ジュラシック・コマンド・ドラゴン(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/04/20 Sun 21:15:22
更新日:2023/06/24 Sat 18:43:27
所要時間:約 3 分で読めます





ビーストフォーク達が古代からよみがえらせたトリプレックス。

その雄叫びは、大地に眠る化石を呼び覚ます。


ジュラシック・コマンド・ドラゴンとは、デュエル・マスターズの種族である。

概要

ドラゴン・サーガ初出の種族。通称ジュラコマ。
命名ルールは「○○類△△目」で、空いてるところにはそのクリーチャーの特徴をわかりやすく示した単語が入る。
だが、種によって○○類だけだったり△△目だけだったりまちまち。一応強力なクリーチャーほど長くなりがち。
また、デュエルマスターズでは珍しく進化クリーチャーも同じ命名ルールを持つ。

「ジュラシック」ということで、恐竜をイメージしてる…のだが、マンモスだのカエルだの明らかに恐竜じゃないのも混じっている。
アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド爆竜戦隊アバレンジャーならこちらは恐竜戦隊ジュウレンジャーか。そのうち獣電戦隊キョウリュウジャーの種族も登場するんじゃないかこれ。
前に宇宙刑事ギャバンや仮面ライダースカル、忍風戦隊ハリケンジャーもやらかしたタカラトミーならありえる。バンダイにそんなに喧嘩売りたいのか

自然文明のドラグハートを担当する種族であり、サポート種族のイメージからか、ウェポンはハンマーか斧が、フォートレスは遺跡がモチーフとなっている。また、なぜかこの種族になるドラグハート・ウェポンは、冠詞の漢字の当て字にカタカナが使われている。

サポート種族は「ビーストフォーク號」。お面をつけたアニミズム的なビーストフォークだけあって、古代の獣=恐竜となったのだろう。また、革命編では侵略者側に寝返ったビーストフォーク號の代わりに、スノーフェアリー風がサポート種族として登場している。

なかなかワイルドなのだがデュエル・マスターズVSではストーリーの特性上敵である。しかも、激エロ中学生・サソリや、超腐れ外道・ギョウが使う。

種族特徴

サポート種族がビーストフォーク號であることからもわかるように自然文明に属している種族であり、当然マナに関する能力を持つクリーチャーが多い種族でもある。また、恐竜というパワフルなモチーフからも想像できるとおり、パワーやマナコストの高いクリーチャーも多い。

しかし、なかでもジュラコマが得意とするのは優秀なシステムクリーチャーと数多い踏み倒しを生かした、大型クリーチャーの大量展開である。
そもそも自然文明自体がマナブーストからの展開に適した文明ではあるが、ジュラコマはそれに非常に特化した種族であり、クリーチャーを並べるだけならば、右に出る種族はいないといっても過言ではない。また、意外なことにドラゴンのくせに低コスト、中コストのクリーチャーもそろっている。中には1マナのワールドブレイカーという文面だけ聞くととんでもないクリーチャーもいる(もちろんデメリット持ちだが)。サポート種族たるビーストフォーク號も、リーダーである《龍覇 サソリス》をはじめとするドラグナー達を中心に優秀なシステムクリーチャーを保有している。
切り札であるドラグハート達はどれも優秀なものばかりであり、龍解してしまえば対処に困るものばかりである。
そして、何よりもコマンド・ドラゴンであるため多くのサポートを受けることができる。

まとめると上述したような豊富なクリーチャーサポートを生かして、手札、マナ、そしてフィールドのアドバンテージをひたすら取り続け、展開しまくったあとに恐竜軍団で相手を一気に踏みつぶす、というのがジュラコマの基本戦術であり、彼らの指導者であるサソリスの「数で攻めるとしても、パワーは大事なんだよね。」というセリフをそのまま体現した種族であるといえる。

しかし、こちらからアドバンテージを取るのは得意な反面、相手への妨害に疎いうえに、相手からの妨害には非常に弱いという弱点が存在している。しかも数少ない妨害手段はそのほとんどがマナ送りによる場のクリーチャーの除去であるため使いどころによっては、妨害どころか、相手の展開の手助けをしてしまうことになる。特にハンデスは天敵中の天敵であり、手札によっては、2マナハンデスをされただけでサレンダーしたくなるほどの絶望感にかられる。

またビートダウンへの対策も微妙に乏しい。トリガーは強力だが、先述通り除去はマナ送りが大半で後は相手の攻撃を一時的に抑制するカードがいくつかあるくらいである。一応切り札たるドラグハート・クリーチャーの一部も相手の攻撃を永続的に抑制する能力を持っているため、それらを出すことができれば、除去されない限りほぼ負けないものの、まずドラグハートクリーチャーを呼び出すためのドラグナーがそこそこ重いため、龍解する前に殴りきられることもしばしば。

要するに、ビートダウン相手だと展開する前に殴られて絶滅し、コントロール相手だと展開したくてもできなくて死ぬ。

このように致命的な弱点を多く持つので、環境に上がることはできていない。しかし少しでも相手が対処を怠れば、あっという間に場を制圧することが可能なほどの爆発力を持っているのはたしかであり、うまく回すことができればトップメタなどの大物食いを行うこともできる。
いかにして相手の攻撃をいなし、いかにして相手よりもうまく回すことができるかが、ポイントになる。

カード紹介


帝王類増殖目 トリプレックス 自然文明 (9)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 12000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンから進化ではない自然のクリーチャーを、コストの合計が7以下になるように2体まで選び、バトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー
記念すべき(カード的な意味で)最初のジュラコマ。マナゾーンから合計7マナになるように2体まで自然クリーチャーを踏み倒す。
最初期のジュラコマながらかなり重いものの出してしまえば後続とともに攻めかかれる。
せっかくなので出すなら《牙英雄 オトマ=クット》や《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》を出したい。エクス?いやいや…
ただ、繰り返すが冗談じゃなく重いので、ビーストフォークのマナブーストをフルに活かしてさっさと伸ばしてしまいたい。
なぜ連鎖類でないのかは問い詰めてはいけない。むしろオンリーワンの冠詞なんだから誇らしいジャン!ということにしておこう。

養卵類 エッグザウラー UC 自然文明 (4)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 4000
自分のパワー5000以上のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
自分の中堅クリーチャーを出すたびに1枚ドロー。これだけでも優秀だが、それに加えて2マナブーストからつながる軽さとそれでいて殴り返しも可能な標準的パワーを誇る。
特に後述する《龍鳥の面 ピーア》との相性は抜群であり、自身がコスト軽減とブーストの恩恵を受けられるうえに、この2体が揃うと、パワー5000以上のコマンド・ドラゴンを出すたびにマナブーストとドローを行うことができるため、ジュラコマの序盤の要となる。ぶっちゃけジュラコマデッキはパワー5000以上であるかどうかが採用基準の一つとなっているといっても過言ではないんだな。
ちなみに《雪要塞 ダルマンディ》などの常在型能力でパンプアップを行うカードがあると、自身を出した時にもドローを行える。

牙英雄 オトマ=クット VR 自然文明 (7)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 8000
マナ武装7:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに自然のカードが7枚以上あれば、マナゾーンのカードを7枚までアンタップする。
W・ブレイカー
マナ武装7を持つ英雄サイクルの自然版。
デュエマ版フリースペル。能力の条件がそれなりに厳しいのでエクスより良調整。
また、コマンド・ドラゴンであるため、そのサポートを受けられるのは、エクスにはない利点。特に《龍鳥の面 ピーア》の恩恵を得られる点は大きい。
ちなみに出した時に自然マナが7マナに到達していなくても、マナ武装の使用宣言をする前に7マナたまれば、マナ武装を発動することができる。具体的な例としては、「自然6マナ時にピーア効果でコスト軽減して召喚。その後ピーア効果でブーストして自然マナが落ちて自然マナが合計7マナになる。」という状況である。
どうやら英雄と呼ばれるだけあってかなり慕われているようだ。

長鼻類 マンモスドン C 自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
W・ブレイカー
マンモスって恐竜でしたっけ?というかドラゴンになりえるんですかこれ?
サソリスが木の上のどんぐりを取るためだけに生み出した鼻の長いドラゴン。能力は準バニラで使いどころはない。
ただ、後々マンモスドン帝国ができるらしい。しかしドラゴン・サーガ編が終わったのに出来る様子は無い。
《牙神兵ガンガン・マンモス》と一緒にマンモスデッキを組んでも面白い。

界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ SR 自然文明 (11)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 27000
ワールド・ブレイカー
相手のクリーチャーがバトルゾーンに出て、そのクリーチャーの能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。(例えば、相手は「このクリーチャーをバトルゾーンに出した時」から始まる能力を使えない)
コストに恥じない圧倒的な破壊力と、前代未聞のcip封じを併せ持つ。
ゼニスなど、様々なクリーチャーへの強烈なメタになり、連ドラ、キューブなどの新たなフィニッシャーとなりうるだろう。
その強力な能力とパワーのために、本来ジュラコマの王であるザウルピオがしばしば「ブラキのほうがよっぽどジュラコマの王様してる」「パワーがあればよいのだ!(笑)」などとバカにされる原因をつくった(ある意味)罪深いカードではあるが、スピードアタッカーやすでに出ているクリーチャー、アタックトリガーなどには干渉できないうえ、非常に重いため、ビートダウン系のカードには露骨に弱いという意外な弱点がある。そのため、ジュラコマではどちらかというと、「ザウルピオで相手の攻撃を止めたあとに、出して相手をロックする」といった感じの使い方のほうが多い。
「決してザウルピオと比べるカードではない。むしろ組み合わせるカードである。」ということは覚えておこう。
名前の割にブラキオサウルスには似てない

有毒類 ラグマトックス 自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、マナゾーンに置く。その後、相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
《霊騎ラグマール》《掘師の銀》の上位種。・・・なのだがこの手のクリーチャーは大抵軽いクリーチャーのほうが重宝されがちであり、例によってこのカードもそういう評価を受けることになってしまった。一応ピーアとザウラーの効果を発動できるというメリットはあったものの、4コスト以下しか出せないプテラトックスの範囲対象外、除去対象を相手が選ぶ都合上早めに出すほうが強い、などなどの理由からそれを差し引いてもラグマールのほうがマシだという扱いだった・・・
が、クリーチャーを召喚するごとにマナから5コスト以下の自然クリーチャーを踏み倒す《邪帝遺跡 ボアロバゴス》が登場すると、その評価は一変することになった。
プテラトックスにおいて問題となっていた踏み倒しコスト問題があっさり解決し、効果を使った後にマナに戻るため、再利用が容易になったうえに、踏み倒しの前にマナのこいつをタップすることで1マナ回復することができる。
これだけならラグマールたちも同じなのだが、ここにきてピーアとザウラーの効果を発動できるというメリットが覚醒。要するに場にこの2体とパゴス、マナにこいつがいると、手札からクリーチャーを召喚するたびに相手のクリーチャー除去、1ドローと1ブースト、1マナ回復を行うことができるという凶悪カードと化したあっ、マナ破壊はやめて

地掘類蛇蝎目 ディグルピオン VR 自然文明 (3)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他のドラゴンがあれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。自分のドラゴンが他に1体もなければ、このクリーチャーをマナゾーンに置く。
W・ブレイカー
ドラゴンがいなくても鬼畜キクチ師範代にひっかからないブースト、ドラゴンがいれば自分を残しながらブースト、そのくせ、ピーアにもザウラーにも引っかかる絶妙なステータス、そして何よりジュラコマ中3位の軽さを誇る驚異のコスト、と至れり尽くせりの強カード。わけがわからないよ
ジュラコマはおろか、普通のドラゴンデッキにすらお呼びがかかるレベルである。反面ドラゴンを使わないデッキでは、ほぼ2マナブーストの下位互換である。
ピーアがいるときに出すと、使ったマナと増えたマナの数が変わらないので、手札のディグルピオンが尽きるまでブーストができる。ザウラーがいると、それ+1ドローと自身を残すことができる。とこのようにアドを取りたいジュラコマでは欠かせない存在である。
これだけでもアレだというのに、更に革命編において、1コストで召喚できるジュラコマである《界王類七動目 ジュランネル》が登場。こいつを出しておけば、ディグルピオンはパワー6000のWブレイカーの青銅の鎧として扱うことができるようになった。ジュランネル自体も、マナがないと攻撃できないのでマナを増やすこいつとは高相性。
リンク先も参照。

邪帝類五龍目 ドミティウス SR 自然文明 (9)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 12000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト7以下の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
T・ブレイカー
山札の上を見てその中から色の違う7コスト以下のクリーチャーを5体まで踏み倒すという非常に豪快な踏み倒し能力を持つ凶悪なジュラコマ。
パワーとコストと踏み倒すコストはトリプレックスと同じだが、踏み倒すクリーチャーの数が桁違いである。そのためトリプレックスの上位互換である・・・といいたいところだが、もちろんそんなことはない。
トリプレックスの強みは公開領域から割と自由な組み合わせで踏み倒せるところである。そこを考えると、こいつは、踏み倒せるクリーチャーの数は多くても何を踏み倒せるかわからないので多少運任せになってしまうところがある。そもそも、ジュラコマはほとんど単色で組まれることが多いので、まず1体踏み倒すのがやっとである。そのため純ジュラコマでこのカードが使われることはほとんどない。
このカードを使うのならジュラコマで使うのではなく、専用デッキを組んでやるのが一番だろう。
7マナ以下でcipを持つクリーチャーを、こいつで踏み倒すことでアドを稼ぎ、更には《魔龍バベルギヌス》を踏み倒すことで、こいつを殺して蘇生してもう一度効果を発動、という流れを繰り返し、大量展開したところに召喚良いを消すカードを出して一斉攻撃してワンショットキルをする通称《ドミティウス》はこのクリーチャーが出た時に非常に話題になった。
結局、その重さと不安定さから地雷レベルにとどまってしまったものの、純ジュラコマ同様爆発力は目を見張るものがあり、決して油断ならないデッキである。

龍覇 ザ=デッドマン R 自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
コストを支払ってクリーチャーを召喚する時または呪文を唱える時、そのコストを支払うかわりに自分のマナゾーンにある光のカード、水のカード、闇のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ1枚ずつタップしてもよい。
W・ブレイカー
ザ・慢心マン突如現れた謎のドラグナーにしてドラゴンサーガ編の黒幕
(ほぼ)専用ドラグハートである《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》と併用することで、全てのカードを5マナでプレイすることができるというすざましい能力を持つ
また、ドラグナーでありながらドラゴンであるため、敵対関係であるはずのジュダイナと相性が良く、皮肉にも今まで「龍解ガイギンガのビクトリーで断トツのハズレ」「ブラキのほうが(ry」「パワー(ry」などとバカにされてきたザウルピオの評価を上げる要因となった。まぁ実際一回ぶんどって使ってたし。
純ジュラコマでもなかなか使えるが、ジュラコマの得意とするコスト軽減とのかみ合わせが微妙に悪く、ジュダイナを使うだけなら今はより単体スペックの高いサソリスレイジのほうが良いため、こちらを採用するなら、コスト軽減ではなく踏み倒しを多用する《ミスキューチェイン》や《ザウロディレクス》などをつくるといいだろう。
また、その強力な踏み倒しを生かした、《5cデッドマン》なるビッグマナの亜種デッキも存在している。
ちなみに忘れがちだが、マナが染色されていなくても5文明のマナが1つずつ揃っていれば効果は使える。
また偶然にもある開発者と名前が一致している。少しは自重しろよ。
詳しい解説はリンク先で。

連鎖類寄生目 パラスレックス R 自然文明 (7)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時または攻撃する時、名前に「パラス」を持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
明らかに怪しい名前のジュラコマ。
連鎖類に属しているが、呼び出すのは自然のクリーチャーではなく、「パラス」クリーチャー。また唯一自身の効果で同名カードを呼び出せる連鎖類でもある。
このカードで踏み倒すことができるジュラコマは《寄生目 トノサマパラス》とこのカード自身のみなのでやはり、純粋なジュラコマデッキに組み込むのは少し難しい(もっとも他のパラス達は全員自分のコマンド・ドラゴンに効果を付加する能力を持つので、並べることが得意なジュラコマと相性がいいが。)
やはり、こいつも専用デッキの《パラス》を組んでやるといいだろう。詳しくはリンク先で。

始英雄 ザウロディレクス SR 自然文明 (7)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からコストが異なる自然のクリーチャーを好きな数、自分の手札に加える。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
マナ武装 7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに自然のカードが7枚以上あれば、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
出た時に運任せではあるが、最大4枚まで手札を増やすことができる。これだけでも十分優秀だが、そこになぜか手札からの無差別踏み倒しまで付いてきてしまった
進化クリーチャーは範囲外、手札からのみ、アタックトリガー、そもそもマナ武装のせいで入るデッキが限られてくる、などの制約を持つがそれを補って余りある強力な能力である。
もちろん手札補充能力も強力。踏み倒す対象を自分で手札に加え、そして自身の能力で踏み倒し・・・という風に能力が絶妙にかみ合っており自己完結している。
単純にジュラコマに入れても強いが、システムクリーチャーに頼ることなく単体で展開を進められるので、高速召喚を目指す専用デッキをつくってあげてもいいだろう。うまく回すことができれば最速で5ターン目にザウルピオとワルド・ブラッキオを並べることもできる。

連鎖類超連鎖目 チェインレックス SR 自然文明 (10)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 13000
このクリーチャーまたは自分の他の自然のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーよりコストが2小さい自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー
ジュラコマを代表する分類である連鎖類のなかでも最も重く強力なクリーチャー。
このクリーチャーを出した時、2コスト小さい自然のクリーチャーをマナから踏み倒す能力・・・を全ての自然のクリーチャーに付加する能力を持つ
重すぎるうえにやはり入るデッキが限られてくるため、かなりのロマンカードだが、1度出せば凶悪な展開を約束してくれるだろう。
その豪快な能力から、専用デッキも作られている。

界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ SR 自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 9000
多色マナ武装 5:このカードが自分の手札にあり、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あって5文明がそろっていれば、このクリーチャーは「スーパーS・バック」を得る。(カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
相手のドラグハートは龍解できない。
W・ブレイカー
自分のシールドを手札に加えた時にマナに5マナと5文明が揃っていればそのシールドを捨てて手札から踏み倒す能力と、cipでブラッサム・トラップを打ち込む能力と、相手の龍解を封じる能力を持つ。
どれも強力な能力であり、特にあのグレンモルトにたいしては効果抜群である。
それ以外の相手には一見まとまりのない能力のようにも見えるが、逆に言えば色んな相手にたいして対応できるということである。
ドラグハートを使わないデッキが相手でも、ビートダウン相手ならば、スーパーS・バックで踏み倒し、マナ送りと殴り返しで2体の除去が可能であり、逆にビートダウンではないがドラグハートを多用するデッキが相手なら、高速ブーストから召喚することで、相手の切り札を封じることができる。
ジュラコマでは珍しい確定除去を持つので、スーパーS・バックを考慮せずに採用することも考えられるが、やはりこいつを使うならばニガ・アブシュームや、コートニーなどのマナ染色カードを使うデッキか、そもそも5色すべてが入ったデッキに入れるのが最適だろう。
このカードの専用デッキこそないが、様々な多色デッキに入る可能性を持っているといえるだろう。

恐・龍覇 サソリスレイジ UC 自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ビーストフォーク號/ドラグナー 11000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト3以下のドラグハートを1枚、または、自然のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。
ガードマン
W・ブレイカー
ジュラコマ達の生みの親ともいえる《龍覇 サソリス》がついに自らジュラシック・コマンド・ドラゴンになった姿。
同コスト同文明のドラグナーにして宿敵であるデッドマンと比べると変わった効果は持たないが、シンプルにスペックが高い。
デッドマンのような強力な踏み倒し効果を持たないのは痛いが、それゆえに、こだわりなくドラグハートを選ぶことができる。
もちろん親友のザウルピオとの相性も抜群。ついでにヴェロキボアロスとの相性も抜群。ついでにニガ(ry
ドラグナー特有の能力以外も地味ながら堅実な能力であり、特にガードマンは普段軽視されがちなだけに、思わぬところで力を発揮することも。
デッドマンよりサポートも豊富で、レッドゥルを直接呼び出してスピードアタッカーにしたり、できるほか、ビーストフォーク(號)であることを生かして《聖帝ソルダリオス》で踏み倒したり、ガードマンを持っていることを生かして《桜舞う師匠》で踏み倒したりといった、面白い動きもできる。
マナの染色を狙わないのであれば憎きデッドマンを押しのけて採用することができるだろう。
リンク先も合わせて読むといいだろう。

双撃目 アロサウロ C 自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
W・ブレイカー
アロサウルスという恵まれたモチーフ・・・からの産廃ステータス
「恐竜モチーフなのにマンモスかよ!」というツッコミ待ち感すら漂うマンモスドンとは違い、普通にティラノサウルスに並ぶ正統派恐竜として子ども達からの人気も高い恐竜であるにも関わらず、実際はそのマンモスの次ぐらいにひどいスペックというのが涙を誘う。
アニメでの扱いすら、「ハッタリかまして現れた挙句、「ほかに何か能力ないのか」と突っ込まれる」という完全な出オチ要因である。しかも使ったのがあのワラマキさんってねぇ・・・
一応その後切り札の進化元として活躍はしたが、別にこのカードがその条件に最も適しているカードであるというわけではない。断じてない
専らフレーバーテキストを楽しむカードであるといえるだろう。でも、その内容もどっちかというと音速の侵略者の話だし・・・。

革命類突進目 トリケラX VR 自然文明 (7)
進化クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍 9000+
進化-自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーの小さい相手クリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
革命2-自分のシールドが2つ以下なら、このクリーチャーのパワーを+9000し、「Q・ブレイカー」を与える。
W・ブレイカー
アタック時に除去を放ち、さらに自分のシールドが2枚以下であれば打点大幅アップ&除去範囲アップという強力な能力を持つ。
だが同時に何ともいえない使いにくさを感じるカードでもある。
というのもこのカードは当然ガンガン殴ってこそ輝くカードなのだが、それがジュラコマといまいちかみ合わない
基本的にジュラコマは殴るにしても完全に場を制圧してから攻めるか、数が揃ったところでワンショットキルを狙うかのどちらかであり、ビートダウンで殴りきるということはあまりない。
また、むやみにシールドを殴ると相手の手札とマナを増やすことになってしまい、逆に逆転されてしまうことすらある。革命軍が革命されてどうすんだ。
幸いにも進化元が非常にゆるいので、そこを生かして打点の低いビートダウンデッキの隠し味として投入することができる。
ちなみにアニメの使用者であるぶっちゃけに似たのか公式でドルオタ

界王類七動目 ジュランネル SR 自然文明 (1)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 24000
このクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。
自分のマナゾーンに自然のカードが6枚以下しかない場合、このクリーチャーをアンタップできない。
ワールド・ブレイカー
驚異の1マナドラゴン・・・に加えてさらに驚異のワールドブレイカー、という凄まじいクリーチャー。
もちろんデメリット持ちであり、マナゾーンに自然マナが7マナある状態で次の自分ターンを迎えなければアタックできない。
普通ならこれだけで微妙カード呼ばわりされかねないが、そこはマナのたまりやすいジュラコマ。全然問題ない。
というかむしろ、異常にコストが低いことを生かして、ピーアやザウラーなどのシステムクリーチャーで大量にアドを取ったり、ディグルピオンの前に出して、ブーストしながら殴り返し要因を作ったり、サソリスレイジを出した後に増えた1マナから召喚してジュダイナを高速で建造したり、制圧する前にビートダウンに殴り倒されそうなのでついでに出しといたお供と一緒に殴って逆に2パンワンキルしたりとやりたい放題である。
ただマナをためることができなかったり、システムクリーチャーを出すことができなければ腐ってしまうのも事実。またコストが軽いということは、コスト参照除去にめっぽう弱いということでもある。あとガンヴィートは死ね

始原塊(ジュラシックハンマー) ジュダイナ 自然文明 (4)
ドラグハート・ウェポン
自分のターン中、ドラゴンを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
龍解―自分のターンの終わりに、バトルゾーンに自分のドラゴンが3体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

古代王 ザウルピオ 自然文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 12000
T・ブレイカ―
自分のシールドが1枚もなければ、自分は相手のクリーチャーの攻撃を受けない。
新登場のドラグハート・クリーチャーにして恐竜たちの王。
その割にはなんだか地味な能力だが、防御が苦手なジュラコマにとってはなかなかありがたい存在だ。
龍解の条件も自身の能力と相まって、意外と簡単に達成できる。
龍解しないほうが強いんじゃないかとか言わない
詳しくはリンク先を参照

追記修正に難しい理屈などいらぬ!パワーがあればよいのだ!

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最終更新:2023年06月24日 18:43