ドラゴノイド(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/02/10 Mon 00:41:37
更新日:2023/07/01 Sat 01:06:09
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音すらぶっちぎり。




ドラゴノイドとは、デュエル・マスターズの種族である。

概要

火文明におけるヒューマノイドと並ぶ主要種族。
もともとヒューマノイドと覇権を争っていたが、五文明の間で戦争が始まると、水文明の侵攻に対して手を取り合い共に戦うことを決めた。
昨日まで喧嘩してた相手と手を取り合えるのだからさすが火文明の種族と言わざるをえない。

ヒューマノイドが我々のような人間に近いクリーチャーなのに対して、こちらは竜人と言った趣のクリーチャーや、爬虫類人間が多いといえる。
ドラゴンになれることを信じて戦い続ける種族と言われている。
若干ティラノ・ドレイクのお株を奪ってしまっている気もしなくもない。
…ちなみに、ドラゴンに実際になれたのはヒューマノイド側だったという悲しい結果を申し添えておく*1
実は限定条件ではあるがドラゴンを持つドラゴノイドとして《武装兵ミステリアス》がいるのだが、如何せん知名度が低い。

ヒューマノイドに比べて種族間シナジーはやや薄めでドラゴンとのシナジーを持つものも多い。
だが、どんどんその座をファイアー・バードに取って代わられるようになってしまう。

それでも《凶戦士ブレイズ・クロー》《襲撃者エグゼドライブ》などは有名である。
ヒューマノイド同様ウィニー種族という位置づけである。

ヒューマノイドがマシン・イーター同様にゼノパーツやアーマロイド、デューンゲッコーと関わりが深いのに対して
こちらは龍に近いゆえかアーマード・ドラゴンやアーマード・ワイバーンとの絡みが多い。
このためティラノ・ドレイクが登場すると今後の登場が危ぶまれたが、逆に今はティラノ・ドレイクの新規が登場できない原因になっている。
初期はドラゴンが種族カテゴリになりきれていなかった頃、「ドラゴンまたはドラゴノイド~」という効果指定も多かった。
そのため種族サポートはそこそこ存在はしている。

代表的なカード


さあ戦おう! お前のこと、もっともっと知りたいからな! ――凶戦士ブレイズ・クロー

凶戦士ブレイズ・クロー 火文明 (1)
クリーチャー:ドラゴノイド 1000
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
1コストウィニーでは光の《予言者クルト》《希望の親衛隊ラプソディ》に次いで優秀。
赤単ではこいつがいなければほぼはじまらない。
毎ターン攻撃しなければならないデメリットがあるが、火文明ウィニーならあまり気にならない。



「ちぇいやー、ちぇいや、ちぇいや、ちぇいやー!」――ブルフロッガー

奇襲兵ブルレイザー 火文明 (2)
クリーチャー:ドラゴノイド 3000
バトルゾーンにある相手のクリーチャーの数が自分より多い時、このクリーチャーは攻撃することができない。
コストに比してパワーが高い分、攻撃に制限がつくクリーチャー。基本的にウィニーを並べる形のデッキでは用いられる。
フレイバーテキストの「ブルフロッガー」とは一体何者なのだろうかとネタにされており、誤植説やニックネーム説が有力だったが…王来篇にてまさかの事実が判明する。


「さぁ、ロックの時間だ!」――剣撃士ザック・ランバー

剣撃士ザック・ランバー 火文明 (2)
クリーチャー:ドラゴノイド 1000+
自分のマナゾーンのカードがすべてタップされている時、このクリーチャーのパワーは+2000される。
必要なときは条件を満たしやすく、必要でない時はどうせすぐ退場するということから、
ブルレイザーに比べてデメリットは気になりにくい…と思われていたが、
ローズ・キャッスル》の存在からそうでもなくなってきた。
環境を見て適切な方を投入したい。


急げ!騙した事に気づかれる前に!――爆獣イナバ・ギーゼ

爆獣イナバ・ギーゼ 火文明 (3)
クリーチャー:ドラゴノイド/オリジン/ナイト 3000
バトルゾーンにある自分の他のナイトはすべて、「スピードアタッカー」を得る。
呪文でサポートしながらビートするタイプの特殊なナイト。
自身に効果は及ばない代わりそこそこのパワーなので除去耐性が他のSA付与系のクリーチャーよりも高めなのが特徴。
こいつが登場した時期のナイトはそれまでのコントロール色を排したものも多くなったため、
かなり使い勝手のいいシステムクリーチャーといえる。


一撃離脱の風が一瞬の隙をつく!

襲撃者エグゼドライブ 火文明 (3)
クリーチャー:ドラゴノイド 3000
スピードアタッカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
「自己バウンス」という、初心者にとっては余りメリットに感じられない能力を持つ。
予言者クルト》同様「こいつの強さがわかれば初心者卒業」の典型的な例である。
…要は、アタックした後通常ならタップされているので殴り返しを受けるのがこの手のウィニーの宿命なのだが、
こいつは相手ターン中はバトルゾーンにはいないので、殴り返しを受けないのだ。
毎ターンマナを支払う必要こそあれ、赤単ではエースを務める。
全く同じ効果で種族にハンターが追加された《流星のエグゼドライブ》もあるが、
あちらのほうが上位互換であるにもかかわらずこちらばかりが使用される。
おそらくあちらの供給量が少ないことが理由になるのであろう。
赤単ではハンターはいらないのでこちらの活躍の機会は当分失われないと思われる。
上位種にウィニーではなくファッティだが同じ能力を持ちメリットになっている
バザガジール・ドラゴン》《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》がいる。

10年の時が、ブレイズ・クローを闇へと変えた。

闇戦士ザビ・クロー 闇文明 (1)
クリーチャー:ドラゴノイド/エイリアン 1000
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
本家ブレイズ・クローが火文明の速攻で使われるのに対してこちらは
黒緑墓地進化速攻など黒入りウィニーで使用される。
いわゆる闇堕ちである。黒のウィニーは一癖あるものが多かったが、
こいつのおかげでややまともなビート能力を得たといえるか。
死にやすさも火文明に比べてだいぶ有効に利用できる。ある意味では本家を超えている。
ちなみに似た時期にデスパペットの《福腹人形コダマンマ》は《斬斬人形コダマンマ》として
火文明に転生しており、そちらは火文明であるほうがより有用に活躍できている。
赤黒速攻ではそれぞれを8枚入れられることが強みになっていたりする。









追記すらぶっちぎり。

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最終更新:2023年07月01日 01:06

*1 《戦極龍ヴァルキリアス・ムサシ》《竜将ボルベルグ信玄》《勝利宣言 鬼丸「覇」》《熱血デュエ魂 切札勝太》《暴龍事変 ガイグレン》および《次元龍覇 グレンモルト「覇」》〜《超戦龍覇 モルト NEXT》までのグレンモルトシリーズが該当する。多すぎるだろ…他にも《龍覇 アイラ・フィズ》に《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》を装備させるとドラゴン化するので、フィズ含めて11種となる。もうドラゴノイドが不憫。