってない? -- 名無しさん (2015-10-25 17:39:56)
- そもそもあの時代はネクストに直接拠点を襲撃されたら終わりだからな。ネクスト以外に対しては滅法強い水上という立地は悪くない -- 名無しさん (2016-02-19 03:24:09)
- ↑↑がおっしゃる通り、散々な言われようだけどしっかりした建物だったんじゃないかな。ネクストに攻撃されればどんな建物だってただじゃすまない訳だし、建設ピッチが速いほうがいいとかエネルギー効率がいいとかの理由でああ言う建物になったのでは。本文にも書かれている「某元建築士」の建物も実は緻密に計算されていて、東北の地震で多くの建物が崩れる中でも彼の設計した建物は無事だった。従順に建築基準法を守っている建物の方が彼の建物より脆かったってどんな皮肉だろう。 -- 名無しさん (2022-02-01 15:19:58)
- 正直レイレナードはまともみたいな評価されがちだけどまだマシってだけでまともではないからね -- 名無しさん (2022-12-26 23:32:29)
最終更新:2025年05月28日 01:08