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セーファ・セフィロス

登録日:2010/11/12 Fri 23:57:42
更新日:2026/09/11 Fri 17:56:16
所要時間:約 3 分で読めます





『セーファ・セフィロス』とは、ゲーム『FINAL FANTASY Ⅶ』(『FF7』)のラスボスにして、セフィロスの第2形態。

概要

ラストダンジョン「大空洞」最奥で待ち受けるにたどり着くとまずは合体したジェノバ「ジェノバ・SYNTHESIS」との戦闘になる。
ジェノバを打ち倒すとセフィロスとの対峙イベントの後にメンバーを3パーティに振り分け、異形の巨人「リバース・セフィロス」との戦いになるが、リバースの本体を倒すと暗転。
セフィロスのテーマ曲といってもいい壮大なBGM「片翼の天使」が鳴り響く中、雲の中のような背景をバックに戦うのがこの「セーファ・セフィロス」である。

リバース・セフィロスで本体部分を担当した3人が引き続き相手をすることになる。
神々しい天使の様な姿をしており、髪型はオールバックに変わり、右腕が巨大な黒い翼のような大剣のようになっており(『片翼の天使』の由来はこの姿から)、通常攻撃の際はそれで叩き切る。左利きなのに。
星のエネルギーを手に入れて神になろうとしているセフィロスをわかりやすく表している姿と言える。

HPは基本的に80000。
それに加え、
  • Lv99になっているキャラクター1人につき、+30000
  • 直前のジェノバに隠し召喚魔法「ナイツオブラウンド」を使った場合、+80000
  • 前戦の「リバース・セフィロス」の頭部を倒した回数1回につき、-100
の補正を掛けた値が実際のHPになる。
キャラクター数は8人なので、最強状態のHPは8万+3万×8+8万で40万となる。*1
さらにリバース・セフィロスと同様に、行動時に自分のMPが全回復する。

使用技もフレアやディンなどのラスボスらしい技に加え、暗闇・麻痺の追加効果のある通常攻撃やデスペル、スロウ、ペイルホース、死の宣告などの絡め手も完備。
浮き上がると近接攻撃が届かなくなる嫌がらせ行動も。
特筆すべきは超新星の爆発「スーパーノヴァ」で全体にダメージを与え暗闇・混乱の追加効果。

インターナショナル版では行動パターンと一部技の効果が変更されている。
スーパーノヴァは更にダメージが上がり、沈黙+混乱+スロウの追加効果になるおぞましい強化。演出も非常に派手に。
さらに全員のHPが1になる「心無い天使」も追加。

その異形ながらも神々しい姿と合わせてラストバトルにふさわしい相手と言えるだろう。




以下セフィロスのイメージが大きく崩れる場合が有ります、回覧は自己責任で






実際のところどうなのか

先程さんざん褒めてみたが、実際のところ『FF7』は味方側の攻撃手段がインフレしているためいうほどHPは高くない。あえてセフィロスのHPを増強して戦う人もいる。
スロウが利いてしまう穴まである。

しかも攻撃の殆どは単体攻撃のため回復を怠らなければまずやられない。
行動パターンも完全ローテーションな為、対策も比較的用意。

「スーパーノヴァ」もオリジナル版ではいうほど威力が高くない。
インター版では全体に現在HPの15/16の割合ダメージとなり、必ず瀕死になるが、裏を返せばこの技で絶対に倒されないということでもある。

「心無い天使」も単体攻撃が多めのセーファ・セフィロスでは全滅要因とはなりにくく、むしろリミットゲージを増やしてくれる為ありがたいくらい。
特に通常版ではまともな全体攻撃と言える様なものが無く、他の攻撃も属性付きだったりして豪快に吸収可能であることも弱さに拍車を掛けている。

何よりFF7でのレベルアップの必要経験値が少なく普通にゲームを進めるだけで自然にレベルが上がりまくってしまう為、ぶっちゃけ、FFシリーズでも最底辺クラスの弱いラスボスである
『FF6』のケフカとは最弱を争うとも言われている。

加えて、厄介な前座が待ち受けているわけでもない。
連戦の3番手ではあるが、ジェノバ・SYNTHESISも大して強くない。
リバース・セフィロスは味方PTを最大3つに分けて挑むものの、鬱陶しい演出と味方チーム切り替えがウザいだけでハッキリ言って負ける方が困難。
セーファ・セフィロスを倒すと最後の戦いがあるのだが、ほぼイベントバトルである。
この為、『FF7』は最終戦の難易度は歴代でも一、二位を争う程低い。

その姿も下半身から六枚の翼が生えているという神々しい姿といえば聞こえはいいが、当時の粗いポリゴンやその触手みたいなもっさりした動きからイカにしか見えず、イカセフィロス、イカロス等と言われるようになってしまった。
後世にて任天堂のイカと共演する事になったのはそのせいでもないと思うが。

BGM片翼の天使」は、文句のない名曲かつコーラス入りで当時のプレイヤーを驚かせた。
クラシック曲『カルミラ・ブラーナ』の歌詞を引用した荘厳さで人気も高いのだが、動画サイト等により空耳が有名になってしまった。

結果、FFの節目となる作品の大ボスを務めながらも、FF屈指のネタキャラとなってしまった。哀れ英雄。

ただし、スーパーノヴァの追加効果に混乱があることは注意。
特にインター版では全滅要因となり得るのでそれだけはあらかじめ対策しておきたい。

原作外での活躍

セフィロス自体は人気キャラで様々な作品にゲスト出演しているのだが、こちらはほとんど出番がない。

FFシリーズのお祭りゲー『DFF』にはセフィロスのEXモードでセーファ・セフィロスの状態になる案もあったが、サイズや形状が大きくなることによりロードが発生してしまう等の大人の事情により見送られてしまった。

『DFFAC』でのセフィロスの3rdコスチュームはセーファ・セフィロスをモチーフにしている。セーファ・セフィロスから生脚が生えているその姿はある意味必見。

『DFFオペラオムニア』では久しぶりに登場。
こちらでは下半身がちゃんと翼っぽいためイカには見えない。

スマブラSP』での最後の切りふだ「スーパーノヴァ」ではセーファ・セフィロスに変身。この際は右手で刀を振るっている。
インターナショナル版の演出を大幅に簡略化させた超新星爆発*2で相手ファイターにダメージを与え、更に状態異常をランダムで発生させる。
肝心のセーファ・セフィロスは2秒も映っていないが気にするな!
肝心のダメージや吹っ飛ばし力は全切り札中で下位クラスなのでやはり見かけ倒し…しかしランダムで付加される効果は
  • シールドブレイク(他のふらふら付与ワザとは異なりプリンが即死する)
  • 眠り
  • スロー状態
  • お花(ダメージ蓄積)
  • キノコ(操作反転)
  • クリティカル(切りふだによる吹っ飛ばし力が増加)
とどれも非常に厄介なもの。
特に上二つはギガフレア(+横スマッシュ)での即死が確定するため、全く油断ならない性能となっている。

余談

スーパーノヴァの演出について

スーパーノヴァのインター版の演出は非常に長く、カップ麺を作ったりトイレに行く余裕が出来るほど。
ちなみにその演出は、
謎の数式と共に現れた彗星が太陽系の惑星を次々吹っ飛ばしながら太陽に突撃して超新星爆発を起こす
しかし土星は輪を掠っただけだし火星・天王星・海王星はそもそもなんの被害も喰らっていない。まぁ超新星爆発でみんな吹っ飛んだだろうが。木星もなんか小さいし。
その割には現在HPを基準とした割合ダメージなので、むしろ瀕死状態だと壮大な見掛け倒しとなる。最大HP基準なら絶望感も違っただろうが…
ちなみにこの時発生する彗星は相対性理論抜きで考えると計算上光の600倍の速度で突撃している。そりゃ太陽系吹っ飛びますわ。
[[空想科学読本の柳田理科雄氏によれば「地球の16倍の重さの白色矮星が光の99.9999%の速度*3で太陽に突っ込めば可能であり、もしそうなら現実のスーパーノヴァの100倍の威力になる」とのこと。柳田氏も「さすがラスボス」と感心していた。ちなみに柳田氏はこの「星を破壊する為のエネルギー」を求める為だけに自分で式を作ったという。

デザインについて

ゲーム内ではイカイカと揶揄される姿だが、実際野村氏の設定画ではしっかり神々しい姿である。
レコードキーパーなどではこの設定画準拠でドット絵になっているのでぜひ確認してみてほしい。

追記・修正は、スーパーノヴァ発動中にどうぞ。

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最終更新:2026年09月11日 17:56

*1 この状態のセフィロスと戦いたい場合、「リバース・セフィロス」戦はコアのみを直接叩く必要がある。

*2 変身→数式→彗星→なんか壊す(原作と照らし合わせた場合、デザイン的にも冥王星が被害を被ったと思われる)→太陽激突→地球が砕け散る…とかなり簡略化。

*3 相対性理論込みで計算した結果。曰く「冥王星を破壊してから30秒程で太陽に到達しているため、5時間半を30秒に感じる程の速度で突撃していた場合」とのこと。