登録日:2012/05/27 Sun 17:20:33
更新日:2025/03/10 Mon 08:56:57
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【概要】
クリーチャーと一部
クロスギアのみが持つ能力で、この能力を持つカードは進化クリーチャー・進化クロスギアという分類がされている。
多くの進化クリーチャーは
名前に特定の法則性を持ち、姿も進化前にはない特徴を持つようになる。
そして、
(大作家 シンボーを除けば)「進化玉」という進化クリーチャーであることが非常にわかりやすい玉が描かれている。この玉は特定の進化方法によっては複数描かれる事もある。
最初に登場したのは
DM-02「進化獣降臨(マスター・オブ・レボリューション)」。
基本的にバトルゾーンにある自分の、進化条件を満たしているクリーチャーの上に重ねることでバトルゾーンに出すことができる。バトルゾーンを離れる時は進化元ごと移動する。
クリーチャーで攻撃して勝利するデュエル・マスターズにおいて、バトルゾーンにクリーチャーが増えないのはある種のデメリットとも言えるが、進化クリーチャーはそれを補って有り余るほどのメリットをプレイヤーに提供してくれる。
しかし、壊れと言うほどの性能のカードは数えるほどしかなく、デュエマのキーワード能力の成功例といえる。
メリット
■召喚酔いがない
通常、デュエル・マスターズのクリーチャーは、出したターンは
「召喚酔い」により攻撃できないというルールがあるが、進化クリーチャーにはそれがない。
つまり、
出していきなり攻撃することができる。
今では「
スピードアタッカー」など、進化クリーチャーでなくても召喚酔いナシで攻撃できるものも増えたが、出た当時はまさに進化獣の出しあいだった。
コストの低い進化クリーチャーは、進化元となるクリーチャーを召喚したターンに一緒に召喚することで、擬似スピードアタッカーとして殴りかからせることができる。
■カードパワーが高い
次の2枚を見比べて欲しい。
エレガント・ランプ C 水文明 (2)
クリーチャー:サイバー・ウイルス 1000
アストラル・リーフ VR
水文明 (2)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 4000
■進化-自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚引いてもよい。
2コストの
サイバー・ウイルスという条件で比べてみても、進化クリーチャーと言うだけでこれほどの性能差がついてしまうのだ。
これは極端な例ではあるが、進化と非進化にどれほどの格差があるのかがわかるだろう。
一方でデメリットも当然存在する。
デメリット
■進化元が必要
当たり前の事だが、「進化元のクリーチャー」が無ければ進化クリーチャーは場に出せない。
場にクリーチャーが無ければ「進化」できないし、マナゾーンが呪文だけならば
「マナ進化」は不可能。
どの進化方法でも何かしらの下準備は必要となるし、強力な進化クリーチャーを出したいのならば尚更である。オレ進化? 手の数には限りがあるから……
こちらの場のクリーチャーを除去して動きを抑え込む「
除去コントロール」は非常に厄介なデッキとなる。
■進化元のクリーチャーの効果が消失する
如何に強力なロック能力を持っていたり、呪文の効果等で能力に変化があっても進化すると全て失われてしまう。
そのため、進化元が場にいても次に相手がどのような手段をとるのか判断する必要がある。
ただし、このデメリットは自分に不利な効果を持ったクリーチャーをすぐに場から退かす方法の一つでもあるのでいざと言う時には進化させるのも手。
神化編のごく一部のクリーチャーは、進化後のメテオバーン等で墓地に置かれた時に初めて効果を発動する者もいる。
【進化の種類一覧】
DM-02で出現して以降、進化の種類は条件を変えてさまざまに増え続けてきた。
◇進化
■進化-自分の○○1体の上に置く。
DM-02 第2弾「進化獣降臨」で初登場。
最初の進化条件で最もポピュラーな進化方法。○○には
ワイルド・ベジーズなどの
種族名が入る。
最近は○○の部分に文明や名称を指定する進化クリーチャーも増えた。
この進化方法はクリーチャーだけではなくクロスギアも進化する物があり、果てにはゴッドも進化する。
進化V
■進化V-自分の○○1体と××1体を重ねた上に置く。
DM-12「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合」で初登場。
進化元を2体必要とする進化条件。「進化V」は「ボルテックス」と読む。
この進化条件で進化する起源にして有名なクリーチャーが
五体の王。
時が経つごとに進化条件も緩くなっていき、最近は以下のテキストのクリーチャーも多い。
■進化V-自分の○○または××いずれか2体を重ねた上に置く。
進化GV
■進化GV-自分の○○、××または△△のいずれか3体を重ねた上に置く。
DM-19 「不死鳥編 第1弾」で初登場。
進化元3体を必要とする進化条件。「進化GV」の読みは 「ギャラクシーボルテックス」。
超神星と共に登場した進化条件で、進化元を墓地に置き発動するメテオバーン能力も一緒に登場した。
場に3体の進化元を必要とするので、この進化で重ねられるクリーチャーのコストは軽い場合が多い。
◇マナ進化
■マナ進化-○○を1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
DM-28「戦国編 第1弾」で初登場。
デュエル・マスターズの歴史で最初に登場した、
バトルゾーン以外の場所から進化元を工面する進化条件。
バトルゾーンに進化元がいなくても出せるため、相手の意表をつける。
DM-32以降は
自然文明専用能力になったが、実はこの進化方法の進化クリーチャーは水文明以外の全文明に存在する。
派生として
「マナ進化V」、
「マナ進化GV」が存在する。
この様に、大体新しいエキスパンションが出るごとに1種類ずつその数を増やしていった進化条件であったが、
DM-32「神化編(エボリューション・サーガ)」でその数を一気に増やした。
◇手札進化
■手札進化-水のクリーチャーを1体自分の手札から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
DM-32「神化編 第1弾」で初登場。
水文明専用能力。一気に手札が2枚減ってしまうが、そこは水文明得意のドローでカバーしよう。
ハンデスが
弱点で、進化元か進化後のどちらかを落とされると機能しなくなるので他の進化方法と比べるとやや扱いにくい。
派生として
「手札進化V」が存在する。こちらは手札が3枚必要となる。
◇墓地進化
■墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
DM-32「神化編 第1弾」で初登場。
闇文明専用能力。墓地にあるカードは基本的に回収手段がなければ触れないため、用済みとなったカードを進化元にできるこの進化は、除去されたときの
ディスアドバンテージが最も少ない進化条件と言える。
一方で、環境が墓地をギミックとして使うデッキが多いと自然と対策カードが投入されるので、相手のデッキを見て使いどころを見極める必要がある。
派生として
「墓地進化V」、
「墓地進化GV」、
「超無限墓地進化」、
「超無限墓地呪文進化」、
「墓地呪文進化V」が存在する。
◇デッキ進化
■デッキ進化-自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
DM-32「神化編 第1弾」で初登場。
火文明専用能力。
山札の一番上がクリーチャーだったら進化という、混沌大好き火文明にぴったりな能力。
進化失敗でマナが無駄になってしまう不安定な能力だが、
3枚めくることにより不確定要素を捨てた「Mデッキ進化」を手に入れた狂気の神は
温泉旅行へ招待され、確実に進化できる「OMGデッキ進化」をお土産に単体では能力が不安定かつ他2柱の邪神との連携が必要な調整を経て帰された。
当然のことだが、デッキ進化の成功率を上げるのならば山札を予め操作しておくか、デッキ内のクリーチャーの枚数を増やす必要がある。
因みに《
ボルシャック・ドギラゴン》の
革命0トリガーなんかと異なり捲れたカードはクリーチャーであればタイプを問わないため進化クリーチャーだろうが究極進化クリーチャーだろうが進化元にできる。
派生として前述の
「Mデッキ進化」、
「OMGデッキ進化」、加えて
「デッキ進化GV」が存在する。
この他に
光文明専用能力として、「
ブロッカーを持つクリーチャー」の上に重ねる
「ブロッカー進化」があるが、キーワード化はされていない。
◇究極進化
■究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
DM-32「神化編 第1弾」で初登場。
既に場にある進化クリーチャーの上に重ねる必要がある進化条件。その条件故に従来の進化方法よりもハードルが高い。
しかし、何とかして場に出せれば強力な効果や進化クリーチャーを超えたパワーで場をかき乱してくれる。
ほとんどの究極進化クリーチャーの共通点として、「専用種族の
ルナティック・エンペラーを持つ」、「
高レアリティのカード」等がある。
究極進化MAX
■究極進化MAX-自分の究極進化クリーチャー1体の上に置く。
DM-35「神化編 第4弾 超極竜VS六体神」で初登場。
ただでさえ出すのに難しい究極進化クリーチャーの上に重ねて場に出す進化条件。
洒落にならない程の難易度の高さを誇るが、それぞれがオーバーキルレベルの効果を持っている為ハイリスク&ハイリターン要素が大きい。
ここまで来ると、デッキ構築を進化に特化させないとまともに回らない可能性が高い。
◇超無限進化
■超無限進化-自分のクリーチャー1体以上の上に置く。
DM-34「神化編 第3弾 烈火の刃」で初登場。
これまでの進化方法と違い、文字通り無限に重ねられる進化手段。
下に置かれる枚数が多いほど進化クリーチャーの効果が複数回使えるが、除去された時のリスクは非常に大きい。
派生として「超無限進化・Ω」が存在するが性能がやや異なるので後述。
超無限進化・Ω
■超無限進化-○○を1体以上自分の墓地、マナゾーンまたはバトルゾーンから選び、このクリーチャーをそのカードの上に重ねつつバトルゾーンに出す。
DMR-08「エピソード2 グレイト・ミラクル」で初登場。
前述した「超無限進化」の条件に
「マナ進化」と
「墓地進化」の条件がミックスされた特殊な進化条件。
現在この進化条件を持つクリーチャーは全て
ゼロ文明のゼニス及びそれに密接に関係する
スノーフェアリー。
数体欲しい進化元がバトルゾーンにいなくても他の場所から賄え、万が一除去されてもゼニスは
「エターナル・Ω」の効果で手札に戻り、スノーフェアリーの《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》は進化元を手札に加えられるのでリカバリーが効く。
最大の欠点は、
ゼニスの進化クリーチャーはいずれもコストが11以上あること。複数場に出すには工夫が必要となる。
超無限GR進化
■超無限GR進化-カード1枚以上を超GRの上から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。(カードはすべて裏向きのまま、見ないで置く)
DMEX-08「
謎のブラック・ボックス・パック」で初登場。
2023年時点では《ガチャレンジ ガチャロボ》のみが所持している超特殊な進化条件。
超GRゾーンに置かれるカードを進化元にできる進化で、超無限進化の派生型進化の一つ。
◇オレ進化
■オレ進化-自分の手を手のひらを下にしてゲーム台の上に置き、その上にこのクリーチャーを置く。その手がゲーム台を離れた時、または、このカードがゲーム台に直接触れた時、このカードを手札に戻す。
DMX-22「
超ブラック・ボックス・パック」で初登場。
2023年時点では《「我」の極 エゴイスト》が所持している超特殊な進化条件。
自分の掌を進化元用のカードとして進化させられるという、もはや「進化」というよりもただのスピードアタッカーみたいな進化である。
一応条件が緩いことや場のクリーチャーを必要としない点からデメリットもあり、手が
ゲーム台から離れると強制
バウンスさせられるというカオスな仕様となっている。
そして
人間の手の本数の都合上、
化け物でもない限り事実上1体までしか出すことが出来ない。
◇パック進化
■パック進化-自分のデュエルマスターズのRev未開封拡張パックをひとつ、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
DMX-22「超ブラック・ボックス・パック」で初登場。
《超電磁 パックE》が持つこれまた超特殊な進化条件。
未開封拡張パックを進化元のカードとして重ねるという前代未聞な進化条件を持つ。
ゲーム的には進化元は緩いが、現実問題として拡張パックの用意の必要性がある他、最大の弱点として指定されているパックが絶版すると使用が困難になるという……。
◇NEO進化
■NEO進化-自分の○○のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
DMRP-01「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」(で初登場。
NEOクリーチャーのみが持つ、進化が任意という新たな進化条件。
「進化して出すか」「進化しない通常クリーチャーとして出すか」という二つの条件が選べるかなり革新的なギミックを持つ。
そのため、進化元がないから手札で腐るという従来の進化クリーチャーの
弱点が発生しない。
代わりにクリーチャーが下にある状態、即ちバトルゾーンでしか進化クリーチャーとして扱われないため多くの進化クリーチャーサポートの対象外になってしまう弱点を持つ。
◇シールド進化
■シールド進化-自分のシールドを1つ選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。(裏向きのカードは裏向きのまま、見ないで置く)
DMEX-08「謎のブラック・ボックス・パック」で初登場。
《英知ザクス・コット》が持つ進化条件。今までありそうでなかった進化条件だが、実は過去にブロッカー進化の開発中に没になった経緯がある。
当時のは「不確定領域を参照する」「シールドが減って防御が薄くなる」という点で没にされたのだが、インフレの激化やオレ進化・パック進化などの登場を理由に解禁されたと推測されている。
シールドにあるカードなら何でもありなため、城などの非クリーチャーも進化元にすることが可能。
◇スター進化
■スター進化-自分のレクスターズまたは○○1体の上に置く。
(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
王来篇よりDMSD-17「キングマスタースタートデッキ ジョーのスター進化」で登場。
進化条件は
レクスターズという種族or文明指定とさらに緩くなったが、進化させるだけなら通常の進化と変わらない。
最大の特徴は除去されても進化元が残る点だが、革命チェンジに使えなくなってしまったため一長一短。
むしろ革命チェンジに使えない事を前提とした調整をされている事が多い。
余談だが、スター進化クリーチャーはこれまでの進化クリーチャーと進化の玉のデザインが異なっており、模様が星形になっている。
なお、このスター進化の登場で再構築に関するルールが改訂されており、進化元を1体しか場に残せなくなった代わりに適切な進化元が下にない進化クリーチャーも残せる様になったため、退化を利用するデッキに大きな影響を与えた。
派生として究極スター進化、超無限スター進化がある。
禁断スター進化
■禁断スター進化:このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から進化ではないレクスターズが出るまで表向きにし、それをこのクリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」で初登場。
《禁断英雄 モモキングダムX》が持つ進化。
ややわかりにくいが、まず進化元無しでバトルゾーンに出し、その後デッキからレクスターズをモモキングダムXの下に置く処理を行う。
つまり確実に成功するデッキ進化だが、モモキングダムXの能力にはさらに続きがあり「他のレクスターズが出る度にデッキトップのカードを下に置く」「このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時、相手クリーチャー全てのパワーを-99999する」ただし「このクリーチャーにカードが6枚以上含まれていなければ、攻撃できず相手に選ばれない」という元ネタの
伝説の禁断 ドキンダムXと似た能力を持っている。
因みに禁断スター進化自体はキーワード能力の一種であり、クリーチャータイプ自体はこれまで通りスター進化クリーチャーとして扱われる。
因みに進化クリーチャー以外のレクスターズをデッキに投入していない場合デッキを最後まで表向きにしてシャッフルした後進化元の追加を行わずバトルゾーンに出るという裁定があるため
進化元が存在しないのに進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出せる唯一のクリーチャーであった。
◇S-MAX進化
■S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《同名カード》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
DMSD-20「キングマスタースタートデッキ ジョーのS-MAX進化」で初登場。
王来MAXから実装された、プレイヤーがスター進化するというコンセプトのスター進化のさらなる進化系。
プレイヤーが進化するため進化元を必要とせず、それでいて進化クリーチャーであるため召喚酔いしない。加えてプレイヤー自身であるため1人につき1体しかS-MAX進化クリーチャーは存在できず、プレイヤーが敗北する時にバトルゾーンか手札の同名カードが(スター進化の耐性のように)身代わりとなる。
進化の名を冠してこそいるが、進化元を要求しない、固有の敗北回避能力持ちとあらゆる面で既存の進化とは異なる異質な進化。
鬼S-MAX進化
■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
DMRP-22「王来MAX最終弾 切札!マスターCRYMAX!!」で初登場。
鬼の歴史のS-MAX進化であり、他者を喰らうことによる敗北回避および除去耐性が特徴。進化元が必要なく召喚酔いせず、他のS-MAX進化クリーチャーと共存できない点は龍の歴史のS-MAX進化と同様。
これを持つクリーチャーはいずれも三眼槍の意匠を含んでいる……と言えるのは《
CRYMAX ジャオウガ》のみ。他の
2体はそんな生易しいものではなく、
三眼槍が肉体に突き刺さっている。
また、アニメではパートナーと絆の力で進化する龍のS-MAX進化、クリーチャー側が強引に使い手を取り込む形で進化する鬼S-MAX進化という形で差別化されており、使い手のS-MAX進化態も顔の半分程度が覆われた禍々しいものとなっている。
【ゲームオリジナルの進化】
ルナティック進化
■ルナティック進化[文明(コストX)]:このクリーチャーを《○○》に究極進化させる。
デュエプレのパックであるDMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」で初登場。
まずデュエプレの究極進化クリーチャーは、
- 従来の究極進化クリーチャー
- ルナティック進化を持つ進化クリーチャー
の二面性を持つ一枚のカードとして登場。
例えば《神羅ライジング・NEX》/《羅月サンライズ・NEX》の場合、究極進化のライジング・NEXを出すか普通の進化のサンライズ・NEXとして出すかを選ぶ事ができる。
サンライズ・NEXは軽めで出しやすく、出した後で火を含む6マナ(究極進化側の正規コスト)を支払う事でライジング・NEXへと究極進化できる。
究極進化は進化元、進化、究極進化の三枚が揃わないと出せないため能力が派手な反面使いにくすぎたための調整だとか。
【進化に関連した能力】
メテオバーン−このクリーチャーが○○する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合~
DM-19 「不死鳥編 第1弾」で初登場。進化元となったカードを使い能力を発動させる。
メテオバーンに関しての詳細は
こちらを参照。
このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。
DM-32「神化編 第1弾」で初登場。
進化元のコスト分進化クリーチャーのコストを下げる能力。
侵略
侵略―○○(自分の○○が攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
つかもうぜ6パック Vol.1で初登場。
進化クリーチャー限定の踏み倒しの一種。
革命編で登場したカードのほとんどの
侵略条件が「同じ文明の
コマンド」なので侵略=コマンドという認識も強い。
派生に墓地、マナゾーン、バトルゾーンからバトルゾーンへと侵略元が増えた「
S級侵略」がある。
シンカパワー
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、○○~
DMSD-17「キングマスタースタートデッキ ジョーのスター進化」で初登場。
上二つと異なりこちらは進化クリーチャーではなく進化元となるクリーチャーが持つ能力。
能力を持つクリーチャーが進化した時に誘発する能力で効果は除去だったりドローだったりクリーチャー毎に様々。
ぶっちゃけ一部を除いてほぼ使われていないのが実情である。
シンカライズ
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
DMSD-20「キングマスタースタートデッキ ジョーのS-MAX進化」で初登場。
王来MAXで登場した
タマシードが持つ専用能力。バトルゾーンのタマシードをクリーチャーのように進化元にできる。
タマシードはクリーチャーではないため除去手段が限られており、「進化元がいないと機能せず、進化元のクリーチャーを出しても除去されると出せない」という進化の弱点を補うことができる。
注意点としては、「バトルゾーンにいる間」クリーチャーのように進化元にできる能力なので、マナ進化や墓地進化には使えない。
【余談】
- 実は進化クリーチャーが一枚も収録されていない弾が第1弾以外にも1弾だけある。
また、DMR-09・DMD-12までに存在する進化クリーチャーは384体。その中でブロッカー持ちは29体と全体の約13%しかいない。
- 成長の止まらない進化クリーチャー、次はどんな条件のビックリ進化が出てくるのだろうか?
■追記・修正進化-アニヲタwiki(仮)の項目の追記・修正ボタンを押す。
- 究極進化MAXは使うと楽しいよね、特にロマノフカイザー -- 名無しさん (2013-09-10 00:13:30)
- 究極進化は究極のロマンだな。メカデルソルの究極進化はよ -- 名無しさん (2014-05-26 15:21:39)
- 狂気の闇鍋に草 -- 名無しさん (2015-06-07 03:44:50)
- スター進化追記。侵略は一応普通の進化でもあるけど番外編みたいな見出し作って紹介してもいい? -- 名無しさん (2021-08-07 01:33:57)
- 禁断「スター進化」 これのせいで1弾のコモンカードがまさかの大暴騰 -- 名無しさん (2022-01-26 00:46:32)
- 実は進化クリーチャーの分類は進化クリーチャーしかないって意外と盲点だと思う。サルタヒコ見てる限り公式ですら見落としてたみたいだし -- 名無しさん (2022-01-26 00:53:29)
- ↑ストームG…… -- 名無しさん (2022-01-29 15:31:32)
最終更新:2025年03月10日 08:56