ゴセイグリーン/マジス

登録日:2012/03/29 Thu 21:31:39
更新日:2025/04/09 Wed 21:22:11
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「マジスゥゥゥっ!!」
「来るなぁぁぁっ!!」

ゴセイグリーン/マジスは、『天装戦隊ゴセイジャー』に登場するの戦士。epic10「ハイドの相棒」に登場。

演:伊藤陽佑

【概要】

ゴセイジャーのメンバーは護星界に住むスカイック、ランディック、シーイックの3種族から地上に派遣された見習い護星天使5人で構成されているが、どういうわけかメンバー内にシーイック族はゴセイブルー/ハイド1人しかいない。

epic10にて初めてその真相が語られたのだが、かつてスカイック、ランディック同様、シーイック族も見習い天使を2人地上に派遣していた。
ハイドの親友にして相棒であったシーイックの護星天使こそが、ゴセイグリーンの変身者・マジスであった。
しかし、マジスは他の護星天使と合流する前に宇宙虐滅軍団ウォースターの一員・5000℃のクラスニーゴとの戦いで、ハイドを庇って殉職してしまう

そのため、他の天使たちはマジスの存在を知らないままだった。ハイドはアグリとの初対面時にその事を指摘され、険悪な雰囲気になったこともある。

一応ゴセイジャーの正規メンバーであり、仮に健在であったならば初期メンバーの時点で6人戦隊という珍しい形になっていただろう。

…なのだがゴセイバスターやゴセイグレートに合体する余地がなかったり、*1
後のミラクルゴセイヘッダーとなるアバレヘッダーも最初から5つしか存在していなかったりと、明らかにハブられている。番組の都合上仕方ないのだが…。
何よりマジス登場回にはさかなクン演じるさかなクン博士まで登場しており、インパクトの面でも不遇である(マジス本人の台詞も明確なものは冒頭のものしかない)。

【余談】

スーパー戦隊の正規メンバーの中で、殉職したにもかかわらず交代要員が出なかった唯一の存在である。

なおゴセイグリーンというのは一応、スタッフが便宜上つけた仮の名前であり、正式な変身後の名前ではなかった。

また、ゴセイグリーンのスーツは実は存在しない。劇中で登場したゴセイグリーンのスーツは、ゴセイブルーのスーツをCGでに変えていただけである。
個人によってデザインの異なるマスクについては、巧いこと首から上を映さないような演出にして対応したためノープロブレム。
しかしこれによって、ゴセイグリーンのシンボルとなる動物が不明のままとなってしまった。

その後、2016年にプレミアムバンダイで受注販売された『レンジャーキー・ロストエディション』にてようやく「ゴセイグリーン」の名が正式名称として採用され、新たにデザインと二つ名が明らかになった。

正式な二つ名

命のシーイックパワー!
ゴセイグリーン!!

ヘルメットの左右に描かれているシンボルはイルカ
ゴセイヘッダーおよびゴセイマシンはドルフィンヘッダーおよびゴセイドルフィンだと思われる。
ちなみに、「ゴセイドルフィン」というゴセイマシンは、映画『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』に登場している。

そして二つ名からして回復の天装術が得意だったのかもしれないが、本編でのことを考えるとあまりにも切ない…。

マジスを演じたのは、『特捜戦隊デカレンジャー』のデカグリーン/江成仙一(センちゃん)役で有名な伊藤陽佑氏。
実に6年ぶりのグリーンである。

追記・修正は相棒を庇ってからお願いします。

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最終更新:2025年04月09日 21:22

*1 後者はボディではなく武装を担当していたのかもしれない。