登録日:2011/01/17 Mon 01:02:44
更新日:2024/10/19 Sat 17:07:49
所要時間:約 9 分で読めます
蒼狼の一族は5柱の神を呼び出した。そのうちの1柱は黒き月を象徴する神だった。
彼らはその神のための居城「オリジナル・ハート」を地上に作った。
概要
これらの
種族であるゴッドは、特定のゴッドとリンク(
合体)する事で強化されるという特徴を持ち、そのイラストもそれに応じたデザインになっている。
解説
4体のクリーチャーで構成されており、2つのバージョンが存在する。
闇・水神帝
神帝アージュ VR 闇文明 (7) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 8000+ |
G・リンク《神帝アナ》または《神帝スヴァ》の左横、《神帝ムーラ》の上側 |
W・ブレイカー |
■このクリーチャーが他のゴッド3体とリンクしていて、このクリーチャーが攻撃またはブロックする時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。 |
神帝ムーラ C 闇文明 (3) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000+ |
G・リンク《神帝マニ》または《神帝ヴィシュ》の左横、《神帝アージュ》の下側 |
このクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、ゴッドを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
神帝アナ R 水文明 (5) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 5000+ |
G・リンク 《神帝アージュ》の右横、《神帝マニ》または《神帝ヴィシュ》の上側 |
このクリーチャーがゴッドとリンクしたとき、相手にバトルゾーンにある自分自身のクリーチャーを1体選ばせ、持ち主の手札に戻してもよい。 |
神帝マニ UC 水文明 (4) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 4000+ |
G・リンク《神帝ムーラ》の右横、《神帝アナ》または《神帝スヴァ》の下側 |
このクリーチャーがゴッドとリンクしたとき、カードを1枚引いてもよい。 |
これらがゴッド・リンクすると以下の効果を得る。
神帝アージュ/神帝ムーラ/神帝アナ/神帝マニ 水/闇文明 (7/3/5/4) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 20000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃またはブロックする時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。 |
組み合わせにより効果は異なるが、最大の特徴として攻撃・ブロックする度にアンタップするという、無限攻撃能力を有するところ。
複雑で派手過ぎるため、使えないだろうとの噂が流れたが回してみると意外と回る。
理由は3マナ《神帝ムーラ》、4マナ《神帝マニ》の出た時効果で手札交換と1ドロー。次のターン、さらに出た時効果でバウンス付の5マナ《神帝アナ》を出す流れを持っているからである。
また、リンク時の効果は全て共有されるのでアナを出した時、手札交換とドローまで付いて来るので難無く回せるのである。
闇単神帝
《神帝アナ》《神帝マニ》に代わり《神帝スヴァ》《神帝ヴィシュ》がリンクした神帝。(アージュとムーラは据え置き)
この場合、闇単色で組むことができる。
神帝スヴァ P 闇文明 (5) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 6000+ |
G・リンク《神帝アージュ》の右横、《神帝マニ》または《神帝ヴィシュ》の上側 |
このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるゴッド1体につき+2000される。 |
このクリーチャーが《神帝アージュ》とリンクしていて攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-8000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される) |
自分の、カード名に《神帝スヴァ》と書かれているカードがバトルゾーンを離れた時、自分はゲームに負ける。 |
神帝ヴィシュ P 闇文明 (4) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000+ |
G・リンク《神帝ムーラ》の右横、《神帝アナ》または《神帝スヴァ》の下側 |
このクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
こちらがゴッド・リンクするとこのようになる。
神帝アージュ/神帝ムーラ/神帝スヴァ/神帝ヴィシュ 闇文明 (7/3/5/4) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 20000+ |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃またはブロックする時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。 |
このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるゴッド1体につき+2000される。 |
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-8000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される) |
自分の、カード名に《神帝スヴァ》と書かれているカードがバトルゾーンを離れた時、自分はゲームに負ける。 |
1つ目の水闇混合神帝に比べ、墓地のゴッドだけのパワーアップ、攻撃時に相手クリーチャーをパワー9000ダウンと、単純な破壊力という面では大きく勝っている。
反面、《神帝スヴァ》が離れると敗北するというデメリットを抱えることとなる。
カード名に《神帝スヴァ》と書かれたカードが離れると敗北するため、リンク解除時に身代わりとして離したら敗北してしまう。
リンク解除する際は《神帝スヴァ》を死守しなければならない。
闇単色神帝の場合、《神帝マニ》のドロー効果の恩恵を受けられないため、神帝完成にやや苦労する。また《神帝アナ》のような
バウンスでの妨害効果もないため、その点もつらい。
両方混合の場合、アナとスヴァは入れる枚数が人により変化する。アナはリンク時に発動した時の効果が微妙すぎる。かと言って、スヴァはパワーダウンが強いが強制敗北条件が付き纏う。
関連カード
新月の脈城オリジナル・ハート P 水闇文明 (5) |
城 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
自分のゴッドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。 |
自分のクリーチャーが攻撃する時、名前に《神帝》とあるゴッドを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 |
専用サポートカードの神帝城。
自分のクリーチャーが攻撃する時、神帝を踏み倒すことができる。手札からだが、もう一つの効果であるドロー効果により息切れすることもない。
神帝デッキでは必須の1枚であろう。
時空の脅威スヴァ P 闇文明 (7) |
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/オリジン 5000 |
ブロッカー |
攻撃できない。 |
覚醒−神帝が完成した時コストの大きい方に裏返す。 |
↑↓
神の覚醒者サイキック・スヴァ P 闇文明 (14) |
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/オリジン 12000 |
覚醒時、バトルゾーンとマナにある他のゴッド以外のカードを全て破壊する。 |
T・ブレイカー |
解除 |
効果を見ての通り、神帝のデッキ専用のカードである。とはいえ、闇の
ブロッカーとしてはそこそこなので悪くはない。
また、その豪快な能力からオーバーキルに見られがちだが、実際は相手の防御網を切り崩し、シールド・トリガー→リンク解除からの反撃の芽を摘めるため実用性が高いと言える。
更にこの手のカードにありがちな「ミラーでは無力」ということもない(ゴッドデッキでも、大概はゴッド以外のカードが割合を占めるため)。
第七神帝サハスラーラ SR 闇文明 (10) |
進化クリーチャー:クリエイター/オリジン 21000 |
進化:自分のゴッド1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。その後、クリーチャーを2体、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを–8000する。 |
このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
初のゴッドを進化元に指定する進化クリーチャーであり、
コラボを除いた初のクリエイターの進化クリーチャーでもある。
アタックトリガーでパワー低下(スヴァ)・ハンデス(ヴィシュヌ)・墓地回収(ムーラ)・攻撃後のアンタップ(アージュ)と闇の神帝4体をモチーフにした効果を一気に行う、カード単体では
最強クラスのフィニッシャー。
反面、除去耐性などは備えていないので相手に妨害される可能性もあり、ゴッドではないためサイキック・スヴァの覚醒時の効果で破壊されてしまうので神帝デッキとは噛み合わせが悪い。
コストの高さも相まってどちらかと言えば専用構築を求められる。
神帝ルナティック ・ゴッド GS P 水/闇文明 (21) |
クリーチャー:ゴッド/オリジン 21000 |
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
■このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにあるゴッドのマナの数字は、1のかわりに3になる。 |
■W・ブレイカー |
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選び、持ち主の手札に戻す。その後、カードを3枚引いてもよい。 |
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
DMSP-02「超獣王来烈伝」にてリメイクカードとして選出された。
見た目は闇の神帝4体リンクの姿をしているが、文明と能力は水と闇の神帝2体ずつのリンク体をモチーフにしている模様。
コストは21と非常に重いが、自身の能力で召喚時にマナゾーンのゴッドのマナを1から3にするので最小7マナで召喚が可能。
とは言えそれでも重いのでオリジナル・ハートによる踏み倒しで出したい。自身の効果とオリジナル・ハートの効果で合計4枚ドロー出来る上に、オリジナルの神帝及びサハスラーラの無限攻撃能力を引き継いでいるので手札にある神帝を更に踏み倒す事が可能。
ちなみに当初は《神帝 GS》と言う名前になる予定だったが、「それでは寂しい。映画を思い出して欲しい」と言う思いからこの名前になったとの事。
名前の由来はおそらく神帝をテーマにした構築済みデッキ・「ルナティック・ゴッド」からだろう。
更に超獣王来烈伝における称号は「黒月王」。こちらは映画のタイトルである「黒月の神帝」から付けられたと思われる。
アニメでの活躍
二戦目は一旦完成したが
NEXの
進化形態の《超竜サンバースト・NEX》に殴り返され半壊。ヴィシュを召喚し
ミカドがスヴァと融合、再度リンクして逆転する。
が、サンバーストから究極進化した《神羅ライジング・NEX》の効果でスヴァを残し全滅。
ライジングは破壊されたが最後の能力から現れた《ボルシャック・クロス・NEX》にスヴァを討たれついに敗北する。
追記・修正は神帝を完成できたらお願いします。
- 名も無き神人類組み合わせたらどうなるんだろう…少なくともサイキック・スヴァの覚醒とプロジェクト・ゴッドとアージュの効果が決まりやすくなり、さらにジーザス・メリーチェーンやブラー、クラフト・ヴェルクとアージュの効果を絡めれば…? -- 名無しさん (2013-11-04 22:58:04)
- もしムーラの代役を神人類にしてアージュとリンクし、ラッディ・ヴァレンタインとジーザス・メリーチェーン着け、ゴッド・ウォールを唱えることに成功し、相手にバトルに必ず勝つブロッカーさえいなければ毎ターン除去手段が置換効果しかないパワー 27000T・ブレイカーの無限アタッカー&ブロッカーなんて悪魔もブッ飛ぶ四体神が成立するはず -- 名無しさん (2013-11-05 06:51:01)
- 待てよ…ゴッド・ウォールのおかげで安定した呪文回収さえあればスヴァだいぶ使いやすくなったんでない? -- 名無しさん (2013-11-05 06:56:29)
- こいつらの粘り強さは尋常じゃない -- 名無しさん (2013-11-05 14:00:38)
- カードを選ぶ関連の裁定変更でスヴァさんが泣いてる。 -- 名無しさん (2014-02-06 20:56:11)
- 某豚のせいでスヴァさん怖くて使えなくなっちゃった。豚がアタックするだけで負けちゃうなんて… -- 名無しさん (2014-04-15 17:23:09)
- トンギヌス、うっ、頭が。 -- 名無しさん (2014-07-12 04:03:05)
- 今スヴァに特殊敗北条件付けるなら、ゴッドの召喚コストをそのゴッドが持っている文明の数まで減らす(2色なら2マナで召喚可能)、4体リンク時、自分のターン中に相手は召喚&呪文が一切使用不可能くらいやっても許されそう。 -- 名無しさん (2016-03-24 20:51:12)
- ヘヴィメタやMロマがゴッド・ノヴァOMGにリメイクされてるからこいつらもリメイクされないかな -- 名無しさん (2021-10-02 09:11:32)
- とはいえ今期は十二王に選ばれてキングマスターディスペクターにもなるしなー、コンテンツでいえばクッソ優遇されてるだけに更に強化の為の枠を……ってのは難しいのかも -- 名無しさん (2021-11-17 22:30:32)
- 項目名について、「神帝」だけだと何のジャンルか分かりづらいですしビックリマンの方とも混同しますので『神帝(デュエル・マスターズ)』に変更したいと思っています。 一週間待って反対意見がないようでしたら変更します。 -- 名無しさん (2021-11-18 22:19:50)
- ビックリマンを知らないので単純な質問なんだが、『神帝』と聞いてビックリマンのほうがイメージされるほど知名度は高いの?そうでなければ10年この項目名でやってきてるし、やたらめったら括弧つけるのもリンクミスを誘発するから望ましくはないな -- 名無しさん (2021-11-21 22:27:57)
- 画像検索したらビックリマンの方がいくつか引っ掛かっていたので()付けが必要かと思いましたが、たしかに10年不満も上がらなかったなら支障は無いという事ですかね。変更は止めておきます。 -- 名無しさん (2021-11-23 00:47:31)
- 神帝の水/闇文明に自然文明を足して水/闇/自然文明デッキとする構成が「アナカラー神帝」と呼ばれているけれど、神帝アナもいるのにややこしくないんだろうか……?せめて「縫合カラー神帝」ではダメだったのか -- 名無しさん (2023-03-19 22:30:10)
最終更新:2024年10月19日 17:07