ミデェール(FE)

登録日:2012/05/22(火) 22:48:10
更新日:2025/07/14 Mon 18:06:55
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エーディン様、敵に城を包囲されました

姫様をお守りすべき我々が、ふがいないばかりに…

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


ファイアーエムブレム 聖戦の系譜に登場するキャラクター。

CV:優希比呂(FEヒーローズ)




■概要

ユングヴィ王家に仕える弓騎兵。
ヴェルダン軍の侵攻を受けて騎士団が壊滅しながらも、公女であるエーディンを守るためにユングヴィ城に篭城して抗戦していた。

しかし、蛮勇を誇るヴェルダン三兄弟の長兄ガンドルフとの一騎打ちに敗れ、エーディンを連れ去られてしまう。

シグルドがユングヴィ城を制圧した後、気を失っていたところを発見され一命を取り留める。その後はエーディンを救うために、怪我を押してシグルド軍に参加する。


■ユニット性能

  • {初期値と成長率、CCボーナス
アーチナイト LV2
HP-32(60)
力-9(30)+3
魔力-0(5)
技-7(30)+2
速さ-9(40)+2
運-3(10)
守備-7(30)+2
魔防-0(5)+3
移動-8+1
武器レベル-弓B→弓A
血統-なし
スキル-追撃・突撃

序章でユングヴィ城を制圧すると自動的に加入する。クラスはアーチナイト。

速さに優れ、スキルの「追撃」と「突撃」による手数の多さが魅力。
反面それ以外は平凡で、後に加入するジャムカブリギッドに比べて戦力としては頼りないが、騎兵ゆえの移動力と再移動は目に見えて便利であるため、闘技場で苦戦することもあるが戦場では削り・トドメ役などで腐らないユニットである。
ただ、弓の命中率の低さと技の初期値の関係でジャムカに比べて攻撃を外しやすい。そのため育つまではキラーボウを渡すのも手である。


■カップリング

恋人会話があり、息子が同じ兵種になるエーディンがベスト。
エーディンの微妙に高い力などで底上げされるバランスの取れた成長率と必要十分なスキルを獲得できる。
また、4章の恋人会話イベントで勇者の弓を入手出来るため、ミデェールの物足りない火力が一気に向上し、さらにそれを継承できることで子世代序盤も格段に捗る。
レスターからしても勇者の弓と「追撃」の継承、バランスの良い成長率とほぼ父親としての最適解といえる。

……というか、弓はエーディン以外だと継承できず、全く同じスキル構成で継承対象の多い剣使いで成長率が優れたベオウルフがいるため、他の相手だと劣化ベオウルフ感が否めない。
彼と差別化を図るとしたら、彼にはない5%の魔力成長率。
それを生かしたティルテュとのカップリングは魔法と彼のスキルの噛み合わせが良く、成長率も比較的安定した子供達となる。
5%は別に高いわけではないためアーサーの魔力は吟味が必要だが、アゼルレヴィンが他とくっついた場合は一応有力候補か。


■その他

味方の少なかった初期の頃から、シグルド軍最初の弓兵として各地の戦乱を戦い抜いてきたミデェールだが、彼も他の仲間達同様に「バーハラの悲劇」によって生死不明となる。

騎士として国に仕え、平民の身ながら公女に想いを寄せているという、普通の大河ドラマなら悲恋に終わりそうな設定を持つ彼だが、聖戦のシステムならその恋を成就させる事も可能となっている。


…と、まぁこれだけ書けば一途な好青年な彼だが、聖戦の系譜の中では微妙にネタキャラ扱いされている

まず、その名前。
ミ「デ」ール、ではなくミ「デェ」ール。
これに関しては「どう発音すんの?」と昔から物議を醸している。ファンからは「ミデ男」「ミドーリ」「緑男」などの愛称をつけられた。
ちなみに、ヒーローズでは「ミデール」に近い発声のようである。

次に彼の初登場シーン。
見た目は緑の長髪を後ろで束ねた優男な彼だが、公女であるエーディンを守るため、ヴェルダンの大軍を前にしても篭城して徹底抗戦を挑む男気を見せる。

なかなか城を落とせない部下にしびれを切らし、直々に城に乗り込み一騎打ちに持ち込むガンドルフ。

手斧が投げられ、ミデェールに直撃。HPが0になり…




ミデェール「ウオゥォゥォッ!!……」(低音)




…と、彼の容姿からは想像もつかない野太い断末魔をあげて倒れる。
(これに関しては全キャラ共通なのだが、話の流れ的に彼は最初にこの断末魔を披露するためインパクトが強い)
なお、ガンドルフは必殺のスキルなんてもってないのだが、この戦闘シーンでは必殺を繰り出している。

そして最後にブリギッドを恋人にした際の会話。

以下、ゲーム中から引用

ブリギッド(以下ブ)「ミデェール、大丈夫?」▼

ミデェール(以下ミ)「ええ、平気です。でもブリギッドは?」▼

ブ「私なら大丈夫。ミデェールがいてくれるもの」▼

ミ「ボクはブリギッドに会えて幸せでした。感謝しています」▼

ブ「どうしてそんな事を言うの。いやだわミデェール、なんだか別れの言葉みたい」▼

ミ「ごめんなさい。でもこれだけは言っておきたくて…」▼

ブ「ミデェールは、エーディンが好きだったのでしょ?本当に私でよかったの?」▼

ミ「エーディン様は好きでした。でもそれは愛じゃない。ボクが愛したのはあなただけです!」▼

ブ「ミデェール、ありがとう…私を最後まで見守ってね…」


…序章での彼は一体なんだったのか。

(一応擁護するとこの会話が発生するタイミングの恋人キャラ達は結婚し、子供も生まれている筈である。決戦中にしおらしくなっている妻に対して、昔の片想い相手の方が良かったと言える訳も無いので返答としては妥当…なのかもしれない。)


■ファイアーエムブレム ヒーローズ


シアルフィのシグルド様にエーディン様を救っていただいた

ご恩を私は決して忘れません!

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2025年1月、エーディンや響心英雄のブリギット、デューなどと共に登場。イラストはかわすみ氏。
青属性弓使い騎馬ユニット。

武器スキルは『弓騎士の守城弓』。
飛行特効、奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時自身のHPが25%以上なら、最も近い敵とその周囲2マス以内の敵の速さ、守備-7、【弱点露呈】、【回復不可】を付与(敵の次回行動終了まで)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防が自身を中心とした縦3列と横3列にいる敵の数x3+5だけ増加(最大14)、自身の弱化を無効、
ダメージ+○×8(最大32、範囲奥義を除く)(〇は、敵の周囲3マス以内にいる敵の数(戦闘相手を含む))、最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージ-7

Aスキルは『鬼神飛燕の掩撃』。
自分から攻撃した時、戦闘中攻撃、速さ+8、絶対追撃、かつ自身の強化を除く【有利な状態】の数が2以上の時、
または、敵の弱化を除く【不利な状態異常】の数が2以上の時、戦闘中、ダメージ+5(範囲奥義を含む(巨影の範囲奥義は除く))
Cスキルはターン開始時周囲1マス以内の味方が2体以下の時、自分の速さ、守備+6、【奮激】を付与(1ターン)
周囲1マス以内の味方が1体以下の時、戦闘中、速さ、守備+3。

武器スキルの効果で敵にデバフをかけて妨害し敵からのダメージを抑えつつ、自身はダメージを増加させて攻撃する。
速さが48と高いので多くの相手に追撃を狙える。実数値の増加なので追撃不可であっても破壊力は十分。
魔防は低く、守備もそこまで高くはないので素の耐久面は低め。


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最終更新:2025年07月14日 18:06