恐竜戦隊ジュウレンジャー

登録日:2009/07/19(日) 00:51:22
更新日:2019/09/20 Fri 06:25:12
所要時間:約 17 分で読めます







一億数千万年前の恐竜時代から、
今蘇った5人の戦士達!








恐竜戦隊!



1992年〜1993年に放送された、スーパー戦隊シリーズ第16作目。

【あらすじ】

かつて、人類を滅ぼそうとしたバンドーラ一味は、守護獣によって惑星ネメシスに封印されていた。
しかし一億七千万年後、そのネメシスに着陸したスペースシャトルの乗組員によって、封印は解かれてしまい、蘇ったバンドーラ一味は再び人類を滅ぼそうと暗躍する。
そして、バンドーラ達が復活したことに気づいた不思議仙人バーザは、古代人類の5人の戦士達を目覚めさせた…。

【特徴】

本格的にファンタジー要素を取り入れた史上初の戦隊であり、当時いろんな意味で話題となった。
小説「ジュラシック・パーク」や、RPGを始めとした当時のテレビゲームの影響を強く受け
(この関係でテレビゲーム版はもとより、児童向けの簡素なものながらなんとTRPGまで存在する)、
文字通り恐竜をモチーフに組み込んだ作品だが、それ以外にもサーベルタイガー、マンモス、プテラノドンなど様々な古代生物の要素が含まれている。
これは、恐竜で統一してしまうとデザイン的に似通ったものになってしまうためとされている。
そもそも1億7千万年前ではティラノもトリケラもいないし、恐らくは『ティラノっぽい恐竜』『マンモスっぽい恐竜』『サーベルタイガーっぽい恐竜』なので現代でそう呼んでいるだけなのだろう、多分

また、キャスティングでは曽我町子さんが数年ぶりに敵の親玉役を演じ、ナレーターも昭和の戦隊シリーズとは縁が深い大平透氏が久しぶりに復帰。
ちなみにジュウレンジャーの衣装をデザインしたのは篠原保である。こちらも女子高生のパンチラが拝める。

また、本作では巨大ロボが生命体、守護神、相棒として扱われており、ただの機械的存在ではなくなった。これは戦隊シリーズで初めての試みである。
さらに、6人目の戦士が登場したり(光戦隊マスクマンのX1マスクはゲストなので例外)、戦隊メンバーが名乗りの時に本名を名乗ったのも今作が初めてである。

前作「ジェットマン」が子供を少々置き去りにした感があった為か、今作ではほぼ毎話に子供がゲストに登場するなどして、積極的に対象年齢を引き下げるような試みが随所になされている。
本作で導入された新要素は子ども達に好評だったものが多く、以降の戦隊シリーズは何かしらファンタジー的な要素を設定に取り入れることが主流になっていった。

どうでもいいが、鳥は恐竜から進化したとも言われている。そう考えるとこの並びも何か考えさせられる。

【登場人物】

[ジュウレンジャーとその仲間]

1億7千年もの封印から蘇った恐竜人類の戦士。
そのため歴代戦隊で唯一、戦士の選考に関して詳しく触れられていない(というか触れようがない)。
判明しているのは恐竜人類の五大部族から一人ずつ選ばれた、という点のみである。
メンバーは15〜31歳と幅があり、かつ王族と騎士で構成されているが、上下関係はなくバーザや守護獣を含めて対等に接している*1

ティラノレンジャー/ゲキ
ヤマト族のプリンスで正義の戦士。24歳
剣術の優れた熱血感溢れるリーダー。
後に兄のブライの登場で、自分が王の実子ではないことを知る。
ネオジェットマンのリーダーとか巨大化するバッタの戦士とは関係ない。


マンモスレンジャー/ゴウシ
シャーマ族のナイトで知恵の戦士。27歳。
無表情でかつ、冷静なサブリーダー。
ブライのことになると我をなくすゲキを宥めたりした。
海賊戦隊ゴーカイジャーにゲスト出演した。
そのゴーカイジャーではドンさんの担当。しかしクール系男子からお茶目なキャラへと綺麗に逆転してしまう。


トリケラレンジャー/ダン
エトフ族のナイトで勇気の戦士。19歳。
お調子者なムードメーカー的存在。そのため年下であるボーイやメイに叱られることもしばしば。
困っている人を助けたりする優しい一面もあるが、仲間の中で一番短気。
口癖は「冗談じゃねぇよ!」。
ツバメの戦士に惚れた別次元の戦士とは関係ない。
ゴーカイジャーのドンさんに近いキャラのため、クール系男子のジョーが変身すると少し違和感が生じる。

メイの中の人によると、ダンの中の人は引退後某大手芸能事務所に就職し、仮面ライダーGが所属していた某アイドルグループのマネージャーをしていたとのこと。
その関係で、「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」に5人揃ってゲスト出演した際もクレジットなしの出演だった。
(そのため、映画の公開当初は本当に出演したのか疑問に思っていたファンも少なくなかったが、メイの中の人がtwitterのアフレコの際のコメントで「16~7歳(の時)ぶりに5人集まれる(要約)」と発言しているため、代役ではないことが判明した。)


タイガーレンジャー/ボーイ
ダイム族のナイトで希望の戦士。仲間の中で一番若い15歳。
身軽な体で、忍者みたいな動きもする。中の人が体操経験者であるため生身アクションがやたらとアクロバティック。
オープニングからして両手が武器でふさがった状態でバック宙を披露している。
小柄な体格に似合わず一番の大食いでもあるが、ニンジンは大嫌い。
5年後の高校生に彼と似た人物も登場した。
ゴーカイジャーではルカの担当だが、当然スカート付きになるのがお約束。


プテラレンジャー/メイ
リシヤ族のプリンセスで愛の戦士。17歳。
花と子供が大好きな可憐な少女。
性格は凄く真面目で明るい。声と太ももがエロい。敵に二度も食べられかけた。
蝶には変身しないし、ヨガが得意な実業家でもない。
ゴーカイジャーではアイムの担当。メイはアイムと同じく可愛い系女子だったので馴染んでいた。


ドラゴンレンジャー/ブライ
ゲキの実兄で力の戦士。31歳。
王家の親類筋に当たる黒騎士の家に生まれるが、父が謀反の罪でヤマト国王に殺され、国王本人はもとよりヤマト王家の養子になっていたゲキをも憎み、敵として登場するが、後に和解した。
しかし、既に彼の命は尽きており、クロトによって時間限定の命を与えられていた。
青いペガサスの戦士とは関係ない。


◆不思議仙人バーザ(演:多々良純)
古代人類の白魔導師。ただし呪文を忘れており基本的な魔法しか使えない。
バンドーラ達が復活したことを知り、ゲキ達を蘇らせた。
普段はマンションの管理人。
乗馬クラブの管理人をしていたりはしない。


大獣神
五つの守護獣がダイノミッションで合体した姿。
詳しくはリンク先参照。

守護獣ドラゴンシーザー
ブライが獣奏剣を吹くことで召喚されるヤマト族六番目の守護獣。
戦闘力は高く、ドリルの尾と両腕の超破壊光弾・ドラゴンハーレーが武器。
他の守護獣と合体することで第二の巨大神・剛龍神となる。

詳細は該当項目にて。

◆獣騎神キングブラキオン
中盤出現した巨大な守護獣。
六人のジュウレンジャーが使命とともにメダルをはめ込んだ時、大獣神は真の姿たる究極大獣神に合体する。
体内には恐竜の卵を抱えており、その命を守ることもキングブラキオンに課せられた使命である。




[バンドーラ一味]

太古の昔に存在していた魔族の集団。
組織として特定の名称を持たない珍しい敵組織。 第19話では「バンドーラ軍団」という呼称が出ている。ジュウレンジャーたちからはバンドーラ以外の構成員もひっくるめて「バンドーラ」と呼ばれることが多い。
幹部同士の仲が良く、足の引っ張り合いで全滅した前作の次元船団バイラムとはえらい違いである。


ドドララドドララバンド〜ラ♪
今作の親玉。
かつてはダル族の女王だったが、息子のカイが恐竜に殺された事により恐竜を憎み、大サタンに魂を売って魔女となった。
その事がトラウマで子供と恐竜が大嫌いであり、子供をピンポイントに狙う卑劣な作戦を次から次へと実行してはジュウレンジャーを苦しめた。出撃する時は空飛ぶ自転車に乗る。ちなみに普及以前の古いタイプらしく前輪が大きい。
息子のカイがいることから少なくとも既婚であるが、すでに死別したのか夫は登場しなかった。
ジュウレンジャー打倒に懸ける執念は半端なものではなく、大サタン復活の儀式の際には反動で目を潰されつつも召喚をやめなかった。

戦闘力が異様に高く、ジュウレンジャー相手にも一対一なら圧勝できるほど強い。
さらに頭の回転も早く、ジュウレンジャーを直接攻撃するのはもちろん精神的にダメージを与える作戦を多用。前述のとおり子供達を狙ったほか、「残り時間」という弱点を抱えるブライを追い詰めており、彼が死ねばジュウレンジャー達にショックを与えられる、という狙いで洞窟に閉じ込めて命を浪費させた後、時の停止した部屋に乗り込んで破壊、そのついでにブライを叩きのめした。さらに、主を失ったドラゴンシーザーを拘束して無力化するなど搦め手にも長ける。

戦えば絶対勝てない究極大獣神に対しても、ドーラタロスを倒して分離したスキを狙い要となる(さらに守護獣の存在のよりどころである恐竜の卵を護る)キングブラキオンを捕獲・封印して合体自体を封じた。しかもこの時はブラキオンを救出しようとした獣帝大獣神を魔法攻撃一発で撃退している。最終的にはドーラタロスに敗北した大獣神とドラゴンシーザーを自身の世界に引きずりこんで封印、変身すら不可能にするという恐るべき力を見せた。実際、ブライの導きがなければこの時点でジュウレンジャーは詰んでいた。

敵組織のボスには珍しく、何かと前線に出てくる上、結局直接対決がほとんど起こらないまま決着を迎えた珍しいタイプ。

なお、カイの死因は「カイが恐竜の卵を遊びで壊し、怒った親の恐竜から逃げる途中に崖から落ちたから」。
つまり、結果だけ見れば完全な逆恨みなのだが、バンドーラはこの事実を知らない。

そんな冷酷な性格の反面、やたらとノリが良く、部下達と歌ったり踊ったり、ダイエットにチャレンジしたりとお茶目な一面もある。また、最終回では新しく生まれたグリフォーザーとラミィの子供(赤ん坊)を見て「可愛い〜ね〜」と発言していたりするので、心の奥底では本当は子供嫌いではなかった(子供を嫌いになりきれなかった)可能性も十分にある。
実はジュウレンジャーよりもバンドーラのほうが好きだった、という当時の視聴者は結構多い。人気があったのも納得である。

魔法の杖ドーラセプターを地球に投げ、大地に眠る悪霊の力を引き出す事で、倒されたドーラモンスターを再生・巨大化させる。
この杖は対象の生死を問わず巨大化させることができ、人間の子供や、ドラゴンレンジャーを巨大化させた事もある。

使える魔法は魔女の名に恥じず様々で、生物の巨大化や光線による攻撃はもちろん、拘束、変身、物質変化、金縛りなどバリエーション豊富。

最終決戦後、カイの死に落涙したことで魔力を失ってしまい、一味共々封印の壷に逆戻りすることになったが、まだまだ諦めていない様子。


◆グリフォーザー(声:徳丸完)
金の鎧を身に纏った戦士。グリフォンの血を引く。グリフォカイザーII世というが武器の実質的な一味の戦闘員(ただし、バンドーラがしょっちゅう前線に出る上異様に強いので、そちらの面では影が薄い)。
武人肌な性格で、女が戦いに出ることを好まない。
最初は喋る事が出来なかったが、途中手柄を立てて喋れるようにしてもらった。が、その記念すべき第一声が「女は戦場に出て来るな」だったため、ラミィにその事を聞かされたバンドーラに「女をバカにすると承知しないよ!」と怒られてしまった。


◆ラミィ
グリフォーザーの嫁。ブーメランを武器に使う。
戦闘時にはラミィ・スコーピオンという怪人態になり、グリフォーザーと共に戦う。
なんと最終回でグリフォーザーの子を産む。
まさかの異種姦とは…


◆トットパット(声:篠田薫)
吸血コウモリの姿をした幹部。早口でおせっかいな慌て者。
ただし、生まれてから一度も血を吸った事がない。
せっかちな性格だが、ブックバックとは仲が良い。


◆ブックバック(声:渡部猛)
大柄でのろまな幹部。一人称は「僕ちゃん」。
何でも出てくるバッグを持っていて、爆弾や空飛ぶ雲が入っている。
手柄を立ててバンドーラに頭を良くしてもらいたいと思っている。
あんまり強くはなく、子供に詰め寄られて狼狽することも。


◆プリプリカン
レプラカーンの老人。一味を支える功労者で、粘土からドーラモンスターを生み出す。失敗作もあれば傑作も多いが、その中でも強力なのが「ドキータ粘土」を使用したドーラフランケと、ロボット型のドーラタロス。どちらも大獣神を追い詰め、タロスに至っては完膚なきまでに叩き潰して見せた。
気難しい性格でいつも文句ばかり言っている。
口癖は「プリプリ」。
最終回で封印された後は、グリフォーザーとラミィの子のためにゆりかごを作る事を決めた。
ちなみに男のキャラであるが、他のキャラより小柄なため女性のスーツアクターが担当している。

◆ゴーレム兵
一般兵。これもプリプリカンが粘土で作り出す。バリエーションが意外と豊かで、中には忍者の格好をしたものもある。
基本的に「ゴロゴロゴロ」と唸るだけだが、ゴーレム兵同士で話をしていることもある。
ドキータ粘土を使用した強化型も存在。これの初期タイプはレンジャースリンガー以外の攻撃を喰らうと分裂する能力があったが、それ以降のタイプでは無駄と判断されたのかこの能力は消えている。

◆ドーラモンスター
プリプリカンが粘土から作り出す怪人達。主に伝説の生物や怪物をモチーフとしていることが多い。
バンドーラパレス内の「ネンドーラ」という焼き釜に粘土人形を入れて焼き上げることで出来上がる。中盤以降はゴーレム兵共々「ドキータ粘土」を使用した強化型になった。
特徴的な面子は以下。

  • ドーラスフィンクス
5話「怖~いナゾナゾ」と6話「立て!!大獣神」に登場。人間体に変身する能力を持つ。人間の姿はアンク型のマイクを持ち、緑のスーツを来てエジプトのファラオの冠を被った司会者風の男。
子供たちにクイズを出し、不正解だと「お前のような出来損ないは飛んで行ってしまえ!」と吹っ飛ばして樹木に同化させる。その樹木というのがゴルフ場建設で伐採されている森という辺りがえげつない。
ジュウレンジャー達にも同様の手段で挑み、ボーイ、ダン、ゴウシ、メイと立て続けに戦闘不能に陥れたが、リーダーの自覚を持ったゲキに救出され、大獣神の復活を許す。
その大獣神相手にまたもクイズ勝負を挑むが、ゲキの挑発と「あいつの弱点がどこにあるかといわれたら誰もわからない」という話術に引っかかり、「私の弱点はどこにある?」と出題。案の定不正解だったが、クイズのお約束で正解、つまり自分の弱点を教えるという大ポカをやらかし、恐竜剣ゴッドホーンでぶった切られた。

  • ドーラゴブリン
7話「みえる、みえる」に登場。心を食べるためにトットバットとブックバックと組み、子供達を誘拐していた(ちなみに抜き取った心はボール型に固まり、トットバットが料理した)。
モデルのゴブリンさながらに「大人には見えない」という特性があり、姿の見られないジュウレンジャーを一時圧倒したが、靴を左右逆にすると見えるようになるという弱点があり、同行した少年の助けを受けたゲキの攻撃を喰らって動揺。靴を履きなおすつもりで自ら左右逆にしてしまった。
その後はアコーディオンによる音波攻撃で戦ったが、ハウリングキャノンでバラバラに粉砕された。

  • ドーラキルケ
8話「恐怖!瞬間喰い」に登場。手足のついたブタの顔、という珍妙な姿で、プリプリカンも「失敗作」と焼き上げず放置していた。
ダイエット中のバンドーラがたまたま「食べることが家族の絆」という一家を見たことで逆ギレし、それを台無しにするというなんとも小さな理由のために焼き上げられた。
食欲の権化であり、ジュウレンジャーと戦った時は何と5人の伝説の武器まで食べてしまった。
最終的には薬草モーリュを食べさせられて今まで食べたものを全部吐き出してしまい、ハウリングキャノンで粉砕された(バンドーラは巨大化させようとしたが、空腹で力が出ずドーラセプターを投げられなかった)。

28話「大改造!粘土獣」に登場。プリプリカンが新しい粘土「ドキータ粘土」で造り上げた不死身のドーラモンスターで、文字通りフランケンシュタインの人造人間の姿をしている。武器は鎖のついた鉄球。
とんでもないタフネスとパワーで大獣神を撃破寸前まで追い詰めたが、続く29話「謎!?襲う獣騎神」冒頭で分離で逃げられ、5人の手に入れたレンジャースリンガーと剛竜神の必殺技で倒された……と思いきや、砕け散らず貫通孔から罅が入るように変貌、ドクロの顔を持つ「ゾンビフランケ」となって復活。
30話「サタンが来る!」では大サタンの力を受けてドクロの顔が真っ二つに割れ、竜の首と翼の生えた「サタンフランケ」に変貌。もはやフランケンの面影はなくなった。あらゆる金属を溶かす毒液と圧倒的なパワーで大獣神とドラゴンシーザーを追い込んだものの、真の力を取り戻した獣帝大獣神に焼き尽くされた。
後に登場するドーラタロス以外では、大獣神をもっとも追い込んだモンスター。また変身形態を合わせ、何と4話に渡って登場した。

32話「ゲキよ涙を斬れ」に登場。白い花の姿をした怪人で、名前の通り物凄いナルシスト。人々を襲って生命エネルギーを吸収し、自らの美しさをより高めようと目論んでいた。バンドーラの狙いはその果てに地球そのものの生命力を吸い取らせることだったが、ゲキの迷いを断ち切るために甲冑姿で現れたゴウシに妨害される。
後半でそのゴウシの生命力を吸い取り自ら巨大化、大獣神を圧倒したが、最終的にはビルに映った自分自身に見とれているところを雷光斬りで倒される、という間抜けな結末を辿った(観戦していたバンドーラも「間抜け」と評した)。

  • ドーラガンロック
34話「くだけ!死の鏡」に登場。全身を岩で構成された怪人で、腹の「ガンロック大砲」から岩を発射することが出来る。
この岩はかなり重く、さらに生物の腹に付着する特性があるため動きを封じられてしまう。劇中ではレンジャー全員が喰らったが、ゴウシ・ダン・ボーイはよりによって喰らった勢いでプールに転落、しかも先を急ぐゲキたちに見捨てられるという情けない状態に陥った。
最後は宝探しをしていた少年・タカシによって映った者を抹殺する「破滅の鏡」を見せられ砕け散った。

40話「ブライ死の旅立ち」~42話「ブライ死す…」に登場。ブライが最期に戦った相手。
一つ目の白い巨人で、変身能力を持つ。作中ではドラゴンシーザーや剛竜神に変身して街を破壊、ジュウレンジャーを人々の敵に見せかけるという策のために投入された。
人々の敵意を受け思ったように動けないレンジャー達を苦しめたが、時の停止した部屋を破壊されたブライの乗るドラゴンシーザーと激闘を繰り広げた末、顕現した究極大獣神に粉砕された。

  • ドーラミラージュ
46話「参上!凶悪戦隊」に登場。
強力な変身能力を持ち、ドーラガンサクの時に不発に終わったジュウレンジャーを社会的に抹殺する作戦第二弾のために投入された。ゴーレム兵4体と共に変身後の5人に変化、その姿で街を襲って大暴れした。
さらに、本物のジュウレンジャーが現れた際は、揃って一般人に変化してから迎え撃ち、さらにリポーター(ちなみにラミィの変装)とカメラマンを巻き込むことでレンジャーを完全に孤立させることに成功した。
が、その後も懲りずに暴れまわっていたところに、一人の老婆との交流で立ち直った5人の反撃を受けてゴーレム兵が全滅。自身も変身を解かれて追い詰められ、最後には作中二度目のバベルアタックで怯まされ、ハウリングキャノンで倒された。

  • ドーラタロス
47話「突入!最終決戦」~最終話「恐竜万歳!!」に登場。プリプリカン一世一代の傑作で、蘇ったバンドーラの息子カイと洗脳された子供達の合計5人で操縦する巨大ロボ。なのでドーラモンスターの中で唯一自我を持たない。
全ての守護獣を魔法界に封印し、ジュウレンジャーを無力化する作戦のため生み出された。
角の先端から発射する「サタンビーム」や胸部の多連装ミサイル「サタンミサイル」、チェーンで繋がれたロケットパンチ「サタンパンチ」(やたらにサタン推しのネーミング)、頭部からの電撃、肩からの破壊光線など武器が多く、さらにカイ自身の念動力により敵を止めたり攻撃を反射したりとやりたい放題。
初戦においては究極大獣神に倒され頭部を残して破壊されたものの、キングブラキオン封印の布石となった。
その後プリプリカンによってさらなる強化を施され、カイの単独操縦で大獣神・ドラゴンシーザーと戦い完全勝利を収める。この強化タイプはそれまでの武器に加え、3本に増えた角からより広範囲に広がるエネルギー波、そして大獣神の左腕やドラゴンシーザーの尾をも切り裂く両腕のサーベルを武器とする。
守護獣のいなくなった地上を大サタンと共に我が物顔で破壊していたが、ジュウレンジャーにより解放された大獣神に圧倒され、最後は究極大獣神によって大サタンもろとも完全粉砕された。
実はデザインの案はいろいろとあり、ヘビーメタルやモーターヘッド、あげくスコープドッグまであった。



番外

◆大サタン
30話「サタンが来る!」で初登場。バンドーラに魔力を与えた悪の根源であり、ラスボス。巨大な生首の姿をした悪魔の王。
昔、究極大獣神に敗れて地獄に逃げ込んでいたが、バンドーラの儀式によって地上に呼び出された。
言葉は全く話さないが、背筋が凍るような響きを持つ不気味な含み笑いをあげている。
口から吐く息はドーラモンスターに力を与え、また生けるもの全てを蝕む猛毒でもある。
バンドーラの行った血の儀式により、悪魔の塔に埋め込まれた子供たち13人の苦痛を糧に地獄から復活。サタンフランケと共に守護獣を苦しめたが、最後には顕現した究極大獣神によって宇宙のかなたへ吹き飛ばされた。
が、一度儀式が成功すればそれ以降は悪魔の塔さえ顕現すれば生贄は不要であるため、ドーラタロスの復活と共にバンドーラによって地上に呼び戻され、我が物顔で地上を破壊していた(ちなみに、サタンフランケ戦で食らったグランバニッシャーの影響か傷が出来ている)。
しかし、最終的には復活した究極大獣神により、二度目のグランバニッシャーを食らって今度こそ砕け散り消滅した。
ちなみに、究極大獣神が姿を維持できず守護獣と獣騎神に分離したのはコイツとの戦いが原因なので、普通に考えると最低三度はグランバニッシャーを食らっていることになる。



上記のように、最終回でも敵の一味(特に親玉)が倒された訳では無く封印されただけで(大サタンは一味のメンバーというわけではない)、ほぼ全員生きているという珍しい作品である。
なお、本作はアメリカで「パワーレンジャー」としてリメイクされており、我等がバンドーラ様も魔女リタと名を変え大活躍した。
勿論、中の人も海外に行ってロケに参加していた。
途中で向こうの役者にバトンタッチしたけど…

打ち切りの危機に直面していた戦隊シリーズは、前作ジェットマンと今作のジュウレンジャーによる作風変化への挑戦、そして海外展開によって新たな基盤を築いて打ち切りの回避に成功した。



そして

2017年にはアメリカ主導でリメイク版映画の公開が決定、それに伴い日本でもミニプラや超合金魂で大獣神がリリースされるなどコラボが実施された。
そしてその一環か、アプリという特殊な媒体とはいえまさかまさかのスパロボ参戦が実現
特撮作品の参戦は既にゴジラが成し遂げていたが、スーパー戦隊シリーズからは初の参戦となる。

『スーパーロボット大戦X-Ω』に2017年5月の期間限定で大獣神共々参戦。肖像権の問題かメンバーは全員変身状態である。
本作では何と1億7000万年前にジュウレンジャー・恐竜帝国・バンドーラ一味の三つ巴の戦いを繰り広げていたという設定。
恐ろしいスケールのデカさである。でもって、揃いも揃って現代に復活。恐竜帝国は明らかに代替わりしてるだろ…
恐竜帝国との激戦の最中、バンドーラによってゲッター・マジンガー・コンバトラーの面々共々異空間に飛ばされた挙句、さらに変身解除を封じられてしまう。
ちなみにジュウレンジャーの存在は 周知の事実 である。

ちなみにバンドーラパレスはしっかり月面にあり、 これまた周知の事実 になっている。X-Ωの世界観は相当カオスなのによくやるよこのバアさん…。
ついでにバンドーラ様は竜馬に「ハイテンションなバアさん」呼ばわりされました。まあ、間違ってはいない。 

当の大獣神だが、HPが高めな代わりに他の能力はやや控えめと言うスーパーロボットらしい性能。
スキルフル活用の為には アタッカーコアを必ず1個維持する 必要があるがその見返りは凄まじく、 必殺技である「超伝説雷光斬り」+「正義」は特効ですらないのにダメージ10万近く叩き出す と言うバ火力。まさに必殺。但しちょっと足が遅く、必殺技も範囲が狭い。
ちなみにアリーナでは「正義」は 状態異常回復・命中100%UP・バリア・防御貫通 と言うインチキ効果。リアル系は死ぬ。
なお、宇宙適応は A である。宇宙戦とか未経験なのに普通に適応するとは…神様やべえ。
一つ変わった点としては 通常武器として恐竜剣ゴッドホーンをブンブン振り回す 事か。



追記・修正は守護獣たちの試練を乗り越えてからお願いします。

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