サイバー(デュエル・マスターズ)

登録日: 2014/01/27 Mon 00:41:09
更新日:2021/01/17 Sun 17:20:09
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水の中には一億の目が用意されている。




サイバーとは、デュエル・マスターズの種族群(種族カテゴリ)である。
主に水文明に存在し、ごく一部が光文明にも存在している。


概要

最初期から登場しているサイバーロードをはじめとした「サイバー」と名のつく種族だが、時間が経つごとに個々の種族としてではなく「サイバー」という枠組みで強化されるようになった。サイバーロードやサイバー・ウイルスのようなそこそこ優遇されていた種族は更に強化され、サイバー・クラスターやサイバー・ムーンなど地味目の種族もプッシュされるようになり、そして水文明コマンドが「サイバー・コマンド」となったことから構築に奥行きが出るようになった。
他の文明が神化編で単一種族がフィーチャーされたのに対し(光…ライトブリンガー、闇…パラサイトワーム、火…ファイアー・バード、自然…ドリームメイト)、水文明はサイバーという広い枠組みでフィーチャーされた。神化編がオリジンをフィーチャーしていたこともあり、サイバーデッキはオリジンが多くなりやすい。

上記のこともあり、広い枠組みを持つ種族カテゴリとしては珍しく文明が偏っている。ドラゴンやコマンド、ゴッドは各文明に分散しているが、サイバーは多くが水文明、ごく一部に光単色がいる。複合では水闇複合と水光複合が多い。いわゆる「アクアン・カラー」というやつである。

当初は「サイバー」ではなく「サイバーロード」「サイバー・ウイルス」としてそれぞれ発展していたこともあり、旧時代の進化クリーチャーはやや噛み合わない…というと普通難点に聞こえるが、旧時代の水文明の進化サイバーといえば、「エンペラー・アクア」だの「アストラル・メデューサ」だのというなんか泣けてくる面々が多く、実は大してこまんなかったりする。そうなった原因である「アストラル・リーフ」は今でも人気だけどね。

また、ちょっとした注意点としてマナカーブにやや癖があり、メジャー種族が小型と大型に偏りがち。
デッキを組む場合は小~中型のサイバー・クラスターや中~大型のサイバー・ムーンもバランスよく入れておきたい。

各種族概要

サイバーロード

水文明の支配種族。非進化クリーチャーは幼児あるいは胎児のような姿をしており、進化すると成人男性のような姿になる(オリジンを併せ持つと女性の姿をとる)。初期は《トロピコ》が水文明の精鋭を率いていた。完璧な計算で必ず勝てる戦いを挑んだはずが火文明にさくっとやられるあたり、腕っ節の弱さを感じさせる。
基本的に直接殴りあうのは得意ではなく、バウンスやシールド交換などややテクニカルな戦術で相手を惑わすのが基本戦法。また神化編におけるサイバー進化のなかで、青単速攻ではこの種族の進化クリーチャーがもてはやされる。
代表的な非進化には《アクアン》《セブ・コアクマン》《エメラル》《コーライル》《クゥリャン》《トロン》《パクリオ》《チェレンコ》《氷牙フランツII世》《斬隠テンサイ・ジャニット》《パーロック》がいる。
…多い?それだけサイバーロードは優秀なクリーチャーが多く目を離せないということなのである。というかアクアンなんで息子いるんですかねぇ…。
代表的な複合にはメテオバーンされるときに効果を発動する《電磁封魔ルチアーノ》、手札交換要員《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》、山札を微妙に操作しつつ次のことを考えられる《電磁封魔ロッキオ》とこちらも優秀。全員優秀なことで知られる水のハイブリッド種族とオリジンがくっついている。なにこれチート。
代表的な進化には《エンペラー・ティナ》《エンペラー・マリベル》《エンペラー・マルコ》《エンペラー・ベーシックーン》がいる。え、キリコ?温泉旅館で彫刻になっててください。アクア?お前本当にラスボスぅ?www

サイバー・クラスター

サイバーロードの科学によって強化された水生生物。リキッド・ピープルやシー・ハッカー、ゲル・フィッシュなどと違いサイバーがついたのはサイバーロードたちが自分たちに一番近い存在になるように特別好んで作ってたんだろうか。…誰だ、当初制作陣はサイバーをカテゴリ化するつ持ちなかったから適当につけたとか言う人は。怒らないから出てきなさい。
甲殻類でみんな名前に「〜・クラスター」とつく。進化クリーチャーは《フォート・メガクラスター》のみ。
《アングラー・クラスター》や《ギャルボ・クラスター》など「持ってたら使うよ」程度のクリーチャーも多いが、《スカウト・クラスター》のように中速ビートダウンでなかなか嫌らしいことをしでかすカードもある。中堅サイズが多いのでうまく使いこなせるかはプレイヤー次第だがサイバーであり、そこそこ優秀な能力持ちが多いので、他のマイナー種族に比べれば使いやすいと思われる。

サイバー・ウイルス

サイバーでは少ない1コストブロッカーをサイバーロードの《トロン》と共に担うのがサイバー・ウイルスの《マリン・フラワー》である。コストが軽くドロー効果を持つカードが多く、水文明らしさを体現した存在である。例えば《フォーチュン・ボール》とか、《キューティー・ハート》とか。
進化クリーチャーでは《アストラル・ラッシュ》が人気である。

まあ、サイバー使いならやっぱり《パラダイス・アロマ》と《アストラル・リーフ》は各1枚持っておきたい(両方共殿堂入りしているので1枚しか投入できない)。両方揃っていなくても十分強いのに、2ターン目に「トロンいるのでアロマ出します、そしてリーフに進化します。3ドローおいしいです」とかやったら相手泣く。殿堂ゼロデュエルでは両方が4積みされ、ただでさえサイバーだらけでアロマが進化元確保に優秀な上にたくさんいる雑魚ウイルスがリーフに進化して殴りかかってくるから地獄。

サイバー・ウイルス海

DS最終弾で登場した新たなサイバー・ウイルス。
ドラゴンと関わりを持っていなかった種族とされており、見た目は海賊のようになった水生生物。
なんでも陸上でデュエル・マスターズレースが行われていたこと、海では大海賊時代が到来していたらしい。

リキッド・ピープル閃の登場からサイバーはやや追いやられていたようだったが久々のフィーチャーとなる。

サイバー・ムーン

中堅〜重量級のサイバー。対ドラゴン兵器であり、光文明のメカ・デル・ソルと対になっている。全て名前が「ルナ・〜」で統一される。一時期人気になった《ルナ・コスモビュー》をはじめとして、《ルナ・スターベース》《ルナ・ブライトホーク》《ルナ・ヘドウィック》《ルナ・ミステリーマンション》といったちょっと水文明っぽくないファンタジー感のある種族だがちゃんとメカメカはしてる。
一応後述のコマンドと並ぶ大型要員だが、どちらかと言うとトリッキーな能力を活かしてのサポート役やコンボパーツの方が得意。
サイバーでは痒いところに手が届くいい種族。クラスターともどもうまく使ってやりたい。

サイバー・コマンド

リヴァイアサン?なにそれぇ。俺超電磁、鈍いなぁ、俺がコマンドだよぉ!

というわけで本来の水の大型「リヴァイアサン」を無視して登場したコマンド種族。
ただしガイア・コマンドのようにジャイアントに結局人気で負けたり、フレイム・コマンドみたいに最初からアーマード・ドラゴンとくっついたりしないで、ちゃんと切札をやってる。当初は非進化よりも進化クリーチャーのほうが多かった。当然進化元に「サイバー・コマンド」を指定していたら使いにくかっただろうが、こいつらは進化元に「サイバー」とを指定。このおかげでサイバーデッキにおける重要なパーツとなっている。《超電磁パトリオット・エース》や《超電磁コスモ・セブΛ》のような他文明進化やソウル進化など、普通に進化できない連中でもある。
見た目は人型ロボット。

《サイバー・A・アイアンズ》《サイバー・J・イレブン》《サイバー・N・ワールド》が有名。
進化クリーチャーでは前述の他文明進化やソウル進化を除くと、《超電磁マクスウェルZ》《超電磁ヘルラッシュM》《超電磁トワイライトΣ》が存在する。いずれもサイバーデッキでは強いカードである。
サイキック・クリーチャーでは《イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン》が有名。彼の必殺技《ホーガン・ブラスター》は殿堂入りしている。

余談

サイバーはサイバーサポート自体はそこまで優秀ではない。優秀なのは個々の性能と進化先である。ここで(サイバー種族から進化できる)優秀な進化クリーチャーを見てみよう。

ウイルス進化。2マナ3ドローと誰がどう見てもぶっ壊れ。でも軽量進化故にプレミアム殿堂とはならなかった
  • 《アストラル・ラッシュ》
サイバー進化。ピンチをドローとバウンスでカバーできる
  • 《エンペラー・ベーシックーン》
ロード進化。進化元を手札に加えつつ山札のサイバーを進化元にできる2マナ手札補充要員
  • 《エンペラー・マルコ》
ロード進化。5コストだが生きた《トリプル・ブレイン》となる
  • 《エンペラー・ティナ》
サイバー進化。1マナ中堅ブロッカー
  • 《エンペラー・ヒミコ》
サイバー進化。でっかい《クゥリャン》
  • 《エンペラー・ギュルム》
サイバー進化。サイバーだらけのデッキで使えば全体除去に強い
サイバー進化。こいつの危険性はリンク先をどうぞ。プレミアム殿堂
  • 《エンペラー・マリベル》
サイバー進化。進化元を飛ばしつつ相手をバウンスし、そのまま殴りかかる。
  • 《超電磁マクスウェルZ》
サイバー進化。相手の呪文を封殺できる
  • 《超電磁ヘルラッシュM》
サイバー進化。攻撃を終えたサイバーを破壊して進化サイバーを出すことでまさにヘルラッシュ
  • 《超電磁トワイライトΣ》
サイバー進化。サイバー・J・イレブンのエクストラウィンを無限ループで支えてくれる

多すぎである。
正直ここまで進化が恵まれている種族群はデュエマでは少ない。軽量から重量級までよりどりみどりであり、水文明の器用さを示している存在であると言える。
ただパワーはどいつもこいつもあまりないので過信しすぎないこと。それさえ気をつければサイバーは最強のカテゴリであると言える。







いい追記だ。鍵をかけてしまっておいてあげようね。

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最終更新:2021年01月17日 17:20