登録日:2011/10/21 Fri 12:20:00
更新日:2024/12/06 Fri 16:29:14
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デュエルマスターズ 黒月の神帝とは、2009年9月19日に公開された映画版デュエルマスターズの第2作目である。同時上映は「劇場版ペンギンの問題 幸せの青い鳥でごペンなさい」。
【概要】
公開日から2日で19万4332人動員し興行収入は1億9226万円になった。更にシルバーウィーク中に44万人動員し興行収入は4億4500万円を記録した。
そして映画観客動員数ランキングと満足度ランキングでは「
20世紀少年」を抑え一位に輝いた。
ゲストキャラは全て本場の
声優さんである。
近年のアニメ映画製作団体は、少しは今作を見習ってほしいものである。
CGのできばえは前作より遥かに上がっており、ラストシーンの派手な演出で高評価を得た。
しかしカードの能力についての説明が無く、予備知識が無い人には少々不親切である。
エンディングではNGシーンが流れるもちろんアニメにNGシーンなんてあるわけないので別で撮っている。
【あらすじ】
主人公切札勝舞は大会終了後に、神月ルナという少女に出会いデュエルをする。
その翌日、勝舞は彼女の兄神月ミカドとデュエルをするが神帝によって敗北し《神羅ドラグ・ムーン》を奪われた。
ミカドは全デュエリストへの復讐を企んでおり、勝舞らは彼の野望を阻止する為に立ち向かう。
【登場人物】
主人公。誰よりもデュエルを愛する熱血漢。
最初は
《神羅ドラグ・ムーン》を主体としたドラゴンデッキを使用していた。ミカドとの二回目のデュエルではNEXデッキで立ち向かった。
またクリーチャーと心を交わす能力を今作で初披露した。この能力は後に
アダムとの最終決戦や、クロスショックのクリーチャーワールド編で大きく関わってくる。
巨乳と怪力に定評のあるヒロイン。ミカドの言葉に惑わされ、感傷的になった勝舞を説得した。
水単デッキでミカドの手下に挑む。切り札は《アストラル・ラッシュ》
勝舞の親友でこのアニメにおける解説役だが、今作ではあまり活躍していない。
さすらいのダンディー
赤ちゃん。今作ではギャグ要員。
切り札は
《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》
ミミの
幼なじみ。
切札は
《禁門の超人》
最強デュエリスト。ミカドたちの動きに感付き、《神羅サンダー・ムーン》を
Dr.ルートに預けていた。
終盤にミカドを止めるべく勝舞たちと合流する。
切札は
《白騎士の聖霊王 HAVEN》
黒い死神。終盤にガレの民を獲物と見定めやってくる。
切札は《死神明王 XENOM》
ジョージの師匠。ミカドたちの動きを警戒して勝舞のドラグ・ムーンを預かろうとしていたが、その前に研究所を襲撃されサンダー・ムーンを奪われてしまう。
ミカドたちの過去は把握していたようで、勝舞たちをミカドたちの下へ運ぶ道中それを語った。
勝舞の仲間たち。Dr.ルートと共に各地の異変を調査していたが、ミカドたちの研究所襲撃の際重傷を負う。
勝舞の母親。ミカドと戦う勝舞の身を案じる。
れく太の父親。Dr.ルートの研究所が襲われたことを勝舞たちに伝えた。
勝舞の友人。今回も最初の犠牲者ポジ。
【ゲストキャラ】
今作の黒幕。カードの力を現実にする能力を持つガレの民の末裔であり、その能力で人々から恐れられて村八分にされていた。
そんな人々に復讐をする為に、
神帝を使って勝舞達を苦しめた。
後日談ではギャグキャラと化しシスコンが全面に押し出され、ルナが勝舞に何かをする度に嫉妬して勝舞にデュエルを仕掛けてくる。
ミカドの妹。最初は勝舞の《神羅ドラグ・ムーン》の強奪を狙っていたが、ミカドの残忍さに反発してデュエルをするが敗北する。
使用デッキは火/闇のドラゴンデッキで、切り札は
《超神竜ルナーズベルグ》
後日談では勝舞と手紙のやり取りをしている描写が見られるが、かなりの悪筆で「デュエルしよう」という文を「デートしよう」と読み間違えられる程である。
声優が
平野綾である為、ゲストキャラにもかかわらずファンからの人気が高い。
ルナのパートナーのカラス。《ルナー・クロロ》として四神帝に立ち向かうが、やられてしまう。
【特典】
《神帝スヴァ》
《神帝ヴィシュ》
《超竜サンバースト・NEX》
観客動員数が高いのはこれらのカードのおかげかもしれない
【漫画版において】
映画公開前に本編から過去の話でミカドと切札勝利とのデュエルが描かれた。
またミカドとルナは映画の後日談として番外編に時々登場するほか、本編でサザン・スピアの活動停止に協力したり
最終回で勝舞の葬儀に参列したりしていた。
ミカド!! 追記・修正しようぜ!!! 〜勝舞〜
- 防げ!!ゴッドガット!!がかなり印象的 -- 名無しさん (2013-12-29 12:15:57)
- この映画の翌日にフェアテが放送されてルーシィ役を演じた平野綾 -- 名無しさん (2013-12-29 12:52:20)
- やっぱり第1作目が公開されてから数年経ってたから、その期待値もあっての興行成績かもしれん…。前作がフェニックス対フェニックスなら神対ドラゴンの構図で前作超え狙うとか。神にスポットを当てたのは良かったかもしれん。 -- ひょん (2014-01-15 16:56:09)
- 外伝でルナの手紙を勘違いして勝舞にキレるミカドは笑った -- 名無しさん (2014-08-12 07:52:20)
- てかサザンスピア停止の時使ったのスーパーデッキのゼンアクなんだよな。発売時期もあっるだろうけどもともとゼンアク使いだったのかな -- 名無しさん (2015-03-05 23:06:31)
- 前作のゲスト声優は某女性お笑いコンビだったけど、二人とも演技力皆無&クッソ酷い棒読みで「あーもうめちゃくちゃだよ(半ギレ)」だったからなぁ。あれでスタッフが「二度とゲスト声優に芸能人は呼ぶまい」と決めたんだろうか。ちなみに次回作ではゲスト声優が旧ジャイアンの中の人 -- 名無しさん (2015-03-09 22:41:43)
- ↑でも芸能人を起用していないからおはスタ以外でロクに取り上げられないという皮肉な話に。 -- 名無しさん (2015-09-23 20:38:14)
- ↑むしろ、碌な宣伝なしでこの興行成績っていうのが凄い。クロス本編で、勝利にデュエマを挑んだ忍者風のデュエリストが、ドラグ・ムーンを狙いにきたミカドの部下だったんだっけ -- 名無しさん (2015-10-17 22:25:15)
- プラマイ零ちゃんの影に隠れがちだが、初の闇文明使い少女はルナである。というか、「多色のゴッド使いで前髪ぱっつんな兄と、主人公勢にスパイとして潜り込んだが後に味方になる闇文明使いの妹」っていう共通点があるけど、神月兄妹ってイズモ&零兄妹が元になったんだろうか -- 名無しさん (2016-01-02 23:43:37)
- ↑間違い。イズモ&零兄妹『の』元になったんだろうか -- 名無しさん (2016-01-02 23:44:21)
- あのNG集のアイデア誰が出したんだwwww -- 名無しさん (2017-04-17 11:12:41)
- やはりニュースでマトモに取り上げても誰得になるから軽く紹介して終わりという事になったのかな? -- 名無しさん (2017-07-05 11:56:24)
- ↑8 コロコロで描かれた前日譚では白黒の究極進化コントロールだった。ゼキアやグールギヌス使って敢えてスカルムーンを破壊することでアドを取るタイプ -- 名無しさん (2021-10-04 20:21:22)
- 同時上映の方には芸能人ゲスト声優がいるから… -- 名無しさん (2022-07-21 00:32:45)
- ミカドの神帝デッキは水/闇文明の神帝を軸に自然文明を補助として足すデッキカラーと思われる。……まさか後に神帝が水/闇/自然文明からなる縫合の王の素材とされたのは…… -- 名無しさん (2024-08-16 22:55:50)
- 2024年9月19日、『劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝』15周年おめでとう。 -- 名無しさん (2024-09-19 21:18:41)
最終更新:2024年12月06日 16:29