ペインシア

登録日:2014/01/28(火) 12:35:48
更新日:2018/08/09 Thu 22:11:52
所要時間:約 6 分で読めます




絵画の魔女。
その性質は『憎悪』。
かつて生き別れの姉妹の片割れとして描かれ、そして共に忘れ去られた悲劇の魔女。
自分達を忘却した忌々しき現実世界に復讐するまで、決して憎しみを止めない。
未熟ゆえに結界を持たぬ希有な魔女だが、その身に秘めた魔力と凶暴性は侮り難いものがある。





ペインシアとは、『星のカービィ トリプルデラックス』に登場するボスキャラクターの一体である。
ペインは「Paint」(塗る)から来ているものであって、決して「Pain」(痛み)の方ではない・・・はず。
北米版では「Paintra」と呼ばれている。


概要

浮遊大陸フロラルドのレベル2「ロリポップランド」のボスを務める。
タランザが逃げ込んだ先のアトリエに絵画として飾られていたが、カービィを足止めするために魔力を与えて実体化させた。
その後カービィに敵意を向け、襲い掛かってくる。
(レベル4ボスの強化版の解説文を見るに、タランザがあやつりの術をかけた線が強い)


タッチ!カービィ』のラスボス「ドロシア」とよく似た笑い声、外見が特徴(これについては後述)。
赤く染まった帽子(黄色いリボン付き)と服、ピンク色の巻き髪、そして下半身は毛先が2つに分かれた絵筆の形をしており足のようにも見える。
一部の行動時はこの足を一本にまとめ、自分自身を絵筆にした多彩な攻撃を行う。
そのため、ドロシアと比べてなかなかアグレッシブな印象を受ける。


ペインシア自身は本作のボスの中で決して強い方ではないのだが、その代わり画面にダイレクトアタックして視覚を塞ぐ妨害を得意としている。
カービィが今どこにいるか、ペインシアが次に何をしようとしているか、よく見極めて動く必要がある。


攻撃パターン

  • 魔力球
溜めるモーションから3連発で飛ばす。吸い込み可能。
後半戦は2セットで行う。


  • ペイント弾
視覚妨害その1。
画面奥で横回転し、カラフルなペイント弾を6個落としてくる。
このペイント弾は吸い込むことが出来ても、攻撃で相殺することができない厄介者。
床に広がった跡は触れてもダメージは無い。
最後は力を溜めて画面にもペイント弾をぶちまけ、プレイヤーの視覚も妨害してくる。
ぶちまけられたペイントは次の攻撃の途中まで持続したまま。
大変迷惑だが、ある程度双方の位置が分かっていれば多少はどうにかなる。


  • 絵筆サマーソルト
カービィへ接近し、筆になった足で後ろ半回転→前に叩き下ろす感じでサマーソルトキックを繰り出す。
これを2セット連続で行う。
サマーソルトよりも途中の移動時に接触する可能性が高く、移動を終えるまでは飛ぶとかえって危険。


  • ペインティングビュー
視覚妨害その2。
画面外に消え、ニンテンドー3DSの上画面に直接カラフルなラインを複数引いてプレイヤーを惑わしてくる。
これを行った後は大抵魔力球を放つことが多い。


  • ペイントシャワー
笑い声を上げながら、ステージ両端で絵の具の雨を降らす。
端にいなければ、さほど脅威ではない攻撃。


  • グライドアタック
不意に画面上へと消え、奥から体当たりを繰り出す。
意外と当たり判定が発生するまでが早め。


  • トリックペイント
後半戦から使用。
額縁の中に絵を描き、実体化させる。
ドロシアとの違いは描いたものが直接実体化する事と、その中に雑な出来のハズレが1つ含まれている事。
以下に種類を挙げる。()内は絵画の枚数。

鉄球(3)・・・上から鉄球が落下。ハズレは当たっても無害だし吸い込み可能
鉄柱(3)・・・奥から突き出す。
ランディア(4)・・・火炎放射を行い、最後はカービィを狙って吹き付ける
ペインシア(3)・・・本物とシャッフルし、ペインシアの絵に本物が火をつけて落とし爆発させる
大砲(4)・・・下・中・上の順に3回砲撃を行う。弾の隙間にいても爆風でダメージを受けてしまう

なお、動くランディア同士の間でガードすると有り得ない勢いで削り殺される。



  • ハイド&シーク
後半戦から使用。
画面奥にスクリーンを下ろし、向こう側からカービィに狙いを定めてスクリーンを突き破りながら突進。
ビリッと破れた直後に当たり判定が発生するので、突っ立っているとほぼ被弾する。
3回連続で行うものはホーミングではなく、飛び出す位置がランダム(高さはカービィに合わせる)。



なお、レベル6で再戦するときは行動パターン(攻撃の順番)そのものが異なるので注意。
同じ見た目でも中身は違うつもりでかかった方がいい。




スペシャルページ1


生きわかれた しまいを えがいたという、
悲しい 名もなき絵画があった・・・
人しれず アトリエで ねむっていたが、
長い年月をへて いのちを持ち、げんじつ世界に
ふくしゅうを ちかうのであった。



既に察しがついていたと思われるが、彼女はあのドロシアと姉妹関係にある。
パッと見の幼さや、あるいは登場作品順で考えると、ペインシアが妹でドロシアが姉にあたるのだろうか。
外見のみならず、描いたものを実体化させる能力、長い年月で自我が芽生えた、現実世界を良く思わないなど、共通点が多いのも納得がいく。
最期は元の絵画へ還り、砕け散る所も・・・
さすがにおぞましい怪物に変身することは無かったが、もしドロシアと同じ立場でラスボスだったら話は変わっていたかもしれない。


二人が同じアトリエの出身だとすると、『タッチ!』のオープニングと少し繋がる部分がある。
その中でドロシアが登場する場面が、空から降りてきたように描かれているからだ。
勿論ただの偶然であってこじつけに過ぎないが、そう考えてもあながち不自然ではない辺りが興味深い。



以下、クリア後のちょっとしたネタバレ

















ペインシアDX

クリア後の隠しモード「デデデでゴー!」及び「真・格闘王への道」に登場する、ペインシアの強化版。
帽子(赤いリボン付き)と服が黒くなり、髪も紫色に変化。
よりダークな印象が深まっている。

得意の視覚的な妨害は健在。
劇的に変わったと言える攻撃パターンは多くないが、まんべんなく攻撃の物量が増えているため
ボスの中では正統派な強化を遂げた方に入る。



強化・変化した攻撃パターン

  • 魔力球
一度に7連続で撃ってくるようになった。
正面に立っていると対処が難しく、下から上へ撃つのでホバリングすると逆に追い込まれる。
量が多いので貫通弾を作りやすくはある。


  • ペイント弾
ペイント弾が倍の12個に増量、画面へぶつける弾も増えた。


  • ペインティングビュー
塗るスピードが速い。
後半戦は後述のトリックペイント前に必ずやってくるため、頻度が非常に多い。
それ以外にも地上のカービィがすっぽり隠れるようにラインを引き、どこにいるのか分からなくさせる意地の悪い妨害まで行う。
ジャンプすればすぐ分かるんだけどな!


  • 絵筆サマーソルト
サマーソルトキックを1度に4回連続で繰り返すようになった。
星は4発目のみ出る。
前へ前へと詰めてくる性質上、端に追いやられるとまずい事になる。


  • ペイントシャワー
左右に加えて中央も攻撃範囲に含まれ、3回攻撃。


  • ハイド&シーク
必ず4回連続で行う。


  • トリックペイント
鉄柱・・・特に変更なし
鉄球・・・少し大きくなり、トゲ付きになった
ランディア・・・EXカラー(紫色)になった
ペインシア・・・画面塗り無し。絵は燃えた後、画面奥からホーミング体当たりしてくる
大砲・・・一度に2連発する


  • 絵筆回転アタック
新技。
自分自身を回転させて横から突撃→手前から突撃→ついでにペイント弾を画面にばら撒く→グライドアタックのコンボを行う。
突撃自体に縦へのホーミング能力は無いが、最後まで油断は禁物。



こちらも「デデデでゴー!」終盤の再戦時は行動パターンが異なる。



スペシャルページ2


ふしぎな絵ふで でえがかれた
名もなき絵画から 生まれたペインシアは、
げんじつ世界に ふくしゅうをちかう。
そのすがたに 絵をかいた あるじは、
一体 何を思うのだろうか・・・



やはりというか、彼女らを描いた主がいたようである。
不思議な絵筆といえば、かつて我々はカービィを導くための橋渡しとなってくれた1本の絵筆に出会った事がある。
そしてドロシアもまた、それとは別に自分の絵筆を持っていた。
元々アトリエにあったものなのだろうか、果たして真相は・・・


肝心の作者は当然明かされないので、いつかHAL研熊崎氏が伏線を回収してくれるのを待つしかない。
各自で好きに妄想を膨らませるのも良いだろう。
美にこだわるあのお方が芸術をたしなんだ一環なのか、あるいは・・・etc
※「ドロシアが描いた説」の可能性は限りなく低い。
ペインシアというネーミングや、わざわざ生き別れた姉妹と明言している事から、容易に二人が姉妹だと連想できるため。
第一そこまで変に捻くれた設定があるとは思えないし・・・







生きわかれた 二次元の嫁を えがいたという、
悲しい 名もなきwikiがあった・・・
人しれず 旧wikiで ねむっていたが、
長い年月をへて 項目を持ち、アニヲタwiki(仮)に
追記・修正を ちかうのであった。

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