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イクバール/アルゼブラ(AC)

登録日:2009/07/31 Fri 12:10:04
更新日:2026/08/03 Mon 07:22:20
所要時間:約 4 分で読めます




イクバール及びアルゼブラとは『ARMORED CORE 4』及び『ARMORED CORE for Answer』に登場する企業。




イクバール

国家に反乱を起こした六大企業の一つ。
南アジア経済圏(画集にて正確な所在地はインド亜大陸と判明)を拠点とする工業系総合企業イクバールが盟主を務め、ロシアの旧国営企業テクノクラートを傘下に置く「イクバールグループ」を形成していた。
テクノクラート社は登場企業の中でも技術水準が低く、いろいろな面でアルゼブラに依存している実質完全子会社。

歴史的経緯からオーメル・サイエンスと協力関係にあり、イクバールのネクストは自社製造していない内装類や一部の武装にオーメルのものを使用している。
かつては食糧問題を巡りGAと対立していたが、GA社側の譲歩により一時的な協力関係を結び、リンクス戦争ではGA陣営として参戦し最後まで戦う。
……が、いきなりGAを背中から撃っている。ACで企業同士が手を結んだ時にはよく見る光景である。

何気に、当時最高クラスのリンクスと言われたサーダナを始めとした複数のリンクスや、精鋭と名高いノーマル部隊バーラット部隊を擁しており、戦力は充実していた。
しかし皮肉にも味方であったはずのアナトリアの傭兵によってサーダナは討ち死に、バーラット部隊も空港襲撃部隊が全滅させられるなどアクアビットレイレナードほどではないにせよ大きな被害を被っている。

「イクバール」とはインド系の人名。
パーツの命名法則は「イスラム教に関係する単語」。N系のキサラギや有澤と同様、型番が無くパーツ名だけなのが特徴的。


アルゼブラ

リンクス戦争後、イクバールは大規模な人事刷新を実施、経営体制も変化し社名もアルゼブラに変更した。
テクノクラートは変わらず傘下企業にあり、またテクノクラート共々オーメルグループに入っている。
とはいえオーメルとの関係は「同盟に近い」とのことで、アルゼブラとテクノクラートのような明確な上下関係ではない模様。
また、GAとは食糧市場で再び敵対関係になっている。

自社の支配域に紛争地域が多い為か、実戦テストの機会に事欠かず実用性の高い製品群が高く評価されている。

「アルゼブラ」とは「代数学」という意味。企業エンブレムも勿論変更されているが、赤色系の色合いと一文字だけ鏡文字になっているのはイクバールと同じ。
社名変更に伴い、パーツの命名法則も武装は「各国の国花」、フレームパーツは「ヒンディー語の数字」に変更されている。型番が無いのは以前と同様。


製品

武装はマシンガンやショットガンなどの近接戦向けの実弾武器が多い。
また、ロマンの塊である射突型ブレード(通称とっつき)を製作している唯一の企業。
その外観や、並のネクストなら"当たれば"一撃で破壊も可能な威力から漢の武器として評判。一部アームズ・フォート戦でお世話になったリンクスも多いのではないだろうか。
そんなロマン武器をガチで開発、自社のネクストに装備しているところなどからやや異端視されることもある。
ゲーム内の紹介文や資料集でのコメントも見るに作中でも「独特のモノづくりをしている集団」と見られているようで、4系に於ける変態企業の一角……なのだが、キャラが濃すぎるアクアビットやトーラスの陰に隠れて今一地味な感は拭えない。
パイルの他にショットガンに妙に情熱を燃やしているという一面もあるなど、ある一点への強いこだわりを持つという意味では間違いなく変態企業。

『fA』では新たに多数の武器をリリースしているのだが、全て実在銃器とそっくりという特徴があり、これは同社のAC用武器開発が「人間用の火器を機体のサイズに合わせて拡大する」という方針であるためだとか。*1
あとちゃっかりショットガンの新作も投入している。


フレームパーツでは、リンクス戦争時代には標準機体として「 軽量二脚SALAF(サラーフ)及び軽量逆関節TAWHID(タウヒード)、サラーフの腕部をショットガン武器腕に変更したINJIL(インジール)」を製造している。
これらは『fA』にてSOLUH(ソーラ)/SAUBEES(ソービース)/SAUTEES(ソーティース)に名前が変更された。


PA性能をはじめ総合的な防御力がかなり低いものの、APや安定性能が総じて高く、また全体的に軽量志向で運動性能はトップクラス。
地上に空中に動き回って相手を翻弄する三次元戦闘に向く。隙を見つけてとっついてやろう。

あまり目立たないが、他の企業の機体に比べて修理費用が安いのも特徴。
どことなく昆虫を連想させる有機的な外観*2や特徴的なスタビライザーなど、兵器らしさの薄い機体が飛び跳ねながら接近してくる様はなんか不気味である。

以前は製造していなかった内装類にも手を出しており、FCSジェネレーター、OB以外のブースターを自社製品で賄うことに成功している。
何れも「実弾主体」「軽量志向」というアルゼブラネクストに合わせ、「並列処理性能が高い」「PA出力が高め」といった個性を持つ。

新たな企業軍の主力兵器であるアームズフォートの分野にアルゼブラも参戦、突撃型アームズフォート、カブラカンを投入している。
ネクストの火力をものともしない頑丈なボディはGAも手を焼かされていたとのこと。

所属リンクス

AC4時代では4名のリンクスが所属、傘下のテクノクラートも含めれば計5名。
最高戦力がNo.2とトップランカーに次ぐ実力者の上、残るリンクスも大半がオリジナルとリンクスの質・量は他企業にも決して劣らない。

ACfA時代は本社に2名、テクノクラートに1名の合計3名。
ランクは全員が2桁台の中堅どころではあるものの、全員が真正面からではなく環境を活かした局地戦闘を得意としていることもあり、単純な数値では計れない侮れない実力者揃いとなっている。

AC4時代

イクバールの魔術師と称され恐れられる同社最高戦力。
リンクスナンバー2とトップのベルリオーズに次ぐ地位を有する最強クラスのオリジナルの1人。
詳細は個別項目へ。

  • K.K


癖の強い物理ブレードを使いこなす、イクバールのオリジナル。
桁外れの威力を誇るこの特殊武器は、PAすら容易に貫通する。
レイヴン時代から同種の武器を使い続ける様は、まさに職人。

リンクスナンバー17。
アルドラ社のシェリングと同じくレイヴンとしても戦闘経験がある古株。
その頃からまさかの射突型ブレードを用いていたという変☆態。

ストーリーには登場せずシミュレーターで戦えるのみだが、
続編のACfAにおいてはスタルカのアーキテクトとして名前が確認できるため、
人知れず生き延びてリンクスを引退し裏方に転向したのだろう。

【搭乗機体】

ネクスト:リバードライブ


画像出典:ARMORED CORE 4 ゲーム画面 シミュレーター選択
© フロム・ソフトウェア 2006年12月21日発売

部位 パーツ名 製造元
頭部 SALAF-HEAD イクバール
コア SALAF-CORE
腕部 SALAF-ARMS
脚部 SALAF-LEGS
右手武器 SHAITAN
左手武器 RAJM
右背武器 なし -
左背武器 CP-48 テクノクラート
肩武器 なし -
メインブースター CB-RACHEL ローゼンタール
バックブースター LB-HOGIRE
サイドブースター AB-JUDITH オーメル
オーバードブースター KB-JUDITH
FCS FS-JUDITH
ジェネレータ GN-JUDITH
イクバールの標準機の一つ、サラーフをベースにした軽量二脚機。
武装はショットガンに小型ロケット、そして忘れてならない彼の象徴たる左腕に怪しく煌めくとっつきこと物理ブレードRAJMである。
プライマルアーマーの上からでも致命的なダメージを与えるロマンは健在……なのだが、
内装がローゼンタール系メインで突撃力が微妙なことから滅多なことでは当たらない上、
残りの武装も火力微妙なショットガンに同じくロクに当たらず火力も微妙な小型ロケットしかないため、
シミュレーターでの対戦ではそう苦労することはないだろう。

  • ナジェージダ・ドロワ


国家解体戦争末期に参戦した、イクバールのオリジナル。
AMS適性を武器型の腕部パーツで補う戦闘スタイルは、
他社にも影響を与え、同種パーツ開発の契機となった

リンクスナンバー26。国家解体戦争以前のオリジナルとしては最も新しいナンバーを持つ。
AMS適性の低さを補う武器腕機使いのパイオニア的な存在とのこと。
本編・続編共に未登場。

【搭乗機体】

ネクスト:ファイバーフロウ


画像出典:ARMORED CORE 4 ゲーム画面 シミュレーター選択
© フロム・ソフトウェア 2006年12月21日発売

部位 パーツ名 製造元
頭部 SALAF-HEAD イクバール
コア SALAF-CORE
腕部 INJIL-ARMS
脚部 TAWHID-LEGS
右手武器 なし -
左手武器
右背武器 MP-O200 オーメル
左背武器 なし -
肩武器 QADAR イクバール
メインブースター CB-RACHEL ローゼンタール
バックブースター LB-HOGIRE
サイドブースター AB-JUDITH オーメル
オーバードブースター KB-JUDITH
FCS FS-JUDITH
ジェネレータ GN-JUDITH
イクバールの標準機の一つ、インジールをベースにした逆脚武器腕機。
武器腕ショットガンに散布型ミサイル、更に肩にまで特殊兵装のショットガンを装備しているという、散弾オンリーな機体。
ひたすら張り付いて弾をばら撒くことに特化しており、まともに浴びるとあっという間にプライマルアーマーが剥げてしまう。
が、やっぱりブースター周りが微妙なのは変わらずの上、
よりにもよって散布型ミサイルを右背に積んでしまっているために武器腕との併用ができないという致命的な弱点も抱えている。

  • シブ・アニル・アンバニ(アニル・ハッサン)


イクバールの最精鋭、バーラット部隊から選抜されたリンクス。
豊富な実戦経験を持つ生え抜きの軍人であり、
熟練した、高い作戦遂行能力に定評がある

リンクスナンバー28。オリジナルではないものの、ナンバー的に国家解体戦争から程なくして登録されたリンクスと思われる。
同社精鋭であるバーラット部隊からの叩き上げということもあり、戦闘経験も豊富で評価は上々だったとのこと。
こちらも本編・続編共に未登場。

何故かXBOX版では名前が変更されている。

【搭乗機体】

ネクスト:キャリオンクロウ


画像出典:ARMORED CORE 4 ゲーム画面 シミュレーター選択
© フロム・ソフトウェア 2006年12月21日発売

部位 パーツ名 製造元
頭部 SALAF-HEAD イクバール
コア SALAF-CORE
腕部 SALAF-ARMS
脚部 SALAF-LEGS
右手武器 SHAITAN
左手武器 ZAKAT
右背武器 なし -
左背武器 CP-49 テクノクラート
肩武器 なし -
メインブースター CB-RACHEL ローゼンタール
バックブースター LB-HOGIRE
サイドブースター AB-JUDITH オーメル
オーバードブースター KB-JUDITH
FCS FS-JUDITH
ジェネレータ GN-JUDITH
イクバールの標準機の一つ、サラーフをベースにした軽量二脚機。
ショットガン、マシンガン、三連ロケットとオーソドックスな武装構成。
他の同社所属リンクスたちが癖の強い特徴ばかり持っているために、逆にまともすぎる機体だったりする。

ACfA時代

カラードランク14、fAの時代におけるアルゼブラの最高戦力。
ランクとしては中堅所だがそれに似合わぬ高い実力を誇る。
アルゼブラ社に忠誠を誓い、敵対するGAには物凄い憎悪を向けている。
詳細は個別項目へ。

カラードランク15、上記のイルビスのすぐ下に位置する実力者。
その実態は一方的に相手をいたぶるのが大好きなかなりキレた蜘蛛女。
詳細は個別項目へ。







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最終更新:2026年08月03日 07:22

*1 ちなみにライバルのGAはこの逆で「人間じゃ到底無理なバランスの武器を運用してこそACだろ!」という方針らしい

*2 アルゼブラのネクストは、アクチュエータ複雑系に節足動物に近い生物の身体構造を応用しているとのこと。