登録日:2009/07/31 Fri 12:10:04
更新日:2025/04/26 Sat 03:34:05
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イクバール
国家に反乱を起こした六大企業の一つ。
南アジア経済圏(画集にて正確な所在地はインド亜大陸と判明)を拠点とする工業系総合企業イクバールが盟主を務め、ロシアの旧国営企業テクノクラートを傘下に置く「イクバールグループ」を形成していた。
テクノクラート社は登場企業の中でも技術水準が低く、いろいろな面でアルゼブラに依存している実質完全子会社。
歴史的経緯から
オーメル・サイエンスと協力関係にあり、イクバールのネクストは自社製造していない内装類や一部の武装にオーメルのものを使用している。
かつては食糧問題を巡り
GAと対立していたが、GA社側の譲歩により一時的な協力関係を結び、
リンクス戦争ではGA陣営として参戦し最後まで戦う。
……が、
いきなりGAを背中から撃っている。ACで企業同士が手を結んだ時にはよく見る光景である。
何気に、当時最高クラスのリンクスと言われた
サーダナを始めとした複数のリンクスや、精鋭と名高いノーマル部隊
バーラット部隊を擁しており、戦力は充実していた。
しかし皮肉にも味方であったはずのアナトリアの傭兵によってサーダナは討ち死に、バーラット部隊も空港襲撃部隊が全滅させられるなど
アクアビットや
レイレナードほどではないにせよ大きな被害を被っている。
「イクバール」とはインド系の人名。
パーツの命名法則は「イスラム教に関係する単語」。N系のキサラギや有澤と同様、型番が無くパーツ名だけなのが特徴的。
アルゼブラ
リンクス戦争後、イクバールは大規模な人事刷新を実施、経営体制も変化し社名も
アルゼブラに変更した。
テクノクラートは変わらず傘下企業にあり、またテクノクラート共々オーメルの傘下へと入っている。
とはいえ正確には「オーメルと同盟関係」とのことで、アルゼブラとテクノクラートのような明確な上下関係ではない模様。
また、GAとは食糧市場で再び敵対関係になっている。
自社の支配域に紛争地域が多い為か、実戦テストの機会に事欠かず実用性の高い製品群が高く評価されている。
「アルゼブラ」とは「代数学」という意味。企業エンブレムも勿論変更されているが、赤色系の色合いと一文字だけ鏡文字になっているのはイクバールと同じ。
社名変更に伴い、パーツの命名法則も武装は「各国の国花」、フレームパーツは「ヒンディー語の数字」に変更されている。型番が無いのは以前と同様。
製品
武装はマシンガンやショットガンなどの近接戦向けの実弾武器が多い。
また、ロマンの塊である
射突型ブレード(通称とっつき)を製作している唯一の企業。
その外観や、並のネクストなら"当たれば"一撃で破壊も可能な威力から漢の武器として評判。一部
アームズ・フォート戦でお世話になったリンクスも多いのではないだろうか。
そんなロマン武器をガチで開発、自社のネクストに装備しているところなどからやや異端視されることもある。
ゲーム内の紹介文や資料集でのコメントも見るに作中でも「独特のモノづくりをしている集団」と見られているようで、
4系に於ける変態企業の一角……なのだが、キャラが濃すぎるアクアビットやトーラスの陰に隠れて今一地味な感は拭えない。
パイルの他に
ショットガンに妙に情熱を燃やしているという一面もあるなど、ある一転への強いこだわりを持つという意味では間違いなく変態企業。
『fA』では新たに多数の武器をリリースしているのだが、全て実在銃器とそっくりという特徴があり、これは同社のAC用武器開発が「人間用の火器を機体のサイズに合わせて拡大する」という方針であるためだとか。
あとちゃっかりショットガンの新作も投入している。
PA性能をはじめ総合的な防御力がかなり低いものの、APや安定性能が総じて高く、また全体的に軽量志向で運動性能はトップクラス。
地上に空中に動き回って相手を翻弄する三次元戦闘に向く。隙を見つけてとっついてやろう。
あまり目立たないが、他の企業の機体に比べて修理費用が安いのも特徴。
どことなく昆虫を連想させる有機的な外観や特徴的なスタビライザーなど、兵器らしさの薄い機体が飛び跳ねながら接近してくる様はなんか不気味である。
以前は製造していなかった内装類にも手を出しており、
FCS、
ジェネレーター、OB以外のブースターを自社製品で賄うことに成功している。
何れも「実弾主体」「軽量志向」というアルゼブラネクストに合わせ、「並列処理性能が高い」「PA出力が高め」といった個性を持つ。
新たな企業軍の主力兵器であるアームズフォートの分野にアルゼブラも参戦、突撃型アームズフォート、カブラカンを投入している。
ネクストの火力をものともしない頑丈なボディはGAも手を焼かされていたとのこと。
ちなみにテクノクラートがリリースするパーツはロケットのみ。標準機もサラーフにロケットを積んだだけというものなので『fA』では図面が削除されている。
イクバール・アルゼブラのオマケみたいな扱いのテクノクラートだが一応AC4、ACfAそれぞれで一人ずつだがリンクスも所属している。
しかし
AC4…所属リンクス「
ボリスビッチ」
ミッションでは視界がほとんど効かない砂漠での戦闘になるのだが、接近すると「ハラショーッ!」と叫んでロケットをぶっ放してくる。
状況によってはミッションが始まってから最初に聴くボリスビッチの台詞がこれになるのでびっくりする。
倒す必要がない上にブレードで切れば簡単に破壊可能な目標を壊せばミッションクリア、隠しパーツもそれで入手できるので無視されることも多い。
ACfA…所属リンクス「
ド・ス」
やっぱり視界の悪い場所で戦うことになる。
ボリスビッチのようなハイテンションキャラではないが、「そういう事じゃ、えぐらせてもらうで、GA」と、シリーズ初の広島弁を披露。
そもそもAC世界の標準言語が日本語かどうか不明なので方言という概念自体シリーズにはなかったので、プレイヤーに衝撃を与えた。
ちなみに何でえぐるのかと言えば、当然右腕のすごく…大きいです…と言いたくなるような立派な
パイルバンカーである。
やっぱり「ハラショー」って言う、だがミッションではほとんど言ってくれない。
ほかにも
「殺った…」
「寒いか?じゃがじきにそれものうなる」
とどこまでもヤク……広島弁で話す。
アルゼブラにも、敵対するものを肥溜めにぶちこもうとするリンクスがいたり、色っぽくてドSな蜘蛛女がいたり、面白さ優先でリンクスを選んでいるように思える。
AMS適性は先天的な才能なので故意ではないはずだが…
追記・修正しない奴は、肥溜めにぶち込んでやる!
- 方便かどうかは分からんが、LRのンジャムジもかなり特徴的な喋り方だったし、VのQEDに関しては完全に別言語だったし。出身地で訛りがあったりするのか? -- 名無しさん (2015-07-12 02:53:21)
- 実際はロシア訛りの英語とかだったのかもしれん -- 名無しさん (2020-09-18 07:10:40)
最終更新:2025年04月26日 03:34